母「いっけなぁーい、遅刻遅刻!」バタバタ
母「きゃっ」ドンッ
母「あたた… !ちょっとアンタどこ見てんのよ!サイテー!」バタバタ
息子「おかえり、母さん。日課の早朝妄想ランニングお疲れ様」
母「いい汗かいたわぁ」
146: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 13:38:43 ID:t3o.gKfTxg
>>144
>>145
きよきよ呼びが定着している…ww
お褒めの言葉、応援、そして支援ありがとうございます!!
昨日は更新しなくてすいません(;´ゝ`)
今から更新始めます
147: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 13:41:58 ID:9T2uppugkA
母「言葉で言って駄目なら、仕方ないわね…」
男の子「え?」
幼女「何か作戦があるんだね!」
息子「そうみたいだね(きっとろくなことじゃないだろうなあ)」
母「カモン!我が召喚獣!」
男の子「しょ、召喚獣ー!?」
148: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 13:47:54 ID:jXFPpZf.mk
カランカラン
ウエイトレス「いらっしゃいませお客様!一名様ですか?」
親友「いや、人と待ち合わせをしている」キョロキョロ
母「あ、こっちだよ親友くん!」
親友「む、そこにいたのだな。ところで僕は何故呼ばれたんだ?恥ずかしながら皆目検討もつかない。あ、言われた通りサッカーボールは持ってきた。これくらいの大きさで良かったか?」
母「グッドジョブ!」
男の子「(゜Д゜ )」ポカーン
幼女「(゜Д゜ )」ポカーン
息子「(゜Д゜ )」ポカーン
149: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 13:54:34 ID:iIheZSRL/E
幼女「な、なんで親友お兄ちゃんが…」
息子「俺も聞いてない。一体何考えてるんだ…」
男の子「き、きよきよ?ソイツ誰だよ」
親友「むむ、年上に向かってその口の聞き方はいかがなものだろう。それとも何かな?君はその幼い見た目に反して実年齢50超えだったりするのかな?ならば僕は今すぐ今までの無礼を謝罪しよう。しかしそうでなければ君は態度を改めてもらおう」
男の子「え?え?」オロオロ
母「まあまあ親友くん! コホン。男の子くん、彼にはね、君にお外で遊ぶ楽しさを教えるために来てもらったのよ!」
150: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:00:02 ID:9T2uppugkA
男の子「え、えーと…」
母「口で説得しても所詮無駄なのよ。やっぱり体で感じるのが一番だよね!きよきよひらめきました!」
親友「つまり僕がこの少年とサッカーをすることによって彼に外で級友と遊ぶ楽しさを知ってもらうということでいいのかな」
母「ザッツライト!」
幼女「なんでちょいちょい英語はさんでくるんだろ…」
息子「使いたい年頃なのかもな…」
151: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:05:08 ID:nUErM70S8M
親友「そういうことなら協力しよう。未来ある若者の為だからね。それに息子の母上にはいつも世話になっている。恩返しといったところか」
母「ありがとう親友くん!じゃあ早速いっきましょーい!」
男の子「え、え、えーっ?」
幼女「(男の子くん涙目)」
152: 名無しさん@読者の声:2011/11/23(水) 14:05:58 ID:O2Dmey52w.
コソーリ
つC
153: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:09:07 ID:nUErM70S8M
公園――
母「じゃあゴールを決めて、5点先取でやりましょう!男の子くんのゴールはあそこ、親友くんのゴールはあっちよ!」
親友「心得た」
男の子「…わかりました…」ズーン
息子「ほんとにやるんだね」
幼女「でもおばさん、"あのこと"知ってるのかな…」
息子「ああ…"あのこと"な…」
154: 名無しさん@読者の声:2011/11/23(水) 14:13:16 ID:O2Dmey52w.
まさか親友かなり運動うまいとか・・・
155: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:15:53 ID:t3o.gKfTxg
>>152
コソーリ
⊃C⊂ <ありがとうございます!
幼女「ところでなんでおばさんは自分で戦わないんだろ?」
息子「それは多分――あ、始まるよ」
母「じゃあ私は審判をやるね。ゲームスタート!」
親友「僕からボールを蹴らせていただこう」
男の子「……」ゴクリ
親友「……」
男の子「……」
親友「…ていやっ!」スカッ
男の子「……んっ?」
156: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:18:17 ID:EG7w1yMPRs
親友「ふむ、ボールの位置が悪かったかな…少しずらして、と」
親友「えいやっ!」スカッ
男の子「……」
母「……」
親友「とりゃっうれっ」スカッスカッ
幼女「親友お兄ちゃん…」
息子「……運動オンチ、治ってないなあ…」
157: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:28:23 ID:t3o.gKfTxg
>>154
惜しい、逆でした!(゜∇゜)(してやったりな顔)
親友「ふむ…僕の足の長さから計算するにボールの位置はここが最適なのだが…」
母「し、親友くん」
親友「ふうむ、風のせいで位置が安定しないのかな。だがそれを考慮してもやはりこの位置が妥当――」
母「し、親友くん!」
親友「はい?」
母「ひょっとして…運動苦手?」
親友「何を言っているんだ、息子の母上よ」
母「そ、そうだよね!ちょっとしたギャグ――」
親友「古来から眼鏡キャラで蘊蓄語りは運動音痴と相場が決まっている」フフン
母「どうしよう眼鏡割りたい」
158: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:31:26 ID:nUErM70S8M
母「うーん、でもボールも蹴れないんじゃゲームにならないね…」
親友「面目ないな」
男の子「あ、じゃあやっぱやらないってわけ」
母「わかりました、私の出番だね」
男の子「にはいきませんよね…」
159: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:35:46 ID:7qWZnYTPBM
母「よーし、やるよー!」
男の子「はあい…」
母「私から蹴らせてもらうね」
男の子「はい(しかしきよきよ、サッカーなんて出来るのか?)」
男の子「(やっぱり女の人だし…俺の方がまだできるかも)」
母「いくわよー」
男の子「(仕方ないなあ、手加減してやるか)」
幼女「余裕な顔してるね〜…気持ちはわかるけど。おばさん運動とかできなそうだもん」
息子「今にわかるよ」
幼女「え?」
160: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:46:01 ID:t3o.gKfTxg
母「…」スッ
母「…!」ブンッ
ブルルルルズシャッアアアゴール
男の子「えぇえぇぇえ」
親友「息子の母上、1点だ」
幼女「男の子くんのギリギリ横を擦り抜けてスピンがかかったボールを見事にゴールに…!?あの女、何者なの!?」
息子「君こそ何者だよ」
161: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:49:34 ID:EG7w1yMPRs
幼女「おばさん、サッカーやってたの?」
息子「いや」
幼女「うそ、じゃあなんであんなに…」
息子「キャ●テン翼」
幼女「えっ」
息子「ハマった漫画はとことん極めるんだよ、あの人。サッカー漫画はいつの時代もあるから、最近じゃエ●アの騎士、イ●イレなんか面白いって言ってたな」
幼女「うそぉ…」ポカン…
162: 名無しさん@読者の声:2011/11/23(水) 14:53:28 ID:jQQSeuMw.g
ジャ●キリを忘れるな!
っCCC
163: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:57:28 ID:nUErM70S8M
息子「それだけじゃないよ。大き●振りかぶってに目覚めては野球をして、クッキ●グパパや美味●んぼに目覚めては料理を極め、焼●たてジャパンに目覚めてはパンを作り、●学少女に目覚めては本を読みあさりドラゴ●桜に目覚めては必死に勉強をして、果てはド●ゴンボールに目覚めかめはめ破を練習する毎日…」
幼女「……」
息子「今や出来ないことの方が少ないんじゃないかな」
幼女「何そのちょっとした完璧超人怖い」
164: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 15:05:50 ID:EG7w1yMPRs
>>162
すいません師匠!ジャイ●リを忘れるなんて修業不足でした!
支援ありがとうございます!
母「円堂」
男の子「男の子ですが…」
母「本気で点を取りに来い!俺も本気でいくぜ!」
男の子「これそんな熱いゲームだったっけ!?あの、俺にサッカーの楽しさを教えてくれるって、そういうあれじゃ」
母「ボールは友達ィ!」ダダダダ
男の子「友達蹴りながら突進してくる!怖いやだこの人怖い!」
165: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 15:08:43 ID:9T2uppugkA
ワーワー
幼女「ど、どうしよう。おばさん目的忘れちゃってるよぉ…」
息子「仕方ないな…」スクッ
幼女「お、お兄ちゃん?」
息子「」スタスタ
幼女「お、お兄ちゃん!待って!」
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