母「いっけなぁーい、遅刻遅刻!」バタバタ
母「きゃっ」ドンッ
母「あたた… !ちょっとアンタどこ見てんのよ!サイテー!」バタバタ
息子「おかえり、母さん。日課の早朝妄想ランニングお疲れ様」
母「いい汗かいたわぁ」
138: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/21(月) 21:44:11 ID:7qWZnYTPBM
幼女「……」ジーッ
いとこ「? 何よ?」
幼女「おねーちゃん、お兄ちゃんのいとこさんなんだよね?」
いとこ「(お兄ちゃん…)そうよ、それが何?」
幼女「私知ってるよぉ、いとこどーしって結婚できるんだよね!」
いとこ「けっ…!そ、それがなんだっていうのよっ」
幼女「でもねでもね、お兄ちゃんと結婚するのは私なの!」ニコ ギュ-ッ
息子「ん?」
いとこ「なっ、なななな、なっ…!?」
139: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/21(月) 21:50:13 ID:EG7w1yMPRs
息子「待て、聞いてない」
いとこ「こ…」
幼女「今決めました!」
いとこ「この…」
息子「ハア…あのね幼女ちゃん、結婚っていうのは互いの同意の上で――」
いとこ「この無神経マザロリコン貢ぎ人―――っ!!」ダッ
息子「ちょっとずつ身に覚えがあるのが嫌だなあ!」
140: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/21(月) 21:54:04 ID:t3o.gKfTxg
息子「ハア〜…」
幼女「あっ、お兄ちゃん!おばさんが例のことについて話し出したよ!」
息子「え、どれどれ」
母「ところでね、男の子くん。学校は楽しい?」
男の子「あ…は、はい!毎日が充実してます!リア充です!」
息子「リア充は自分のことリア充って言わないだろ…」
幼女「あの時点ですでにリア充じゃないね」
141: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/21(月) 21:59:48 ID:iIheZSRL/E
母「そう?でもあるルートから掴んだ情報だと男の子くんは毎日本ばっかり――」
男の子「あるルート?ハッ…まさか組織の奴ら!?」
母「え?あ、違う違う!」
男の子「じゃあ誰が…」
母「えーと、キムタク」
男の子「キムタク!?」
幼女「…なんでキムタク?」
息子「昨日スマ●マ見てたからかなあ…」
142: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/21(月) 22:06:44 ID:iIheZSRL/E
母「と、とにかくだよ!男の子くん、きよきよはね、あなたくらいの年頃の子は外で遊んだ方がいいと思うの」
男の子「嫌です」
母「早っ」
男の子「だって俺組織のやつに狙われてるし!外出たら一発なんだぜ!」
息子「喫茶店でパフェつつきながら言うセリフとは思えないね」
幼女「おばさんといっしょにいるからってカンペキ調子のってるね」
息子「あの子ここまで母さんと歩いてきたよね?」
幼女「もうどうしようもないね」
143: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/21(月) 22:09:00 ID:7qWZnYTPBM
中途半端すぎるのですが、今日の更新はここまでにします
読んでくれている方、ありがとうございます(^^)
失礼します〜
144: 名無しさん@読者の声:2011/11/22(火) 00:39:51 ID:iI8pAQvmS.
どうする母!!ファイトだ母!!
いや…きよきよ!!!
145: 名無しさん@読者の声:2011/11/23(水) 00:04:02 ID:VwxIAK9LCQ
うはwww超面白いwwwww
頑張れきよきよ!
1にはこれを(`・ω・)っCCC
146: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 13:38:43 ID:t3o.gKfTxg
>>144
>>145
きよきよ呼びが定着している…ww
お褒めの言葉、応援、そして支援ありがとうございます!!
昨日は更新しなくてすいません(;´ゝ`)
今から更新始めます
147: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 13:41:58 ID:9T2uppugkA
母「言葉で言って駄目なら、仕方ないわね…」
男の子「え?」
幼女「何か作戦があるんだね!」
息子「そうみたいだね(きっとろくなことじゃないだろうなあ)」
母「カモン!我が召喚獣!」
男の子「しょ、召喚獣ー!?」
148: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 13:47:54 ID:jXFPpZf.mk
カランカラン
ウエイトレス「いらっしゃいませお客様!一名様ですか?」
親友「いや、人と待ち合わせをしている」キョロキョロ
母「あ、こっちだよ親友くん!」
親友「む、そこにいたのだな。ところで僕は何故呼ばれたんだ?恥ずかしながら皆目検討もつかない。あ、言われた通りサッカーボールは持ってきた。これくらいの大きさで良かったか?」
母「グッドジョブ!」
男の子「(゜Д゜ )」ポカーン
幼女「(゜Д゜ )」ポカーン
息子「(゜Д゜ )」ポカーン
149: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 13:54:34 ID:iIheZSRL/E
幼女「な、なんで親友お兄ちゃんが…」
息子「俺も聞いてない。一体何考えてるんだ…」
男の子「き、きよきよ?ソイツ誰だよ」
親友「むむ、年上に向かってその口の聞き方はいかがなものだろう。それとも何かな?君はその幼い見た目に反して実年齢50超えだったりするのかな?ならば僕は今すぐ今までの無礼を謝罪しよう。しかしそうでなければ君は態度を改めてもらおう」
男の子「え?え?」オロオロ
母「まあまあ親友くん! コホン。男の子くん、彼にはね、君にお外で遊ぶ楽しさを教えるために来てもらったのよ!」
150: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:00:02 ID:9T2uppugkA
男の子「え、えーと…」
母「口で説得しても所詮無駄なのよ。やっぱり体で感じるのが一番だよね!きよきよひらめきました!」
親友「つまり僕がこの少年とサッカーをすることによって彼に外で級友と遊ぶ楽しさを知ってもらうということでいいのかな」
母「ザッツライト!」
幼女「なんでちょいちょい英語はさんでくるんだろ…」
息子「使いたい年頃なのかもな…」
151: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:05:08 ID:nUErM70S8M
親友「そういうことなら協力しよう。未来ある若者の為だからね。それに息子の母上にはいつも世話になっている。恩返しといったところか」
母「ありがとう親友くん!じゃあ早速いっきましょーい!」
男の子「え、え、えーっ?」
幼女「(男の子くん涙目)」
152: 名無しさん@読者の声:2011/11/23(水) 14:05:58 ID:O2Dmey52w.
コソーリ
つC
153: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:09:07 ID:nUErM70S8M
公園――
母「じゃあゴールを決めて、5点先取でやりましょう!男の子くんのゴールはあそこ、親友くんのゴールはあっちよ!」
親友「心得た」
男の子「…わかりました…」ズーン
息子「ほんとにやるんだね」
幼女「でもおばさん、"あのこと"知ってるのかな…」
息子「ああ…"あのこと"な…」
154: 名無しさん@読者の声:2011/11/23(水) 14:13:16 ID:O2Dmey52w.
まさか親友かなり運動うまいとか・・・
155: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:15:53 ID:t3o.gKfTxg
>>152
コソーリ
⊃C⊂ <ありがとうございます!
幼女「ところでなんでおばさんは自分で戦わないんだろ?」
息子「それは多分――あ、始まるよ」
母「じゃあ私は審判をやるね。ゲームスタート!」
親友「僕からボールを蹴らせていただこう」
男の子「……」ゴクリ
親友「……」
男の子「……」
親友「…ていやっ!」スカッ
男の子「……んっ?」
156: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:18:17 ID:EG7w1yMPRs
親友「ふむ、ボールの位置が悪かったかな…少しずらして、と」
親友「えいやっ!」スカッ
男の子「……」
母「……」
親友「とりゃっうれっ」スカッスカッ
幼女「親友お兄ちゃん…」
息子「……運動オンチ、治ってないなあ…」
157: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/23(水) 14:28:23 ID:t3o.gKfTxg
>>154
惜しい、逆でした!(゜∇゜)(してやったりな顔)
親友「ふむ…僕の足の長さから計算するにボールの位置はここが最適なのだが…」
母「し、親友くん」
親友「ふうむ、風のせいで位置が安定しないのかな。だがそれを考慮してもやはりこの位置が妥当――」
母「し、親友くん!」
親友「はい?」
母「ひょっとして…運動苦手?」
親友「何を言っているんだ、息子の母上よ」
母「そ、そうだよね!ちょっとしたギャグ――」
親友「古来から眼鏡キャラで蘊蓄語りは運動音痴と相場が決まっている」フフン
母「どうしよう眼鏡割りたい」
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