母「いっけなぁーい、遅刻遅刻!」バタバタ
母「きゃっ」ドンッ
母「あたた… !ちょっとアンタどこ見てんのよ!サイテー!」バタバタ
息子「おかえり、母さん。日課の早朝妄想ランニングお疲れ様」
母「いい汗かいたわぁ」
11: 名無しさん@読者の声:2011/11/14(月) 19:51:52 ID:7fhDmLflzk
母が良いキャラだwww
つCCCCC
12: 名無しさん@読者の声:2011/11/14(月) 20:16:02 ID:gkmvJaScFM
ちょっ、母wwwwwwwww
電車の中で盛大に笑い出すとこだったじゃねぇかwwwwww
つC
13: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 21:39:26 ID:VSZkNQQiMw
>>11
支援ありがとうございます!
これからもっとはっちゃけさせたいです(´∀`)w
>>12
支援ありがとうございます!
笑ってくれたなら嬉しいですwwでも電車はまずいですねww
続き更新していきます!
14: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 21:47:55 ID:VSZkNQQiMw
翌朝――
息子「んー…」モゾモゾ
息子「んー、あったかい…」ムニュ
息子「……ムニュ!?」
母「zZ……」
息子「ああなんだ母さんか…」
息子「……」zZ
息子「っていやいやいやいや」ムクリ
息子「なんで真っ裸なんだよ」
15: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 21:51:24 ID:VSZkNQQiMw
息子「ちょ、起きて。おーい、起きて」
母「う〜ん、あと5分〜」
息子「起きて」
母「むにゃむにゃ」
息子「起きろ」
母「ふあ〜…」
息子「あからさまに欠伸しながら背伸びしなくていいから。えーと、なにこれ。どういう状況?」
母「……」
息子「母さん?」
母「あなたがわたしのご主人様ですかにゃ?」
息子「 始 ま っ た 」
16: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 22:01:04 ID:VSZkNQQiMw
息子「今日の俺の設定は何?ツンデレ幼馴染?腹違いの父親?反抗期の妹?」
母「わたしはあなたに拾われた猫ですにゃ」
息子「オッケーお人好しの飼い主ね把握したよ拾ってないけど」
母「信じられないのも無理はないですにゃ…。でもこの目を見て!」ズイッ
息子「真っ裸で迫ってくるのやめてほしい」
母「じゃじゃーん、オッドアイ!」
息子「カラコンね」
母「あいだっ」
息子「え?」
17: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 22:06:00 ID:VSZkNQQiMw
母「あいでででコンタクトが目の奥に」
息子「早く取りなよ…」
母「へ、平気ですにゃ!心配してくれるなんてご主人様はお優しいいだだだ」
息子「あ、時間ヤバい」
母「ちょ、奥にいきすぎだってほんといって」
息子「母さん朝食出来てる?」
母「あ、うん、テーブルにあるよ」
息子「ありがと」スタスタ
母「いえいえ、どういたしまして。 うー……あ、取れた」
母「……」
母「…服、着よう」
18: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 22:19:00 ID:VSZkNQQiMw
朝食――
母「え?息子くん今日遅いの?」
息子「うん、友達と約束あるから」
母「女の子かしら」
息子「残念、男の子です」
母「おっとぉwwそれはそれでありですなあwwwデシュフフwww」
息子「俺の母親がいよいよもってキモい」
19: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 22:50:49 ID:VSZkNQQiMw
夕方――
母「私、ただ今息子くんの学校前に来ております」
母「なーにが、「残念、男の子です キリッ」よう」
母「息子が嘘ついてるのなんて母にはすーぐ分かっちゃうんだから!」
母「あ、べ、別に息子の彼女が気になるとかじゃ、ないんだからねっ」
母「ツンデレいいな…?とりあえずこのキャラでいこう」
??「あの〜」
母「き、気安く話しかけないでよっ!」
??「えっ」
母「あれ?アンタどっかで見たことあるわね… あっ、別にナンパとかじゃないから!勘違いしないよ!?」
??「す、すいません…」
母「ふんっ、何か用?」
??「いや〜、ここ関係者以外立ち入り禁止でして」
母「ハァ?アンタこの学校の何よ?」
校長「あ、校長やらしてもらってます」
母「俺は風になる」ダッ
校長「速っ!?」
校長「…可憐な女性だった…」
20: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 23:06:05 ID:VSZkNQQiMw
母「フゥー、危ない危ない…」
母「「神*脚-ゴッドジーニアス-」を使わなければ逃げきれなかったわね」
母「ハッ!あ、あれは!」
目線の先には、息子とどう見ても小学校低学年くらいの女の子
母「wwちょwwww私の息子ロリコンかwwwワロタwwwwwww ……ワロ…タ………」
21: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 23:13:25 ID:VSZkNQQiMw
母「いやいやいやww」
母「ロリコンの何が悪いのよ!!」
母「いいじゃないロリコン!無垢な女性に憧れを抱くのは男として何も間違ってないじゃない!!」
母「そうよ!!たとえ見た目がちょっと小さかったとしても!!」
母「年齢的にはアウトだとしても!!」
母「社会から見たら犯罪だとしても!!」
母「何もおかしいことなんてないじゃない!!」
母「ビバ! 幼 女 趣 味 !!!」
息子「道の真ん中で何を叫んでるんだあんたは」ゴンッ
母「あんっ」
22: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 23:22:43 ID:VSZkNQQiMw
母「ぶ、ぶったね!親父にもぶたれたことないのに!」
息子「暴力も教育には必要だと思う」
母「おかしい息子に教育される時点でおかしい。…ってあれ?息子くん?」
息子「何やってるの、滅多に履かない運動靴まで履いて…」
母「息子くんの学校結構山奥だからさ。スニーカーでストーカー…ってね」ドヤ
息子「ドヤ顔やめろ」
幼女「…」ビクビク
息子「ああほら、怖がらなくていいからね」ヨシヨシ
母「……あの…」
息子「ん?なに、母さん」
母「彼女とはいつ頃からお付き合いを…?」
息子「もう一発いくか」
23: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 23:38:55 ID:VSZkNQQiMw
喫茶店――
母「――はあ、つまりこの子は貴方のお友達の妹で」
母「で、この子が自分のお兄ちゃん、つまり貴方のお友達に誕生日プレゼントを買いたくて」
母「それを選ぶのに貴方は付き合ったと、それで間違いないわけですね?」
息子「はあ」
母「それはおかしいなあ」
息子「うん?」
幼女「おばさん、パフェこぼしたぁ…」ベチャー
母「あ、よしよし、大丈夫だよ〜。おばさんがすぐ綺麗してあげるからね〜」フキフキ
幼女「ありがとー!」
母「いえいえ〜」デレ〜
息子「……」
母「…ゴホン」
母「それはおかしいなあ」
息子「あ、やり直すのね」
24: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 23:44:39 ID:VSZkNQQiMw
母「だって息子くん朝は友達と出かけるって言ったじゃん!」
息子「それはだって、恥ずかしいだろ。自分よりずっと年下の子と出かけます、なんてさ」
母「そうかもしれないけど!私と約束したこと忘れた!?」
息子「え、なに?」
母「「ぼく、ママにはぜったい嘘つかないよ!」って!笑顔で何度も言ってくれたじゃない!あれは嘘だったの!?」
息子「いくつの時の話だろうね」
母「私との約束は所詮そんなものだったのね!」
息子「まあそんなものだったんだろうね…」
25: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 23:49:47 ID:VSZkNQQiMw
息子「それを言ったら母さんだって大概だよ。後をつけるなんて」
母「ぐぐぐ偶然見かけただけだしィ」
息子「下手な誤魔化ししてないで」
幼女「しないで!」
母「敵しかいない…だと…。…うう、それについてはごめんなさい」
息子「まあ、俺も嘘ついたのは悪かったよ。おあいこだろ」
幼女「だろ!」
母「だろ!」
息子「母さんはあっち」
母「あい…」
26: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 23:56:49 ID:VSZkNQQiMw
30分後――
幼女「お兄ちゃん、遊んでくれてありがとー!」
息子「はいはい。いいの見つかって良かったね」
幼女「おばさんも、またね!バイバイ!」ブンブン
母「ばいばーい」ブンブンブン
・
・
・
母「わー、もう暗いよ」
息子「冬だしな」
母「ね、息子くん。手を繋いで帰ろうか」
息子「ん」スッ
母「あれ!?あっさり!?」
息子「寒いから、母さんは手袋代わりね」
母「本当にそれ以上でも以下でもなさそうなことが表情から分かる…」ギュ
息子「帰ろ、お腹空いた」
母「今日のご飯は〜…カレー!」
息子「おー」
母「あ、カレー粉ないや」テヘペロ
息子「おい」
27: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 23:57:52 ID:VSZkNQQiMw
今日の更新はこれでお終いです!
また明日、更新しますね
読んでくれてる方に最上級の感謝を…!
おやすみなさい!
28: 名無しさん@読者の声:2011/11/15(火) 03:05:20 ID:rhhBmUoYME
けっこう好き
29: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/15(火) 20:14:49 ID:jXFPpZf.mk
>>28
ありがとうございます!
嬉しいです
次から投下します
30: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/15(火) 20:28:02 ID:EG7w1yMPRs
息子「母さん、手紙きてたよ」
母「ククク…ご苦労しもべよ。褒美に足を嘗めさせてやろう」
息子「ここ置いとくよ」スタスタ
母「つれない」
母「はいはーい、誰からのお手紙でしょーね〜」
母「えーと…あっ!「刹那☆」さんからだわ!」
説明しよう!
刹那☆とは母が趣味でやっているなりきり掲示板で知り合った文通相手である!
母「なになに、「闇が光を侵食し、我を飲み込んでゆく。女神である我を。楽園の果実も我を助ける実を宿してはくれない。芽吹く生命は蒼を瞬く烏よりもたくましくあってほしい。貴殿はどう思うか。嗚呼、貴殿の声が聞きたい」」
母「くう、相変わらず痺れる文章だわあ…こう、心にビシバシくるよね、こうね」
母「早速お返事を――…」ヒラリ
母「ん?何か落ちた。…紙きれ?」
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