季節は春――
出会いと別れの季節
今年、高校2年生になった男にも、出会いがあった。
後輩「ねぇ、男先輩、僕の話を聞いてくれません?」
男「だが断る。この男のもっとも――」
後輩「それじゃあ話しますね」
男「あれぇ!?」
※このSSはフィクションです
登場する人物、団体、地名、一部の都市伝説などの名称はたぶんすべて架空のものです
また、物語の進行上、現実に存在する都市伝説の設定を一部変えているので、そこら辺ご了承くださいまし。
あと、文章や内容変でも大目に見てやってください(切実)。
247: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/3(土) 11:00:40 ID:qG8iA2T1dU
>>243〜>>246
男「おい、なんかこの流れ見たことあるぞ!」
テケテケ「あれ、何で私がいないの!?私一応ヒロインだよ!」
男「……じゃあ、お前は…俺がもらう」
テケテケ「男……///」
というところまで妄想した
それでは書き溜め少ないですが、第二部を投下していきたいと思います
248: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/3(土) 11:02:47 ID:nwQGFQWDWs
季節は夏――
人々が暑さに悶え苦しむ季節
しかし、夏休みも直前に差し掛かっているこの日、女は別のことで悶え苦しんでいた
第二部 女編 START
249: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/3(土) 11:04:45 ID:dqvzbTqV8Y
女「ハァ……ハァ……!」
そこはラブホテルの一室だった
女「ハァ……ハァ……!」
そこには女がいた
250: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/3(土) 11:06:04 ID:aiCmCMYRCk
女「ハァ……ハァ……違う……!」
そこには、四つの肉塊があった
女「ハァ……私じゃない……!」
女の側には、血だらけのナイフが落ちていた
251: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/3(土) 11:07:52 ID:HfwcIy.z6A
女「私じゃない……違うんだ……私は、私は……」
女「……私は、殺してなんかいない……!」
女は逃げるように、ラブホテルから去っていった
252: 名無しさん@読者の声:2011/12/4(日) 10:01:11 ID:TGVSMZXQN2
追い付いた!紫煙
253: 名無しさん@読者の声:2011/12/4(日) 11:42:41 ID:3nak35VfDM
いまさらだがテケちゃんって
下半身なし幼女で腕使って移動いると・・・
めちゃくちゃ腕ムキム・・・
あ、あれなんか後ろからものすごい音が・・・
アッーッ
254: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 08:06:37 ID:aduN8GDWuU
>>252支援ありがとー!
追い付かれた…だと…!?
>>253説明しよう!
テケテケ等の都市伝説は元々死んでいるため筋肉が付くことはないのだ!
さらに、死んでいるために疲れることはないのだ!
たぶん!!
255: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 08:07:44 ID:D01qK3LUfU
横断歩道にて
男「あちー」
男「メリーがいればさっさと買えたんだがな……」
256: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 08:09:16 ID:VDnmVVyoTk
美絵「おう、男やないか」
男「よう美絵。相変わらず暇そうだな」
美絵「そっちこそ、日曜にこんなとこまで散歩なんて、暇人やないか」
男「俺は買い物だよ」
257: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 08:11:04 ID:MPSuWUUwV6
美絵「こんな飲食店ばっかんとこに買い物?」
男「お前が前に事故起こした喫茶店。あそこでコーヒー豆売るようになったから、それを買いに」
美絵「コーヒー豆ぐらいスーパーで買いや」
男「いいだろ、別に」
258: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 08:12:46 ID:NljsUnKRpo
美絵「あ、そや」
男「どうした?」
美絵「自分の友人の女、言うたっけ?」
男「女がどうかしたか?ってか話題を唐突に変えすぎだろ」
259: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 08:14:50 ID:TX3Vm8VZdI
美絵「質悪い奴に連れていかれとったで」
男「今度は何の都市伝説だよ」
美絵「いいや、都市伝説やない。人間や」
260: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 08:17:30 ID:TX3Vm8VZdI
美絵「奴ら、質悪いナンパ集団でな」
美絵「まずイケメンの一人が街でナンパし」
美絵「そのナンパした娘をホテルに連れていき」
美絵「先にホテルで待っとった二人と一緒にヤリ逃げするんや」
261: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 08:19:38 ID:MPSuWUUwV6
男「そんな奴らに、女はついてったのか?」
美絵「ついてった言うより、無理矢理連れてかれたっちゅう方が正しいかもしれへんよ」
男「見てたんなら止めろよ」
美絵「ウチは見られてへんから止められへんねん」
262: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 08:21:45 ID:rJcQ8ahNgc
男「……で、どこのホテルだよ」
美絵「近くの川沿いのところや。ちなみに、20分前のことやで、まだ間に合うかもしれへんで」
美絵「って、もう姿が見えへんな」
263: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 22:13:05 ID:VfupqGiafg
川沿いにて
男「ホテルの前にパトカー数台と、警察官がたくさん」
男「何があったんだ?」
264: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 22:14:31 ID:pcXaBLhQCM
ホテル内にて
?「お疲れさん、どういう状況か教えてくれ」
警官「お疲れ様です警部。本日昼頃、このホテルの203号室にて四つの男性の死体が見つかりました」
265: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 22:15:56 ID:nwQGFQWDWs
警官「死体はどれも、メチャクチャに切り裂かれていました」
警官「見つけたのはこのホテルのボーイ。ルームサービスを届けに行って、ノックをしても反応がなく、扉の鍵が開いていたので開けたら見つけたようです」
警官「被害者の身元は現在調査中です」
?(ラブホテルに男四人とか、ないわぁ)
266: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2011/12/5(月) 22:17:29 ID:VfupqGiafg
警官「凶器と思われるのが、このナイフです」
警官「このホテルの果物ナイフですね」
警官「そして、おそらく犯人の物と思われる携帯電話が落ちていました」
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