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姫「殴っていいですか」
[8] -25 -50 

1:🎏 ◆xXC7.dNnEA:2011/10/28(金) 22:21:53 ID:SCGnwLC0bk
姫「いいですよねお父様」

王「姫ちゃん怖いよ」

姫「殴りたくもなりますよ。



  ――何ですかこの財政は!」


443:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/19(木) 17:40:54 ID:wKwNii9EEI
料理長「いいこと、とは?」

姫「ええとね、まず行き来が大変なんでしょう」

料理長「はあ、それはまあ」

姫「じゃあいっそ、城の中にお店を作ってしまえばいいんじゃない?」

料理長「姫様まさか……」

姫「ええ、そうよ」

姫「王立レストランを開きます!」
444:🎏 名無しさん@読者の声:2012/1/22(日) 12:55:24 ID:8ckXx7ZQKk
今現行してるスレで一番大好きです、これからもまったり頑張ってください!

超支援⊃CCCCC
445:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/23(月) 23:00:00 ID:tbpDYj2bNQ
>>444
もったいなさ過ぎるお言葉ありがとうございます……!
停滞気味でお恥ずかしい限りですが、そう言って頂けると気が楽になります(*・ω・)
もう暫くまったりさせて頂きますね(*´ω`*)支援ありがとうございました!
446:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/23(月) 23:01:20 ID:wKwNii9EEI
従者「却下」

姫「ええー」
447:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/23(月) 23:01:44 ID:wKwNii9EEI
姫「なかなかいい案を出したと思ったんだけれど」

従者「城内に作るとか何ですか、どんだけ費用かける気ですか!」

姫「いらない客間とか食堂とかたくさんあるじゃない」

従者「それにしたって安全面が……」

姫「そんなに心配?」

従者「当然です」
448:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/23(月) 23:02:36 ID:99nh8st8DU
従者「だって城って姫様含め王族の住まいですよ、国の最高権力者ですよ!」

従者「政治も経済も何もかもが集まってる場所なんですから」

従者「そんな場所に部外者をほいほい入れようだなんて……自覚が足りなさすぎます」

姫「そうかしら」ムッ

従者「ええ、全く」ムスー
449:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/23(月) 23:03:03 ID:99nh8st8DU
姫「城内だって、衛兵が常にいるわよ」

従者「警備が足りるとでも?」

姫「パーティーのときも国民が大勢来てたわ」

従者「あれは増員してたでしょう」

姫「裏門の衛兵が見張りをサボってお父様とお酒を飲んでたけど、何も起こらなかったわ」

従者「そんなことがあったんですか」
450:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/23(月) 23:04:08 ID:RGDdi1MlWM
従者「ともかく、危険すぎます」ゴホン

姫「でも、他に収入源のあてはあるの?」

従者「それとこれとは別です!」

姫「ふうん……従者は危険だからやめるべきって思ってるのね?なるほどなるほど」

従者「……どういう意味ですか?」
451:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/23(月) 23:04:31 ID:RGDdi1MlWM
姫「従者がそう思うのは分かったわ」

姫「という訳で、別の人の意見も聞いてみましょう」

従者「と言いますと?」

姫「お父様」ドヤァ

従者「権力を味方につける気か……!」
452:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/23(月) 23:04:52 ID:RGDdi1MlWM
姫「何とでも言いなさい!王族なんて権力のカタマリよ!」

従者「その権力で危険を招く真似すんなって言ってるんです!」

姫「だってせっかく思い付いたのに却下するの悔しいじゃない」

従者「結局それか」

姫「お父様ー、お話ししたいことがー」

従者「ああもう分かりましたよ……」
453:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/26(木) 19:10:58 ID:V5t1TG2Qic
王「いいんじゃない?」

姫「ほらあ」

従者「話にならない」
454:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/26(木) 19:11:26 ID:V5t1TG2Qic
従者「不審者が紛れ込んだらどうするんですか」

王「いないよ、そんな人」

姫「こんな平和ぼけした国だものねえ」

従者「それは認めますが、何かあってからじゃ遅いですよ」

王「うんうん、従者くんはしっかりしてるねえ」

従者「他人事みたいに!」
455:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/26(木) 19:11:55 ID:V5t1TG2Qic
王「まあまあ、試しに一回やってみたら?」

王「国民のみんなも、喜ぶんじゃないかなあ」

姫「じゃあ決定ね!」

従者「仕方ない……」

王「応援してるよー、ところで姫ちゃん」

王「それ、父さんも食べに行けるの?」

従者「それが目当てですか」
456:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/30(月) 22:08:31 ID:ogjb0kC5Sw
従者「という訳で実際にやってみることになりました」

姫「お客さんを入れるなら南棟がいいわね、厨房も近いし」

従者「離れはどうですか、城の方は立ち入り禁止にして」

姫「あー見栄え的に?」

従者「防犯的に」

姫「まあどっちでも構わないわ」

従者「なんか姫様最近適当になりましたね」
457:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/30(月) 22:09:02 ID:ogjb0kC5Sw
姫「適当……かしらねえ」

従者「王様に似てきたんじゃないですか」

姫「え、待ってそれ年頃の乙女に言う?」

従者「風格出てますよ、王家の」

姫「お父様には威厳がないって言ってなかったかしら」

従者「忘れました」

姫「あんたは前から適当だったわね」
458:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/30(月) 22:09:23 ID:ogjb0kC5Sw
従者「料理長さんの要望で、完全予約制のコース料理」

姫「なるほど、私たちが食べてるのと同じものを出すのね」

従者「負担が増えて、本業がおろそかになっては困るということですので」

姫「プレミア感も出るかしら」

従者「出るっちゃ出るんじゃないですか」
459:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/30(月) 22:11:04 ID:tbpDYj2bNQ
従者「さて、肝心の価格設定ですが」

姫「できるだけ安くしましょうよ」

従者「……収入を増やすための策じゃなかったんですか?」

姫「でも、高かったら来られない人もいるわ」

従者「そうですけど……」
460:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/30(月) 22:11:26 ID:tbpDYj2bNQ
姫「ええと、メニューは全部城の食事と一緒でしょ」

姫「おなじ品目を増やすだけならあんまりコストも掛からないようだし」パラパラ

従者「何ですかその本」

姫「厨房の収支明細表。資料室の帳簿より詳しいからって、料理長さんが」

従者「それはそれは」
461:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/30(月) 22:11:47 ID:tbpDYj2bNQ
姫「見る?」ヒョイ

従者「どうも。確かにそれなら結構いけますね」

従者「どのくらい値段下げます?」

姫「うーん……街の人が、娘の誕生日に奮発して家族で食事できるくらい」

従者「まあ常識的な回答で良かったです……となると」カリカリ

従者「このくらいでどうでしょう」ペラッ
462:🎏 1 ◆xXC7.dNnEA:2012/1/30(月) 22:12:09 ID:tbpDYj2bNQ
姫「ちょっと高くない?」

従者「これ以上値切ったら収入大して変わりませんよ」

姫「世知辛い世の中ねえ」

従者「あなたがそれを言いますか」

姫「よし決定!大体これで纏めて、料理長さんに相談に行きましょう!」

従者「御意」
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