姫「いいですよねお父様」
王「姫ちゃん怖いよ」
姫「殴りたくもなりますよ。
――何ですかこの財政は!」
241: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/28(月) 21:16:42 ID:YJIMGSU7Oo
姫「うー、何はともあれ衣装費と装飾費が減りそうで良かったわ」
従者「それは何より」
姫「料理代も例年よりは減りそうだし、料理長さんにお願いするまでもないかしら」
従者「一応釘は刺された方が良いかと思いますが」
姫「まあ、念のためそうしましょうか」
242: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/28(月) 21:17:19 ID:YJIMGSU7Oo
姫「お父様」
王「姫ちゃん、よく来てくれたねえ」
姫「はあ。今回は何ですか?」
王「まあまあとぼけないでよ。従者くん」
従者「御意」ガシッ
姫「え?何?なんで私が捕まってるの?ちょ、従者ー!」ガッチリ
243: 名無しさん@読者の声:2011/11/28(月) 21:22:57 ID:nqXimMOCzg
>>240
従者が…京都の人に…
244: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/29(火) 20:19:19 ID:BD5gqboGtA
>>243
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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(゚д゚)
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( ゚д゚)
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(゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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 ̄ ̄ ̄
誤字ェ……すいませんありがとうございます痛恨のミス!(ノд`)゚.・。
でも方言好きだからおk(`・ω・´)
今日の投下は、日付変わる前には来ますね(*゚ω゚)ノシ
245: 名無しさん@読者の声:2011/11/29(火) 21:14:25 ID:gdsRLqBUn.
>>244
こっちみんな
こっちみんなwww
見つけたときちょっと萌えたし笑ったよw
待ってるお!C
246: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/29(火) 23:31:57 ID:BD5gqboGtA
>>245
笑える誤字なら結果オーライ……か?w
支援ありがとうございました!ヽ(´∀`*)ノ
では投下していきますねヾ(`・ω・´)ノ
247: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/29(火) 23:33:47 ID:/h1J5f9sxg
王「今回こそ!みっちり踊りの練習をしてからパーティーに臨んでもらうからね!」ドヤァ
姫「はあ!?冗談じゃありませんよ何でそんなこと!」ジタバタ
従者「毎回の踊りが酷いからじゃないですか」ガッチリ
姫「あんたも共犯か!」
248: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/29(火) 23:34:29 ID:/h1J5f9sxg
姫「だって下手なものは下手なんだから仕方ないじゃないですか」
王「練習次第でどうにでもなるよ?」
姫「費用削減に忙しいんです、練習してる暇なんてありません!」
従者「俺がお手伝いしてるじゃないですか。さあ行きますよ」ズルズル
姫「いーやー!無理ー!!」ズルズルズルズル
249: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/29(火) 23:35:30 ID:VwxIAK9LCQ
姫「ううっ、酷いわ騙すなんて」
従者「たまには王様の言うこともお聞きになったらいかがですか」
姫「そんなあ。折角料理長さんのところに釘刺しに行こうと思ってたのに」
従者「俺が代わりに行ってきますよ」
舞踏家「まあまあ姫様、上達したらすぐに解放して差し上げますから」
姫「……仕方ないわ」
250: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/30(水) 22:36:11 ID:TKQezqcdlg
勇者「うー、いつ来ても城って桁違いに大きいよな」
料理長「おお?そこにいるのは勇者くんじゃないか?」
勇者「あっ、料理長のおじさん久しぶり。相変わらず良いお腹してんねー」
料理長「はっはっは、それほどでも」
251: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/30(水) 22:37:49 ID:cdu7xIBYa.
料理長「いやはや、それにしても勇者くん、今日はどうしたんだい?」
勇者「あーなんかさ?姫が色々やってるらしいから、様子見に」
料理長「ああ、私のところにもいらしたよ。お陰で価値観が一気に変わったね」フフン
勇者「何やったんだ姫のやつ」
252: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/30(水) 22:38:25 ID:cdu7xIBYa.
勇者「そうだおじさん、ちょっと小腹が空いててさ、何か余ってたら分けてよ」
料理長「懐かしいことを言うね。カップケーキか何かで良いかい?」
勇者「やった、ありがとう」
料理長「よし、じゃあ厨房だな。勇者くんも来るだろう?」
勇者「もち」
253: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/30(水) 22:38:55 ID:cdu7xIBYa.
勇者「それにしても、そんな懐かしいこと言ったか?」
料理長「ああ懐かしいさ!姫様とふたりで、よくおやつをねだりに来ただろう」
勇者「そういえばなんとなく……」
料理長「勇者くんも小さい頃は可愛かったなあ」
勇者「おじさんショタコン?」
料理長「どうしてそうなった」
254: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/11/30(水) 22:39:35 ID:cdu7xIBYa.
勇者「あ、そうだ姫!俺、姫に会いに来たんだよ」
料理長「忘れてたのかい」
勇者「おじさん、姫どこにいるか知らねえ?」
従者「姫様なら広間にいらっしゃいますよ」
勇者「うお、従者さん」
料理長「気配がなかった……」
255: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/12/1(木) 22:58:28 ID:4SVeeV6rxk
従者「すみません、姫様をお探しだということでしたから」
料理長「でも、従者さんがこちらにいらっしゃるのも珍しい」
従者「ああ、そのことなんですが、姫様から料理長さんにお願いが」
勇者「姫が?」
従者「はい」
256: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/12/1(木) 23:01:54 ID:B7K.t.o2jo
従者「パーティーでの料理は、どうか来客数に見合った常識的な量にして貰いたいと」
料理長「ああ、そういうことなら問題ありませんよ。元からそのつもりです」
勇者「え、まじで?おじさんが?」
料理長「勇者くん、料理に大切なのは量やインパクトではない。美しさだよ」ドヤァ
従者(よく言うよ)
257: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/12/1(木) 23:02:26 ID:B7K.t.o2jo
従者「では、よろしくお願い致します」
勇者「あ、従者さん姫のとこに帰るの?俺もついてっていい?」
従者「構いませんが、姫様は踊りの練習中ですよ」
勇者「踊りぃ?あいつが?」ププッ
従者「お気持ちはものすごく分かりますが笑わないで差し上げましょうよ」
258: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/12/2(金) 21:33:12 ID:/5FRZFy.DE
料理長「勇者くん、姫様のところに行くなら差し入れ持ってきな」
勇者「そうだ、カップケーキ!」
料理長「従者さんもどうですか?」
従者「ありがとうございます」
料理長「今包むからな、待ってろよー」
勇者「はーい」
259: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/12/2(金) 21:34:01 ID:/5FRZFy.DE
勇者「勇者はカップケーキをてにいれた!」ドヤッ
従者「良かったですね」
勇者「従者さんノリ悪くね?」
従者「突っ込み担当ですから」
勇者「えっ」
従者「えっ」
260: 1 ◆xXC7.dNnEA:2011/12/2(金) 21:34:28 ID:/5FRZFy.DE
勇者「にしても、何でいきなり練習?いっつも逃げててぶっつけ本番だったじゃん」
従者「見かねた王様が強制連行なさったんですよ」
勇者「へ?あの温厚な王様が」
従者「正確に言いますと俺ですが」
勇者「はあ」
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