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姫「殴っていいですか」
[8] -25 -50 

1:🎏 ◆xXC7.dNnEA:2011/10/28(金) 22:21:53 ID:SCGnwLC0bk
姫「いいですよねお父様」

王「姫ちゃん怖いよ」

姫「殴りたくもなりますよ。



  ――何ですかこの財政は!」


216:🎏 名無しさん@読者の声:2011/11/24(木) 14:41:21 ID:CY1QV5Vlpw
更新楽しみにしてる

(=゜-゜)<支援
217:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/24(木) 17:48:37 ID:QZJczNwe4M
>>215
壁|ω`;){なんですって嬉しい!
壁|ω`*){それはありがとうございます
壁|(((*´ω`)っC ソッ…

>>216
またまた嬉しいお言葉を……(゚Д゚*≡*゚д゚)
支援ありがとうございます!今からまた更新しますねヽ(´∀`*)ノ
218:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/24(木) 17:51:20 ID:1Mn.ULmtuc
芸術家「……製作費を?」

姫「ええ。難しいかしら」

芸術家「そう言われましても、出来るとも出来ないとも僕には」

従者「それは、どういう?」

芸術家「正直に申し上げますと、製作費なんて気にしたことがないんですよ」
219:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/24(木) 17:53:15 ID:RXwsYJSRA.
芸術家「自惚れるようですが、王様は大層僕の作品を気に入ってくださっていて……」

姫「そうよね、毎回芸術家さんの作品だもの」

従者「城に住まわせるくらいですしね」

芸術家「はは、改めて思うと恐縮だなあ」

芸術家「使いたい素材や道具は、いつだって最高級のものを十分なだけ用意して貰えました」
220:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/24(木) 17:56:22 ID:YEY72tQYGM
従者「……その結果が、この部屋と」

芸術家「あは、そういうことになりますねえ」

姫「もしかして、美術品の出費にこのお金も入ってたのかしら」

従者「さあ、それはどうだか」
221:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/24(木) 18:17:41 ID:/h1J5f9sxg
芸術家「王様は惜しみなく僕を育ててくださいました」

芸術家「もし僕に出来ることがあるのなら、全力で協力するつもりです」

姫「そう言われても、どうやったら製作費を減らせるのかは私たちにも」

従者「なるべく材料を買わないでほしいのですが、そのせいで支障が出てはいけません」

芸術家「……買わなければ、良いんですか?」
222:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/24(木) 18:18:05 ID:/h1J5f9sxg
芸術家「買わないようにすることなら、或いは出来るのかもしれません」

姫「本当に?」

芸術家「はい。ええと要するに、あるもので作れば良いんでしょう」

芸術家「幸いにもこの部屋には、たくさんの材料がある」

芸術家「この部屋にあるものだけで作品を作れば、姫様の仰ることが可能でしょうか」
223:🎏 名無しさん@読者の声:2011/11/24(木) 22:59:42 ID:g/4JcTXXFc
しーえーん!!
ヽ(*´∀`)ノ
224:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/25(金) 00:22:02 ID:/h1J5f9sxg
>>223
支援ありがとーございまーす!
がーんばーるぞー!!
ヽ(´∀`*)ノ
225:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/25(金) 20:49:34 ID:BD5gqboGtA
従者「それは現実に出来ることなんですか?」

芸術家「はい、ある程度大きなものを作るには材料が足りませんが……そうだ、組み合わせれば」

芸術家「素材はこの中だと……いや、でもそれだと見映えが……いっそコンセプトを変えて」ブツブツ

姫「……出来そうね?」

従者「そうですね」
226:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/25(金) 20:50:14 ID:BD5gqboGtA
姫「芸術家さん、芸術家さん」

芸術家「あっ、すみません姫様、つい夢中になってしまって」ハッ

姫「それは構わないけれど、お願いして良いかしら?」

芸術家「はい、慎んで承ります!」

従者「決まりですね」
227:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/25(金) 20:50:41 ID:BD5gqboGtA
姫「……終わった」

従者「大変な1日でしたね」

姫「全くよもう……早く帰りましょう」

従者「道分かるんですか?」

姫「その辺の使用人に聞きながら行くわ」
228:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/25(金) 20:51:09 ID:YJIMGSU7Oo
仕立屋「ああっ、姫様!」

姫「あら仕立屋さん、どうしたのこんな場所で」

姫「それと、お兄様も……」

王子「」グッタリ

従者「根こそぎ気力を搾り取られた感じですね」

姫「何があったの……」
229:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/25(金) 20:51:33 ID:YJIMGSU7Oo
仕立屋「うふふ、私ったら本当に抜けてて、皆さんのサイズの測定に来たのに忘れちゃってたんですよ」

姫「そういえば急いで帰ってしまったものね……ごめんなさい、探したかしら」

仕立屋「いえいえ構いませんよ!今から致しても宜しいですか?」

姫「ええ、構わないわ」
230:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/26(土) 20:38:01 ID:RXwsYJSRA.
姫「という訳だから従者、先に帰ってくれていいわよ」

従者「了解しました。そこのボロ布はどうしましょうか」

王子「ボロ布って」

姫「送り届けてやってくれる?」

王子「姫まで荷物扱い?」
231:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/26(土) 20:44:03 ID:RXwsYJSRA.
仕立屋「はい、では真っ直ぐに立ってください」

姫「ええ、腕は」

仕立屋「そのままでよろしいですよ」

姫「面倒ね……」

仕立屋「まあ、我慢なさってくださいな」
232:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/26(土) 20:50:33 ID:YJIMGSU7Oo
仕立屋「それにしても、姫様も王子様も、とても気さくな方ですよね」

姫「そうかしら?普通だと思うのだけれど」

仕立屋「いいえ、とても親しみやすくていらっしゃいます」

仕立屋「特に王子様なんて弄り甲斐があって本当に素敵……!」キラキラ

姫「は、はあ」
233:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/26(土) 20:52:43 ID:YJIMGSU7Oo
姫「一体お兄様に何をしたの?」

仕立屋「こればかりは、姫様であっても申し上げられませんねえ」

仕立屋「秘密にするって、王子様と約束してしまったんですよ」

姫「お兄様がねえ……」

仕立屋「今回は諦めてくださいな」

姫「仕方ないわ」フゥ
234:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/26(土) 20:53:41 ID:YJIMGSU7Oo
仕立屋「姫様の方こそ、いつまでも秘密になさっていると、王様や王妃様が心配なさいますよ?」

姫「秘密なんて、あったかしら?」

仕立屋「またまた、勿体振らないでくださいよ」ニヤニヤ

仕立屋「勇者様とのお付き合いは、どこまで行かれたんですか?」

姫「…………は?」ポカン
235:🎏 1
◆xXC7.dNnEA:2011/11/27(日) 15:09:45 ID:CDn3vnH7O.
仕立屋「あら面白い顔をなさって」

姫「いやいやいや、だって待って何で私が?あいつと?」

仕立屋「幼馴染みでいらっしゃると聞きましたわ。今でも仲睦まじくお話なさってるとも」

姫「いやそれくらいでデキてることにされても」

仕立屋「違うんですか?」

姫「違うわよ!」
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