ぼくの名前は
さよならいおん
「さよならいおん」
ぼくはそれしか呟けない
106：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/10/28(金) 07:46:59 ID:O7FQb6/AP6
まんぼうさんとわにさんが笑いながら話をしていた。ぼくは話についていけなくて首を傾けるだけだった。
『すかんく』っていうひとがどんなひとか知りたいなと思ってクレヨンで文字をかく。
らいおん『すかんくさんって どんなひと？』
107：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/10/28(金) 07:47:57 ID:kQZsiAi4Og
わに「うーん…」
わに「しいていうなら…」
わに「星のようなひとですね」
わにさんは嬉しそうにニコニコしている。ぼくもつられてニコッとしてみた。
最近、うまく笑えるんだ。
108：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/10/28(金) 08:01:02 ID:kQZsiAi4Og
その日からぼくの楽しみは増えた。流星群と、すかんくさんに会うことだ。
ぼくの想像だけどきっとすかんくさんはキラキラと輝くようなひとなんだろうなと思った。
109：🎏 名無しさん＠読者の声：2011/10/28(金) 08:02:38 ID:PVFnxfxmws
はぶられスカンク……
110：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/10/28(金) 08:02:47 ID:O7FQb6/AP6
まんぼうさんが届けてくれた魚を夕飯に食べて、空を見ようと外に出るとピンク色の頭をしたひとが家の前に立っていた。
らいおん「！？」
すかんく「あ？だれ？」
らいおん「……」
ぼくはびっくりしてドアを閉めた。
111：🎏 名無しさん＠読者の声：2011/10/28(金) 21:29:51 ID:C0ntHMr.8Y
頑張れ１
無理すんなよ(´･ω･)
112：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/10/29(土) 20:20:42 ID:oAdVYPzaZE
ポンデライオンおいしいですもちゃもちゃ。
無理しないぜ！
だからちょっとだけ更新
113：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/10/29(土) 20:21:27 ID:oAdVYPzaZE
ピンクの頭をしたひとなんて初めてみた。すごく印象に残るひとだ。ドアがギシリと音を立てて開けられる。
すかんく「なんで閉めんだよｗ」
らいおん「…」
すかんく「つか、誰だよお前。お前の家じゃないだろ」
114：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/10/29(土) 20:22:13 ID:oAdVYPzaZE
らいおん「………さ、」
すかんく「さ？」
らいおん「…さ、さ、」
わに「あ、すかんくさん。来たんですね」
らいおん「！！」
115：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/10/29(土) 20:22:43 ID:oAdVYPzaZE
すかんく「お！わに！」
わに「こんばんわに」
このひとが、すかんくさんなんだ。ちょっとドキドキする。わにさんがぼくの紹介をしているみたいで二人がこっちを見ていた。
116：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/10/29(土) 20:23:32 ID:Nr3eU51cGc
すかんく「よろしくなー！俺、オシャベリだから話聞いてくれよｗｗｗ」
らいおん「…！」ｺｸｺｸ
すかんくさんがぼくのおでこをコツンと小突いた。なんだか嬉しくてにやけてしまった。
117：🎏 名無しさん＠読者の声：2011/10/31(月) 00:00:14 ID:0zV52xdi9Y
紫煙
118：🎏 名無しさん＠読者の声：2011/10/31(月) 00:08:08 ID:yY3nABhL3k
すかんくいい奴w
つ④
119：🎏 名無しさん＠読者の声：2011/10/31(月) 16:24:49 ID:YwvzYPQYpE
スカンクかっこいい…
∧＿∧
(´･ω･)
( つ④O
と＿)_)
120：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/11/1(火) 20:47:08 ID:RCXCl5If6k
支援ありがとうさぎ！
ちまちま書いてて申し訳ない。だが俺は時間がある限りちまちま書くぜｷﾘｯ
121：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/11/1(火) 20:47:52 ID:RCXCl5If6k
すかんくさんが来てから毎日３人で星を見ることになった。前よりももっと楽しくなった。
わに「流星群、きませんね」
らいおん「…」ｺｸﾘ
すかんく「つまんねーなー。」
わに「わにさん、ちょっとさいさんに聞いて来てくれませんか？」
122：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/11/1(火) 20:48:24 ID:RCXCl5If6k
すかんく「めんどい」
わに「じゃあ明日の朝ごはんあげませんよ」
すかんく「いってきますかんく」
わにさんがニッコリ笑ってすかんくさんを見送る。すかんくさんが振り返ったから手を振るとふりかえして笑ってくれた。
123：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/11/1(火) 20:49:07 ID:RCXCl5If6k
わに「さいさんは占い師で、星を見るのも好きなんですよ」
わに「流星群の予測は僕より上手なんです」
すかんくさんは歩くのが速くて、もう姿は見えなくなっていた。
124：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/11/1(火) 20:50:03 ID:Zn..IGjcXM
すかんく「ただいま！」
わに「聞いてきてくれました？」
すかんく「おう！てかさ、ついでに占いしてもらってさー！」
わに「僕が頼んだ方を先に教えてください」
すかんく「俺の話は…？」
わに「あとで。」
125：🎏 はりお ◆kd.jynLh5M：2011/11/1(火) 20:56:26 ID:Zn..IGjcXM
すかんくさんがさいさんから聞いた話をわにさんに話している。難しい言葉がいくつも入っていてよく理解できなかったけど、わにさんがぼくにもわかるように説明してくれた。
流星群はこないって。
くるとしたら１ヶ月くらい先だって。
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