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男「ナルガたんハアハア」ナルガ「・・・うざい」
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1: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 00:11:38 ID:nZvxm/BURM
男「ナルガたん(*´д`*)ハアハア」

ナルガ「・・・」

男「毛をもふってしていい?」

ナルガ「断る」

男「じゃあ、ギュってしていい?」

ナルガ「・・・」

男「沈黙は肯定とみなす!!」ッバ!!

ナルガ「しつこい!!」バキッ!!

男「ひでぶ!?」

ナルガ「(いつからこうなったんだろう・・・)」

話は数日前に遡る


261: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:02:14 ID:6sRUAGkZIU
男「・・・う」
男「痛く…ない?」
ナルガ「え?」
友「ぐっ!!うう…」
男「友!?なぜここに!?今のを庇って?」

友「馬鹿・・・野郎、今は目の前の敵を倒すことに専念しろ」

男「友…とりあえず、これを飲んどけ、つ回復薬グレート」

友「おう」

イビル「ガァァァァァァ!!」

男「第二波か!?まずい!!避けれない!!」

ドンドンドンドン!!

イビル「ガァァァァァァ!?」

男「?」
262: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:11:25 ID:6sRUAGkZIU
後輩「大丈夫ですか!?先輩!!」

男「後輩!!まさか友!!お前が読んで!?」

友「ふぅ、ああ、まあなそれよりどうすんだよ?こんなデカブツ時間がかなりかかるぞ?」

後輩「確かに…体格と体力が比例しているのであれば、かなりやっかいなことになりますね…」

男「僕に…一つだけ方法がある…本当は使いたくないんだけど、背には変えられない」

友「どうすんだ?」
男「イビルジョーの注意を・・・一分間、僕に向けないようにしてくれ…」

後輩「一分間…」
友「無理って言ってる暇は無いなやるしかねぇ!!」

男「頼む!!二人とも!!」
263: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:18:05 ID:6sRUAGkZIU
焦りすぎワロタwww

>>262に誤植発見

「読んで」ではなく
「呼んで」ですね

焦るな!!自分!!
264: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 19:30:25 ID:fxHS/o2xrU
じえん
265: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:30:35 ID:J1gnA8ZFUc
友「せい!!だりゃ!!どりやっさー!!」ズン!!バゴ!!ズバッシャー!!

後輩「通常弾装填!!速射します!!貫通弾装填!!発射します!!拡散弾装填!!離れて下さい!!」
ドンドンドンドン!!ジャコ!!ドンドンドンドン!!ガシャ!!ドン!!ドゴン!!


男「うりゃー!!せい!!はっ!!」ズバッ!!ザン!!ザシュザシュザン!!

男「鬼人大回転切り!!」 ズバーン!!

イビル「ガゥゥゥゥアアアア!!」

男「ぐぅ!!」
友「うお!?」
後輩「きゃっ!!」


266: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:31:34 ID:J1gnA8ZFUc
>>264

もーらん!!
(`・ω・´)
267: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:43:39 ID:6SlGjMPd.k
友「あんだけやって、まだこんな体力が!?」

後輩「しかも、怒り状態の時は肉質に変化が見られるようですね」

友「どおりで弾かれる訳か…だが体格の割に俊敏さも重ね備えている…研ぐ暇がねぇよ!!」

男「体は剣で出来ている…」

イビル「!?ガァァァァァァ!!」ブン!!

男「ぐっ!!」バチン

友「男!!」
後輩「先輩!!」

イビル「グルルルルル」ズンズン

友「エリア移動か…」
後輩「ひとまず安心ですね」

ナルガ「早く…奴を追いかけろ…」

男「ナルガたん!?」
268: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:50:41 ID:J4YZkVOK3.
ナルガ「奴は…他のモンスターと違って…食べる事で体力を回復する…」
ナルガ「加えて、奴は…凄まじい程の大食だ」

ナルガ「早く行かないと…手遅れになるぞ…」

男「ナルガたんは!?」

ナルガ「・・・お前は私たちモンスターに自然治癒力があることを忘れたのか?」

男「でも!!」
ナルガ「私は…ここで休んでるから…絶対に帰ってきてね?」

男「・・・わかったよ、アイツを倒して、必ず戻ってくる!!だから、それまで待ってて!!」

男「友!!後輩!!」
友「行くか!」
後輩「はい!!」
ダッ!!
269: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:55:36 ID:um8Iuczxw.
ナルガ「行ったな…」

ナルガ「ごめん、男…私はお前に…嘘をついた…」

ナルガ「もう、私は助からない」

ナルガ「自然治癒力も役に立たないなw」

ナルガ「男…」
ナルガ「やだよ…死にたくないよ、男とまだ一緒にいたいよ、男との約束守れてないよ…」

ナルガ「男…好きだよ…」

ナルガ「ううん、もっとこう、言葉で表せない感情…大好き?違うな…」

ナルガ「男…愛してる」
ナルガ「眠くなってきたな…少し…寝るか…」


270: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 19:57:29 ID:nNpm8ZXgkM
な、ナルガーー!!!?
271: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 20:09:35 ID:J4YZkVOK3.
男「(ナルガたん・・・?)」クルッ

友「どうした?男」
男「・・・なんでもない、それより」チラッ


イビル「グヘー」ボタボタ

男「涎が垂れてるな…隙だらけじゃないか?」

友「後輩、持ってきたか?」

後輩「はい、どれを使いますか?」

友「じゃあ、毒でいこう、」

後輩「解りました」
男「なんのはなし?」

友「ああ、お前は知らないのか」

後輩「イビルジョーの涎は強い酸性で触れると防具が溶けてしまうんです」

男「!?」
友「そこで、使うのがこの、罠生肉だ」

友「今回は毒生肉を使う、イビルジョーは空腹が早い代わりに、一度食べたものをすぐ吸収する」
友「それを逆手にとる」
男「把握した」
友「いくぞ!!」ポイッ

イビル「!!」
272: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 20:16:02 ID:yMDOTeggTE
よし、ちょっくらゴーヤを俺のガンランスで爆破させてくる
273: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 20:26:29 ID:.IpzN6SK2w
ゴーヤよりピクルスに似てると思うのは俺だけなのかな…
274: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 20:40:40 ID:qviQorEFqA
男「気づかれたか?」
友「いや、肉に気をとられている、食べ終わったら、いくぞ」

イビル「グルル」バクッバクッ

イビル「ギャアアアアアア!!」

友「今だ!!」ダッ!!
男「よし」シャキ!!
後輩「援護します!!」ジャコ

イビル「!?」
友「せいやぁ!!」ザム!!

イビル「グギャャャァァ!!」ドシーン!!

友「一気に畳むぞ!!」
男「分かった!!」
後輩「はい!!」

イビル「グルルルルル」ギロッ

友「っ!?」
イビル「ガァァ!!」バクッ
友「なっ!?」
イビル「ガゥゥゥ」バクバク

友「うわぁぁぁぁぁ!!」
男「友!!くそっ!!離せ!!」ザンザシュ!!

後輩「友先輩!!」ガチャ
ドンドンドンドン

男「このままじゃ…友が!!」

???「そらっ!!」ボッ!!ジュー

イビル「ギャアアアアアア!?」

男「!?」
275: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 20:51:11 ID:I.ZpwUjV3w
ソル「おいおい、男、何情けねえ面をしてんだ?」

男「ソル!?」

イビル「グルル」ギロッ

ルナ「喰らいなさい!!」サマーソルト!!

イビル「アンギャァァァァ!!」

男「ルナさんまで!?」
ソル「俺達がイビルジョーを足止めする!!今のうちにヘタレにお見舞いした詠唱とやらをやっちまえ!!」

ルナ「私達に任せてください!!男さん!!」

友「モンスターが頑張ってるのに…指くわえて見てちゃ、ハンターの名が廃るなぁ!!」

後輩「はい!!」

男「みんな!!」

男「・・・よし」スーッ
276: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 21:33:23 ID:k1SERnf23Q
ついに最終章か

っCCCCC
277: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 22:36:27 ID:oCFwVVGzgU
男「体は剣で出来ている、血潮は鉄で心は硝子、幾たびの戦場を越えて不敗、ただの一度も敗走はなく、ただの一度も理解されない、彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う、故に生涯に意味はなく、その体はきっと剣で出来ていた」

男「アンリミテッド・ブレイドワークス!!」

ズガガガガガガガガガガ!!


イビル「ギャアアアアアア!!」ヨロヨロ…ズシーン

友「すげぇ…」
後輩「先輩がこんな技を持ってたなんて・・・」
ソル「こいつは予想以上だ…」

ルナ「なんていうか…想像の遥か斜めをいきましたね…」

男「・・・ぅ」グラッ
後輩「先輩!?」
友「男!?」
ガシッ

男「ありがとう、二人とも…でも、僕行かなきゃ…ナルガたんと約束したんだ…必ず戻るって…」
後輩「先輩!!自分の体を…」ギュッ

友「行かせてやれ」
後輩「友先輩!?」
友「約束…したんだろ?」

男「・・・うん」
友「行ってやれ」
男「友・・・ありがとう!!」ダッ!!
278: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 22:48:54 ID:dLCU9OGsOM
男「ナルガたん…?」
男「ただいま…帰ってきたよ」

男「イビルジョー、倒してきたよ…」

男「かなり手強かったよwwwでも、皆がいたから勝てたんだ」

男「ねぇ?ナルガたん、この場所でナルガたんのファーストキス僕が奪っちゃったよね…」

男「ナルガたん可愛かったよ?アタフタしてて、とっても可愛かった」

男「ねぇ?ナルガたん、僕がフラフラで来たときの事を覚えてる?あのときはナルガたんに傷口を嘗めてもらったり、背中に乗せてくれたりして、僕にとって、最高の1日だったよ」

男「ねぇ?ナルガたん、僕が料理した肉を食べてくれたのもこの場所だね。」

男「僕が料理出来るの知って、凄く驚いてたよねwww」

男「・・・ねぇ?約束、したよね?僕の手料理食べにきてくれるって…」
男「ほら、もう、起きないと、風邪…ひいちゃうよ…」

男「ナルガ…たん、起きて?」

男「起きてよ、僕まだ、ナルガたんを幸せにしてないんだよ?料理食べさせてないんだよ?守りきれてないんだよ?」

男「ナルガ…たん」

男「う…ああああああああああああああああ!!」
279: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 22:51:51 ID:oCFwVVGzgU
今日はここまでとします
投下は明日に
明日!!衝撃のラストが!!
皆さん、乙狩れ様でした
m(__)m
280: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 22:53:55 ID:sBrVYo19lY
ナルガたん・・・
っC
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