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ベジータ「俺が、セーラー戦士に…?」
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1:🎄 ろん ◆e.A1wZTEY.:2011/8/29(月) 01:32:27 ID:z44ftimB5A

ベジータ「何の話だ、カカロット」

悟空「いやぁ、チチから働け働けって言われちまってよー、仕方ねぇから就活誌見てたんだ」

悟空「そしたらよー、ほら!『セーラー戦士募集中』って欄が!」

ベジータ「だからなんだ。働きたければ勝手に働け」

悟空「何いってんだ、おめぇだってブルマから働け働け言われてるだろ」

ベジータ「……」


179:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/12(月) 22:15:46 ID:iLagZySZAM

ルナ「…まぁ、そのことは置いておきましょ。それよりも明日のことについて話し合わなきゃいけないわ」

うさぎ「そ、そうね!」


ルナ「セーラーゴクウ、あなたの家の中へお邪魔してもいいかしら?」

悟空「え、オラんち?」

ルナ「立ち話は疲れるでしょ」

悟空「オラは別にかまわねぇけど…一応チチに聞いてみっか。おーい、チチー」


180:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/12(月) 22:19:12 ID:1Qmf4m75sw

──────


チチ「だ め だ!!!」

悟空「えぇ、なんでだよ」

チチ「あーんなはしたない恰好した女ども、家に入れるわけにはいかねぇ!大体、悟飯ちゃんは明日の学会の準備で忙しいだぞ!悟空さわかってるだか!!」

悟空「わかってるさー。悟飯の邪魔はしねぇって」

チチ「いーやそんなわけねぇ!!あいつら、絶対悟飯ちゃんをたぶらかしにきただ!若い女はみんなそうだべ!!」

悟空「か、考えすぎだって」

チチ「悟空さもなんでそんな変な恰好してるだか!着替えるまで家には入れねぇからな!!」

悟空「ちょ」

─バタン!(玄関から締め出される


悟空「チ、チチ〜…」



レイ「……あれは無理ね…」

うさぎ「ひぇ〜〜…」
181:🎄 名無しさん@読者の声:2011/9/12(月) 22:27:51 ID:5hr4Ds/MXU
うけるwwwwww
182:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/13(火) 00:12:23 ID:G4bto2O9bc

悟空「わりぃ、オラんちはダメみてぇだ」

まこと「うーん、じゃあどこに行こうか」

うさぎ「はいはーい!私ベジータさんち行ってみたいでーす!」

レイ「あ、それいいかも」

ベジータ「断る」

うさぎ「えーっ、なんでぇ〜!?」

ベジータ「話ならどこだってできるだろうが」


亜美「でも、セーラー戦士どうしの親睦を深める良い機会になるんじゃないかしら?」

ルナ「それはあるわね。一緒に闘う以上、お互いのことをよく知ってるに越したことはないわ」

ベジータ「……」


悟空「よし、じゃあブルマんちに行こう!!」

ベジータ「カカロット、貴様…」


183:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/13(火) 00:14:18 ID:g4YtplauG2

レイ「で、ベジータの家はどこなの?電車で行ける?」

うさぎ「はいはーい!私空飛んで行きたいで〜す!さっきベジータさんが飛んでるの見たもん!!」

ベジータ「さっきからうるさいぞ貴様」


うさぎ「いいじゃん、私もビューッて飛びた―い!」

まこと「あ、あたしも」

亜美「私も…」


悟空「なんだおめぇら、戦士なのに空飛べねぇのか?」


ベジータ「付き合ってられん」


184:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/13(火) 00:17:04 ID:slQUHReZkE


悟空「まぁ、こんなところでウダウダ言っててもしょうがねぇしよ。ベジータ、背中のっけてってやろうぜ」

ベジータ「貴様正気か」

悟空「とりあえず宣戦布告?されたみてぇだし、オラたちもセーラー戦士として働かなきゃいけねぇわけだから」

ベジータ「理由になっとらん」


悟空「かてぇこと言うなって!ブルマなら女がぞろぞろ来たってあんま気にしねぇだろ」

ベジータ「………チッ」


悟空「よし、二人ずつオラとベジータの背中に乗れ!」


185:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/13(火) 00:23:05 ID:G2FdwSNRA6

ドサッ

まこと「──お、重くないか?」

悟空「おう、平気平気!」

亜美「力持ちなんですねー」


悟空にうさぎ、まこと、ルナが乗り、ベジータにレイ、亜美が乗る


レイ「…ベジータ、お尻さわんないでよ」

ベジータ「殺すぞ」




悟空「──よし、おめぇら乗ったな!しっかりつかまってろよ!」

ベジータ「ふり落とされても助けんからな」


うさぎ「それじゃあレッツゴー!!!」


ドギュンッッ!!!

勢いよく風を切り、空へ飛翔した。


186:🎄 名無しさん@読者の声:2011/9/13(火) 00:30:59 ID:2Res7Cih9U
どっちも知っていると面白いw
187:🎄 名無しさん@読者の声:2011/9/13(火) 01:42:21 ID:qBCAX6PTig
これは面白いwww
188:🎄 名無しさん@読者の声:2011/9/13(火) 21:43:24 ID:VpiD8FdmZY
あげっ
189:🎄 名無しさん@読者の声:2011/9/13(火) 23:47:12 ID:fdlA1r86aY
ベジータ「殺すぞ」

何か知らんがワロタwww
190:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/14(水) 00:50:47 ID:0k/w2N/rKg

ヒュオオオォォ.....


うさぎ「わー!飛んでる!飛んでるよ!!」

まこと「うさぎちゃん騒がないで!振り落とされるうわあああ」

ガシッ

悟空「わ、首しめんな首!」

まこと「私高所恐怖症なの忘れてたあぁ…!」ブルブル


レイ「まこちゃん落ち着いて!しがみついてれば落ちないわ!」

亜美「予想以上にスリル満点ね」


悟空「これでもかなりスピードゆるめてんだけどなー」


ベジータ「全く、こんなチンタラ飛んでたら日が暮れちまうぜ…」


うさぎ「いいながめー!!」
191:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/14(水) 01:00:19 ID:50Ie62QkDg

ルナ「丁度いいわ、飛びながらだけど敵についてわかったことを話すわ」


レイ「ルナはどうやって調べてきたのよ?」

ルナ「みんながカメハウスに行ってる間に、ダーク・キングダムの手下を見つけて、跡をつけたの。そしたら、いい具合に会話を立ち聞きすることができたのよ」


ルナ「まず、ダーク・キングダムが今までに使者復活を成功させているのは7人。そのうち3人は、セーラーゴクウやベジータが仲間になる前に私たちが倒した」


悟空「マジか!誰と闘ったんだ?」


亜美「生前悪事を働いたために、地獄に送られていた普通の人間でした」

ルナ「そのときはまだ、ダーク・キングダムも強い者を復活させることには苦戦していたのよ。だから私たちでも倒せる相手だったけど、最近は格段に強い者を復活させてきた」


192:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/14(水) 01:02:26 ID:0k/w2N/rKg

ルナ「例えば、セーラーベジータが闘った4人目の妖魔。あれは予想をはるかに上回るパワーを持っていたわ」

ベジータ「ナッパのことか」


ルナ「えぇ。そして、残りの3人の妖魔……1人は、うさぎちゃんたちに宣戦布告をした男。名前は確か……ブルー将軍」

悟空「!」

ルナ「彼はナッパよりも前に復活させられた妖魔だから、それほど強くはないはずよ」

悟空「ひぇー、ブルー将軍か。懐かしいなぁ!」

レイ「知ってるの?」

悟空「おう、知ってる知ってる!昔オラと闘ったからな!」


193:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/14(水) 01:04:47 ID:guljLTQ0v2

亜美「ルナ、ひょっとしてあと2人の妖魔のこともわかったの?」

ルナ「少し調べることができたわ。あとの2人の名前は──フリーザとセル、だったかしら」

悟空・ベジータ「!!」


悟空「おいおい、いきなりランクアップしたなぁ」

ベジータ「フリーザとセルが生き返っただと……?そんなこと信じられるか」


ルナ「私が調べた限りでは間違いないわ。かなりの強者みたいだから、作戦を立てないといけないわね」


悟空「…いや、オラとベジータだけで十分じゃねぇかなぁ」

うさぎ「? どうして?」


194:🎄 名無しさん@読者の声:2011/9/14(水) 01:06:02 ID:Zf4HK0pmwo
これは面白すぎるww
(゜∀゜)つC
195:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/14(水) 01:08:01 ID:t6uracRKfM

悟空「なんでって、オラたちが倒した敵だもんな」

うさぎ「そうなの!?」


ベジータ「しかしカカロット、とどめをさせるのはセーラームーンだけだ。俺たちだけではやりきれん」

悟空「お、そーいやそうだったな…じゃあこの嬢ちゃんたち連れて闘わなきゃいけねぇってことか」

ベジータ「厳密にいえばセーラームーンさえ脇に抱えていれば済む話だ」

196:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/14(水) 01:14:09 ID:UaccmcOCSg


まこと「──ところで思ったんだけどさ、なんで7人とかそんなチマチマした人数なんだ?生き返すならもっと地獄から大量に復活させれば有利なのに」


ルナ「あぁ、言い忘れてたわね。妖魔を復活させている張本人──ダーク・キングダムの司令官に、クイン・ベリルという女魔導士がいるの」

ルナ「彼女にも魔力の限界がきてるみたいで、7〜8人生き返らすが限度らしいわ」


レイ「だからより強い死者を選りすぐっているのね…」

亜美(7〜8人……?)



悟空「なんだかわからんけど、とりあえずフリーザとセルをもう1回倒せばいいんだろ?」

ルナ「えぇ」

悟空「よしわかった!んじゃ、そろそろブルマんち着くぞー!」


ヒュオオオォォ.....


197:🎄 ろん ◆e.A1wZTEY.:2011/9/14(水) 01:24:25 ID:Ldj7CldXFY
>>194
支援ありがとうございます!
198:🎄 ろん
◆e.A1wZTEY.:2011/9/14(水) 01:31:08 ID:Ldj7CldXFY

諸事情により投下速度を上げ、3日以内に完結させます(たぶん)

ここからはギャグというよりシリアス風味になるかもしれません

クオリティは下げないように頑張ります
111.22 KBytes

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sage:


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