少女は走る 走る
その白い足は止まる事を知らない
その赤い目は風にぶつかり開け続けていられない
その長い耳は、たった一人の少女の声を捉えようとせわしく揺れる
腰にぶら下げた目覚まし時計の音は、その邪魔をする
辿り着いたのは、とある井戸
その向こうは、彼女の世界
99: 名無しさん:2011/6/12(日) 21:48:02 ID:DEPQDGNmG.
白兎「人参食べます?」ゴソゴソ
男「食べます」グゥ
山鼠「なんで服の中に人参があるのか知りたい」
白兎「非常用ですよ、どうぞ」
男「美味」カジカジ
山鼠「良かったな
あとさっきから喋り方ぶっ壊れてっぞ」
白兎「で、山鼠ちゃん何か言いかけてませんでした?」
山鼠「ん、あぁ
いや、お茶が飲めなくなったからさ」
100: 名無しさん:2011/6/12(日) 21:55:56 ID:IY41cBvn0o
山鼠「代わりの興奮剤がないとなって思ってさ」
山鼠「でなきゃ俺、アリスどころかただの足手まといになるかんな」
男「興奮剤ねぇ」
白兎「ヒロポンとかですか?」
山鼠「八割方俺死ぬわ」
101: 名無しさん:2011/6/12(日) 21:59:04 ID:PmyquluLE6
山鼠「分かってっかお前!?
ヒロポンって覚醒剤だぞ覚醒剤!」
白兎「ふむ」
山鼠「ただでさえ寝てない奴を薬中にさせてどうすんだ」
男「駄目か…」
山鼠「お前も少なからずいけると思ってたのな?」
白兎「競馬とかですか?」
山鼠「いや勝ったら脳汁どっぱどぱなんだろうけどさ」
男「競馬なんて勝てないって
金が無くなるのは痛いぞ」
山鼠「そういう問題でもねぇよ」
102: 名無しさん:2011/6/12(日) 22:00:55 ID:PmyquluLE6
山鼠「……お前らが挙げてる奴基本不思議の国にねぇから」
男「そうかぁ…」
山鼠「考えれば分かるだろ……」
白兎「そうでしたか……」
山鼠「おめぇは住人側だから分かってろよ」
103: 名無しさん:2011/6/12(日) 22:02:11 ID:H5eUe.tjLc
白兎「だ、だってアリス探しに行った所にありましたから…
ね!?」
男「なんで俺を見る」
山鼠「お前アリス探しの名目でそんなダークな世界に浸ってたのか…」
白兎「してないしてない!
ちゃんとアリスを探してたよ!?」
男「少し悪い影響受けたみたいね」
山鼠「お前の住んでた世界のせいだぞ
なんとかしろよ」
男「んな無茶苦茶な」
104: 名無しさん:2011/6/12(日) 22:10:06 ID:H5eUe.tjLc
山鼠「つか大体説明聞いた時点で、俺のお荷物っぷりわかんだろ」
男「なんで睡眠を要らないなんて言うかね
三大欲求の一つだろ」
山鼠「……」
男「……あれ、またマズい事いった?」
白兎「山鼠ちゃんも私もまだ幼かったからね…
寝る時間もずっと遊んでたかったんだって」
山鼠「ばっ!こいつに言うんじゃねぇよ!」
男「うわ、馬鹿じゃね」
山鼠「それ以上喋ったら食い潰すぞお前!!」
105: 名無しさん:2011/6/12(日) 22:18:11 ID:ayxDgaoNKQ
山鼠「つか、しょうがねぇだろ」
男「何が」
山鼠「いきなり自分に必要ないものとか言われても簡単に思いつかねぇし…」
白兎「山鼠ちゃんは後先考えない性格だからね」
山鼠「視力捨てたシロには言われたくねぇわ」
白兎「う…わ、私にはこの耳があるもん!」ピクピク
白兎「ね!男さんはどっちが酷いと思う!?」
男「どっちも馬鹿だと思う」
白山「……」
106: 名無しさん:2011/6/12(日) 22:23:32 ID:H5eUe.tjLc
男「……そうだ」
白兎「男さん?」
男「遊ぼう」
山鼠「…は?」
男「あれじゃん、遊んでる時って眠くなんないじゃん!!
スリル満点の遊びで脳を活性化!!」
山鼠「いきなりテンションがウザくなったな」
男「AHA体験!」
白兎「それとはまた違うと思いますよ」
107: 名無しさん:2011/6/12(日) 22:25:10 ID:PmyquluLE6
白兎「スリル満点な遊び……」
山鼠「どうせろくでもない意見だから言わなくていいよ」
白兎「地上300mの超高層ビルの間にかけられた電流の流れる鉄骨を渡るとかですかね?」
山鼠「急にカイジネタを放り込むのは止めろよ」
男「悪くないな」
山鼠「もうこの流れいいわ」
108: 名無しさん:2011/6/12(日) 22:29:39 ID:H5eUe.tjLc
男「よし、そうと決まりゃあの丘の上まで競争な」グッグッ
白兎「はい!」ピョンピョン
山鼠「は?…は!?」
男「よーいドン」ダッ
白兎「ゃふー!」ピョン
山鼠「ま、待て!待ってよ!」ヨタヨタ
山鼠「に゙ゃ!」ベチャ
白兎「山鼠ちゃん!競争ですよ競争!」
山鼠「寝てないから走ったりできねーんだよぉ!」
109: 名無しさん:2011/6/12(日) 22:32:41 ID:tI7SKCVOJE
山鼠「…ゼェ…ハァ…」
白兎「山鼠ちゃんがビリですね!」
男「どうよ、目ぇ覚めただろ?」
山鼠「…無駄に体力使っただけだわアホ!」
男「一人すっころんでたな」
山鼠「なんでいきなり駆けっこなんざ…」
男「ノリ」
山鼠「死に曝せ」
白兎「罰ゲームはどうします?」
山鼠「鬼畜かてめぇらは」
110: ◆AlicexxO96:2011/6/12(日) 22:47:51 ID:96TVUWlwC6
とりあえず今日はここまでで
まぁなんというか
例のスレと同時進行してるとか喧嘩売ってんのか状態ですねwww
気にする必要は無いのです
放置しない限りね
SSが嫌いだと言う人がいても
読んでくれてる人が居る限りは続けたいよねー
んでは、また明日にでもお会いしましょうおやすみなさい!
111: 名無しさん:2011/6/13(月) 06:45:35 ID:rZ43akv5Ko
メルヘンチックでいてダークな風味の世界観が素敵
ヤマネちゃん欲しい
支援
112: 名無しさん:2011/6/13(月) 07:21:33 ID:HBWsMB.NHM
C
113: 名無しさん:2011/6/13(月) 19:06:18 ID:MmPjX6lOTA
C
114: ◆AlicexxO96:2011/6/13(月) 23:32:32 ID:Sk5yLArqZw
>>111
ありがとうございます!
設定から結構重めですから、もう少しダークになるかもです
>>112
支援ありがとうございます!
>>113
ありがとうございます
さ、今日は少なめですが、よろしくお願い致しますー
115: 名無しさん:2011/6/13(月) 23:34:47 ID:uo2scn7/PE
白兎「いやはや、まさか山鼠ちゃんがもうダウンするとは」
白兎「とんだ出落ちっぷりですね!」
山鼠「……いきなりお前らが走りだすからだぞ」
男「悪かったって」
山鼠「……ふん」
山鼠「シロも反省しろよな」
白兎「私は山鼠ちゃん背負ってあげてるから許して下さい?」
男「なんなら俺が背負ってやろうか?」
山鼠「しねロリコン野郎」
男「泣くぞ」
116: 名無しさん:2011/6/13(月) 23:37:16 ID:ayxDgaoNKQ
男「でも白兎は平気なのか?」
白兎「大丈夫ですよ、山鼠ちゃんは軽いですから」
山鼠「微妙だな。褒められてる気がしない」
白兎「眠れない分、しっかり栄養つけて行きましょうね」
山鼠「はいはい」
男「……」グゥ
117: 名無しさん:2011/6/13(月) 23:43:32 ID:jea4yQfMpw
白兎「つきましたよ」ザッ
男「ここが公爵さんの城?」
山鼠「の、城下町な」
男「公爵でもこんな豪華な城持てるのな」
白兎「いえいえ!
こんなちんけなお城、女王様の城に比べたら!」
?「そぉ?
でもそう言う事は、思っても口に出さない方が利口よぉ?」
白兎「……へ?」
118: 名無しさん:2011/6/13(月) 23:46:02 ID:jea4yQfMpw
男「……誰?」
?「誰?と聞かれれば、あの城の主の妻と答えればいいのかしらぁ?」
山鼠「……て事は」
白兎「あ…あ…」
夫人「そうねぇ、あのちんけな城に住む公爵夫人という事になるわぁ」
男「白兎詰んだな」
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