少女は走る 走る
その白い足は止まる事を知らない
その赤い目は風にぶつかり開け続けていられない
その長い耳は、たった一人の少女の声を捉えようとせわしく揺れる
腰にぶら下げた目覚まし時計の音は、その邪魔をする
辿り着いたのは、とある井戸
その向こうは、彼女の世界
697: 名無しさん@読者の声:2011/8/10(水) 13:20:07 ID:e/Z68U8bwI
aaaaaaaaaaaaaaa
辛い辛い白兎ちゃんこれ間に合うのか
てかチェシャはもうおれの嫁な
これもう確定事項だから
sien
698: 名無しさん@読者の声:2011/8/10(水) 14:24:53 ID:PJNU6MCRko
なら山鼠は私にくださいな
続きが気になるよ〜(o゚∇゚)
支援!
699: 名無しさん@読者の声:2011/8/10(水) 15:07:53 ID:xHF2NwVH4U
なら、妾は男を
C
Щ(゚∀゚)<欲しい?
700: 名無しさん@読者の声:2011/8/10(水) 18:46:46 ID:uTNFzdRYy2
700げとおおおおおおお!!
701: 名無しさん@不思議の国:2011/8/11(木) 06:32:49 ID:HpksKtXyz2
チェシャ「……ただいま」フッ
男「!!」
山鼠「シロは!?」
チェシャ「…ほら、受け取んな」ポイッ
山鼠「っとぉ!」ガシッ
男「…あ、ありがと!本当にありがとう!」
チェシャ「……」
チェシャ「…あぁ、君達の役に立てて嬉しいよ」ニンマリ
チェシャ「…流石に…もう疲れたや…」フッ
702: 名無しさん@不思議の国:2011/8/11(木) 06:42:19 ID:K4ESg4cJk.
山鼠「…消えた」
男「白兎は?」
山鼠「寝てる…」
男「叩き起こすぞ、女王の所まで急いで……」
ボーンボーンと鳩尾に響くような12回の重い重い音
城の頂上に取り付けられた巨大な時計が12時を示す音
何故かその時不思議の国はとても静かで
その音は国中に響き渡っているようでした
それと同時に、兎の少女は目を覚ましました
703: 名無しさん@不思議の国:2011/8/11(木) 06:52:00 ID:kG2XMrY8s6
白兎「…ぅ…あ」
山鼠「シロ!」
白兎「…山鼠ちゃん、ですか?」
男「……」
白兎「…そう、ですか
私は、不思議の国に…」
白兎「…なんで…なんでっ…!」
男「…女王に、会いに行かなくていいのか?」
白兎「……行きます」スッ
山鼠「お、おい…無理すんなよ…?」
白兎「あ、はは…大丈夫ですよ…」フラフラ
704: 名無しさん@不思議の国:2011/8/11(木) 07:29:39 ID:iNLuW6B7Vg
兎の少女は重い足取りで螺旋階段へ
ガラス戸を開くと、蜥蜴の男
白兎「……あ」
ビル「…白兎、無事だったんですか」
白兎「…あの、女王様は…」
ビル「…つい先程、息をひきとりました」
白兎「…あ…?」ヨロッ
山鼠「シロ!」
兎の少女はまた、その場にへたり込んでしまいました
ビル「…主を失ったこの城に、労働力はもはや必要ありません」
ビル「城の従者は全員ここを離れ、好きに暮らすように。勿論あなたも」
兎の耳にはもう蜥蜴の声など入っていません
小さくうずくまり、嗚咽をこらえているのか、体が震えています
705: 名無しさん@不思議の国:2011/8/11(木) 19:47:45 ID:kKLv8s9J86
男「……」
山鼠「……」
二人には、かける言葉がありません
白兎「……なんで…なん、で…!」
白兎「…なんで、放っておいてくれなかったん、ですかぁ…!」
山鼠「…だってそりゃ!」
白兎「女王様が亡くなられたのに…私はここでどうしたらいいんですか……」
白兎「…アリスも見つけられない…女王様にも会えない」
白兎「私はこれから…何の為に…」
706: 名無しさん@不思議の国:2011/8/11(木) 20:14:34 ID:FAT/SEDfLU
男「…その、あの」
男「…お前はアリスに、女王に固執しすぎだと、思うんだよ」
白兎「……」
男「…もうお前は自由なんだって」
男「これからは、俺や山鼠や、お前自身の為に生きれば……あ」
ふと少年の耳に届いた不協和音
ギリ…ギリ…と何かの軋むような
白兎「…きッ…いッ………ひィ…」ギリギリ
あぁ、これは兎の少女の歯軋りだったのか
まずい。今のこの子は、『まとも』じゃない。
707: 名無しさん@不思議の国:2011/8/11(木) 21:00:31 ID:R0seOgtGOQ
山鼠「お…おい…!」
白兎「私の…私の大事な人が…生きる意味が全部無くなったのに…!」
男「……」
白兎「…今さら…それを全部捨てろと…!?
じゃあ私の今までは何だったんですか…!」
男「白兎…!」
白兎「…ふ、ざけないで…」
白兎「ふざけないでくださ………い?」バッ
勢い良く顔を上げた兎の少女
泣きはらして真っ赤っか
白兎「……あれ」
708: 名無しさん@不思議の国:2011/8/11(木) 21:01:35 ID:FAT/SEDfLU
白兎「……あれ?」ゴシゴシ
白兎「……あれ……あれ?」
山鼠「…シロ?」
白兎「……や、山鼠…ちゃん…? 何処…?」カタカタ
山鼠「おい…お前…」
白兎「……目が…見えません…何も…」
アリスへの『視力』の献上が、たった今、終了しました。
709: 名無しさん@読者の声:2011/8/11(木) 21:41:54 ID:IKjjjix3W.
白うさちゃん…
しえん
710: ◆AlicexxO96:2011/8/11(木) 23:44:19 ID:HpksKtXyz2
鯖落ちの影響で不定期更新だからなかなかレス返できませぬ
申し訳ない…
>>680
支援おおきにですわぁ
>>681>>682
正直日本語曖昧かもですw
広い心で受け入れてくださればw
>>683
最高の誉め言葉ktkr
ありがとうございます!
>>697
aがいっぱいでビックリしましたwww
確定事項ですか、ふむ…
>>698
山鼠ちゃん人気衰えないですね
ありがとうございますね!
>>699
はやくこっちに寄越すんだ!
>>700
キリ番レスおめでとうございます
次は777目指して…そこまでいくかしら…?
>>709
しえんありがたう!
711: ◆AlicexxO96:2011/8/11(木) 23:49:17 ID:K4ESg4cJk.
さて、本日の更新はここまでです
えぇ、まだまだシリアスが続きます
ですがもうクライマックスなんでね!
最後まで見ていって下されば!
という事で
支援して下さってる方々、本当に力になっております
終わりも近いので改めてお礼を
ありがとうございます!
それではこの辺で
また明日の夜お会いしましょう
おやすみなさいませ
712: 名無しさん@読者の声:2011/8/12(金) 00:11:17 ID:EI9.gqRaNU
そういう礼は、終わった時に言わないといけないぜ
(`・ω・)ゝC
713: 名無しさん@読者の声:2011/8/12(金) 01:33:32 ID:iMSC8HMKaM
支援を申し込む!
/⌒ヽ
`⊂[( ^ω^)
/ (⌒マ
(⌒\ヘ」つ
> _)、
じ \_)\\\
CCC
CCCC (
(⌒
⌒Y⌒
714: 名無しさん@読者の声:2011/8/12(金) 14:29:43 ID:e/Z68U8bwI
えげつねぇお・・・
白兎ちゃん派の俺涙目
C
715: 名無しさん@読者の声:2011/8/12(金) 21:08:26 ID:jS78wtrYmY
終わるのか…
いと寂し(´・ω・`)
716: 名無しさん@不思議の国:2011/8/12(金) 21:44:50 ID:uz77L901sc
もう兎の目に、愛する人達は映りません
『精神的に衰弱したら献上の進行はどんどん早まるみたいでね』
もう兎の目に、光は届きません
『おちおち怯えてられないんだよ、ボク達は』
猫の言葉が少年の頭をぐるぐると回ります
白兎「…嫌だ…」
ぽつりと呟く
赤い目は虚ろに、誰も居ない方に向いています
山鼠「シロ…シロ!
大丈夫だからな!
ちゃんと俺も男も、お前の傍に居るから!」
白兎「…嘘…居ないじゃないですか…どこにも…」
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