少女は走る 走る
その白い足は止まる事を知らない
その赤い目は風にぶつかり開け続けていられない
その長い耳は、たった一人の少女の声を捉えようとせわしく揺れる
腰にぶら下げた目覚まし時計の音は、その邪魔をする
辿り着いたのは、とある井戸
その向こうは、彼女の世界
456:🎏 名無しさん:2011/7/13(水) 01:38:58 ID:1b/AplOPAI
婆鼠「地下室から林檎でもとってきてくれる?
歓迎にパイでも作りたいわ」
山鼠「うん!」タッタッ
婆鼠「山鼠には外して貰ったわ
あなた達に、あなたに話があるの」
男「俺、ですか…?」
婆鼠「あなた、未だにアリスに何を献上しているか知らないでしょう?」
男「!」
婆鼠「良い機会だから、教えておきましょう…」
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