少女は走る 走る
その白い足は止まる事を知らない
その赤い目は風にぶつかり開け続けていられない
その長い耳は、たった一人の少女の声を捉えようとせわしく揺れる
腰にぶら下げた目覚まし時計の音は、その邪魔をする
辿り着いたのは、とある井戸
その向こうは、彼女の世界
412: 名無しさん:2011/7/9(土) 11:46:04 ID:t57GnFDOYg
山鼠「頭割れるかと思ったろうが!」ゲシッ
男「痛いっ!」
白兎「喧嘩は駄目ですよ?」
山鼠「シロ、次はどこ?
城はまだかよ」
白兎「まだ先ですねぇ」
男「なぁ白兎?」
白兎「はぁい?」
男「腹減った」
山鼠「なんでこのタイミングでだ」
413: 名無しさん:2011/7/9(土) 12:21:47 ID:IjDuDJDKyo
白兎「にんじんでも食べてて下さい」
男「どこー?」
白兎「どこって男さんが背負ってた袋……」
男「え?」
白兎「……袋は!!??」
男「あ、ドラゴンにあげたんだった」
白兎「な、何でですか!!」
414: 名無しさん:2011/7/9(土) 12:23:30 ID:IjDuDJDKyo
男「いや、『お腹減ったー』って言ってたから」
白兎「馬鹿!男さんの馬鹿ぁ!」ガーッ
白兎「ドラゴンさんは野菜なんて食べませんよぉ!!」ポカポカ
山鼠「にんじんに関しては本気でキレるぞシロは」
男「これ本気でキレてるのか」
白兎「反省してませんねっ!!」ポカッ
415: 名無しさん:2011/7/9(土) 12:30:36 ID:bskeXDFV8Q
白兎「……」グスッ
男「拗ねちゃった」
山鼠「あーあ。拗ねたシロはなかなか機嫌治らないぜ」
山鼠「特ににんじん関係は」
男「面倒くせ」
山鼠「全くだ」
白兎「……」グスッ
416: 名無しさん:2011/7/9(土) 12:36:00 ID:jox2lqGdgw
男「どうすれば機嫌治せんの」
山鼠「にんじん土下座」
男「何それ」
山鼠「代々白兎家に祀られてるにんじん神への懺悔」
男「何それ」
山鼠「にんじんを象った独特の土下座ポーズがあるんだ」
男「何それ」
山鼠「餓鬼の頃良くやらされたから知ってんだ」
山鼠「まず膝を地面に…」
男「いや、やらねぇよ」
白兎「……」グスッ
417: 名無しさん:2011/7/9(土) 16:59:59 ID:bskeXDFV8Q
男「なぁ悪かったよ、多分
機嫌治そうぜ?」
白兎「……」
男「これからにんじんは粗末にしないからさ」
白兎「……」
男「悔い改めてにんじん大好きになるからさ」
白兎「……にんじん土下座」
男「だからやらねぇよ」
418: 名無しさん:2011/7/9(土) 19:58:01 ID:bskeXDFV8Q
白兎「……買いに行きます」
男「え?」
白兎「無くなったものは仕方ないです」
白兎「また買いにいきましょう!」スッ
男「またにんじん?」
白兎「当然です!」
男「飽きたんだけど」
白兎「なら男さんはご飯抜きですっ!」キッ
男「う…」
山鼠「どこに買いに行くんだよ」
白兎「このまま北、商いの盛んな街があります!」
419: 名無しさん:2011/7/9(土) 21:36:47 ID:9/FHMRnvkU
怒った白兎ちゃんかわええw
(*´∇`*)っCCCCCC
420: 名無しさん:2011/7/9(土) 21:50:51 ID:6mwCN4HzZE
しろちゃんかわええぇw
しかし、男が微妙に違和感あるなぁ。
421: ◆AlicexxO96:2011/7/9(土) 22:40:25 ID:jox2lqGdgw
レス返をば!
>>397
右目が垂れてるwww
ありがとうございます!
>>398>>400>>401
Cって誰が思いついたんでしょうかねー?
凄い発想ですよぬ
支援ありがとうございます
>>399
嬉しい御言葉です!
SSは自己満と言えども、読んで下さってる方が居ると分かると凄いやる気がでますよー
422: ◆AlicexxO96:2011/7/9(土) 22:56:29 ID:B4pYf22bqU
>>404
まだです…
というよりある程度登場人物は固まってるので出るかどうかも微妙ですwww
>>407
見つかった!www
>>408
おぉ…ID腹筋スレを踏んではいけないIDですね…
ありがとうございます!
>>419
白兎ちゃん株鰻登り!
>>420
鰻登り!
男君は少し精神的に不安定な状態ですー
見守ってあげましょう
知らない内にいっぱいレスついてましたありがとうございます!
板は分かれましたが気軽に見に来て戴けたら幸いです!
423: 名無しさん:2011/7/10(日) 21:46:07 ID:bskeXDFV8Q
男「思ったよりも近いんだな」
白兎「言ってしまえば湖の裏ですからね!」
山鼠「……」
男「商業が盛んなの?」
白兎「はい、色々なものが置いてますよ」
男「ほぅ」
山鼠「なぁ…」
男「ん?」
山鼠「疲れた…」
白兎「大丈夫ですか?」
424: 名無しさん:2011/7/10(日) 21:55:53 ID:t57GnFDOYg
男「まだ殆ど歩いてないぜ?」
山鼠「……誰のせいでこんなに疲れてると思ってんだよ」
男「はいはい俺のせい俺のせい」
白兎「偉く開き直りましたねー」
男「そんなに言うならおぶってってやろうか?」
山鼠「…ん」グイ
男「嘘嘘、冗談冗d……あ?」
山鼠「…お前が言ったんだ、責任持っておぶれ」
男「……」
山鼠「……」
男「風邪でもひいたか?」
山鼠「…ん!」グイー
425: 名無しさん:2011/7/10(日) 22:14:23 ID:IvjfUba.8M
男「よっせい」グッ
山鼠「…ふぅ」
男「…うわ」
山鼠「重いとか言ったら髪の毛全部抜くから」
男「いや、軽過ぎ」
山鼠「…リアクションに困る」
白兎「なんと言うか、変な絵ですね」
男山「ほっとけ」
426: 名無しさん:2011/7/10(日) 22:17:40 ID:jox2lqGdgw
男「あそこ…?」
白兎「見えてきましたね」
男「山鼠、そろそろ降りるか」
山鼠「ん」ズルズル
白兎「さぁにんじんさん、待ってて下さいよ…!」
男「白兎から感じる謎の熱気」
427: 名無しさん:2011/7/10(日) 22:18:24 ID:IvjfUba.8M
?「およ?」
男「…ん?」
山鼠「んぁ?」
?「山鼠ちゃんじゃないか!
最近顔を見ないと思ったら!」
山鼠「あ?…あ!」
山鼠「ハッツー!」
男「はっつー?」
白兎「知り合いですか?」
428: 名無しさん:2011/7/10(日) 22:22:22 ID:IjDuDJDKyo
ハッツー「ここでその名前はやめてよ山鼠ちゃん」
山鼠「ハッツーこそ何してんの?」
ハッツー「あぁ、御婆様の所にね
実家帰りみたいなものさ」
山鼠「…え!」
男「…知り合い?」
白兎「いえ、私も初対面ですが」
429: 名無しさん:2011/7/10(日) 22:23:18 ID:1b/AplOPAI
ハッツー「おっと失礼、自己紹介が遅れたね」
二十「僕は二十日鼠
何というか、山鼠ちゃんの兄みたいなものです」
白兎「はぁ、なるほど」
男「兄みたいなもの…」
山鼠「血は繋がって無いがな」
男「二十日鼠のハッツーか」
二十「宜しくねっ」
男「結構ギリギリのネーミングだな」
二十「ハハッ☆」
男「やめろ!!」
430: 名無しさん:2011/7/10(日) 22:36:08 ID:WeYS042/lU
山鼠「なぁハッツー」
二十「ん?」
山鼠「婆ちゃんって今この近くにいんのか?」
二十「あぁ、女王様の城までの道の途中にある一番大きな木」
二十「そこが今の住処らしいよ」
山鼠「そか…ぅん、ありがと!」
二十「それじゃ僕もう行くから」
山鼠「あ、うん!またなハッツー!」
男「やばい蚊帳の外だ」
白兎「同じくです」
431: 名無しさん:2011/7/10(日) 22:42:17 ID:zY8aT7nkmQ
山鼠「……」ウズウズ
男「いつになく落ち着きがないな」
山鼠「ん…そ、うか?」
男「ハッツーに会ったのがそんなに嬉しかったか」
山鼠「うん!本当に久々だったからさ!
だから……あ」
男「あ?」
山鼠「い、いや、勘違いすんな…?
久しぶりに家族に会えて嬉しいってだけだかんな…?」
男「何言ってんの」
山鼠「…うー」ゲシッ
男「待って何で蹴られたの今」
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