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教室で盛大にゲロ吐いた

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Part18
153 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:28:33.43 ID:Bwf6tFwS0(5)
俺「これから?」
拳「2学期からだよ。」
俺「あぁ。 さぁw 普通じゃない?w」
拳「普通にできんのか。」
俺「拳君おせっかいしすぎじゃない? 何様?w」
拳「・・・・・・・そーだな。 でも俺のせいでW辺とこんな事にもなってんだろ。」
俺「まあねw」
拳「まあ俺も行くよ・・・。いいか?」
俺「いいけどw やっつけてくれんの?w」
拳「お前がそーしてほしいんならそーするよ・・。もうどーしていいかわかんねぇ。」
俺「投げやりだねwww」
拳「なんとでも言えよ・・・。 行くぞ。 どこだよ?」
俺「○高の横の公園。」
拳「輝き公園か。 ちょっと待っててな。」

244 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:33:05.33 ID:Bwf6tFwS0(5)
拳が電話をかけている。
拳「すいません・・・。もうちょっと待っててくれますか。
  はい・・・・。え・・・・? ありがとうございます・・・。」

拳「わりい。 行くか。」
俺「うん。」
すた すた すた すた
俺「拳君さぁ・・・・。」
拳「ん。」
俺「なんで俺と友達になろうと思ったの・・・・?w」

361 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:40:43.68 ID:Bwf6tFwS0(5)
拳「なんだそれ・・・・。」
俺「いや俺と拳君って全然キャラ違うじゃん?」
拳「キャラが違ったら友達になっちゃいけねーのか・・・?」
俺「いや、なんか不自然だしw」
拳「最初話しだしたのはまぁ、U本達があんま絡んでくるのがいやだったからだったっけな・・。」
俺「ああ、 やっぱりそうだったんだw」
拳「わりいな。 なんか利用してた。」
俺「いや 俺も利用されてるなーとは思ってたw」
拳「・・・・・すまん。 そんで、話していくうちに、こいつとは気合いそうだって思えてな。」
俺「あー、でも普通にできてたよね 意外と拳君話しやすかったし」
拳「友達って気が合うもん同士がなるもんだろ?」
俺「あー・・・そうかな。 で、友達になってくれたんだ。」
拳「なってくれたって俺何様なんだよ・・・w 友達に上も下もねーだろ。」
俺「そうかな・・・・?」

499 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:51:25.06 ID:Bwf6tFwS0(5)
拳「違うか?」
俺「俺拳君に会ってからコンプレックスだらけだったよ?それって下じゃない?」
拳「コンプレックスなんかだれにもあんだろ・・。関係ねーよ。」
俺「拳君にはコンプレックスあるの?」
拳「たりめーだろ、 腐るほどあるよ。」
俺「例えば?」
拳「俺は自分のやりたいよーにばっかやっからな・・・。それで結局は
  色んな奴に迷惑ばっかかけんだよ。 わかってんのにとまんねーんだ。」
俺「あぁ・・・・。」
拳「それで後で自己嫌悪になんだよ。 今回だってそーだ。」
俺「でも拳君のそういう行動って誰かの為にって言うのが多いでしょ?」
拳「かっこつけだからなw」
俺「それに助けられてる人ってかなり多いと思うけどw」
拳「ほらそーいうとこだよ。」
俺「え?」
拳「なんだかんだ言って最後にはそーいう事言ってくれんじゃねーか。だからだよ。」

563 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:56:16.46 ID:Bwf6tFwS0(6)
俺「いや・・・まあ・・・・・・w」
拳「なんか息も合ってたしなやたらとw」
俺「まあね・・・・w カラオケの時とか拳君の嘘電話とかw」
拳「おうおうw いつの間に俺らここまでってなんかおかしかったわw」
俺「あ〜・・・・・そう思うとなんか 気が合ってたかもねw」
拳「だろ?w」
俺「うんw でもホテルであんな事になっちゃったけどw」
拳「・・・・・・・。」
やっちまったよ。


654 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:02:31.78 ID:y3Zd8rLG0(3)
拳「あー・・・・そーいやあん時俺切れてたなぁw」
俺「絶対殺されるって思ったw」
拳「「好きな女泣かしていーのか」って言ってたんじゃんwかっこつけてw」
俺「言ってたw」
拳「俺もU本とか泣かしまくってるよなw」
俺「好きな人じゃないからいいんじゃない?w」
拳「まーな。 ・・・・でもやっぱ女は泣かしちゃいけねーよ。」
俺「そこまで器用にできてないでしょ?w」
拳「そーなんだよなー・・・。 ホント・・器用な奴ならどーやんだろーな・・・。」
俺「器用じゃないからU本さん達も好きになったんだと思うよw」
拳「ほー・・・・なるほど。 俺って得な。」
俺「今更気付いたの?w」
拳「きったねーよなw」
俺「うんw」
拳「ひでぇw」

731 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:08:44.54 ID:y3Zd8rLG0(3)
拳「そーいやそんなに須Dとセックスしたかったのかよw」
俺「あん時は拳君のせいでやけになってたからだよ?w」
拳「あぁ・・・そうだった・・・。すまん・・。」
俺「拳君が訳わかんない事いうからw」
拳「ホントわりぃ・・・。 でもお前いくらなんでもあれはねーよw」
俺「うんw 今考えたら・・・・ないねぇ〜ww」
拳「でもちょっと惜しかったなって思っただろw」
俺「そりゃねw」
拳「テメー・・w 須D傷ついてっから・・・どうにかしねーとな。」
俺「うん・・・・でももう時間ないね。」
拳「ああ・・・・・。」
そして公園に到着した

828 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:15:36.28 ID:y3Zd8rLG0(3)
輝き公園は高校裏のあまり目立たないところにあるがとても広い。
その奥のベンチがあるところに・・・・
数人の男がいる。 8人くらいだ。
あの野郎。
拳「8人いんじゃねーか。」
俺「うん・・・。」
拳「一対一とか言ってなかったか?w」
俺「いやでもそーいう奴じゃんw」
拳「ホントつまんねー奴だな・・・w どーすんだゲロ。お前喧嘩とか苦手だったよな。」
俺「見たらわかるでしょw」
拳「・・・・・・・・どーすっかな。 男みせるかゲロ。他の奴任せとけ。」
俺「無理wwww」
拳「おまえなぁw」

54 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:25:45.39 ID:y3Zd8rLG0(5)
俺達は近づいて行く。
拳「なんだタイマンじゃねーのか。」
W辺「やっぱ拳きてるし・・・・・・。」
拳「きちゃわりーのか。 なんだその人数お前。」
W辺「はあ? しらねーし」
拳「しらねーってお前が呼んだんだろ。」
W辺「やっぱむかつくわぁこいつ・・・・・。」
8人の中にH井とO崎もいる。
拳「H井お前W辺嫌いって言ってなかったか?」
H井「えっ。 いや・・・・。」
W辺「は?」
拳「まあいいや・・・・。つまんねー奴だよテメーも。」
W辺「は? なに?」
H井「いや・・・・・。」
W辺はH井を睨んでいる・・・・が すぐに拳に向きなおった。

190 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:33:20.84 ID:y3Zd8rLG0(5)
拳「んでどーすんだよ 喧嘩www すんの?」
W辺「こいつの態度マジムカつく・・・・。」
拳「お前の感想なんかきいてねーよ。やんのかやんねーのか。」
W辺「いや俺そいつとタイマン張りに来ただけだし」
拳「タイマンタイマンっていつの時代の人だよお前は。 
  んじゃこいつらなんなんだよ。」
W辺「・・・・・・・・・。」
拳「一人じゃなんもできねーんだな。」
W辺「いや・・・タイマンだったらできるし・・・・。」
拳「よっしゃ。 じゃあ俺ともできんだな。」
W辺「はぁ? 俺がムカついてんのゲロだし。」
拳「こいつは喧嘩とか専門じゃねーんだ。 俺体力くれーしかとりえねーから俺がやるよ。」
W辺「は? わけわかんねーし。」
拳「わけわかんねーのはテメーだよ。 もーいいから8人まとめてかかってこいよめんどくせーな。」
W辺がまた情けなくなってきた・・・。

332 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:41:36.26 ID:y3Zd8rLG0(5)
拳「ゲロちょっとさがってろよ。」
俺「あ、うん いいの?」
拳「さっきは男みせるかとか言ったけどよ・・お前は喧嘩なんかしちゃいけねーんだ。」
俺「え・・・・・。」
W辺「何言ってんのクセぇしマジでwww 自分がかっこいいと思ってんの?w」
拳「お前よりはな。」
W辺「ゲロお前もしょぼすぎるんだよ!!! 殺すぞ!!!!」
俺「!!!」  ビクゥ!!!!
拳「うっせぇぞ 早くかかってこいよ。」
W辺「テメーが弱ぇからって開き直ってんじゃねーぞ!!!!!
   お前拳に頼ってばっかじゃねーかなさ
拳「いちいちうっせーーーんだよテメーーーは!!!!!!!!!
  テメーーーにこいつのなんが分かるっつーーーーーんだよ!!!!!
  何も分かってねーくせに馬鹿にしてんじゃねぇ!!!!!!!!!!」
拳がW辺達に突っ込んでいった!

485 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:50:12.50 ID:y3Zd8rLG0(5)
拳!!!!!!!!!!いけぇええええええええ!!!!
でも8人相手なんか無理だろ!!! そいつら結構皆つよそーだぞ!!!!
撃て!!!!! 撃つんだ!!!!! もちろん持ってんだろ!!!?
と思ったら完全に素手で突っ込んでいく拳
W辺達は8人もいるくせに「き きたぁ」 みたいになってる。
これはいい傾向。 完全に引け腰だ。
拳がいきなり一番近くのW辺の顎を足で跳ね上げ、
そのままバランスを崩さず前に出て横にいた男に肘。
ここまでは確認できたが後はもうあれだ・・・・
猛獣 VS 小鳥6匹。
あ、2人全力疾走で逃げた。

636 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:57:48.53 ID:y3Zd8rLG0(5)
というかほとんど攻撃する気がない。
なんか必死に「拳!!やめろって!!」 みたいになってる。
一人やる気になってる奴はいたが速攻で沈められた。
なんというかもう・・・・すさまじい。
8人もいる事に相当頭にきたんだろう。
逃げる者は追わないが、向ってくる者には容赦ない。
あっという間に4人が倒れ 4人が逃げる。
あ、2人戻ってきた。走ってくる!! あ、え、お?
南無。
そして倒れている男が6人立っている一人のスーツを着た男。
拳「・・・・・引き腰になってんじゃねぇよ。」
かっこいい〜〜〜〜〜〜〜〜

719 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:02:43.99 (p)ID:y3Zd8rLG0(6)
意識を失ったのが2人いるようだ。
一人はO崎。
拳がO崎ともう一人をペシペシしている。
拳「おいーーーーーーー。」 ペシペシ
拳「やっべ〜〜・・・・・・・。」
やりすぎたってか? 
拳、お前はいつも終わったあとがかっこわるいんだよ・・・
いい加減にしろ?
そして顎を押さえて這いつくばるW辺に拳が近づいて行く。
W辺「・・・・・・・・・。」
拳が膝まづいた。
拳「殴っといてなんだけどよぉ・・・・。」

803 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:10:01.59 (p)ID:y3Zd8rLG0(7)
拳「ゲロ普通にさせといってやってくんねーか。」
W辺「・・・・・・・・・・・・。」
拳「!?・・・・・・・顎割れてんのか?」
W辺「・・・・・だ・い・・・だいぞぶ。」
「だいじょぶ。」って事か?
拳「話せるか?」
W辺「うん・・・・・。」
拳「こんなんしといてあれだけど・・・ゲロ普通にしといてやってくれよ。」
W辺「は・・・・・?」
拳「もう手だしたりしねーって事だよ。」
W辺「はぁ・・・・・・?」
拳「俺どっか行くからさ、もう学校いられねーんだ。俺どっか行ったら、
 
  お前らゲロどーにかしよーとするだろ絶対。」
W辺「ひし・・・しねぇし・・・・。」
拳「絶対だな。」
W辺「しねぇし・・・・」

880 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:14:20.85 (p)ID:y3Zd8rLG0(8)
拳「んじゃあれだ・・・こんな事いいたくねーけどよ・・。」
W辺「・・・・・・・・。」
拳「ゲロからお前らになんかされたって連絡あったら・・。ホントに殺すぞ・・。」
W辺「・・・・・・・・。」
拳「しねぇって言ったんだろ?」
W辺「うん・・・・・・。」
拳「頼むぞ。」
頼んでどうする。
W辺「うん・・・・・。」
拳「ゲロ、かえろーぜ。」
俺「あっ うん。」
俺達は公園を出た。

989 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:22:25.89 (p)ID:y3Zd8rLG0(9)
拳「なぁゲロ。」
俺「えっ。」
拳「もう連絡とかできねーけど・・・あいつら大丈夫かな?」
俺「あ でも大丈夫だと思う・・・。」
拳「俺ホント喧嘩してよかったか・・・? あん時は頭に血上ったけど・・。」
俺「いやあれはしょうがないでしょ・・。」
拳「そーか・・・・。」
俺「いや拳君強すぎでしょw」
拳「あいつら完全に引いてたしな。 複数とやるの剣さんに教えてもらったし・・色々。」
俺「あー・・・じゃあ複数とやるの得意なんだ。」
拳「得意っつうか・・・・まぁ・・・帰るか。」
俺「うん。」

143 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:33:21.74 ID:y3Zd8rLG0(7)
俺と拳は俺の家についた・・・・。俺はいまも興奮している。
車がまだ止まっている。
拳が車に近づいた。 車が空いた。
25歳くらいの女が運転席から降りてくる。
ん〜・・・・なかなかいいんじゃね?
同僚(女)「おかえり。」
拳「すいません。 お待たせしました。」
同僚「もういいの?」
拳「いや・・・・まだちょっと。」
同僚「・・・・・・今日はもう行こうか。」
拳「いや、ちょっとだけでいいですから・・・。」
同僚「じゃなくて、明日も来ればいいじゃん?」
拳「え・・・・・。」
同僚「他に会いたい人いるんでしょ? この子の他にも。」
拳「あ・・・はい・・・。」
同僚「うん。 じゃあ一日遅れてもそんな問題ないし、あたしがSに言っとくw」

195 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:37:49.88 ID:y3Zd8rLG0(7)
拳「いいんですか・・・?」
同僚「うんw 剣ちゃんもまだぐだぐだ言ってるし。」
拳「すいません・・・・。」
同僚「うん いいよーw」
拳「じゃあゲロ明日また会えそーだわ。」
俺「あ・・・・うん・・・。」
拳「んじゃ俺今日は行くわ。 明日また連絡する。」
俺「うん。」
拳「明日はできれば皆で会うか・・・。俺連絡しとくわ。」
俺「うん。 わかった。 じゃあ明日。」
拳「おう。」

51 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 21:58:44.62 ID:y3Zd8rLG0(31)
W辺との喧嘩(拳のみ)の後、拳と別れ 家に入る
まま「えらい長い事アンタ心配してんで!?」
俺「あ、うん。ごめん。大丈夫。」
まま「ホンマ・・・・。」
俺は部屋に戻り ベッドに倒れこんだ。
なんて清々しい気持ちだ・・・。あんなに気分が淀んでいたのに。
拳がW辺達をぶちのめしてくれたからではない。
拳とあの最悪な空気のまま別れてしまうという事にならなかったからだ。
もう須Dが拳を好きだろうがなんだろうがどうでもいい。
俺の気持ちは晴やかだ。
須Dの事もやはり本気ではなかったんだろうな・・・。
俺は拳が今も好きでいる顔も知らない、病気で死んでしまったお姉さんの事を考えた。
いつか俺にもそういう人ができるのだろうか・・。


73 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:00:44.96 ID:y3Zd8rLG0(31)
2時頃 拳から電話がかかってきた。
拳「まだ起きてたか?」
俺「うん 余裕で」
拳「明日集まれそうだわ。」
俺「あ、そうなんだ・・。よかった。 皆にはなんて言ったの?」
拳「いや バーベキューでもしねーかって。 急な話だけどな。」
俺「うわ バーベキューとか・・。 高校生でw」
拳「まーいーじゃねーかw」
俺「誰がくるって?」
拳「U本とI谷と、T畑・・あとH井か。それと須Dはこの後お前に電話するってよ。」
俺「え? いや てゆーかH井君って・・。」
拳「あの後電話あってな。 謝ってきたわ。 だからゲロにも詫び入れるついでに来いって」
俺「許したんだ。 懐大きいねw」
拳「あいつ俺結構好きだったからな。 あんなんで別れるのはちょいツレーよ。」
俺「うん。だね。」
拳「須Dはどうしてもお前と話したいって言ってるけどいけるか?」
俺「あぁ うん。 急に切っちゃったんだけど。 いける。 今なら。」
拳「そうか。」

119 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:03:30.87 ID:y3Zd8rLG0(31)
俺「ちょっと時間ある? 話せる?」
拳「ん、ああ。 だいぶやる事も落ち着いたし もう今日はほとんどなんもねぇ。」
俺「須Dさんもさ、 結局拳君が好きみたいだよ。」
拳「ああ。 なんか言われたな。」
俺「やっぱ言われてたんだもう。」
拳「んー。 まあホテルの時な。」
俺「どうすんの?」
拳「どーするもなにもT畑とかの時と一緒だよ。 どーにもなんねえ。」
俺「ああ・・。 そうなんだ。」
拳「あんないい子が俺みてーなめんどくせーの好きになっちゃいけねーよ。
  俺が消えればまたいい男みつかるだろ。T畑もな。」
俺「結局前に話してたお姉さんの事忘れらんないんだ。」
拳「まーな。 どっちにしろもう会う事もねーだろーし、しゃあねえよ。」
俺「やっぱ会えないんだ・・・・。」
拳「ああ。 剣さんになり変わろうと思ってんなら会っちゃいけねーな。」
俺「剣さんは私生活で昔の友達とかと会ったりしてないの?」

144 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:05:25.23 ID:y3Zd8rLG0(31)
拳「いや、あの人は普通にしてる。なんだかんだで普段は結構あの人暇だしな。
  よく自分の地元帰ったり あの人施設出なんだけど、子供らと会ったりもしてるな。」
俺「へぇ・・・。」
拳「なんか店のオーナーやったりもしてるらしーわ。」
俺「そーなんだ・・。 だった拳君も会えるんじゃないの?」
拳「いや、あの人は特別なんだよ。」
俺「え・・・?」
拳「あの人の周りにはあの人に生きるか死ぬかっていう仕事しながらも
  普通の生活させてやろうって頑張ってくれてる人が何人もいる。」
俺「やっぱ仕事ができるから?」
拳「どーだろうな。 その人達とあんま深く話した事ねーからわかんねーけど・・
  あの人の周りもすげえ人が揃ってるって事だよ。
  仕事の割には随分情に甘えんだなって話だけどな。」
俺「へぇ・・・ じゃあ拳君もそんな人達ができればまた会えるんだ。」
拳「まあ・・・ そうだけどな。そう上手く行くかわかんねーけど」
俺「剣さんって人は拳君がその仕事するのなんて言ってたの?」
拳「なんだ 前はしんじねーって言ってたのに信じてくれんのか?仕事の話。」
俺「内容はやっぱ話半分なのもあってまだ信じれないけどね・・・。ごめん。」
拳「いいよ。 それが普通だしな。」

169 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:08:01.61 ID:y3Zd8rLG0(31)
拳「剣さんは俺が入ってくるの最後まで許可しようとしなかったよ。」
俺「やっぱそうなんだ・・・。」
拳「あの人は18歳の時から始めて、異例すぎる若さで結構問題になったみてーだしな。」
俺「それより低いしね・・・。」
拳「ああ、 俺の場合は高校生だし、やっぱ色々もめたらしーよ。」
俺「剣さんとは話したの?」
拳「ああ。「認められた事だしもうなんも言わないけど、俺になり変わろうとか考えるな」ってよ。」
俺「あぁ・・・。」
拳「「お前には無理」だとも言ってたな。「俺は周りに恵まれすぎて運が良かっただけ」っつって。」
俺「まぁ運も実力っていうしね・・・wふひひっw」
拳「それに「俺は死ぬつもりもないし、俺みたいなスーパーヒーローとお前みたいな凡人を一緒にすんな」って言われたよ。」
俺「拳君が凡人ってwww 結構酷いねw」
拳「あの人口わりーからなぁw それにムカつくほどすげー自信なんだ。ホントに死ぬつもりなんか一切ねーし。」
俺「へぇ・・・。」
拳「でも負けねーよ。そんな事言ってで無茶させないよーにしてんの分かってるしな。」
俺「うん。 あんま無茶はしないようにね。」

198 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:10:44.67 ID:y3Zd8rLG0(31)
剣さん解説
拳「15歳から人の為にいきて 18歳から人の為に命はって」
15歳からはなにしてたか知らん

210 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:11:33.41 ID:y3Zd8rLG0(31)
拳「もう須Dにかけさせていいか?時間もおせーし。」
俺「あ、 うん・・・・・。」
拳「まあ明日も色々話せるしな。」
俺「前までしょっちゅう会ってたのにさ・・。」
拳「ん?」
俺「もうあと一日とか・・・ あと何時間だとか・・なんか変な話だよね。」
拳「まあ・・そうだな。あんま俺も実感ねーよ。」
俺「そうなんだ・・・・。 まぁ、ごめん。変な事言った。」
拳「いや。 んじゃまあ、 そろそろかかってくるし、明日13時からやっから11時には連絡するわ。」
俺「うん。 わかった。」
拳「んじゃ須Dとちゃんとやれよ。」
俺「うん。 大丈夫だと思う。」
電話を切った。
なんかもっとぶっとんだ話だと思ったけど・・・剣さんっていう人は仕事外では普通に生活できてるのか・・。
周りの人の努力とかどんな人達なのかわからないけど・・拳とまた会える望みもあるって事なのかな。
2時40分ごろ、須Dから電話がかかってきた。

234 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:13:59.74 ID:y3Zd8rLG0(31)
須D「ごめんね遅い時間に。 起きてた?」
俺「うん。 さっきまで拳君と話してた。」
須D「あ、そうなんだ・・。 普通にできてるの?」
俺「22時くらいにも会ったしね。 すごい普通に仲良くできてる。」
須D「うん、なんか喋り方も気分よさそう・・。」
俺「ごめんねなんか・・・・。 滅茶苦茶感じ悪い対応して。電話とか。」
須D「いいよいいよw 頭の中こんがらがってたんでしょ〜?」
俺「それもあるけど・・・・まあ、ごめん。申し訳ないです・・・。」
須D「いいよっていうかあたしが騙したから悪いんだもん、そんなん言えないか・・。ごめんね。」
俺「あ、 いやそうじゃなくて・・・ 俺も最低だったし。 拳君もそりゃ怒るよw」
須D「やっぱ怒ってたんだ・・・。ごめん、めんどくさい事聞いていいかな。」
俺「え、 うん。」
須D「ゲロ君あたしの事本気で好きだったの? Hしたかっただけ?」
俺「え・・・・・いや・・・・。」
須D「こんな事聞かれたくないだろうけど・・ごめんね。」
俺「いや・・・なんか・・・好きっていうより・・・ちょっといいなって・・。」
須D「うん・・・。」
俺「そんで・・・なんかやけになって・・・あんな事言った。 ごめん。言い訳・・・ないや。」
須D「そっか・・・・。」

257 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:16:06.87 ID:y3Zd8rLG0(31)
須D「あたし8時くらいに電話で「拳君が好き」って言ったじゃん?」
俺「うん。」
須D「Uとか(T畑)好きなのもあるし付き合いも短いし・・・黙ってようと思ったけど
   ホテル出た時本人につい言っちゃった。」
俺「そーなんだ・・。で?なんて言ってた?(聞いたけど)」
須D「あたしもやっぱ振られたw」
俺「そっか・・・。」
須D「なんて言ったと思う?w」
俺「え・・・・わかんない。」
須D「 「お前は俺なんか好きになっちゃいけねーんだ」って真顔で言ってさあw」
俺「ああ・・・・言いそうw」
須D「よくそんな事真顔で言えるなぁって ホント平成の人?wって思っちゃったw」
俺「まあ拳君らしいけどねw」
須D「うん らしいねw まーあたしもゲロ君も次の恋愛頑張らなきゃねw」
俺「うん。」
須D「あたしとゲロ君がもしかしたら次はホントにそーなるかもしれないしw」
俺「いいよそういうのwまた変な事いいだすかもw」
須D「いいよその時は思いっきりぶつからw」

297 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:19:14.37 ID:y3Zd8rLG0(31)
須D「あーでもゲロ君すごい普通になっててホントよかった。」
俺「やっぱ拳君と仲直りできたのが大きいかな・・・w」
須D「親友だもんね〜w」
俺「うん・・・。 俺はそう思ってるけど・・・・。でもなんか・・・。」
須D「でも?」
俺「すごいこう・・・・なんか拳君にそう思って貰ってるの悪いっていうか・・・。」
須D「なんで?」
俺「拳君はすごいお人好しだから・・・俺がどういう人間かわかってないっていうか・・・」
須D「え・・・・・。」
俺「分かろうとしてないのかも・・・・。」
須D「そんな事ないよ・・・・。」
俺「だから全部・・・・なんていうか・・・・ 明日最後だから・・・。」

357 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:23:11.63 ID:y3Zd8rLG0(31)
須D「最後!? え? 拳君が?」
俺「うん・・・・須Dさんにだけ言うけど・・・明日で拳君もうどっか行っちゃうんだ。」
須D「え・・・・?ホントに・・・・?」
俺「うん・・・急だけどね。」
須D「急すぎるよ・・・・・っ・・・っ・・。」
須Dが泣きだした・・。
俺「でも明日拳君は皆に言わないと思うんだ。 だから須Dさんも普通にしてあげててね。」
須D「うん・・・・っ・・・わかっ・・てる・・。」
俺「言わない方が・・・・聞かない方がよかったのかな・・。」
須D「ごめっ・・んっ・・言ってくれて・・・・・よかっ・・・でも・・・会話っ・・・できそうになっい・・ごめんっ・・!」
俺「・・・・わかった。・・じゃあもう切るね。  ・・・あんま泣かないで・・・。」
舘だな。 
須D「うんっ・・・ごめっ・・・・・じゃあね・・明日。」
俺「うん。また明日。」


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積もり積もって七転び八起き◆3iQ.E2Pax2Ivがふと考えついたのが 「死にたい」 という気持ち。そんな中、一つのスレが唯一の光を導き出してくれた。書き込みしてくれる奥様方、なにより飼い猫のチャムちゃん。最後にはー‥七転び八起きとはまさにこのこと。

今から何十年も開かずの間だった蔵を探索する

よくある実況スレかと思いきや、蔵からはとんでもない貴重なお宝が…!誠実な>>1と彼を巡る奇跡のような縁の数々。人の縁、運命、命について考えさせられ、思わず涙するスレです

番外編「I Love World」

昨日、嫁の墓参りに行ってきた

>>1と亡き嫁、そして幼馴染みの優しい三角関係。周りの人々に支えられながら、家族は前に進む。

介護の仕事をしていた俺が精神崩壊した話

介護とは何か。人を支えるとは何か。支えられるとは何か。色々考えさせるスレでした。

彼女との待ち合わせで4時間待たされて着信拒否にした結果wwwww

拒むこと、諦めること、切り捨てることはとても容易い。それでも、もう一度だけ待ってみませんか。拒む掌の向こうの大切なもの、もう一度だけ見つめ直してみませんか。