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教室で盛大にゲロ吐いた

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Part16
489 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 01:15:27.56 ID:Bwf6tFwS0(15)
そこで俺が話し始める。
俺「なんか・・・・拳君って普通とは全然ちがうって思ってたけど・・。」
拳「・・・・・・・。」
俺「やっぱり、普通じゃない人はやる事なす事ちがうっていうか・・・。」
須D「やめて。」
俺「やっぱ住む世界が違うって言うか・・・・・・。」
U本「ゲロ!!」
俺「最初から違ったって言うか・・・・・・・・っ。」
拳「・・・・・・・・。」
俺「会えなくなるとか・・・・簡単に言うし・・・・・っ・・。」
U本「もうゲロ!!」
俺「かっこつけんんあああああああ!!!!」
吠えた。

531 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 01:19:50.61 ID:Bwf6tFwS0(15)
拳「・・・・・・・。」
拳、微動だにせず。 俺をじっと見る。
拳「・・・・・・・・・・。」
俺「あ・・・・ごめん・・・・。」
拳「・・・・・・・・・・。」
俺「・・・・・・・・・え・・・・。」
拳「・・・・・・・・・・・。」
俺「・・・・・・・・あの・・・・。」
拳「そんだけか・・・・?」
俺「あ、はいぃ・・・・・。」
よわ。

580 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 01:26:10.00 ID:Bwf6tFwS0(15)
U本「そんだけかって・・・ひどくない?」
拳「だって何言われてもしょーがねーじゃねーか・・・。
  俺は聞くしかねーんだ。 言い訳も思いつかねぇよ。」
U本「その仕事やるのってさあ・・・・剣さんって人がすごい人だから?」
拳「まあそれもすげーあるけど・・・やっぱ金かな。」
U本「お金って・・・・。」
拳「まあ色々金いるんだよ・・・・。なにするにも金だよ。ふざけんなよ・・・
  なんなんだよ・・・金がなんだっつーんだよ・・・。」
U本「・・・・・・。」
拳「でも金がねーと・・・・・人幸せにしてやる事すらできねーんだ・・・。」
拳がそこまで喋って、俺達は黙った。

624 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 01:32:53.73 ID:Bwf6tFwS0(15)
午前4時 俺は拳と外を歩いた。
U本達は全員寝ている
拳「ゲロさぁ」
俺「うん・・。」
拳「俺かっこつけすぎなw」
俺「ちょっとw」
拳「なんだよあのドラマみてーなセリフw」
俺「マンガっぽいよねw」
拳「女はあーゆーのによえーからなw」
俺「計算だったの?w」
拳「かもなw」
俺「でも本当なんでしょ?」
拳「まーな・・・。わりいなゲロ。」
俺「あ、いや、俺もなんかでかい声出しちゃってゴメン。」
拳「お前たまにブレイクするよなw」
俺「ふひひっ!!w」

648 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 01:38:34.21 (p)ID:Bwf6tFwS0(16)
俺「会えなくなるのはホントなんでしょ?」
拳「んー。まーな。」
俺「高校出るまではって言ってたけど・・・。」
拳「おう。」
俺「そんな都合のいい話ないよね? テストまでされて」
拳「なんでそんな鋭いんだよ。」
俺「拳君が嘘つく時大体わかるよーになったw」
拳「なんか抜け目ねー奴だなw」
俺「ふひひっw」
拳「まあまだ時間はあるはずだよ。」
俺「そうなんだ。よかった。」
拳「おう。」
そして俺達は帰って 寝た


703 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 01:46:45.11 (p)ID:Bwf6tFwS0(17)
翌日 昼
俺達は拳の家を出た
拳以外の俺達は腹減ったのでファミレスへ
U本「あー・・・。なんかなぁ・・・。」
T畑「ほとんど会話なかったね。」
U本「なんか世界違いすぎてなんも言えない。」
T畑「そーだねー・・。」
U本「(T畑)もう諦めたの?」
T畑「だって諦めるしかないじゃん。」
U本「まぁねぇ・・・・・。」
T畑「うん・・・・・。」
俺「あ、あの話 嘘だよ。」
U本「は?」

743 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 01:52:16.34 (p)ID:Bwf6tFwS0(18)
須D「嘘なの?」
俺「うん。 あの後皆寝てから外歩いたけど」
U本「ちょっと待ってよ 嘘つく必要がわかんない。」
俺「なんかU本さんがしつこかったからってw」
U本「・・・・・・?」
俺「問題があるにはあるけど まあ至って現実的で
  拳君が苦労してるのはホントだけど
  もうホント非現実的な話してやると女ってついてこれないからって」
U本「ホントに?」
俺「「俺演技上手過ぎなw」 とか言って笑ってたよw」
俺の足が震えている 

829 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 02:04:09.47 (p)ID:Bwf6tFwS0(19)
U本「じゃあホントの問題ってなんなの?」
俺「前のおじさんが借金かなんかあってそれ援助してるんだって。
  なんか格闘技教えてもらった恩があるからって。」
俺は知ってる限りの情報を駆使して嘘をついた。 やべええええ緊張感やべえええ
U本「いや 待ってよ ホント嘘つく必要なくない?」
俺「これから大変になりそうだからちょっと遠ざけようとしたんだと思うよ。
  そういう性格だし。」
U本「ちょっと拳ちゃんに連絡していい!?」
俺「どうぞ。」
Uが電話をかける
U本「もしもし? 起きてる? うん うん あのさー! 昨日の話なんだけどあれ嘘!?」
U本「え? だってゲロが嘘だって言ったから なんかホントは借金でとか」
U本「笑い過ぎ!! そりゃ信じるでしょ!!」
U本「死ねばマジで!!! どんだけ心配したと思ってんの!!?ホントムカつくんだけど!!」
U本「も〜・・・え? あ、うん。」  「ゲロ。」
俺「はい。」
U本「なんかかわってって。 なんか怒ってる。」
俺は携帯を受け取った

889 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 02:15:28.01 (p)ID:Bwf6tFwS0(20)
ゲロの言葉: だけ本音
俺「もしもし」
拳「ゲロ お前の声向こうに聞こえてる状況か。一緒にいんのか。」
俺「うん。」
拳「俺「バラすの早過ぎなんだよ」って怒ってる風にしたからそういう風に合わせろよ。」
俺「:うん。:  ・・・ごめん。ホントごめん。」
拳「ww よっしゃ。」
俺「・・・・・・・・・・・。」
拳「嘘ついてくれたんか。」
俺「:うん。:」
拳「あれでよかったんじゃねーのか。」
俺「:違う。 よくない。: あっ ごめん ホントごめん!」
拳「もうあんまか関わっちゃいけねーだろ。」
俺「:そんなの知らない。: うん。いや、いいかなと思って・・すいません。」
拳「知らないってお前・・・・なんでだよ?」
俺「また電話する。」
拳「わかった・・・・。 なんなんだこの電話w」
俺「わかんないw」
切った

945 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 02:23:55.96 (p)ID:Bwf6tFwS0(21)
俺「怒られたw」
U本「なんでゲロが怒られんの? あいつが悪いんじゃん。」
須D「気〜つかってくれてたんでしょ? 前のおじさんとの事もみられてるし」
U本「でもあんな心配するような嘘つかないでよくない?」
須D「U怒るよ〜? なんでそういう事言うの?」
U本「怒るよって なんでよ?」
須D「ホントは怒ってなくて寂しいだけの癖にw そんなん言っちゃダメじゃん。」
U本「・・・・・・・。」
須D「自分には言ってくれなくて悔しかったの? まだ気使われてるから。」
U本「うん・・・・。」
須D「かわい〜ねぇw」
U本「ムカつく〜・・・・・。」

996 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 02:30:42.87 (p)ID:Bwf6tFwS0(22)
そしてファミレスを出て須Dが話しかけてきた。
須D「ちょっとゲロ君付きあってw」
俺「え?」
U本「え? 帰んないの?」
須D「Uごめん一人で帰ってw」
U本「えっ あたしもいるよ。」
須D「いや やめてよw」
U本「??」
須D「昨日公園でちょっと話しててさあ 気になった事聞きたいからw」
U本「あ〜・・・・ww。 なんかあったのwww? ゲロw」
ゲロ「えっ あ いや」
須D「じゃあU また後で連絡するねw」
U本「はいはいw」
須D「にやつくのやめてw」

66 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 02:37:59.39 ID:Bwf6tFwS0(14)
U本&T畑「じゃあねw」
俺「じゃあ」
須D「うんw ばいばいw」 ふりふり
俺と須Dは拳の家の近く U本と2回目のハグかました公園へ
須D「ごめん 公園でなんも言われてないのにw」
俺「あっいや え?」
須D「Uに誤解されたかもしれないけどごめんね」
俺「いや いいけど・・・。」
須D「さっきの電話もうそでしょ?」
俺「えっ」

120 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 02:43:26.25 ID:Bwf6tFwS0(14)
須D「さっき言ってたのも嘘で 拳くん言ってたの大体ホントだよね?」
俺「ww なんでそう思うの?」
須D「あんな風な顔で拳君は嘘つけないと思うよ?」
俺「・・・・・・・・。」
須D「あたし気にしないし 普通にするし Uにも言わないから言って。」
俺「ごめん。嘘。」
須D「やっぱりか〜・・。」
俺「うん・・・。」
須D「全部話してもらってもいい? 拳君とゲロ君じゃボロ出そうだしw」
俺「うん。」

197 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 02:53:16.02 ID:Bwf6tFwS0(14)
俺「いや・・・俺が あれじゃいけないと思って・・・。」
須D「そっか。」
俺「ホントはもう時間ないんだ。 高校でるまでって言ったのに」
須D「え・・・・。」
俺「多分須Dさんには嘘つけないから言うけど、あれは多分全部ホントで・・。」
須D「時間がないってもうほとんど?」
俺「いや どのくらいかわかんないけど・・・。」
須D「そっか。 ・・・・・うん。ここまででいい。」
俺「ごめん。ありがとう・・。」
須D「じゃあゲロ君は拳君が皆と関わらないようにするのが嫌なんでしょ?」
俺「だってさあ・・・。」
須D「どのくらい期間あるかわかんないけど 楽しくやってほしいんだよね?」
俺「うんっ・・・・・。」 泣いた
須D「うん。 じゃああたしもそういう風にできるように頑張る・・。」 須Dも泣いた
須D「ホントっ・・・辛いね・・・。」

289 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 03:05:29.19 ID:Bwf6tFwS0(14)
須Dと別れた後 拳と電話した
拳「俺まだ家いるんだ。 これるか。」
俺「うん。分かった行く。」
拳の家へ
拳「わりいな。 なんか無理させちって。」
俺「いや・・・・。」
拳「なんでダメだって思ったんだよ?」
俺「突き放したまま消えようと思ったんでしょ?」
拳「・・・・・・。」
俺「なんでそこだけ俺にも言ってくれないの?」
拳「わりいな・・・。」
俺「いやわりいなじゃなくて。」
拳「ホントはもう・・・・時間なんかねえ・・。」
俺「どのくらいしかないの?」
拳「明後日には俺の戸籍は消えんだ。」
俺「えっ。」
拳「学校にはちゃんと手回して 退学届も出てる。」
俺「・・・・・。」
拳「こんなにはえーとは俺も思わなかったけどな。」
俺「・・・・・・。」
拳やだよ。

374 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 03:12:18.63 ID:Bwf6tFwS0(14)
俺「いや戸籍消えるって・・・・。」
拳「俺いきなり24になんだとw」
俺「戸籍変わるって事?」
拳「ああ。」
俺「ホントなんか・・・やばい事じゃないの?」
拳「やばくなんかねーよ。 立派すぎるほど立派だよ。」
俺「でも危ないんじゃないの?」
拳「あああぶねーな。 剣さんがあんなわけーのに一番ベテランだからな。」
俺「えっ。じゃあ他の人とか先輩とか・・・。」
拳「皆死ぬか逃げるかしたんだと・・・。」
俺「危なすぎるじゃん・・・。」
拳「でもあの人は俺より一個上ではじめてまだ生きてる。ピンピンしてる。」
拳「あの人はな・・・・ホントはもうやめてーんだ。」

481 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 03:25:51.25 ID:Bwf6tFwS0(14)
拳「あの人はホントすげー人でな、入った当初からすごかったらしーんだ。」
俺「・・・・・・。」
拳「でも回りがどんどん死んでってな。あの人はそれがすげー辛くて・・。」
俺「・・・・・・。」
拳「かなりヤべー仕事は全部自分が中心に来るようにしてな。
 「任せとけ」とか・・すげー自信で上とか納得させて・・・。」
拳「でも最近ホントやべーらしくてよ・・・。
  剣さんが自分一人で動き過ぎて無茶しすぎて、年は上の癖に
  経験積んだ奴がほとんどいねー状態になってるらしくてな。」
拳「そんで・・・剣さんと会った後に俺降りてったろ?」
俺「うん。」
拳「その時会った人にそれ聞いてな。 頭下げられて・・・。」
拳「あの人には待ってる人間が山ほどいるのにこのままじゃいつか絶対死ぬって・・」
拳「自分に張り合えるような引っ張っていく人間が出てくるまでやめねーんだって・・」
・・・・・ついて行くのがやっとだ。

564 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 03:34:56.16 ID:Bwf6tFwS0(14)
拳「その人剣さんの上司なんだけど、親友らしくてな、もうホント泣きながら
  「頼む」って頭下げられて、「17歳の子供にこんなの頼んで恥なのは分かってる」
  っていってな。「でもあいつになり変われるのは認められる事できるかもしれないのは
 
  君しかいないんだ」 ってホント漫画の読みすぎかよ・・・・って
  こんなガキになに期待してんだ馬鹿じゃねーかって思ったけどよ・・。」
俺「・・・・・・。」
拳「このままじゃ剣さんが可哀想じゃねーか・・・・・!
  人の為に生きて人の為に死んでくのかよって、
  そんな馬鹿なはなしねーじゃねーかって思えてきて・・・。」
拳「あの人越えてやるって・・・そんで幸せに暮らしてほしいって思ったんだ。」

634 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 03:43:26.65 ID:Bwf6tFwS0(14)
拳「まあ金もいいらしいし、前来たおっさんに金渡してっから・・・
  その仕送りの方もちゃんと確保してくれるらしいしな。正式な振込先で。」
俺「なんかそういうのって作り話だけの世界だと思ってたから・・正直、実感わかない・・。」
拳「ああ。「何言ってんだこいつ痛すぎる」とか思ってくれてかまわねーよ。」
俺「いや・・・・・。」
拳「でも俺は今となっちゃお前に嘘つかなくてよかったと思ってる。
  お前が信じようが信じまいが言っちまって楽になったからな。勝手な話。」
俺「そっか・・・。」
拳「おう。 笑わずに聞いてくれてありがとーなこんな話w」
俺「でもさぁ・・・・・。」

713 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 03:53:22.71 ID:Bwf6tFwS0(14)
俺「人の為に生きてとか剣さんの事言ってたけど、なんかそれってさ、
  拳君もそーなろうとしてるだけなんじゃない?」
拳「・・・・・・・・・・。」
俺「まだ高校生とか17歳の子供が自分の為に人生捨てようとしてくれてるとか、
  そんなの納得するわけないじゃん。」
拳「あの人は話に乗るなって言ってたよ。」
俺「剣さんがもしそれで納得しても今度は拳君の周りの人はどーなんの?」
拳「じゃああの人はどーすんだよ!!!!!!」
俺「!!!」 ビクゥッ
拳「あの人は15から人の為に人生捨てて、18とかでまた人の為に命賭けて、
  これからも報われる事なんかねーんだぞ!!!!
  だれがあの人救ってやれんだよ!!!! 俺しかいねーのかどーかしらねーけどよ
  もしそうならやるしかねーじゃねーか!! 俺なんかどーでもいいんだよ!!!」
俺「やけになんなよおおおおおおおおおおお!!!!」
拳「!!」


760 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 04:01:24.71 ID:Bwf6tFwS0(14)
拳「・・・・・わりい。」
俺「俺だってそんな話まだ信用できないけどさぁ・・。
  俺なんかどーでもいいとか・・・・そんなの拳君ダメだよ・・。」
拳「分かってるよ・・・でもなぁ・・・」
俺「ただの自意識過剰じゃんか。悲劇のヒーローになりたいだけじゃんか。」
拳「・・・・・・・・。」
俺「何様のつもりなんだよ!!!!!!!!」 机バン!!  手痛い!!
拳「・・・・・・・・わりぃなゲロ・・・でもこればっかはどーにもなんねーよ・・。」
俺「・・・・・・・・・・。」
拳「帰れよ・・・・・・。」

795 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 04:06:57.11 ID:Bwf6tFwS0(14)
俺「拳君がそんな奴だと思わなかったよ・・・。」
俺 立ちあがる
俺「信じないからね。 いや信じれないし。 それにもういいよ。
  どっか消えるんだったら勝手に消えてよ。 じゃあね。」
拳「・・・・・・・・・・・。」
俺「なんかいえよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
拳「・・・・・・・・・・・。」
拳「なんも言えねーよ・・・・・。」
俺「・・・・・・・・。」  すたすた  バタン・・・・・
拳の家を出て 昼真っ盛りの住宅街を歩く俺。 もうホントやりきれなくて・・・
俺「きゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
って言った。

836 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 04:14:25.15 ID:Bwf6tFwS0(14)
その日の夜 須Dから電話がかかってきた。
須D「あ、ごめん寝てたかな?」
俺「いや・・・こんな時間から寝てない・・・ww」
須D「あ、そっか。 あのさー夏休みまだあるし拳君誘ってまたなんかしない?
   そのほうが
俺「もういいよ。 なんか。」
須D「え?」
俺「あいつもういい。」
須D「あいつって・・・。」
俺「もういいんだって!!! ほっとけばいいでしょぉぉぉぉ!?」
須D「・・・・・どうしたの・・・・?」
俺「うるっさいんだよぉ!!!! もう切るよ!!!!!」
須D「・・・・・・ごめんなさい・・。 でもぉ・・・。」
俺「あああああああああああああもおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

ツー ツー

899 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 04:24:28.53 ID:Bwf6tFwS0(14)
その夜U本からの電話 拒否
T畑からの電話 拒否
U本からのメール
「ゲロなにがあったの? 須Dホント滅茶苦茶泣いてたよ 電話出て」
返さず
まま「ゲロお風呂どーするん?」
俺「入んない・・・。」
まま「アンタただでさえ不細工やのに不潔にまでしてどーするん!? 入り!!」
俺「ひでぇ・・・・。」
俺は「もう全部終わりだ」 「拳との友情も終わりだ」 「拳中2病すぎて失望した」
とか思いながらたまに 「なんか学園系エロゲーのラストのほうみたいだなあ」 と思った。

954 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 04:31:33.37 (p)ID:Bwf6tFwS0(16)
第4部 拳のまみ おわり
第5部 決意 (そして拳は・・) につづく

128 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 04:55:12.54 ID:Bwf6tFwS0(18)
だいごぶ
拳の事が頭から離れない・・・・。イライラする・・・。
須Dに言ったことなどあまり考えていなかった。
なんであんな嘘をつくのか
しかも稚拙すぎる。俺を馬鹿にしてるのか
それに本気になって切れていた自分への嫌悪感
あぁ・・・・イライラする・・・・。
拳などもういい・・・・と考え出したのが2時間後
すでに12日の夕方になっている
イライラが募る
「セックスしたい」と考えるようになる
俺は須Dに謝る事にした・・・。

174 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 05:04:27.44 ID:Bwf6tFwS0(18)
ぷるるるる ぷるるるる
須D「もしもし」
俺「あっ・・・・・」
須D「ゲロ君?」
俺「あっ・・・この前ごめんなさい・・・・。」
須D「ううん。 拳君となんかあったの?」
俺「いや・・・・。」
須D「・・・・・・ごめん。 ホントは拳君から聞いてる。」
俺「え どこまで?」
須D「あたしが「ゲロ君どうしたの?」って言ったら「ひどい事してしまった」って」
俺「ひどい事?」
須D「うん。 「あいつに話すべきじゃない事いった」って言ってた。」
俺「へー・・・・。」
須D「ゲロ君があんなになってたし・・・あたしも聞いて耐えられそうに
   ないから内容はきかないけど・・・。今どんな気持ち?」
俺「えっ・・・イライラしてる・・・ww」
須D「どうやったらイライラ晴れる? 遊んだら気持ちも晴れる?」
俺「イライラが晴れたら拳君と話せって?」
須D「うん。 そう。」
俺「・・・・・・・。」

215 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 05:11:57.41 ID:Bwf6tFwS0(18)
俺「いや・・・話したくない・・・・。」
須D「・・・・・。」
俺「ごめん・・・切っていい?」
須D「ダメ。」
俺「いやホント・・・・またひどい事言っちゃいそうだし・・。」
須D「言うんならいくらでも言っていいよ。」
え? Mなの?
俺「・・・須Dっていい人だけど・・・ちょっとしつこくて・・・うざい。」
須D「そうなんだ。」
俺「うん・・・・・。」
須D「しつこくてなにが悪いの? 友達がなんかあったらしつこくしてでも
   なんとかしてあげたいって思わない? そんなことでウザいって言われるんなら
   あたしは別にウザいって言われてもいい。」
これが須Dか? 口調がU本みたいだ・・。

251 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 05:18:26.62 ID:Bwf6tFwS0(18)
俺「だっU本さんには拳君に気をつかわせるなって・・。」
須D「あれはどうにもできないから。 これはあたしなんかでも
   どうにかできるかもしれないじゃん。 人の心の問題だし。」
俺「よくそんなの真面目に言えるね・・・w ふひひっw」
須D「言えるよ。」
俺「へぇ・・・・w あぁ・・・そう・・。 俺言えないや・・w」
須D「ねえ、どうやったら気が晴れる? どーすれば前のゲロ君みたいになれる?」
何を言っても許されると思う精神状態の時ってあるyねーよwwww
俺「えっ・・・・・じゃあHしたいw ふひひw」
須D「えっ」

298 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 05:23:34.09 ID:Bwf6tFwS0(18)
須D「あたしと?」
俺「も・・・・・・うん。」
須D「なんで?Hしただけで気分晴れるの?」
俺「え・・・・多分・・・・・w」
須D「じゃあHしたら拳君と話できる?」
俺「え・・・・多分・・・・・w ふひっ!」
須D「・・・・・・・・・・。」
なんていい子なんだ・・・・。 これは本番でも燃えそうだ・・・。
まあ拳の影響だろうが須Dはナイチンゲールと化しているな。
拳のメッキもはがれた今 拳の影響でこうなってしまった事に同情する。
でもギンギン

345 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 05:28:59.32 ID:Bwf6tFwS0(18)
須D「えっと・・・・・。ん〜・・・・。」
俺「・・・・・・・・・。」
須D「え・・・・ゲロ君はあたしとHしたいの?誰でもいいの?」
俺「え・・・・・すっ須Dだからぁ・・・・・?w」
須D「あたしが好きだから?」
俺「えっ・・・・・・うん好きw」
須D「あたしゲロ君の事まだ好きになれないかもしれないけど・・・」
俺「え・・・・・・・w」
須D「それでもいいならいい・・・・。」
言っている事はよくわからないが とにかくちんぽこが破裂しそうだ
もう拳なんてどーでもいい はいはい終わったら話す 話すよーん

403 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 05:35:49.60 ID:Bwf6tFwS0(18)
須D「ごめんね・・・・ あたしも好きって言いたいけどさあ・・・・
   その方がゲロ君も気が晴れるのに・・・嘘つけなくて・・・。」
俺「えっ・・・・・いいよいいよw 全然w」
須Dが泣いている感じの声 俺はヘラヘラしてる
好きじゃなくても何でもいい!!!!!
事が終わったら拳にテキトーに弁明かましても
「俺、しんじるよ頑張ってね」とかなんでも言ってもいい!!!!!!
事がばれて拳に本気で殴られてもいい!!!!!!!!!!
U本達にバレてバイ菌扱いされてもいい!!!!!!!!!!!
とにかくチャンスは
       い   ま   し   か   な   い

442 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 05:40:32.83 ID:Bwf6tFwS0(18)
だってもともと一人だったんだ!!!!!!!
拳がいなくなるのも本当みたいだし2学期が始まったら
また一人になるんだ!!!!!!!!!!!!!!
だったら!!!!!!!!  だったら!!!!!!!!!
童貞捨てるチャンスくらい逃さずゲットしていいじゃないか!!!!!!!!!
しかもこんなにいい子!!!!!! あいくるしい子猫のような顔!!!!!!!
まぁ・・・Sっけがないのがちょっとアレだが・・・・。
兎に角今は
須D「えっ・・・・今日?とか?」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!

502 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 05:47:20.71 ID:Bwf6tFwS0(18)
俺「えっ今日でいいの?」
須D「え・・・・・いや・・任せるけど。」
俺「いや、今日     なら    都合いいんだけど・・・。」
須D「あっそうなんだ・・・・。えっ場所・・とか・・・」
俺「えっやっぱホテル・・・・・・?」
須D「あ・・・・・わかった・・・・。 じゃあ○○川沿いのとこなんだけど・・」
俺「あっ うん 知ってる 通ったことある シャイン ってホテル?」
須D「うん・・・あそこしかしらないけど・・ゲロ君遠い?」
俺「いや近い近い 何時にする?」
須Dがだんだん普通になってきた・・・・覚悟を決めたのかどうでもよくなったのか・・
まあとにかく・・・・   飛び出せ現代っ子☆

571 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 05:55:21.40 ID:Bwf6tFwS0(18)
須D「えっと・・・9時とか・・・?」
俺「あー 後3時間くらいあるから 余裕でいけるw」
須D「そっか・・・・・・・・。」
だんだん普通に映画でも行くような会話の仕方になってくる
これが心の余裕か・・・・・・。
須D「うっ・・・・・・う・・・・・・」
俺「えっ・・・・・・。」
須D「んぅっ・・・・んぅっ・・!! うっ・・・」
俺「えっ やっぱ嫌になった?」
須D「ううん違っう・・・ごっ・・めん・・・・ 9時に行くね・・・」
俺「あっ うん 俺も行くから」
罪悪感? ないよ?

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貧しくツラい環境の中でも健気に前向きに暮らす彼女と、その彼女を時には兄のように時には彼氏として温かく包み込むように支える主人公。次々におこる悲しい出来事を乗り越える度に2人の絆は深まっていき…、読んでいくと悲しくて、嬉しくて、涙が滲み出てくるお話しです。

クズの俺が父親になった話

結婚して子供が生まれても、働かずに遊び回り家にも帰らない、絵に描いたようなクズっぷりの>>1。しかし、ある日のこと、子供を保育園に迎えに行かなければならない事情を抱えるところから全てが始まる……。親と子とは何か? その本質を教えてくれるノンフィクション

今から何十年も開かずの間だった蔵を探索する

よくある実況スレかと思いきや、蔵からはとんでもない貴重なお宝が…!誠実な>>1と彼を巡る奇跡のような縁の数々。人の縁、運命、命について考えさせられ、思わず涙するスレです

妹の結婚が決まった

両親を亡くし、男手一つで妹を育て上げてきた兄。ついに妹が結婚し、一安心したところに突然義母から「元々妹なんて存在しなかったと思ってくれ」という連絡を受けてしまう。失意のどん底に居た兄を救う為、スレ民が立ち上がる!

急に色々気づいたら、死にたいって思った

積もり積もって七転び八起き◆3iQ.E2Pax2Ivがふと考えついたのが 「死にたい」 という気持ち。そんな中、一つのスレが唯一の光を導き出してくれた。書き込みしてくれる奥様方、なにより飼い猫のチャムちゃん。最後にはー‥七転び八起きとはまさにこのこと。

番外編「I Love World」

昨日、嫁の墓参りに行ってきた

>>1と亡き嫁、そして幼馴染みの優しい三角関係。周りの人々に支えられながら、家族は前に進む。

介護の仕事をしていた俺が精神崩壊した話

介護とは何か。人を支えるとは何か。支えられるとは何か。色々考えさせるスレでした。

過去の自分に一通だけメールを送れるとしたら

永遠に戻ってくれない時間。それでも、、