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のび太「うわああああああ!!」ドラえもん「の、のび太くん!!」

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Part3
97 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)00:43:39 ID:wHHvhU9xc
出木杉「城は間もなくだ!!突き進め!!」
ワアアアアアアアアアアアア!!
のび太「ーーそこまでだ!!」
反乱軍「ーーーッ!?で、出たぞ!!Nだ!!」
出木杉「のび太くん……!!」
のび太「……出木杉……まさか、ここまでやるとはな……」
出木杉「のび太くん!!今すぐ暴走を止めるんだ!!君は、ただの小学生なんだよ!?こんな大人の世界に、足を入れるには早すぎるんだよ!!」
のび太「出木杉……お前は子供だな。俺は小学生だが、それ以上に大統領でもある。俺は、この国のトップだ。暴走ではない。これは、政策なのだよ」
出木杉「何が政策だ!!人々を苦しめ、自らの自己満足を満たすだけの、ただの愚策じゃないか!!ーーそんなこと、僕達が止める!!」
ガチャガチャ!!
のび太「ふん……その程度の武装で、俺に勝てると思ってるのか?」
チャキ
チャキ
出木杉「ーー!?そ、それはーー!!」
のび太「俺が考案した、ネオ・ショックガンZX……この二丁銃がある限り、俺に敗北はない!!」
ズキューンズキューン!!
狙撃兵「ぐああああああ!!」
出木杉「なッ!?あの距離から狙撃部隊を!?」
のび太「……狙撃部隊は、あと5人か……少なすぎるんだよ!!」
ズキューンズキューンズキューンズキューンズキューン!!!
狙撃兵「があああああああああああああ!!!」
出木杉「チッーーー!!」
のび太「……出木杉、狙いは良かったな。俺の気を引き付ける間に、狙撃兵で俺を狙い撃つ……普通なら、決まっていたな……」
出木杉「………!!」
のび太「……だがな、お前の目の前に立つ男には、少々物足りないな……」

98 :名無しさん@おーぷん :2014/06/15(日)00:45:18 ID:mTks6l432
…ごくり

100 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)00:53:44 ID:wHHvhU9xc
出木杉「ま、まだだ!!これだけの反乱軍、君には止められない!!」
のび太「ふん……いくら数を集めようが、雑魚は雑魚……ウサギは何頭束になろうとも、ドラゴンには勝てないのだよ!!ーードラ!!」
ドラ「はっ!」
のび太「行くぞ!!バトルモードだ!!」
ドラ「承知……ドラ、バトルモード!!!」
ウィーンカシャウィーンカシャ
ガキンガキンガキンガキン
ーーブオン
ドラ『バトルモードーードラディエイター!!』
出木杉「な、何!?八頭身に変形した!?それにあの体……戦闘用か!?」
のび太「行くぞ出木杉いいい!!!」
ドラ『敵を補足……殲滅する……』
ダダダダダダッ!!!
出木杉「く、来るぞ!!」

102 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)00:59:39 ID:wHHvhU9xc
のび太「止まって見えるぞ!!」
ズキューンズキューンズキューンズキューン……!!!
反乱軍「ぐあああああああ!!!」
ドラ『殲滅……殲滅……』
バキバキバキ…!!
ドカドカドカ…!!
兵士「がああああああああ!!」
のび太「どうしたどうした!!その程度か!!」
出木杉「クソッ!!」
ズキューン!!
のび太「そんな銃など……!!」
ヒラリッ
出木杉「ーーっ!?弾が逸れた!?」
のび太「俺の服は特別製でな。ヒラリマントで作ってある。俺にどんな攻撃をしようとも、全て躱す!!」
出木杉「なん……だと……!!??」

103 :名無しさん@おーぷん :2014/06/15(日)00:59:54 ID:dd4BnFE8F
凄いシュールで良いスレだ


104 :名無しさん@おーぷん :2014/06/15(日)01:02:10 ID:8fjHc3sjh
これはのび太が力に溺れて死んでくれな気が済まん

105 :名無しさん@おーぷん :2014/06/15(日)01:02:35 ID:P1FbNrlPp
のび太チートワロリンヌ

106 :名無しさん@おーぷん :2014/06/15(日)01:02:53 ID:zyJCgQpNP
真面目な話こういうの中学時代書いてたw

107 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)01:04:22 ID:wHHvhU9xc
出木杉「そ、そんな……あれだけいた反乱軍が、瞬く間に……!?」
のび太「言ったはずだ。数を集めようとも、しょせんは虎には勝てぬのよ」
出木杉「……くそおおおお!!」
のび太「終わりだ……出木杉……!!」
出木杉「……!!」
???「そこまでよ!!」
のび太「ーーーッ!」
ドラ『ーーーッ!』
???「あなたの悪行……ここで止めるわ!!」
ドラ『お前は……!!』
???「……おじいちゃん……もう、終わりにしよう……」
のび太「お前……!!」
ドラミ「お兄ちゃん……のび太さん!!あなた達の相手は……私達よ!!」
セワシ「もう一度未来を変えるために、僕達が止める……!!」

109 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)01:15:23 ID:wHHvhU9xc
ドラ『ドラミ……?』
ドラミ「お兄ちゃん……いい加減目を覚ましなさい。あなたは、のび太くんの友達でしょ?だったら、お兄ちゃんがのび太さんを止めないとダメでしょ!?」
ドラ『のび太様の理想は、我が叶える!!』
ドラミ「お兄ちゃん……」
セワシ「おじいちゃん……」
のび太「セワシ……お前、何しに来た?」
セワシ「おじいちゃん、あんたは、やり過ぎたんだよ。未来は、今無茶苦茶になってる」
のび太「………だから、どうした?」
ドラミ「なん……ですって……!?」
のび太「俺は世界の覇者になる男……未来がどうなろうと知ったことではない。世界は、全てが俺の意のままに出来る……そこには、素晴らしい未来が待っている。俺には、それが出来る」
セワシ「それは、傲慢なんだよ!あんた一人で、世界が動くとでも思ってるのか!?」
のび太「思ってはいない。動かすんだよ、セワシ……」
セワシ「……そうか……もう、無駄なんだね」
のび太「そうだ。止めたければ、止めて見せろ!!」

110 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)01:15:34 ID:wHHvhU9xc
セワシ「……分かったよおじいちゃん!!ーーいや、N!!ーードラミ!!」
ドラミ「うん!ーードラミ、バトルモード!!」
ウィーンカシャウィーンカシャ
ガキンガキンガキンガキン
ーーブオン
ドラミ『バトルモードーードラキュア・カスタム!!』
セワシ「N!!アンタの孫である僕も、射撃にはちょっと自信があるんだよ!!」
チャチャ
のび太「二丁銃か……おもしろい……!!」
ドラミ『行くわよお兄ちゃん!!』
セワシ「行くぞN!!」
のび太・ドラ「来いーー!!」

117 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)01:26:13 ID:wHHvhU9xc
ドラミ『はあああああああ!!』
ドラ『おおおおおおおお!!』
ドドドドドドドドドドドド…!!!
ドラ『我の連撃に対応するか!!ドラミ!!』
ドラミ『お兄ちゃんこそ!!私がこの程度だとは思わないことね!!』
ドドドドドドドドドドドド……!!!
ズキューンズキューンズキューンズキューン…!!
のび太「セワシ!!なかなかやるな!!」
セワシ「Nこそ!!さすがだよ!!」
ズキューンズキューンズキューンズキューンズキューンズキューン…!!!
出木杉「……レベルが違いすぎる……!!奴らは化物か!?」

121 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)01:32:58 ID:wHHvhU9xc
ドラ『とおおりゃあああああ!!!』
バキキッ!!
ドラミ『がはっーーー!!』
ズザザザザ
ドラ『……ドラミよ……確かにお前は強いが、攻撃の後に隙が出来てるな……まだまだ未熟よ……』
ドラミ『はあ……はあ……』
ズキューン!!
セワシ「ぐあああああああ!!!」
バタッ
ドラミ『ーーッ!?セワシさん!?』
セワシ「うぅ……」
のび太「セワシ……確かに銃の腕は大したものだ……だが、攻撃が単調過ぎるな……それでは俺には勝てん……」

122 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)01:40:21 ID:wHHvhU9xc
のび太「さて……退屈しのぎにも少々飽きてきた……そろそろ、眠ってもらうぞ。ーードラ」
ドラ『了解ーーーハイメガドラキャノン、スタンバイ……』
ガチャガチャウィーン
ーーキーーーン
のび太「お別れだ二人とも……残念だよ……」
ドラミ『そんな……』
セワシ「うぅ……」
のび太「……さよなら……」
ドラ「チャージ完了……」
のび太「ドラ、発ーーー」
???「ーー待って!!」
バババッ
のび太「ーーー!!??」
???「撃つなら、俺達ごと撃ってみろ!!」
???「そ、そうだそうだ!!」
のび太「……何をしてるんだ?しずか、ジャイアン、スネ夫……どうしてセワシ達を庇う?」
しずか「決まってるでしょ!?ーーあなたを…止めるためよ!!」

127 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)01:48:15 ID:wHHvhU9xc
のび太「止める?何を止めるんだ?」
ジャイアン「決まってるだろ!?お前の、バカな行動をだよ!!」
スネ夫「お前なんかのび太じゃない!!のび太は、もっと弱いんだ!!臆病なんだ!!でもーーー!!」
しずか「ーーでも、とっても暖かくて優しい人なのよ!!あなたは、のび太さんなんかじゃない!!」
のび太「……何を言ってるんだ。俺は、俺だ。何も違ってなんかいない。これが、俺なんだよ。世界の歪みを正そうとしているだけだ。俺が世界の頂点に立てば、もっと住みよい世界になる。絶対的な王が上に立つことで、世界は平和になるんだ。どうしてそれを分からないんだ?」
しずか「分かりたくない!あなたはもっと優しい人なのよ!?どんなにバカにされても、どんなに落ち込んでも、それでも他人のことを真剣に思えるような、そんな素晴らしい人なのよ!?
のび太「ーーー」
しずか「だから!!のび太さんは!!のび太さんはーーー!!私の大好きなのび太さんは、こんな人なんかじゃないーーー!!」
のび太「ーーー!!!」
ドラ『ーーハイメガドラキャノン……発射……』
しずか・ジャイアン・スネ夫「ーーーーッ!!」

129 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)01:50:50 ID:wHHvhU9xc
ズドオオオオオオオオオオオンンン!!!
しずか「………あれ?」
ジャイアン「当たって……ない?」
スネ夫「ーーッ!!みんな!あれ!!」
のび太「………」
しずか「の、のび太さん……私達を……庇って……!!!」
のび太「がっ……はっ……」
バタッ
しずか「ーーの……のび太さああああああああんん!!!」

132 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)01:58:48 ID:wHHvhU9xc
しずか「のび太さん!!しっかりして!!」
のび太「へへっ……まずったな……ヒラリマントにも…対応できるような……ハイメガドラキャノンを作ったのが……仇に、なるとは、な……がはっ!」
ジャイアン「もういい!もう喋るな!!すぐ医者を……!!」
のび太「ジャイアン……もういいんだ……もう、いいんだ……」
スネ夫「どうして……どうして……!!!」
のび太「さあ……どうしてだろうな……俺にも、分かんないよ……ただ、俺は、止まりたかったのかもしれないな……」
ドラ『のび太…様……』
のび太「ドラ……色々世話をかけたな……もう、いいんだ……関係は…解除する……」
ドラ「の、のび太…くん……」
しずか「のび太さん!!しっかりして!!」
のび太「し…しずか……もう一度、その手を掴んでもいいか?」
しずか「ええ!ええ!!私の手はここよ!!のび太さん!!」
ガシッ
のび太「……ああ、あったかいな……しずか……とても、あったかいよ……」
ガクッ
しずか「……の、のび太さん?」
のび太「ーーーー」
ジャイアン「のび太……のび太……!!」
スネ夫「ぐすっ……ぐすっ……」
のび太「ーーー」
しずか「いやあああああああああああ!!!」

133 :◆xb8eIST5.k :2014/06/15(日)02:04:40 ID:wHHvhU9xc
のび太「ーーーはっ!!」
ドラえもん「ーーあ、気が付いたのび太くん?」
のび太「……ドラ…えもん?」
ドラえもん「んん?もう、まだ寝ぼけてるののび太くん」
のび太「ここは……」
ドラえもん「君の部屋だよ。階段から転げ落ちて、気絶してたんだよ。まったく、ドジだなぁ」
のび太「……そっか……夢だったのか……」
ドラえもん「ん?なんのこと?」
のび太「……ううん。ちょっと変な夢を見ただけだよ。それより、僕お腹空いちゃった」
ドラえもん「うん。ちょっとおやつ取って来るね!!」
のび太「あ、ありがとう」
ドラえもん「いいんだよ」
タタタタ…
のび太「夢……か……まあ、あんな終わり方だしなぁ……」
のび太「……」
のび太「………」
のび太「…………」
のび太「……………次は、もっとうまくやるか……ククク………」
終わり

134 :名も無き試験管 :2014/06/15(日)02:06:18 ID:xP1AO2Cfe
8888888888

135 :名無しさん@おーぷん :2014/06/15(日)02:06:28 ID:JEApenwoR
乙ー


136 :名無しさん@おーぷん :2014/06/15(日)02:06:53 ID:VPzj9137b
最後こえぇぇっ!
乙!

137 :名無しさん@おーぷん :2014/06/15(日)02:07:26 ID:CS7CCTSkg
シーズン2を希望


138 :名無しさん@おーぷん :2014/06/15(日)02:07:44 ID:gWDH85Msg
夢オチ乙

139 :名無しさん@おーぷん :2014/06/15(日)02:07:55 ID:4qpveWlC1
乙乙

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