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家出したらお姉さんに拾われた

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Part4
201 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:36:01.61 ID:veZIivoe0
気づくとお姉さんの部屋にいた
いつの間にか気を失った俺はお姉さんに運ばれたらしい
寝起きだからかぼうっとする
でもおでこがひんやりと気持ちいい
「おはよ」
お姉さんはベッドの横にある勉強机みたいなやつのイスに座ってた
パソコンを触ってたらしい
「おはよ、ございます」
起き上がろうとしたけど体が痛くてうめき声が漏れる
「あかんて、今日はゆっくりしとき」
「でも、仕事」
「なに言うとん。そんな面じゃお客さんびびるし、あの鬱陶しい客が二度と来ん言うてんから、うちとしては充分や。ほんまにありがとう」
「君はうちの幸運やな」
「役に立てました?」
「充分やって。あの客な、前から鬱陶しかってん。ああやって誘ってきてて。でも多分、ほんまに二度とこんやろ。なんせ、十五歳の子供に鼻血出されてもうたからな。メンツが立たんで」
にやりとお姉さんは笑う。
「凄いな、自分。恐かったやろ、痛かったやろ」
強かったけど、痛かったけど
それどころじゃなかった
そんなことどうでもいいぐらいに怒っていた
「別に」
「かっこつけんなや。でも君」
「かっこよかったよ」
嬉しいよりも照れくさい
俺は布団の中に顔を隠す
「なんか食べられそうなもん持ってくるわ。口ん中切れとるやろうけど、ゼリーなら食えるやろうから」

210 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:40:31.07 ID:veZIivoe0
ゼリーは確かに食べられたけど
口の中は切れてて痛かった
でもまあ
「はい、あーん」
「自分で食べますよ」
「ええから」
「いや」
「はよ口開けろや」
「はい」
お姉さんが食べさせてくれたからなんでも食べれた
お姉さんが食べさせてくれるなら納豆でも食べれそうだった
納豆嫌い
「なんか欲しいもんある?」
「欲しいもの?」
「漫画でも食べ物でも用意するから。高いもんは勘弁してほしいけどな」
「じゃあ」
俺はこの時も知らなかったけど
殴られすぎると熱がでるらしい
だから思考があやふやになって
突拍子もないことを言ってしまうようだった
「お姉さん」
言ってから後悔した
なんてことを言うんだ俺は、って
「な、なんでもないです」
「うちは奥やからな」
お姉さんがベッドに潜り込んでくる

211 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:41:48.15 ID:lGdVKDoJ0
ぱんつけしとんだ

212 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:41:50.89 ID:WxxGmEjk0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
のか?

213 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:41:53.84 ID:qXuflQih0
パンツさんさようなら


214 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:41:56.95 ID:fSOfcJZ80
パンツが月面着陸した

219 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:43:20.23 ID:HKTjbzRyO
うちのバンツどこ?

222 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:43:50.60 ID:LCspJwd60
パンツ大気圏突入した

223 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:44:11.71 ID:XHClkiCw0
パンツがタイムスリップした

224 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:44:24.04 ID:s82K2TyL0
パンツが石油掘り当てた

225 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:45:30.78 ID:VtHLxaJA0
パンツ全部捨てた

226 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:46:19.66 ID:m5TJTCpH0
パンツで抜いた

228 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:46:37.11 ID:3Ngjm1Ai0
パンツが家出した

209 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:39:07.96 ID:hc6C1KGU0
15歳とはいえ男を女一人で運べるか??

229 :>>209 タクシー:2013/03/19(火) 23:46:44.69 ID:veZIivoe0
一緒に眠った経験もあるわけだけど
その時とは雰囲気が違って
俺は借りてこられた猫のように固まった
「こんな」
お姉さんの手が頭に触れる
いつも俺がそうするように
優しく髪を撫ではじめる
「こんなぼろぼろになってもうてな」
「ごめんな」
別にぼろぼろになるのもぼこぼこになるのも
お姉さんを守れたならそれでよかった
お姉さんが喜んでくれてるし
ちょっとでも役に立てたみたいだし
お姉さんが頭を撫でる
それはとても心地いい
「ほんで」
「どないしてほしいん?」
それに答えられるわけもなく
恥ずかしくなって顔を反対側へ背けた
「なんてな、はは」
「それはちょっと卑怯やな」
お姉さんの手が首の下に移動する
それこそ犬猫のようにそっと撫でられて
くすぐったくて体が跳ねた
「こっち向いて」
耳元でそっと囁かれた甘い言葉に脳が痺れた
視界すらぼうっとしている中でお姉さんの方に振り向くと
唇が唇に触れる

249 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:52:33.28 ID:veZIivoe0
ファーストキスだ
とか
思う間もなく
お姉さんの舌が口の中に入ってくる
生暖かい別の生き物が
滑りを立てて侵入する
動く度にそれは音を発して
俺とお姉さんがつながっていることを証明した
舌と舌が絡んで
お姉さんの舌が口の中の全てを這う
横も
舌の裏も
上も
歯も
口の切れた痛みも忘れて
ただ侵されることに集中した
これ以上ない幸福が詰まっているような気がした
お姉さんの手が俺の右手に触れて
指先ですっとなぞる
それは手から全身に電流を流して
意識が更に拡散していく
手を握られる
俺も握り返す
お姉さんが手をどこかに連れていく
そこで離される
合図だと思ったから手を滑らせる
初めて触る、女性の胸

264 :名も無き被検体774号+:2013/03/19(火) 23:57:42.22 ID:veZIivoe0
舌がすっと引いていって
お姉さんが視線を合わせる
「ええよ?」
小さな吐息に混ざった声で
俺の消し飛んでいたと思われる理性が外れた

柔らかな、胸
手の平いっぱいに感触を確かめるため
ゆっくりと揉んだ
手の中心部分にお姉さんの突起があって
それは揉むとかイジるとかよりも
舐めたり吸ったりしたい気分が勝る
でも、揉む
だって揉むとお姉さんが
声を殺して息を吐く
「ん」
それを俺が見つめていると
恥ずかしそうに視線を逸した
「見んといてや、年下に感じさせられるんなんて恥ずいわ」
胸の内で想いが強まる
何度も何度も
お姉さん
って呟いた
胸の内で
想いが深くなって
俺の方からお姉さんにキスをした

272 :名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 00:01:27.01 ID:4tx4M/Mk0
なんて羨ましいんだ

274 :名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 00:02:47.95 ID:9d7wsIdJ0
ちくしょうちくしょうちくしょう
涙と精子が止まらない

275 :名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 00:02:48.55 ID:x60gR+VC0
とても綺麗で
とてもかっこいいお姉さん
そのお姉さんが俺にキスをされて小さな声をあげる
とても愛らしくて
とても可愛いお姉さん
胸を弄られながらキスをされて
だんだんと体温が上がっている気がした
でも、どうしたらいいんだろう
俺はまだ経験がない
エロ本の知識しかない
それは基本的に間違っているとみんな言う
だから下手なことはできない
突然だった
突然股間に衝撃が走った
お姉さんが握ってきたのだ
生で
「年下にやられっぱなしは性に合わんわ」
俺が覆いかぶさっていた体勢をぐるりと回して
お姉さんが俺を覆う
布団はずれてはだけたお姉さんの服
綺麗な胸があらわになっていた
「なあ、気持ちいい?」
お姉さんの細長い指が俺のを握って
微かに上下へと動き始めた


288 :名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 00:08:52.96 ID:x60gR+VC0
気持ちいいに決まってる
けど気持ちいいなんて言えるはずがない
俺はどういう対応をしていたのだろう
気持ちいいけど恥ずかしくて
その顔を見られるのが嫌で背けてたのかもしれない
ちらりと横目でお姉さんを見ると
うっすらと笑みを浮かべて
楽しそうに俺を眺めていた
「なあ」
耳元で囁かれる声
俺はそれに弱いのか脳がくらくらと泳ぎだす
「気持ちいいやろ?」
問われて、答えられるはずがないのに
つい口を出てしまいそうになった
お姉さんは変わらず手を動かしていて
でもそこに痛みはなく
ただただ気持ちいい
「言わんとやめるで?」
その言葉を聞いて凄く胸が苦しくなった
やめないでほしい
ずっと続けてほしいくらいだ
やめないでください
息も絶え絶えに発する
「なんかいった?」
お姉さんの手が止まる
「やめないで、ください!」
ええこやな、とお姉さんはつぶやいて。
俺の首筋をすっと舐める。
その右手はまた動き始めて
上下だけではなく
先端を凝らしてみたり
付け根を押してみたり
さっと指先でなぞってみたり

301 :名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 00:15:06.11 ID:x60gR+VC0
性的な快楽以外のものを感じていたような気がした
「ぬるぬるしたのでとんで」
お姉さんの言葉に耳が犯されることは
「かわいいなあ、君は」
本来なら性行為の補助であるはずなのに
「ここ、こんなんにして、気持ちいいんやろ?」
それが快楽の全てである気がした
「気持ちいです」
「もっとしてほしい?」
「もっとしてほしいです」
「もっと気持ちよくなりたいん?」
「なりたいです」
「お願いは?」
「お願いします」
「足らんなあ」
「お願いします!」
「どれをどないにしてほしいん?」
「僕のを、お姉さんの中に、お願いします」
「……なんかいうた?」
「僕のを! お姉さんの中に! お願いします!」
「ええこやな」
お姉さんの声が遠ざかっていく
どこに行ってしまうんだろうと不安になって目で追うと
お姉さんは
俺のそれを口の中に収める

304 :名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 00:16:00.83 ID:W+UG6x1g0
倖田來未「あんな!ここをなこうするとな!気持ちええねん」

309 :名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 00:17:54.34 ID:0dqWvIpFO
>>304
それ妹のほうじゃねえぇかあぁぁ!
つかやめてえええ

323 :名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 00:23:57.46 ID:x60gR+VC0
じゅるり
と奇妙な音を立てながら
ぐじゅぐじゅ
といやらしい音を立てながら
「だ、だめ」
「ん? どないしたん?」
「イキそう、です」
「ええよ」
俺が嫌だった
現時点で既に人生の幸運を全て使ってしまったような状況だけど
でも、一番の目的がまだだったから
「い、嫌だ」
「ほら、だしや」
お姉さんの涎に塗れたモノを手で上下に動かしつつ先を舌先で舐めながら
お姉さんは俺を嬉しそうに見詰めた
「嫌だ、でちゃい、ます」
言ってもお姉さんはやめてくれない。
嫌だと言いながらも俺は激しく抵抗しない、できない。
「お願い、お姉さん、やめて」
お姉さんはじいっと俺を眺める
俺をじいっと観察する
声を殺して息が漏れた
下腹部に集まった大量の性欲が
意思と無関係に発射される
体の中心が割られたような衝撃だった
一人じゃ味わえない快感だった
お姉さんは俺の液体から顔を背けずにいた
快楽の余韻に浸りながらお姉さんを見ると俺の精液でどろどろになっていた
「いっぱいでたな」
言うと、お姉さんは再び性器に口をつけ
舐め取るように、吸い上げるように綺麗にしていった
それは気持ちよさよりもくすぐったさの方が上だったけど
なによりも心が満たされていった
「ほな、お風呂はいろか」

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