幼女「こんにちは!引きこもり対策センターです!」男「…は?」
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Part6
217 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)20:21:17 ID:xeJ
プロジェクト開始17日目
(アリマスイベントまであと8日)
ーーー昼過ぎ
幼女「さて男さん、今日の午後プログラムですが」
男「げ、げふん!ん”ん!」
幼女「…?」
男「あー、あー、えっと!」
幼女「なんですか?」
男「幼女さん、大事なお話があるんですけど、ん”ん!」
幼女「…はあ、なんでしょう」
男「えっと、その、ですね……」
男「抜いていい?」
幼女「………それは、」
幼女「つまりオ
男「わあーーーー!!!」
218 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)20:25:28 ID:xeJ
男「言うな!!!」バシバシ
幼女「ちょ、いたっ、なんですか!急に恥じらわないでくださいよキミ悪い!」ぎゃー
男「うるっせえ!!これだけは男の嗜みなんだから女に言われるとなんかムズムズすんだよ!!」バシバシ
幼女「股間が?」しらっ
男「でてけーー!!!」
ギイ
幼女「ちょ」
どすっ
幼女「っと」
……パタン。
220 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)20:31:55 ID:xeJ
コンコンコン!
幼女「おとこさーん?別にするのはいいですけど私はどうすればいいんですかー?」
男「あーそうだな……トイレにでも入っててくれ。15分くらいで終わるから」
幼女「はあ。ではなにかあったら叫んでくださいね。ティッシュがないとか」
男「あんでお前は下ネタにそんなに寛容なんだ?さっさと行けよ!」バンッ
幼女「はーい」
スタスタスタ……
男「…行ったか」
男「さて。まあ、オナ……自慰なんてしないけどな」
ガラガラ!
ピシャリ。
ーーー
221 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)20:39:39 ID:Y9r
幼女かわいい
と軽々しく言えない展開
期待
222 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)20:43:57 ID:xeJ
ーーー15分後、トイレ
コンコンコン
幼女「あ、男さん?」
男「ぜえー、ぜぇー……出てきていいぞ…はぁー」
ガチャ
幼女「どうしたんです?そんな息切れして。そんなに過酷なプレ
男「だからそういうこと言うな!」ゼエゼエ
男「ちょっと、リビング来いよ…はあ…見せたいものがある」
幼女「……別にティッシュは」
男「だーかーら!やめろって!」バシィッ
男「いいからついてこい!」スタスタ
幼女「…?」
男「じ、じゃーん!」バッ
幼女「……?ケーキ?」
男「おう!えっと…洋菓子しららの」
幼女「ささらです。…いや、そんなことよりこれ、どうしたんですか?」チラッ
男「買ってきたの!今!」ドン
幼女「……??」
225 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)20:50:13 ID:xeJ
幼女「今は紳士の嗜みをしていたのでは?」
男「それはお前を遠ざけるための口実!これを買いに行ってたんだよ」ニヤニヤ
幼女「……でも、どうして?」ジィ
男「え、そ、それは……ただ…」
チラリ
幼女「それは?」
男「お前を、その、……驚かせたかったから」うじうじ
幼女「……〜〜〜っ!!」
ガバァッ
男「おわぁ!?」グラッ
幼女「んーもう!!!さすがです!!すっごいですよ!!!」わしゃわしゃわしゃ
男「ちょ、やめろ!くすぐったっ……はははっ!」
227 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)20:55:29 ID:xeJ
幼女「私いま今世紀最大レベルで嬉しいです!!ひゃー!ブラボー!!」わしゃわしゃわしゃ
男「ははっ!わ、わかった!わかったから降りろよくすぐってえだろ!!」
幼女「さっそく食べましょう!乾杯しなくちゃ!」ジタジタ
男「お前はいちいち大袈裟なんだよバカ!」バシバシ
幼女「自分が大袈裟だと世界も大袈裟に面白くなるもんですよ!!さあ、食べましょう食べましょう!」
男「っ…おう!」
ーーー
228 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)20:57:38 ID:bqL
幼女さんかわいいおっお( ^ω^)
男のサプライズもナイスだお
229 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)20:58:57 ID:6Bh
幼女に惚れざるをえない
230 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)21:01:56 ID:xeJ
ーーー深夜
男「…」もぞ
幼女「すー、すー」
男(……今日は、楽しかったなあ)モゾモゾ
男(洋菓子屋の店員さん、俺が噛みまくってたのに優しく対応してくれたし……)
男(外も…捨てたもんじゃないな)モゾモゾ
ちら、
幼女「すー…すー…」
男「…幼女、ありがとう」ボソ
ーーー君のおかげで、この世界がこんなに楽しい
ーーー
231 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)21:10:10 ID:xeJ
プロジェクト開始21日目。
(アリマスイベントまであと4日)
ーーーー早朝
幼女「…さん、それで本日のことなんですが……」
幼女「ええ、経過から見ても、男さんは順調です。…さんの支えもあります」
幼女「今後のスケジュールでいくと、4日後に彼の大きな躍進、その二日後に、そうですね。………でもしましょう」
幼女「そして、何事もなければ」
幼女「その三日後………プロジェクトは終了します」
幼女「…はい、では………よろしくお願いします」
ーーー
232 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)21:11:50 ID:6Oj
あっ…
233 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)21:17:17 ID:xeJ
ーーー昼
男「……っああぁ、課題おわーり!!」バッ
幼女「お疲れ様です。もうすぐお昼になりますので、準備しておいてくださいね」
男「おう」ガタガタ
男「……なあ、」
幼女「はい?」クルッ
男「しつこいようだけど、なんで一緒に飯食ってくれねえの?」
幼女「しつこいようですが、規約ですので」
男「(規約、ねえ……)ふーん」
幼女「さ、取ってくるので待っててくださいね」ガチャ
バタン
男「………規約ね」
235 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)21:24:02 ID:xeJ
幼女「…今日は豆のスープと、しそご飯、それからアジの開きです」コトン
男「なあ、これさあ」
幼女「はい」
男「いったい誰が作ってんの?毎日めちゃくちゃうまいんだけど」カチャカチャ
幼女「……ではそのうち、お会いしてみます?その方に」ニコ
幼女「どんな方か知りたいでしょう?」
男「……いいね」もぐもぐもぐ
幼女「じゃあ、今度その人の手料理で晩餐会をしましょう」
男「おう、うまくしゃべれるかわかんねえけど」もぐもぐ
幼女「それだけは心配いりませんよ」
男「……なんで?」ごくん。
幼女「さあ?おいおいわかります」ニコニコ
男「……おかしなやつ」もぐもぐ
ーーー
237 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)21:32:06 ID:xeJ
プロジェクト開始24日目
(アリマスイベントまであと1日)
男「……っ」ぐるぐるぐる
男「…、……!…っ、」ぐるぐる
幼女「……おーい、おとこさーん!」バシィッ
男「あだっ!?」ビクッ
幼女「なあにうろうろしてるんですか!!イベントまであと1日です、計画を練りましょうと何回言わせるんですか!!」グワッ
男「だ、だってよ……緊張しすぎて…落ち着かねえんだよ…!」オロオロ
幼女「もうっ」
ムギュー
男「あだっ、力強い!」
幼女「手を握ってれば落ち着きますので。そんなことより、ほら、シャキッとしてください!」
240 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)21:38:40 ID:xeJ
幼女「いいですか?まず、これは個人的に調べたことなんですが」
幼女「今回のイベントは幕張の某ドームを全てではなく、一部だけを貸しきってイベントを行うようです」
幼女「観客収容人数はおおよそ三千人」
男「さっさ……さ、三千人!?」オロオロ
幼女「ええ、そしてツブッターでも独自に調査したところ、当日行く予定の人はそれを二倍上回る6700人程度。さらにチェイスブックではその上の……」
男「うっ…気持ち悪い…」オゲゲ
241 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)21:39:11 ID:ewI
すっごいドキドキするなあ
242 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)21:44:51 ID:xeJ
幼女「まあ、なので、要するに早朝から並ばないともしかしたら入れないかもしれません」
幼女「この近くの最寄駅から幕張までは約1時間半。イベント受付開始が朝の9時なので、うーん……5時に出れば間に合うかと」
男「おいおい……アクティブオタクはそんなに苦労してたのか…知らなかった」オロオロ
幼女「それから、服装も大事ですね。大衆の中で動くことになりますので、軽い服装で行かないと」
男「…………あ、あーーー!!!!」
幼女「うおっ」ビク
243 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)21:49:29 ID:xeJ
男「お、俺……やばいことに気づいた…」
幼女「な、なんです?」
男「服がない!!ジーパンと汚ねえニットしかない……」オロオロ
幼女「…あー……やっぱり、」
男「ど、どうしよ、服屋行かないと」
幼女「男さん、お忘れんですね?」じぃ
男「え?な、なにが?」
幼女「『ねずみ色』のダッフル!」
男「……」
ガク
男「はぁー…それがあったか…」
244 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)21:57:55 ID:xeJ
ーーー
幼女「……では、いいですか?話をまとめます」
男「ごくり。……おう」
幼女「明日はプログラム全てを繰り上げて、朝の四時に起きます。ここから最寄駅まで歩いて10分、50分で支度して、5時には駅に着きます」
幼女「3分後の始発に乗って、約40分で東京駅。そこから乗り換えて幕張までです」
幼女「六時半までにはドームに着く予定でいます。東京駅でトイレ休憩と食料確保に10分時間を費やしましょう」
男「……おう!」こくこく
幼女「では、いいですね。異論は?」
男「ありません!」キリ
幼女「それでは明日、最高の1日にしましょう!」バァッ
ーーー
245 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)22:06:42 ID:0aP
むむっ、
246 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)22:08:44 ID:1NV
ENDが怖い
247 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)22:09:52 ID:xeJ
ーーー
ザザァ…ザザァ…
男(……?)
ザザァ…ザザァ…
男(ここは……海か?)
スタ、スタ、スタ
男(……どこまでも海がつづいてる)
スタ、スタ、スタ
男「……ん?」
男「あれは…」ジィイ
幼女「……」ザザーン、ザァーン
男「幼女?」
幼女「……」ザァーン、ザァーン
スタスタ、スタスタ
男(……おい、そっちは海)
幼女「……」スタ、スタ、スタ
男「幼女!」
幼女「……」
男「幼女!そっちは危ないぞ!」ダッ
ダッダッダッ
男「幼女!」
ダッダッダッ
ザァーン
男「幼女ぉ!」
ーーーージリリリリリリ!!
男「うわあ!!?」ガバァッ
幼女「お、おはようございます」
248 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)22:12:36 ID:9qM
予想通り絶対これ哀しい別れendになるなきっと
249 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)22:15:25 ID:23k
機械が幼女を支える物なのは分かった
それほど大きな病(ry
250 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)22:16:13 ID:xeJ
男「っはぁー…」バクバクバク
男(……夢?)キョロキョロ
幼女「男さん?どうしましたか?」ジィイ
男「(ゆ、夢か)……いや、なんでもない」ドキドキ
幼女「?…そうですか。では早めの支度をオススメします。実はあなた、目覚まし時計が最初に鳴ってから15分寝続けているのでそう時間がないですよ」
男「・・・」チラ
04時20分
男「……なあるほど」
男「そういうことは早く言ええええええ!!!」ドンガラガッシャーン
251 :
いち◆mYvSV9JQsw :2015/02/10(火)22:24:48 ID:xeJ
ーーー5時10分前
スタスタスタ
幼女「いいですか?『急がず、焦らず、落ち着いて』。はい」
男「い、急がず焦らず落ち着いて…」
幼女「そうです。始発はともあれ、朝の電車はただでさえ混み合います。もしパニックになりそうだったらなんらかの合図を出してください。薬は常備していますので」
スタスタスタスタ
男「……あのさあ」
幼女「はい?」
男「君、固形状のものは食べないんでしょ?東京駅で朝ごはん買うけど、君は何を食べるの?」
幼女「大丈夫です。あなたが寝ている間にタンクは満タンにしておきましたので」
スタスタスタスタ
男「……は?」
252 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)22:28:47 ID:0aP
ロボッツ
253 :
名無しさん@おーぷん :2015/02/10(火)22:29:19 ID:tkJ
大切なもの…