男「俺は未来予知ができる。ただし、一分先の未来しか見られない」
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Part6
144 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/02(月) 22:32:05 ID:
ji0onD1k
男「落ち着いた?」
幼馴染「う、うん///」
男「で、あのー…」
男「へ、返事は…」
幼馴染「……///」
幼馴染「うん。私も…男のことが…好き」
男「!!!」
男「よ、良かったぁ〜」 ヘナ
男(いよっしゃあああああああ!!!) グッ!
男「じゃあ…///」
幼馴染「これからも…よろしくお願いします///」
男「///」
幼馴染「///」
145 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/02(月) 22:33:12 ID:
ji0onD1k
幼祖母「何だか今はお菓子を持っていっちゃいけない気がするねぇ」
146 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/02(月) 23:12:55 ID:wIW1PlLM
これはいいBBA
147 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/02(月) 23:52:47 ID:
ji0onD1k
男(さて、どうしようか…)
幼馴染「……///」 シュ〜
男(このままここに居ても幼馴染がぶっ倒れそうだし…)
男(でも超可愛いからずっと見ていたい)
男(しかし!ここは引き上げるべき…!我慢だ…!) ググ…
男「幼馴染」
幼馴染「は、はえっ?」 ビクッ
男「俺、今日のところはもう帰るよ」 スクッ
幼馴染「え、あ…そうなの…残念」
男(残念なのは俺も一緒だからそんな懇願するような顔は止めて…)
男「あ、これ、渡しそびれてたけど豆大福」 ガサ
男「一個は俺が貰っといたけど、三個を三人で仲良く食べてくれ」
幼馴染「わ!ありがとう!」
男(可愛い)
148 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/02(月) 23:57:00 ID:
ji0onD1k
幼馴染「もっと一緒に居たかったけど…しょうがないかぁ…」
男「おう。また明日学校で会おうぜ」 ガチャ
幼馴染「うん」
幼馴染「明日は学校、ちゃんと行くよ」
男「昼も一緒に食べような」
男「友は今日は用事で来れなかったけど、お前のこと待ってるから」
幼馴染「うん」
男「じゃ」
幼馴染「また明日」
…パタン
149 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/03(火) 00:03:43 ID:
FaKaxBCs
幼祖母「あらぁ〜もう帰っちゃうの?」
男「はい」
幼祖母「うふふ…言いたいことは言えたようね」
男「へ?」
幼祖母「いいえ、なんでもないわ」
男「そうですか…」
幼祖母「男君」
幼祖母「これからも幼馴染のこと、お願いね」
男「……」
男「分かりました。任せてください」
150 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/03(火) 00:09:29 ID:
FaKaxBCs
男「では、お邪魔しました」 ガチャッ
バタン
幼祖母「……」
/ ウニャアアアアア!!/// ゴロゴロ\
幼祖母「…ふふ」
幼祖母「幼馴染ったら、良い彼氏を持ったじゃないの」
151 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/03(火) 00:16:26 ID:
FaKaxBCs
男「〜♪」 テクテク
男「はぁ〜」
男(幸せだなぁ…)
男(っと、イカンイカン。ニヤけてしまう)
男「しっかし…」
男「幼馴染に…ついに想いを伝えられたんだ」
男「長かったなー…」
男(家までスキップしたい気分だ)
男「〜♪」
152 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/03(火) 00:17:16 ID:
FaKaxBCs
ユダンヲスルナ
153 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/03(火) 00:19:33 ID:
FaKaxBCs
キョウブジダカラトイッテ
アシタハブジダトハカギラナイ
マダフコウノレンサハオワッテイナイ
154 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/03(火) 00:23:39 ID:
FaKaxBCs
男「……」 ピタ
ソノフコウノチュウシンニイル
オサナナジミヲスクエルノハ
ヨチガデキルジブンタダヒトリ
男「守る…」
男「幼馴染を、守ってみせる」
155 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/03(火) 00:30:17 ID:
FaKaxBCs
今回はここまで
今日はもう更新できないかもしれません
ここまで見てくれてありがとうございます
これからも応援をお願いします
156 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/03(火) 00:32:43 ID:R8Bv3EV6
乙
今後も期待
157 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/03(火) 04:28:12 ID:iTl3AegY
乙。未来が見えるというか死の予言よな
158 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/03(火) 22:37:18 ID:NI63fP0k
おつおつ
159 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 15:36:12 ID:
JD0lhtLw
男「うまうま」 ガツガツ
母「今日は帰ってきて早速寝るわけでもなく、夕食を食べるなんて」
母「珍しいわねー」
男「ん…ちょっとな」 ガツガツ
母「良い事でもあったの?」
男「あった」
母「へえ。何なの?」
男「今はあんま言いたくないな。まあこれから先言うだろうから待ってて」
母「ふーん…もったいぶっちゃって」 クスクス
父「……」 モグモグ
160 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 15:43:43 ID:
JD0lhtLw
男「…ごちそうさま」 カタン
母「はいどうもー」
男「…課題やってくる」 スタスタ
母「……」
母(ちょっと前まですごく落ち込んでたのにね…)
父「…おい」
父「男は…幼馴染ちゃんとは今も仲良くしているのか」
母「お父さん」
父「?…何だ?」
母「あの子の前でそれ、言っちゃだめよ」
父「…?」
母(多分恋の悩みだったんでしょう。今までのは)
母(相手が幼馴染ちゃんかどうかは分からないけど…)
母「とにかく、言わない方が良いわ」
父「よく分からんが…まぁ、分かった…}
161 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 15:52:20 ID:
JD0lhtLw
ー自室ー
男「……」 カリカリ
ヴーヴーヴー
男「!」
男「メール…幼馴染から…」
ー幼馴染ー
『昨日は改めてごめんなさい。そしてありがとう。
ふつすかものですがよろしくお願いしますm(- -)m』
男「……」
男「ぷっ…誤字ってるし…」
男「可愛いなぁまったくもう…」
男「…そういえば、言い忘れてたな」
男「こちらこそ、よろしくお願いします」
162 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 15:55:26 ID:
JD0lhtLw
チュンチュン…
男「ふあ…」 ノビー
男「よく寝た…」
163 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 16:00:10 ID:
JD0lhtLw
男「いってきますっと…」 ガチャ
男「……」 テクテク
男「……」 テクテク
男「…お?」
幼馴染「やっほー!おはよう!」 フリフリ
男「お、幼馴染!家の手伝いは?」
幼馴染「今日はもう良いって送り出された」
〜回想〜
幼祖母「今日はもう良いから…」
幼祖母「行ってきな…へへっ(ゲス顔)」
幼馴染「ちょ///」
〜回想終わり〜
男「そ、そうか…」
164 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 16:04:28 ID:
JD0lhtLw
男「じゃあ今日は一緒に登校できるな」
幼馴染「そ、そうだね」
男「……」
幼馴染「……」
男「……」
幼馴染「……」
男「手、繋ぐ?」
幼馴染「うん!」
ギュッ
幼馴染「えへへー///」
男「…守る」 ボソッ
幼馴染「え?」
男「いや、なんでもない。行こう」
165 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 16:13:10 ID:
JD0lhtLw
ー学校ー
男「おはよ」
友「おっす。おはよ」
友「あれ?」
男「またか。今度は何だ…?」 フー
友「お前の目に希望が見える…」
男「は?」
友「すんげーキラキラしてるぜ…マジで」
男「マジかよ…」
166 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 16:15:34 ID:
JD0lhtLw
友「お前…」
男「」 ギク
友「幼馴染に告ったな?」
男「」 ギクク
友「で、成功したと」
男「お前すげーな…」
167 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 16:20:10 ID:
JD0lhtLw
友「そうかそうか」
友「ははっ、やったな!」 バシバシ
男「ちょ、声大きいなおい」
友「みんなー!聞いてくれー!おとk オボッ!!」 ドゴム
男「友…応援ありがとう。そしてくたばれ」
友「グフ…この照れ屋さんめ…」
168 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 16:30:50 ID:
JD0lhtLw
ー昼食ー
友「飯だー!」
幼馴染「うおー!」
友「屋上行くぞ!屋上!」
男「あ、おい…」
幼馴染「? どうしたの?」
男「いや…行くか(予知は起こってないな…大丈夫か)」フウ…
169 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 16:36:23 ID:
JD0lhtLw
男(あいつ等のあんなことやこんなことの現場だし…)
男(生理的に受け付け難いが…不自然だからなぁ…)
友「幼馴染、復帰おめ!」
幼馴染「ありがとう!心配かけたね」
友「男もほら!」
男「…!?」
友「おめでとうって…さ」 ニヤ
男「うぐ…お、おめでとう(コイツ…)」
幼馴染「う、うん…///」
友「ひひっ」
170 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 16:41:50 ID:
JD0lhtLw
ー屋上ー
友「晴れ!」
男「ちょっと暑い。でもめっちゃ快晴だな」
幼馴染「良きかな良きかな」
友「弁当弁当っと…」 スルスル
男「縁側に座るか」
幼馴染「そうしよー」
ワイワイ…
「「「いただきます」」」
171 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2016/05/04(水) 16:44:57 ID:
JD0lhtLw
友「…そういえばだな」 モグモグ
男「んあ?」 モグモグ
幼馴染「なになに?」 モグモグ
友「チャラ男とチャラ女いたじゃん?」
男「いたな…いた?過去形?」
友「うん。で、そいつらカップルだっただろ?」
幼馴染「へえ。そうだったんだー」
男「カップルだったねぇ。カップルでしたよはい」
友「そいつら、退学させられたらしい」
男「え?」
幼馴染「ええっ!?何で?」
友「なんでも学校であれやこれやしてるのが見つかったんだとよ」
幼馴染「ええ…」
男(いつもの遅刻かと思ったら…退学だったなんて…)