Part8
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 01:05:15.62 ID:
LU1yLfox0
妹「あはははは。あはははは」
兄「いきなり笑うなよ」
妹「だってぇ……」
兄「俺そんなこと考えてたんだぜ。お前が泊まりに来たときにとか」
妹「これは私へのプレゼントでしょ?」
兄「Mサイズなら自分でも着れるかなとかって、なんか自分に言い訳もしたんだよな」
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 01:05:59.79 ID:
LU1yLfox0
妹「これは私へのプレゼント」
兄「おぅ。そうだよ。クリスマスプレゼントだ」
妹「で、お兄ちゃんへのプレゼントは、バスローブを着た子の方。だよね?」
兄「おぅ」
妹「シャワー浴びさせてくれる?」
兄「のぞかないよ」
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 01:06:48.49 ID:+HYIiLHE0
の・ぞ・け!の・ぞ・け!
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 01:19:10.07 ID:
LU1yLfox0
妹「のぞかせちゃおうかなぁ」
兄「そんなにのぞかれたいのか」
妹「少しは。恥ずかしいけど」
兄「楽しみは後でとっとく」
妹「じゃあ、浴びてくる〜」
兄「待ってるよ」
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 01:56:39.05 ID:
LU1yLfox0
妹「バスローブの人です」
兄「可愛い」
妹「のぞかなかったね」
兄「歌ってた歌、『いきものがかり』の?」
妹「うん。悲しいときに歌って、泣いちゃったりしてたんだけどね」
兄「楽しそうに歌ってたぞ」
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:03:00.19 ID:
LU1yLfox0
妹「うんでも、今もちょっと泣いちゃった」
兄「全然そんな感じじゃないけど」
妹「いろいろ思い出しちゃったの。泣いてるとこ、のぞかれなくてよかった」
兄「そのバスローブ、どう?」
妹「うん。ふわふわで気持ちいいよ」
兄「それはよかった。なんか飲む?」
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:07:09.54 ID:+HYIiLHE0
くそっ、純愛ラブラブカップルの癖に殺意がわかねえ…
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:07:50.76 ID:
LU1yLfox0
妹「うん。ありがとう。お兄ちゃんは浴びないの?」
兄「俺はさっき浴びた。こうなるとは思ってなかったけど」
妹「このバスローブねぇ、自分じゃまだ似合わないかなぁ、って」
兄「そう?」
妹「シンプルだからちょっと大人っぽくて」
兄「じゃあ大人になればいい」
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:08:03.48 ID:miwzyAXz0
そりゃあ
虚しい運命のもとに生まれた二人だから
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:13:18.32 ID:tqB/Yfa00
形は違えど社会の爪弾き者な俺たちと同じってことか…
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:14:07.99 ID:
LU1yLfox0
妹「うん」
兄「おいで」
妹「あ、敷いたんだ、バスタオル」
兄「あからさまだな」
妹「電気消そうか」
兄「見えなくなるのはやだな」
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:16:22.08 ID:+HYIiLHE0
なんか、いちいち描写がリアルで設定とか小物がそれっぽいのが
ひどく欝を誘う なのにこの2人をうらめないっていうこのジレンマ
オレにも相手がいれば…
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:19:34.57 ID:
LU1yLfox0
妹「ううん、キャンドルがあるの。忘れてた」
兄「へぇ〜。一気にクリスマスっぽくなるな」
妹「サンタはクリスマスっぽくなかったって〜?」
兄「あ、いや、スカートがさ」
妹「スカートが? マッチかライターある?」
兄「いい長さだなって。はいこれ」
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:25:01.64 ID:
LU1yLfox0
妹「でしょ? これ三つ出窓に置いちゃっていい?」
兄「いいよ。火着けようか」
妹「火着けてくれる?」
兄「まだかな。はい着いた」
妹「電気消してみるね」
兄「うぉ」
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:32:15.62 ID:
LU1yLfox0
妹「土曜日のこと、急に思い出しちゃった」
兄「俺も」
妹「いいね、ゆらゆらしてて」
兄「なんかさ、お前最高だ」
妹「そうだといいな」
兄「そうだよ」
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:41:00.25 ID:
LU1yLfox0
妹「じゃあ、最高にして」
兄「そのままで最高なんだよ」
妹「このまま? 裸のまま?」
兄「そう。もっと脱いで見せてくれる?」
妹「うん……」
兄「幻想的って言葉、思い出したぞ」
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:48:07.46 ID:
LU1yLfox0
妹「もっと見てくれる? それだけで感じるから」
兄「見てるよ。お前のこと全部」
妹「ねぇ。もうお願いしないから。委ねるから」
兄「お願いしたっていいんだよ」
妹「全部委ねたいよ」
兄「愛してるよ」
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:48:40.27 ID:+HYIiLHE0
なんかもう耐えられない
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:55:31.94 ID:
LU1yLfox0
妹「あ……溶けちゃうよ……指が触れただけで」
兄「溶かしてる。お前を」
妹「うん……溶かしていいよ……うんと感じるから」
兄「俺の方も見な。からだ重ねるから」
妹「うん……大好きだよ……欲しかったんだよ」
兄「お前の肌がさ、吸い付くんだ」
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 02:59:14.27 ID:rCtDhOtV0
このSS大好き
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 03:03:55.69 ID:
LU1yLfox0
妹「このまま包まれちゃうの?」
兄「お前も包むんだよ、俺のこと」
妹「うん」
兄「もう少し触るよ」
妹「うん」
兄「いっぱい感じていいから」
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 03:11:34.98 ID:
LU1yLfox0
妹「あぁっ……そこ……早く触って……」
兄「この胸が好きなんだ。こんないい形に、よくできてる」
妹「ああぁっ……そう……吸って欲しかったの……」
兄「舌が上手に動かせる気がするんだ」
妹「うん……あっあっ……す すごい いい」
兄「お前の感じるところ全部に……線を引こうか……」
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 03:18:32.60 ID:
LU1yLfox0
妹「ね……ね……ねぇ……」
兄「足ひろげてごらん」
妹「ぅ……ぁ……み……見せるよ……見てね」
兄「もう溢れてるよ。こんなに。いい子だよ」
妹「いつでも……いつでも……」
兄「もっとゆっくりな」
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 03:26:15.84 ID:
LU1yLfox0
妹「うん……うん……いっぱい……感じるから」
兄「お前が感じるから……俺も感じる……」
妹「もう……浮いちゃってる……」
兄「そのまま。そのまま。爪先から舐めるから」
妹「ああっ……お兄ちゃん……」
兄「綺麗な足。もっと綺麗にしよう」
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 03:37:48.03 ID:
LU1yLfox0
妹「ここよ……ここよ……」
兄「腰が動いてる。あそこを開くよ」
妹「うん……うん……」
兄「ああ綺麗だ。すごい綺麗なピンク色だ。ここにも綺麗なとこがあった」
妹「お……お兄……ちゃ……の……触る……」
兄「そう……いいよ……そのまま」
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 04:05:19.42 ID:
LU1yLfox0
妹「あっあっ……あっ……指……そう……そうよ」
兄「もっと感じな……そう……そう」
妹「お……お兄ちゃんも……溶けて……溶けてよ」
兄「俺の……当てたよ……ゆっくり包んで」
妹「あ……来てくれた……入る」
兄「入る……溶け込む……」
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 04:16:53.49 ID:
LU1yLfox0
妹「痛くなったけど痛くない……全然」
兄「破った……すごい……絡みつく」
妹「中で……お兄ちゃんの……形が」
兄「全部入れるよ。もう少し」
妹「うん……お願い」
兄「あぁっ……奥までいった……このまま」
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 04:21:31.29 ID:
LU1yLfox0
妹「ねぇ……もう……ふわふわなの」
兄「動かすよ……」
妹「いいよ……大丈夫」
兄「ああっ……締まるんだ……」
妹「あぁん……あ……ああ」
兄「突くよ。突くよ。突くよ」
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 04:31:34.19 ID:
LU1yLfox0
妹「いい……そ……そう あ あ あ」
兄「すごい……ぴったりくる……」
妹「いい? いい? あっあっあっ」
兄「いいよ いい ああっ あ ああっっ」
妹「ね? ね? ね? ね?」
兄「いくよ……もう……もう」
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 04:38:17.68 ID:
LU1yLfox0
妹「うん うん あ あ いぃ あっ」
兄「いくっ いくっ」
妹「あ すき すき あああっ んっ んっ」
兄「うっ ああああっ あああああっ あ」
妹「きて きて」
兄「出す……ああああああっ ああっ ああっ ああっ ああっ」
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 04:45:14.62 ID:
LU1yLfox0
妹「あぁっ……こんなに……」
兄「はぁっ はぁっ はああっ」
妹「ああぁっ……感じちゃうの?」
兄「ああ……最高だよ……最高だ」
妹「ほんとに? 夢じゃないの?」
兄「お前だから……俺も」
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 04:53:46.31 ID:
LU1yLfox0
妹「私ね、私ね、ただ痛いだけかと思ってた」
兄「できたよ。ちゃんと」
妹「最初からいっちゃってた。入る前から」
兄「痛くない?」
妹「ピリっとしてるけど、なんか痛くないの。全然」
兄「入れたままでいい?」
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 05:00:51.26 ID:
LU1yLfox0
妹「まだいて。お話もできるから」
兄「ああ。感じてるのに感覚がない。溶けたよ」
妹「雲の上で喋ってるみたいだよ」
兄「自分が自分じゃないみたいな感じになった」
妹「私も。私がお兄ちゃんになって、私を見てるの」
兄「キャンドルの炎に、なんか運ばれた」
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 05:05:00.57 ID:Y5JzmeVE0
いいよいいよー
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 05:07:33.71 ID:
LU1yLfox0
妹「私が痛くないって、お兄ちゃんわかってたよね?」
兄「うん。なんか。わかったんだよ」
妹「これが最初でいいの?」
兄「いいんだろ?」
妹「うん。いいんだけど?」
兄「いいんだよな?」
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 05:12:33.48 ID:
LU1yLfox0
妹「練習したから?」
兄「お前の言ってることが、俺が言ってるように聞こえるんだけど?」
妹「私もよくわかんない」
兄「お前が準備したからだろ」
妹「そうかもしれない」
兄「お前のそんな顔、見たことなかった」
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 05:17:34.42 ID:
LU1yLfox0
妹「お兄ちゃんも」
兄「びっくりしてる?」
妹「びっくりしてる」
兄「お前しかいないよ」
妹「私も。お兄ちゃんしかいない」
兄「本当だったんだな。あってたんだな、これで」
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/21(月) 05:21:38.44 ID:
LU1yLfox0
妹「うん。なんか。いいみたいだよ」
兄「そうか」
妹「まともじゃないよね」
兄「いや、そうでもないだろ」
妹「ねえ。もうほんとはなんにも言えないの。言葉がいらないの」
兄「うん。俺も」