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クッパ「ガッハッハ、珍しいカメだな」宇水「何が可笑しい!!!」
Part4


190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:40:36.38 ID:5NsTYBrk0
<マリオの家>
マリオ「──お安い御用だ、ウスイ」
ルイージ「ぼくたちは国中の土管を熟知しているからね」
ルイージ「ちょっと調べれば、君をこの世界へと導いた土管も分かるはずだよ」
マリオ「さっそくだけど、君が元いた世界は、いつのどこだ?」
宇水「明治時代の日本だ」
マリオ「明治時代の日本……」パラパラ…
マリオ「おぉ! それならクッパ城の近くにあるはずだ!」
マリオ「……しかし、こんな急に帰るのかい?」
マリオ「もう一晩くらいゆっくりしていっても──」
宇水「いや、決意を鈍らせたくないのでな」
マリオ「……そうか、なら仕方ない。今すぐワープ土管に向かおう!」

191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:42:25.03 ID:kZkBJCFx0
宇水さんがこんなに輝いてるのって初めてじゃね?

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:42:32.81 ID:jGa6gBmU0
みんなイケメンや

197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:44:49.00 ID:5NsTYBrk0
<ワープ土管>
宇水「……これが、明治時代の日本に繋がる土管か」
宇水「マリオ、ルイージ、感謝する」
マリオ「こちらこそ」
ルイージ「楽しかったよ、ウスイ」
宇水「クッパ、世話になったな」
クッパ「ガッハッハッハッハッ! またいつでも来い!」
クッパ「城のオマエの部屋は、空けておくからな!」
すると──

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:48:07.11 ID:TmC9lDHc0
イイハナシダナー

200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:48:09.68 ID:4bC+wTNz0
スレタイからこんな良い話になると誰が予想しただろうか

201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:49:35.79 ID:5NsTYBrk0
ワアァァァァァッ!
ピーチ「急に帰るなんてつれないじゃない、お土産にキノコを持っていって!」
キノピオ「また一緒にレースをしましょう!」
ヨッシー「今度来る時は、そっちの料理も持ってきてね〜!」
ドンキー「ウホッ、ウホッ、ウホッ!」
ノコノコ「あばよ、新入り!」
カメック「君は怖かったけど、いなくなると寂しくなるなぁ」
ワリオ「俺だよ、ワリオだよ!」
ワアァァァァァッ!
マリオ「クッパ、君が呼んだのか?」
クッパ「まさか! マリオ、オマエが呼んだんだろう?」
ルイージ「きっとどこかからウスイが帰るって情報がもれて、こんなに……」
宇水「…………」
宇水「さらばだ!」ザッ

205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:51:25.35 ID:SUm/UD4t0
絶対こっちのが幸せに暮らせるだろ

206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:52:18.43 ID:5NsTYBrk0

──
───
宇水(……間違いない)
宇水(ここは……日本だ)
宇水(私はようやく戻ってきたのだな……)
宇水(クッパのいうとおり、ずいぶん長い間回り道をしてしまった)
宇水(だが決して悪くはない“回り道”だった)
宇水(すっかり遅くなってしまったが……京都に向かうとするか)

214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:55:28.49 ID:5NsTYBrk0
<志々雄のアジト>
宇水「久しいな」
方治「宇水! 貴様、いったいどこでなにをやっていた!」
方治「貴様のせいで、一週間も予定をずらすことになったんだぞ!」
宇水「!」
宇水(たった一週間の遅れで済んでいるのか)
宇水(向こうとは時間の流れがちがうのか、あるいは土管のせいなのか……)
方治「いくら腕が立つといっても、こんな勝手は──」
志々雄「いいじゃねぇか、方治。遅れはしたが、こうして到着したわけだしな」
方治「志々雄様……!」
宇水「そういうことだ」
方治「ぐっ……!」ギリッ

218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/03(水) 23:59:33.66 ID:5NsTYBrk0
志々雄「だがよ、宇水」
志々雄「どこでなにをやってたか、ってのは教えてもらいてぇな」
志々雄「甲羅の盾……ティンベーだったか。形状がえらく変わっている」
宗次郎「あ、ホントだ! 鋭いトゲがついてますね!」
志々雄「問題は盾だけじゃなく、お前自身のまとう空気もずいぶん変わったってコトだ」
志々雄「一週間の到着遅れとも、おそらく無関係じゃねえだろう」
志々雄「宇水……どこでなにをやっていた?」
宇水「…………」
宇水「……少しの間、妙な世界に行ってきたのだ」
志々雄「ほう、なんのために?」

219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:00:35.54 ID:/KpkSzjCO
どうやったらこんな話思い付くんだろう

220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:01:13.97 ID:/7ZWawDT0
良スレ支援

223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:07:40.19 ID:1Dv4JlDY0
宇水「キノコ採集のためだ」
方治「は?」
宇水「これがその妙な世界でもらったキノコだ」ドサッ
宇水「よかったら食ってみるか?」
宗次郎「あ、じゃあボクいただきます」
由美「ちょっとやめなさいよ、ボウヤ! 相手はあの宇水なのよ!?」
由美「あんな派手な色のキノコ、毒に決まってるでしょ、毒に!」
宇水(派手な色なのか、このキノコ……)
宇水「──ま、冗談はこれくらいにしておくか」
志々雄「もう一度問うぜ。宇水、なんのために妙な世界とやらに行っていた?」
宇水「無論」
宇水「志々雄、貴様を倒すためだ」

224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:08:07.91 ID:+SCeLsRF0
言った!

225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:08:49.35 ID:gJYORi0V0
カッコいい!!

229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:11:23.28 ID:dsCX6CEk0
これは志々雄をたおせる宇水

230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:11:36.73 ID:rCfD4sRK0
これはできる宇水

234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:14:37.93 ID:ySkcN/J70
宇水「貴様の仲間になったふり──」
宇水「否、貴様の命をつけ狙うふりは、もう終わりだ」
宇水「志々雄、今すぐ貴様と立ち合いたい」
宗次郎「おお〜」
由美(違う! 今までの宇水とはまるで違うわ!)ゾクッ
方治「──ふっ、ふざけるな、宇水!」
方治「ただでさえ計画が遅延しているのだ、これ以上余計なことに時間を──!」
志々雄「ハハハハハハハハハハッ!!!」
方治「!?」
志々雄「礼をいうぜ、宇水」
志々雄「抜刀斎、国盗りの前に、面白い余興がさらにひとつ増えた」
志々雄「嬉しい誤算というやつだ」

235 : 忍法帖【Lv=32,xxxPT】(1+0:15) :2012/10/04(木) 00:14:40.31 ID:Y8LjxrWr0
しかし拭いきれない小物臭

236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:14:40.50 ID:NjrfN24l0
この宇水は甲羅で目隠しなんかせずに素直に殴る

237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:15:33.18 ID:D0Q13vfK0
何が可笑しい!!

242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:18:39.56 ID:ySkcN/J70
方治「しかし、志々雄様!」
宇水「ここで私に殺られてしまうようでは、国盗りなど夢のまた夢……」
宇水「そうだろう?」
志々雄「そのとおりだ」
志々雄「所詮この世は弱肉強食、強ければ生き、弱ければ死ぬ」
志々雄「ここで俺がコイツに殺られたなら、それまでの男だったというだけのハナシだ」
方治「ですが……!」
志々雄「どうせやるなら、観客は多い方がいいだろ」
志々雄「宗次郎、アジトにいる十本刀、全員呼んでこい」
宗次郎「はい」

257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:25:44.66 ID:ySkcN/J70
<決闘場>
方治「くぅ、この大事な時に……宇水の奴め……!」ギリッ
安慈「…………」
鎌足「志々雄様……大丈夫かしら」
蝙也「ふむ……」
夷腕坊「ぐふっ、ぐふふふふっ!」
才槌「ひょひょひょ、これは興味深い対決じゃわい」
由美「ねぇボウヤ! 志々雄様が勝つわよね!?」
宗次郎「う〜ん、今までの宇水さんが相手なら、志々雄さんが勝つでしょうけど」
宗次郎「宇水さんもなんか雰囲気変わりましたし、危ないかもしれないですね」ニコッ
由美「危ないかもしれないですね、じゃないわよ!」
宇水「来い、志々雄」
志々雄「立場をわきまえろよ。挑戦者は──お前だろ?」
宇水「フ……そうだな」

262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:29:24.65 ID:ySkcN/J70
宇水「いくぞ!」ダッ
志々雄「ッシャアアアッ!」シュバッ
ギュルッ!
安慈(志々雄殿の鋭い斬撃を盾でさばいた!)
宇水「はぁっ!」
ズギャアッ!
由美「ああっ!」
方治「盾での殴打だと……!」
志々雄「腕を上げたな……」ニッ
宇水「新ティンベーで攻撃をさばき、そのまま新ティンベーのトゲで殴る!」
宇水「これぞティンベーの新戦法!」ザンッ

265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:30:02.66 ID:mNgle8pp0
ローチンはどうしたwwwwwww

267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:30:47.41 ID:/KpkSzjCO
ローチンとはなんだったのか

271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:31:56.10 ID:AyjjKnzK0
もう両手に甲良持ったら良くね

273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:33:46.65 ID:ySkcN/J70
方治「バ、バカな……! 志々雄様が手傷を負うなどと!」
志々雄「わめくな、方治」
志々雄「元々このナリなんだ、今さら傷がひとつふたつ増えようと大して変わらねぇよ」
宇水(ふむ、いささかの動揺も感じ取れん)
宇水(さすがは──志々雄真実!)
志々雄「壱の秘剣、焔霊!」
ボワァッ!
宇水(ついに出たか! だが、炎に惑わされてはならん)
宇水(クッパから授かった新ティンベーを信じろ!)
ギュルッ!
志々雄(焔霊さえもさばくとは!)
宇水「ローチンと新ティンベーを組み合わせた新技、見せてくれる!」

274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:34:40.66 ID:HAi9wO7v0
トゲゾーTUEEEEEE

279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:39:41.50 ID:ySkcN/J70
宇水(手槍であるローチンと、トゲ甲羅である新ティンベーで──)
宇水(左右同時に宝剣宝玉百花繚乱を繰り出す!)
宇水「宝剣宝玉二百花繚乱!」
ズガガガガガッ!
ドザァッ!
志々雄「ちっ……」バッ
宇水「はああああっ!」ダッ
キィンッ! ギュルッ! ザクッ! ギュルッ!
鎌足「志々雄様っ!」
由美(これほどまで苦戦する志々雄様なんて、初めて見たわ!)
方治(いかん!)
方治(宇水のあの新しい盾、前のものとはちがい非常に頑丈だ)
方治(だから志々雄様の速い斬撃に多少反応が遅れても、破壊されることなく──)
方治(攻撃をさばくことができる!)
方治(このままでは──)

281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:41:09.56 ID:EI0bUEje0
完全にトゲこうらのおかげじゃねーか

282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:41:19.24 ID:/KpkSzjCO
トゲゾー甲羅そんなに高性能なのか

283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/04(木) 00:42:10.20 ID:HAi9wO7v0
もうトゲゾー×2装備の方が強くね