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まる子「女子たちの相撲対決!の巻」
Part2


19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 09:05:09.18 ID:oCZNXlxe0
第二試合はたまちゃん対とし子ちゃん
ブー太郎「おいらが行司するブー。東〜、たまの海〜。西〜、としの山〜」
四股を踏み、土俵に塩をまくメガネっ娘二人
ブー太郎「見合って、見合ってブ〜」
たまえ(ああタミー…裸でまわしを締めてお相撲なんて恥ずかしいよぉ…)
とし子(やだなぁ…まわしを締めたらお尻が見えちゃうよ…)
ブー太郎「はっけよーい、のこったブー!」
試合開始の合図とともにメガネっ娘同士が身体をぶつけ合い、突っ張り合った

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 09:10:23.30 ID:oCZNXlxe0
身体をぶつけながら土俵上で争うたまちゃんととし子ちゃん
しばらくぶつかり合いが続いた
そしてお互いのまわしをつかみ合い、取っ組み合いになる
たまえ「もらった!」
とし子ちゃんを投げ飛ばそうとするたまちゃん
とし子「させない!」
ガシッ!(たまちゃんのまわしを握るとし子ちゃん)

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 09:16:05.03 ID:oCZNXlxe0
とし子「えええい〜!!」
たまえ「きゃああああ!!」
たまちゃんを土俵から投げ飛ばすとし子ちゃん
ブー太郎「勝者、としの山〜!!」
たまえ「いてて…本気出しすぎちゃった…」
まる子「たまちゃん大丈夫?」
たまえ「うん、私なら大丈夫…」
城ヶ崎「それにしてもすごいわ土橋さん!」

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 09:25:50.88 ID:oCZNXlxe0
第三試合は第一試合で負けた城ヶ崎さん対まる子
はまじ「俺がまた行司をするぞ〜。東〜、まるの里〜。西〜、城ヶ谷〜」
城ヶ崎(もうその四股名やめなさいよ!!)
城ヶ崎さんがイライラしてるのか、勢いよく四股を踏む
まる子(まさかあたしの相手が城ヶ崎さんなんて…ついてないねぇ、トホホ…)
まる子がぽかんとして四股を踏む

23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 09:32:53.66 ID:oCZNXlxe0
土俵に塩をまいてしゃがむ二人
城ヶ崎(いくら相手がさくらさんでも負けないんだから!)
まる子(こうなりゃ、あたしゃ本気を出すよ!!)
キートン「まる子よ、あんたは相撲よりも勉強に本気を出すべきである」
まる子(よし、試合開始とともに突っ張りをしよう!)
はまじ「見合って、見合って。はっけよい、のこった!」

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 09:46:18.44 ID:oCZNXlxe0
まる子「うおおおお!!」
城ヶ崎「えええい〜!!」
まる子「え!?」
ドサッ(城ヶ崎さんがまる子のまわしをつかみ上手投げ)
ブー太郎「あはははは!早すぎるブー!」
はまじ「さくらのやつ1秒もたたずにやられたな!勝者、城ヶ谷〜!」
まる子「トホホホ…あたしゃ結局このザマかい…」
たまえ・とし子「まるちゃん…」

25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 10:04:34.82 ID:oCZNXlxe0
永沢「もうすぐ決勝戦だよ」
藤木「そのようだね…」
藤木(決勝では土橋と戦うのかぁ…笹山さん勝ってほしいな。でも笹山さんのまわし姿を見れるくらいでも僕、し・あ・わ・せ♥)
永沢「藤木君、また何かいやらしいこと考えてるだろ?」
藤木「だ、だから考えてないって!!」
永沢「フンッ 本当は考えてるのにそうやってごまかすなんて、君はやっぱり卑怯だな」
藤木「そんなぁ…」

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 10:31:44.82 ID:oCZNXlxe0
第四回戦はまる子対たまちゃん
はまじ「東〜、まるの里〜。西〜、たまの海〜」
四股を踏み、土俵に塩をまいてしゃがみながら見つめ合う友達同士
たまえ(ついにまるちゃんと戦わなくちゃいけないんだね…ああタミー…どうしたらいいの?)
まる子(たとえ相手がたまちゃんだからといって、あたしゃ手加減しないよ!!)
笹山「まさかあの友達同士が対決するなんて…」
ブー太郎「あいつら大丈夫かブー?」
はまじ「見合って見合ってー。はっけよーい、のこった!!」

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 10:57:07.07 ID:oCZNXlxe0
試合開始とともにお互いにまわしを握り合う
まる子「うぐぐぐ…」
まる子がたまちゃんのまわしをおもいっきり握り、たまちゃんの締めてるまわしからさがりが取れる
がっぽり四つになりしばらく取っ組み合っていた
そして1分間の大相撲となった
まる子(あたしゃたまちゃんとこんなに争うのも初めてだよ…)
たまえ(まさか友達同士で戦うことになるなんてね…)
そして、
たまえ「ええーい!!」
ドスッ!(たまちゃんがまる子を投げ飛ばす)
まる子「うわああああ!!」
はまじ「しょ、勝者、たまの海〜!!」

28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 11:07:48.85 ID:oCZNXlxe0
まる子「いてて…いや〜、二回連続はしんどいね〜」
たまえ「まるちゃん大丈夫…?ごめんね…」
まる子「いや、いいんだよたまちゃん!こんなぐらいあたしゃ平気だよ!!」
まる子「ところでいよいよ決勝だねとし子ちゃん」
とし子「う、うん…」
たまえ「二人ともがんばってね!」
ブー太郎「ついに決勝戦かブー…」

29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 11:20:04.89 ID:oCZNXlxe0
ついに決勝戦、とし子ちゃん対笹山さん
はまじ「これより決勝戦を行います!東〜、としの海〜。西〜、笹ノ山〜」
とし子(いよいよ決勝だ…)
とし子ちゃんが勢いよく四股を踏む
笹山(何だかわからないけど、がんばらなくちゃ!)
こっちも負けずに勢いよく四股を踏む笹山さん
そして勢いよく土俵上に塩をまく二人

30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 11:41:23.32 ID:oCZNXlxe0
しゃがんで睨み合う二人
校庭に緊張感があふれる
すると立ち上がって再び土俵に塩をまくとし子ちゃんと笹山さん
今度こそ結びの一番
はまじ「見合って、見合って!」
とし子(やっぱりいやだなぁ…まわしを締めて構えるなんて…お尻が目立っちゃうよ〜…)
笹山(絶対に負けない!)
はまじ「はっけよ〜い…のこった!!」

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 12:07:47.74 ID:oCZNXlxe0
試合開始とともに美少女とメガネっ娘の身体がぶつかり合う
熱い張り合いが続いた
とし子「えい!」
ガシッ!(笹山さんのまわしを握る)
笹山「くっ…こっちだって!!」
グイッ!(とし子ちゃんのまわしをおもいっきり握る)
そして二人の取っ組み合いは1分半も続いた
とし子「えええい!!」
ドサッ!(笹山さんを土俵へ投げ飛ばすとし子ちゃん)
笹山「きゃあああ〜!!」
藤木(笹山さん!!)

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 12:25:45.97 ID:oCZNXlxe0
まる子「とし子ちゃんかっこいい!」
城ヶ崎「す、すごい…」
ブー太郎「名勝負だったブー…」
藤木(ああ…笹山さん…)
永沢「フンッ 女子のくせに中々やるじゃないか」
はまじ「優勝、としの山〜!!」

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 12:49:00.89 ID:oCZNXlxe0
まる子「とし子ちゃんやっぱりすごいね!」
たまえ「私も驚いたよ!」
とし子「いや、そうでもないよ…」
城ヶ崎「強いわね土橋さん!かっこいいわ!!」
笹山「本当!私もかなわなかったよ!」
はまじ「やっぱ土橋は横綱だな!」
ブー太郎「ブー」
まる子「やっぱりとし子ちゃんは大鵬だね!本当に偉大だよぉ〜。総理大臣に出世したみたいなものだよ!!」
とし子「ええっ…」
またまる子以外、全員苦笑い
キートン「まる子よ、だから褒めすぎなのである」

34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/09/14(日) 13:49:55.27 ID:oCZNXlxe0
その日の夕方の帰り道
永沢「藤木君、君まだ興奮してるだろ?」
藤木「いや、別にしてないよ!永沢君こそどうなんだい!?」
永沢「ぼ、僕があんなので興奮するわけないだろ!やっぱり君は卑怯だね!!」
永沢(僕が城ヶ崎のまわし姿を見て興奮してたなんて、藤木君なんかには言えないぞ…)
藤木(永沢君はどう思っていたのかはどうでもいいけど、それよりも僕はやっぱり笹山さんのまわし姿を見れたくらいでも嬉しいなぁ〜♪)
キートン「お互い様である」

35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 14:04:11.14 ID:oCZNXlxe0
一方、校内女子相撲で優勝したとし子ちゃんは…
とし子「ああ…あれでよかったのかなぁ…」
とし子「思えばお相撲なんて、ただの取っ組み合いの喧嘩みたいなものだよ…しかも裸でまわしを締めるなんて…」
とし子「そのお相撲で私が強いなんて…」
まる子「お〜い!とし子ちゃ〜ん!!」
とし子「あ、まるちゃん、たまちゃん…」
たまえ「とし子ちゃんすごいね、相撲大会で優勝して!」
まる子「あたしなんか2分経つ間にやられたよ〜」
キートン「1分過ぎでもすごいところである」

36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 14:17:02.06 ID:oCZNXlxe0
とし子「私だってあれは本気でやったんじゃないんだよ!」
とし子「はまじやまるちゃんがやろうって言うからやったんだ…」
まる子「とし子ちゃん…」
たまえ「でもね、女の子でお相撲が強いなんてかっこいいよ!」
とし子「でも、城ヶ崎さんや笹山さんもお相撲強かったよ!私なんてあの二人と比べたら…」
まる子「とし子ちゃん、あの時は一緒に相撲やろうって言ってごめんね…」
とし子「いや、いいんだよ…私の方こそ、教室でおもいっきり投げ飛ばしてごめんね」
まる子「大丈夫だよ、気にしてなんかないさ〜」
たまえ「みんなケガもしなかったしね」
とし子「ありがとう、まるちゃん、たまちゃん…」

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 14:26:36.48 ID:oCZNXlxe0
まる子「あたしたち友達じゃん、これからもお相撲さんのようにはりきっていこうね!」
たまえ「そうだよ!」
とし子「よーし!明日もはりきって、「どすこいっ!」と頑張ろう!」
そう言って元気よく四股を踏むとし子ちゃん
まる子・たまえ・とし子「あはははははは!」
キートン「校庭で行われた女子相撲大会で見事優勝したとし子ちゃん。「お相撲がまるちゃんたちとの友情を熱くした」、そう思って「お相撲を取っといてよかった」と心から思うとし子ちゃんなのであった」
お し ま い

38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 14:54:03.10 ID:jNlkz9wSO
おつおつ

39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/14(日) 19:13:55.07 ID:Gk6a6271o
本当に日曜日の夕方6時にやってそうな話だな