Part7
388 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 21:51:35.90 ID:
YxzfBjec0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
つかさ「…………」
杉田「暗い顔するなよ、もう過ぎた話しだ」
つかさ「…………」
ゴットゥーザ「話し戻るけど、あんたもシャブやってるんでしょ?」
ゴットゥーザ「悪いこと言わないから今のうちに止めときな……手遅れになる前にさ」
杉田「あきらの奴、いつもハッパくわえてるだろ? あれ、シャブ欲しくなる欲求を抑えるためなんだよ」
杉田「アイドル時代に散々やらされてたからな……ああでもしないと未だに身体がシャブを求めるんだと」
杉田「だからつかさちゃんも…」
バタン!!!!
若者「おい!ポリが来たぞ!!お前らもはやく逃げろ!!!!」
398 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 21:54:23.78 ID:
YxzfBjec0
バタバタバタバタ
バタバタバタバタ
杉田「おいおいマジかよ!」
つかさ「えっ……警察?」
ゴットゥーザ「はやく逃げるよっ!」
杉田「やべぇぞ!つかさちゃんも早く!こっちの出口だ!!」
つかさ「で、でもっ、あきちゃんとだいちゃんが!!」
ゴットゥーザ「あきらはこの程度で捕まる奴じゃないわよ!」
杉田「取り合えず出るぞ!!こんなとこでパクられたらマジなんにもなんねぇ!」
405 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 21:57:29.74 ID:
YxzfBjec0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
警察「逃げるな!!!貴様ら!!!!」
警察「全員じっとしてろ!!!!」
バタバタバタバタバタ
ワァーーワァーー
バタバタバタバタバタ
キャーーキャーー
小野「逃げなくていいんですか?あきらさん」
あきら「あんたこそ……ずいぶん余裕ぶっこいてるけど…………パクられたら数年じゃ済まないわよ?」
小野「ですよね、はぁー…」
小野「ホントはこういう仕事好きじゃないんですよ、僕 ……いつもこんな感じで危険と隣り合わせだし」
小野「番組製作なんかでのんびりとシノギがしたかったなぁ……正直なところ」
あきら「あんたらが大原達にした事……あたし忘れてないからね」
414 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:00:35.81 ID:
YxzfBjec0
小野「ああ、あの3人組の事ですか……恨まれている方が気が楽ですよ」
小野「そういえば井の頭線の車輪に挟まれた大原さんの首、発見されるまで渋谷と吉祥寺間を48往復したそうですね」
あきら「……チッ」
あきら「……悪いけどこれ以上あんたと話す気はないわ」
小野「僕もそろそろ、いったん身を引きます」
小野「今日の話…………ゆっくり考えておいてくださいね」
ワァーーワァーー
キャーーキャーー
419 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:04:27.18 ID:
YxzfBjec0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私はクラブの階段を抜けてからも必死で走りつづけました。
さっきキメたコークが抜けてきたせいか…………妙に苛立ちと不安が襲う。
それに身体もだるくて重くて……まるで水の入った長靴を履いてるみたい。
……人ごみにもまれているうちに杉田さんたちともはぐれちゃったし
……それからあきちゃんとだいちゃん……ふたりとも無事逃げ切れたのかな?
やっぱり私は踏み込んではいけない世界へ来てしまったのでしょうか?
こなちゃんの言うように、自分の身のたけ以上の世界を知ってしまったのでしょうか?
私もいつか……警察に捕まって
そして、何年も何年も暗い牢屋の中へ閉じ込められて……旅行も海水浴も恋愛も結婚もできないまま死んじゃうのでしょうか?
いやだ…………そんなの絶対いやだ…………逃げなきゃ…………早く逃げなきゃ…………
そんなことばかり考えながら無我夢中で走っていると……突然誰かが私の腕をつかみました。
432 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:08:30.53 ID:
YxzfBjec0
ガシッ!
つかさ「いやああああ!!!!」
かがみ「つかさっ!」
つかさ「いやああああ助けてぇ!はなしてぇ!!!」
かがみ「つかさ、落ち着いてっ!私よ!かがみよ!」
つかさ「はぁはぁはぁ………………お、お姉ちゃん?」
みゆき「つかささん、どこか怪我は無いですか?危ない目に遭いませんでしたか?」
つかさ「…………ゆきちゃんも……どうして?」
つかさ「…………ふたりともどうして?…………どうして私のことをつけてたの!?」
つかさ「…………ねぇどうして!??」
444 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:11:29.76 ID:
YxzfBjec0
みゆき「…やはり尾行していたこと……気づかれていましたか」
みゆき「実は私達…」
かがみ「……いいわみゆき…………私に話させて」
かがみ「つかさ、警察に通報したの私たちなの……あんたを付けてたら……たまたま違法パーティーの場面に出くわしたから」
かがみ「みゆきと相談した上で……さっきあそこの公衆電話から電話したの……匿名でね」
つかさ「…………えっ!?」
かがみ「それとねつかさ、怒らないで聞いて欲しいの……」
かがみ「あのね、お姉ちゃん…………つかさが今日出て行った後にね」
かがみ「………………………………つかさの部屋の中見ちゃったんだ」
つかさ「………………まさか」
つかさ「…………………………………………うそだよねぇ?」ガタガタ
460 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:16:19.70 ID:
YxzfBjec0
かがみ「うそじゃないよ…………そこでね、押入れの中に大きな鞄が入ってて……」
かがみ「私気になって……鞄の中を…………」
つかさ「……………………………………」
かがみ「悩みがあるなら何でも相談して欲しいの……お願い、何か辛いことがあったから手を出したんでしょ?」
かがみ「つかさ、お父さんやお母さんには黙ってるから教えて? どうしてあんな物に手を出しちゃったの?」
みゆき「(駄目ですかがみさん…これ以上つかささんを刺激しては……)」
かがみ「誰から教えてもらったの? 学校の帰りにいつも会いに行ってた友達?」
つかさ「……………………………………」
かがみ「私達……何でも協力するから…………独りで抱え込まないで…………お願い」
つかさ「…………………の……せいだよ」ボソ
かがみ「…えっ」
つかさ「お姉ちゃんのせいだっていってるんだよ!!!!!!!!!!!」
468 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:18:29.26 ID:
YxzfBjec0
かがみ「……つかさ…?」
つかさ「…………へへ…………えへへへ…………」
つかさ「…………終わりだね…………もう、終わりだよお姉ちゃん」
つかさ「………………………そうだよぉ、お姉ちゃんの言うとおりだよぉ」
つかさ「…………私がいま夢中になってるのはシャブだよぉ?…………覚せい剤だよぉ?」
490 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:22:04.48 ID:
YxzfBjec0
つかさ「えへへ……いい気なもんだよねぇ?……こんなときでもお姉ちゃんはお姉ちゃん顔するんだもん」
つかさ「同じ日に同じ親から産まれてきたのに……数分先に産まれてきたってだけでお姉ちゃんだもんねぇ?」
つかさ「私がどんな気分で今まで生きてきたか分かる?……私に対する周りの評価はいつどんなときでもお姉ちゃんとの比較」
つかさ「周りから…お姉ちゃんと…比較されればされるほど…私は自身を…失い…惨めになって…」ブツブツ
みゆき「つかささん……落ち着いてください、今つかささんは薬物離脱期のために一時的に情緒不安定になっているだけで…」
つかさ「ゆきちゃんはだまっててよ!」
みゆき「……っ」
つかさ「………………………そうだぁ…………いいこと思いついちゃったぁ」
つかさ「ぢつはさっき友達からコカインもらっちゃったんだぁ……せっかくだから…キメるところ見せてあげるよぉ」
かがみ「やめて!!」
みゆき「つかささん!駄目ですっ!!!」
私はお姉ちゃんとゆきちゃんの呼び止めに耳を傾けず……二人の見守る中……パケの中身を鼻からスッと吸い込みました。
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:24:19.08 ID:guCRCQJk0
うわああああああ
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:24:33.53 ID:uKLpiQNN0
救いようがないなw
504 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:25:48.88 ID:
YxzfBjec0
つかさ「イエーーーーーーーイ!!!!どうしたの二人とも浮かない顔しちゃってぇ!!!!こんなに星は輝いてるのにっ!!!!」
つかさ「さァ!!!一緒に走ろう!!!!満天の星達を背に!!!!この地球(ホシ)で生を受けたことを感謝しようよっ!!!!」
つかさ「こんな路地裏でいつまでもウジウジしてちゃダメだよ!!!!カビが生えちゃうぞっ!!!!!なーんてねっ!!!!!!」
つかさ「アハハハハハハ!!!!なーんてねっ!!!アハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!バルスァミコォス!!!!!!!」
かがみ「……ウッ……ウゥッ……グスッ……えぐっ……」
みゆき「……つかささん」
532 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:30:07.69 ID:
YxzfBjec0
つかさ「えへへへ〜! お姉ちゃん、ゆきちゃん、さっきは怒鳴っちゃってゴメンねぇ〜?」
つかさ「私もう怒ってないからぁ、ちっとも怒ってないからぁ〜」
つかさ「私、お姉ちゃんを許してあげることにしたんだぁ」
つかさ「だからお姉ちゃんも私のこと許してねぇ? こんなダメで出来の悪い妹だけど、許してねぇ〜?」
かがみ「…………えぐっ………えぐっ…………ヒック………………」
みゆき「…………」
つかさ「私はもうお姉ちゃんがいなくても大丈夫だよぉ!お姉ちゃんよりも頼もしい相棒がいるからぁ!」
つかさ「私、この子(シャブ)と一緒に生きていくって決めたんだぁ! 一生一緒にぃ〜! だから心配しないでねぇ〜」
みゆき「つかささん、ドラッグに負けてはいけません……呑まれてはいけません」
みゆき「ドラッグは……この上なく魅惑的です……でも決して……つかささんを救ってくれる救世主などではありません」
みゆき「ドラッグは人間の作った何よりも何よりも怖ろしい悪魔の……」
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:30:13.16 ID:7SMEqK+50
学ぶべきは弱さ、
与えるべきは心、
教えるべきは信じる事。
幸せな未来を作ることだって出来たのに。
548 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:33:24.64 ID:
YxzfBjec0
つかさ「えへへ〜、つかさもう脳みそブッ壊れちゃってるから難しい話はわかんないよぉ〜」
つかさ「私こっちの世界に友達いっぱいできたんだぁ みんな良い人ばかりだよぉ 学校なんかよりずっと楽しいんだからぁ〜」
つかさ「だからね、私もう二度とみんなのところに帰ってこないからぁ〜、ゆきちゃん、寂しがりやのお姉ちゃんをよろしくね〜」
みゆき「つかささん、待って下さい!」
つかさ「サンキューバイバイ今までありがとう! さようならぁ〜」
みゆき「……つかささん」
かがみ「………えっぐ………ひっく………………うぅっ……うわああああああああああああああああああああああああああああ」
586 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:41:03.82 ID:
YxzfBjec0
さようなら、ゆきちゃん、こなちゃん、おねえちゃん
私は泣き崩れる二人の視線を背にけたたましく笑いながら、夜の雑踏に姿を消しました。
途中…私の心の中で善悪が葛藤しましたが……もう一度コークを鼻からスッ吸引すればたちどころにそんな気分は吹っ飛びました。
きっともう、二度とみんなとは会えないんだね。
……さて、これからどうしましょう。私は一夜にして寝床もお金も家族も失いました。そして大切な友達も。
おなかは空いてないからご飯はまだいいや……取り合えず……寝床を探さなきゃ……。
ぱっと財布を見ると中身は100円……。
えへへ、困ったなぁ……カプセルホテルにも泊まれないや……。
あぁ〜そうだぁ、困ったときのだいちゃんだぁ、だいちゃんに電話して見よぉ〜っと!
ピッピピパピパ
つかさ「もしもし〜!だいちゃ〜ん? おねがーい、助けて欲しいのぉ〜!」
600 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:44:46.25 ID:
YxzfBjec0
つかさ「だいちゃん、お風呂ありがと〜、気持ちよかったよぉ」
小野「いえいえ、どういたしまして」
私はだいちゃんに車で迎えに来てもらい、その後だいちゃんのアパートまで連れてきてもらいました。
オシャレなだいちゃんにしては意外なくらいシンプルな部屋で、まるで2、3日前に引っ越してきたばかりのような印象を受けました。
シャワーを浴びてる最中、だいちゃんとあきちゃんの関係が気になりましたが……あえて考えないことにしました。
この世界の人たちは人から深く詮索されることを嫌うと思ったからです、内部事情には顔を突っ込まない……それがこの世界の暗黙のルールだと思ったから。
小野「いやぁ、それにしても僕がまだ六本木近辺をうろうろしててよかったよ、おかげでつかさちゃんをすぐに迎えに行けたからね」
つかさ「おかげで助かったよ〜、あの後おまわりさんがいっぱい来たから……だいちゃん捕まってないか心配してたんだよぉ〜」
小野「ありがとう、つかさちゃんは優しいね」
つかさ「えへへ〜」
612 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:48:12.49 ID:
YxzfBjec0
小野「ところでつかさちゃん、さっきの話だけどね」
小野「僕、個人的には……つかさちゃんを家に置いてあげてもいいかなって思うんだけど……」
小野「やっぱり金銭的な問題があってね……実は今の仕事……僕一人が食べていくので精一杯なんだ」
つかさ「……そっか、そうだよね」
小野「ごめんね……力になれなくて」
つかさ「いいよ、気にしないでだいちゃん」
つかさ「大丈夫だよ、私、もう大人だし!……アルバイトとかすれば一人でも生きていけるよ!」
小野「…………」
小野「……そうだ! そういえば知り合いにひとり当てがあるよ!」
つかさ「えっ」
小野「ちょっと待ってて、今連絡とって見るから!」
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:49:38.08 ID:weAFlh4JO
売りか……
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:49:41.66 ID:46tcm2Kv0
つかさ……
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:50:12.39 ID:Gycc1YZE0
そして闇の世界へ・・・
627 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:50:54.96 ID:
YxzfBjec0
だいちゃんは真剣な顔で電話の相手と話しをしていました。
途中、私の見た目の印象だとか、年齢とかの説明をしていましたが、だいちゃんに任せて何も考えないことにしました。
きっとだいちゃんなら全部うまくやってくれる、今までもずっと助けてくれたし、そう信じてだいちゃんに任せることにしました。
小野「つかさちゃん!オッケーだって!」
小野「知り合いがつかさちゃんの事を預かってあげても良いって言ってくれたよ!」
つかさ「ほんとう!?」
つかさ「ありがとうだいちゃん!!」
小野「ただね、一つだけ条件があるらしいんだ」
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:51:39.88 ID:iPb+7GzK0
条件・・・ゴクリ
638 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:53:28.24 ID:
YxzfBjec0
つかさ「条件?」
小野「その知り合いも僕と同じで自営業やってるんだけど……ここのところ経営難らしくてね、人ひとり養う余裕も無いらしいんだ」
小野「それでね、寝床と食事を用意する代わりに従業員としてアルバイトをして欲しいんだって」
つかさ「それくらい全然へいきだよっ!」
つかさ「食事も寝床も与えてもらえるんでしょ?そこまでしてもらって何もしなきゃバチがあたっちゃうよ!」
小野「過酷なバイトらしいよ、平気?」
つかさ「うん!へいきだよ、私頑張るよ〜!」
小野「そうか、それを聞けて安心したよ^^」
654 :
1 ◆wivGPSoRoE :2008/11/08(土) 22:56:45.03 ID:
YxzfBjec0
つかさ「えへへ〜、だいちゃんはいつも私の事を助けてくれるね」
つかさ「そのお友達にも迷惑にならないように頑張らなきゃ、私ドジだから」
小野「えらいね、その意気だよ」
小野「店長さん、見た目はちょっと強面だけど、ホントはとっても優しいお兄さんだから心配しないでね」
つかさ「うん!」
小野「あ、そうそう、それからね……これはここだけの話だけど」
小野「彼も随分シャブに嵌ってるみたいでさ……お仕事頑張った子にはこっそりシャブをプレゼントしてあげてるそうだよ」
つかさ「えっ!ホント!!?」
小野「だからつかさちゃんも頑張ってね」
つかさ「うん!私頑張る!頑張るよ!」
つかさ「覚せい剤って気持ちいいなぁ〜」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1226155641/
1:
1 ◆wivGPSoRoE:2008/11/08(土) 23:47:21.35 ID:
P1.OD160
つかさ「こんにちは、柊つかさです」
つかさ「vipでの続きを書くね〜」
つかさ「シャブもコカインも決めちゃったことだし」
つかさ「どんどん脳みそ擦り減らしてがんばるぞ〜」
つかさ「みんなはこうならないようにね〜、えへへへへ」
16:
1 ◆wivGPSoRoE:2008/11/08(土) 23:56:04.57 ID:
P1.OD160
つかさ「えへへ〜、だいちゃんはいつも私の事を助けてくれるね」
つかさ「そのお友達にも迷惑にならないように頑張らなきゃ、私ドジだから」
小野「えらいね、その意気だよ」
小野「店長さん、見た目はちょっと強面だけど、ホントはとっても優しいお兄さんだから心配しないでね」
つかさ「うん!」
小野「あ、そうそう、それからね……これはここだけの話だけど」
小野「彼も随分シャブに嵌ってるみたいでさ……お仕事頑張った子にはこっそりシャブをプレゼントしてあげてるそうだよ」
つかさ「えっ!ホント!!?」
小野「だからつかさちゃんも頑張ってね」
つかさ「うん!私頑張る!頑張るよ!」
35:
1 ◆wivGPSoRoE:2008/11/09(日) 00:03:39.62 ID:
ZRoJmPc0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
小野「というわけで、つかさちゃんの事はよろしく頼んだよ」
店長「…………クッチャ…クッチャ」
つかさ「…………」
つかさ「(ぅぅっ……だいちゃんの言ったとおりだ、なんだか怖そうな人だよぅ)」
つかさ「(さっきからずっとガム噛んでるし…………なんだか不安になってきた)」
小野「じゃあ僕はそろそろ帰るから、つかさちゃん、後は頑張ってね」
つかさ「あっ……だいちゃん、待って」
バタン
つかさ「(ぁぅ……帰っちゃった)」
店長「おい、こっちに来い、ここのルール説明すっから」クチャクチャ
41:
1 ◆wivGPSoRoE:2008/11/09(日) 00:07:52.44 ID:
ZRoJmPc0
私は店長に奥の部屋へと連れて行かれました……が……その異様な光景に思わず息を詰まらせてしまいました。
そこは六畳ほどの狭い部屋で、私と同じくらいかそれより少し若いくらいの女の子が4人いました。
私が部屋に連れて来られても女の子達は全然興味が無いといった様子で、黙々と漫画を読んだり、テレビゲームをしたり
毛布に包まって寝ていたりしていました……。
店長「食事は一日二回だ、ベッドは無いから寝たくなったらそこの毛布に包まって寝ろ、あと風呂は使用禁止だ」
店長「シャワー浴びたけりゃ出張先のホテルで借りろ、生理用品は押入れの中のを勝手に使え、あとトイレはr」
店長は噛んでたガムを吐き出すと、とても早い口調でルールを説明しました。
途中言葉使いが早すぎて聞き取れない箇所もありましたが、聞き返したら怒られそうだったので理解しているふりをしました。
ここは何をする場所なのでしょうか?この女の子達はどこから来たのでしょうか?
みんな同じ部屋で暮らしてるのにどうして誰一人会話をしようとはしないのでしょうか?
私の心に一抹の不安がよぎりました。
47:
1 ◆wivGPSoRoE:2008/11/09(日) 00:10:42.43 ID:
ZRoJmPc0
店長「もしもし『シスターウォーズ』です」
店長「あ、どうも〜、いつもお世話になってます、えぇ〜」
店長「いやぁ、ごめんなさい、長門ちゃんはいま体調を崩しておりましてぇ〜」
店長「替わりに新しい子入って来てますよぉ〜、ええそうなんです、処女なんですよぉ〜」
店長「可愛いですよぉ〜オススメです、あ、フィストはまだ出来ないんですよぉ、新人さんなんでねぇ〜」
店長が玄関で誰かと電話をしています、口調からしてお客さんでしょうか?
新しい子って……ひょっとして私の事?
難しい言葉がいっぱい出てきて何の話をしているのかよく分かりません。
店長「基本コース120分に本番中出しとAFのオプションですね? わかりましたぁ〜、いつもありがとうございます〜」ガチャッ
50:
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2008/11/09(日) 00:12:13.98 ID:NsBgLIIo
うわああああああああああああああああああああああああああああ
51:
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2008/11/09(日) 00:12:25.80 ID:9eZ/t3go
つかさオワタwwwww
55:
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2008/11/09(日) 00:12:53.02 ID:/AW3DuYo
つかさも本格的に終わりだな・・・
56:
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2008/11/09(日) 00:13:05.86 ID:7rqPEkDO
なんということだ・・・・・・