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妹「お兄ちゃーんチ◯ポ舐めさせてー」
Part5


312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 16:48:24.47 ID:R4rX4RplO
兄「あ、つーかお前はお前でこないだクラスの男の子から告られたってはしゃいでたじゃん」
妹「別にはしゃいではないけども・・・あ!お兄ちゃんもしかして!!」
兄「え?何?」
妹「もしかして嫉妬してるの!?もぉ!ww大丈夫だよwwそんなんじゃ私の心は1ミリもブレないってばぁwww」
兄「・・・コイツすげぇわ」
兄「・・・」チラッ
クマ「・・・」
妹「えっ?」
スタスタスタスタ
妹「え、何?」
兄「・・・」バシバシバシバシ
妹「私のクマさんしばくなぁ!!!」バチッ!!
兄「いてぇ!!www理不尽過ぎて笑えてきた!!wwww」

313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 16:51:09.30 ID:R4rX4RplO
妹「・・・返事は?」バシ・・・
兄「え?」
妹「その人への返事」
兄「いやまだしてないけど・・・」
バシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシ
兄「落ち着け落ち着け!!その場で返事しようとしたら今返事するのは止めてって言われたんだよ!!」
妹「・・・」
兄「だから今日返事することになってる・・」
妹「そう・・・じゃあ行こっか」バシ
兄「どこに?」
妹「決まってるじゃん、その女の人の・・・」
妹「とこにっ!!!!」バッチーン!!!!ブチッ!!!!!
兄「クマの首が・・・もげた」

314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 16:52:18.86 ID:R4rX4RplO
妹「早くいくよ?準備して」
兄「いや、何で!?お前が行くことなくない?」
妹「お兄ちゃんが口で言っても分からないバカな可能性もあるでしょ?」
兄「いや・・・」
妹「そんな人お兄ちゃんに何するか分からないから危険でしょ?」
兄「い、いや・・・」チラッ
クマ「・・・」
クマの首「・・・」プラーンプラーン
妹「だからさ・・・」
兄「・・・」
妹「その人に分からせてあげないと・・・あなたの横にはさ」
妹「ちゃーんと彼女がいるってねっ!(ニコッ)」
兄「どの道お前恐いのね」

316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 16:54:57.68 ID:uwqMhw0l0
田中はどうなった(; ・`д・´)

344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 04:47:53.72 ID:IPPr3jQwO
〜少し戻って、私がお兄ちゃんに全てを告白したあの日〜
兄「・・・無茶苦茶だよな」
妹「うっ・・・うぅ」ポタポタ
兄「無茶苦茶だけど、俺はやっぱ・・・」
妹「うぅ・・・ヒック・・・グスッ」ポタポタ
兄「やっぱ、お前がこんなに苦しむのを見るのは堪えられない」
妹「グスッ・・・え?」
兄「つーか今更好きでいさせてもらっていいか、なんて聞かれてもな・・・」
兄「今までだって薄々お前の気持ちには気付いてたんだ」
妹「お・・・お兄ちゃん・・・」ポタポタ
兄「今更なんだよ、お前がそれを確認すんのも、俺がいいかダメかを決めんのもさ」

345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 04:50:18.66 ID:IPPr3jQwO
兄「俺にも後ろめたい事はある。最近のお前の態度で俺の事好きなんだって確信もした」
兄「でもそれに気付いていながら、お前が俺を諦めるような事を言わなかったし、しなかった」
妹「・・・」ポタポタ
兄「いくつになっても変わらず甘えてくるお前が可愛くてさ、突き放せなかった」
兄「それに、そのお前を今更突き放そうとしてもどうなるか、今のお前みたら十分わかる」
妹「ヒック・・・」ポタポタ
兄「こんな端から見ても心がボロボロになってるのが分かるお前を、もう見てられない」
妹「おにいちゃん・・・」
兄「だから・・・もうあの子とは付き合わないし、もう彼女は作らない」
妹「・・・えぇっ!?」ポタポタ

346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 04:52:11.76 ID:Fye4RjYE0
おっ

347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 04:57:53.37 ID:IPPr3jQwO
兄「それにこのままじゃお前なにするか分からないしなwww」
妹「おにいちゃん・・・?」ポタポタ
兄「もうここまで来たら、とことん行くとこまで行ってやる」
妹「うっ・・・うぇっ」ポタポタ
兄「これからはお前の為だけに生きるとしよう」

348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:02:19.92 ID:EbAFwBzm0
おっおっおぅとぅtっ

349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:04:25.40 ID:IPPr3jQwO
妹「お゛・・・お゛に゛いちゃん゛!そ、それ゛じゃあ!!」ポタポタ
妹「あぁ、これからお前は俺の彼女だ!」
妹「やったぁああああ!!!!!うわぁああああん!!!!」ポタポタポタポタポタポタポタポタ
兄「また最後で台なしかよコラ」
兄「でもまぁ大体そんな感じであってる」
〜ってな感じで、カッコよかったお兄・・・彼氏を思い出しながら私は・・・
妹「はぁああん!!イっぐぅうううう!!!!」バシャア
また、シてしまったのだった

351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:14:46.71 ID:IPPr3jQwO
〜また時は戻ってきてお兄ちゃんにちょっかい出した人を懲らしめに〜
妹「お兄ちゃーん準備出来たー?」
兄「うん・・・」
妹「いや何で寝巻なの?犯すよ?」
兄「ちょっ!ちゃんと着替えるわ!もお!!」
妹「ホント・・・だらし無いのはあなたの皮余りチンポだけにしてほしいものね」
兄「あぁ?」
妹「で、あの・・・」
兄「んー?」
妹「えっと・・・そ、その女の人はどんな人なの・・・?」オロオロ
兄「ん?別に・・・普通の子だよ」
妹「あ゛ぁああ!!うるせぇ!!!てめぇの口から他の女の話なんざ聞きたくねーんだよ!!!!」イライライライラ
兄「俺今日まで生きてこれたのが奇跡な気がしてきた」

352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:16:17.95 ID:IPPr3jQwO
道中にて
妹「その人との待ち合わせ場所どこ?」
兄「ん?もうすぐだよ、あそこ曲がった先にある店だわ」
妹「ふーん・・・」
兄「何?」
妹「別に・・・」
妹(そういえば・・・私お兄ちゃんの彼女名乗ってるけど、まだ一度も好きって言ってもらえてない・・・)シュン
兄「・・・」
兄「そういえばさ・・・まだ言ってなかったっけ・・・」
妹「え・・・?」
兄「俺お前の事さ・・・
兄「女として見てもちゃんと好」
トラック「ブラァアアアアアアア!!!!!!」
兄「クルァアアア!!」

353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:20:14.05 ID:IPPr3jQwO
妹「・・・」
トラック「ブルル・・・プシュン・・・」
ガチャン・・・
兄「え」
トラック親父「あ゛ああぁあああ!!!!???」
兄「絶対俺が悪かったんですいませんっ!!!!」ガクガクガクガク
トラック親父「おんどれっ、え?・・・お、おう・・・気ぃ付けろガキ」
兄「はひっ!!」ガクガク
トラック親父「ったく」
ガチャ
トラック「ブラァアアアアアアア!!!」
兄「・・・ふぅ」
妹「・・・」
妹「・・・w」
兄「いや、無理して笑うの堪えないで、お前にまでそんな事されたらホント惨めになる」

354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:22:05.10 ID:IPPr3jQwO
妹「お兄ちゃんww」
兄「何?ていうか、もうすぐそこだから口が滑ってもお兄ちゃんとか言うなよ?」
妹「うん!!w」
兄「本当大丈夫かなぁ」
妹「大丈夫だよぉ〜、それよりさ、さっき何て言ったの?」
兄「え・・・」
妹「・・・」
兄「いや、忘れた」
妹「もおっ!w」バチン
兄「いたい!やめろコラ!」

355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:24:10.61 ID:IPPr3jQwO
妹「〜♪w」
兄「お、ここだ」
お兄ちゃん・・・
さっきあなたが言ってくれた言葉ちゃんと聞こえてたよ・・・
兄「よーし・・・」
絶対にどこにも行かないでね・・・
私もあなたの事、大好きだから
彼氏「行くか」
彼女「おう!」
カランコロンッ
告白編おわり
あれ・・・なんかジャンプの打ち切り漫画の終わり方っぽい

357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:34:35.76 ID:IPPr3jQwO
兄の母は兄を出産した際に亡くなった
父は仕事が多忙だった為に家を空ける事が多かった
家族でいる時間が兄には少なかった
幼い頃の兄は託児所や保育園で預けられてばかり
ある日兄が父にこう言った
「弟か妹が欲しい」
不敏に思った父はまだ四歳だった孤児を引き取ってその子を兄の妹にした
清姫という名前の可愛い女の子

358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:36:20.34 ID:IPPr3jQwO
「清姫可愛い」
ただそう言って兄は優しい微笑みとキスを与えた
何気ない軽い挨拶のようなキス
それが家族の愛情表現だとしても
この家に迎え入れられてからずっと、兄に憧れ、その後ろを歩いてきた妹はそれを喜んだ・・
壊れないよう大切に・・・まるで自分を宝物のように扱ってくれる兄に
妹が恋に落ちるには十分だった・・・
嬉しかった
よくテレビに出ててる人が口にしている恋というものが
こういうことなんだと幼いながらに覚えた
妹が六歳、兄が十二歳の時の事だ

359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:37:29.28 ID:IPPr3jQwO
十二歳になった妹は兄の後ろを歩くのをやめた
兄が妹にキスをくれる事はなくなったから・・・
分かってる
あれはただの家族の愛情表現だったのだ
もうお互い、そんな理由でキスも貰えないし、お願いする歳でもなくなったんだ
十二歳になった妹は兄の後ろを歩くのを止め
兄の横を歩こうと決める
その時既に妹は
それが決して許されない事だと理解していた

360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 05:40:17.55 ID:IPPr3jQwO
妹が十三歳、兄が十九歳の時、今度は父が事故で死んだ
もしもの時の為の父の保険・・・
遺産を残して
父の葬式の日、妹は泣きじゃくった・・・
兄は妹に涙を見せまいと必死だったが
妹は当然気付いていた
(もうお兄ちゃんを支えてあげる事の出来る家族は私しかいない)
そう思い、強くあろうと誓った矢先だったのに
妹は泣いた
それは何故か

363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 06:59:29.18 ID:IPPr3jQwO
「あの子でしょ」
「あの子は本当の子じゃ」「誰かが引き取ってあげないと・・・」
「可愛そうに」
「可愛そうに」
可 愛 そ う に
子供は馬鹿じゃない
大人の綺麗な上辺の奥から見せる歪んだ感情に必ず気付く
大事な父との別れの場だというのに
兄を支えると決めたばかりだというのに
様々な歪んだ感情によって自分の決心が潰される可能を浮かべ
妹は涙を見せた

364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 07:01:55.01 ID:IPPr3jQwO
兄の炎は父の死によって尽きたかに見えた
だが
それは違う・・・
大切な妹という存在をもってして
過去ではなく未来を見据える事で
静かではあるが、確かに強く残っており
それが
二人の奥に見る遺産という歪んだ視線
容姿端麗であった二人自身に向けられた汚れた視線
それによって自分の手の甲に落とされた妹の悲しい雫を起因として
本来僅かすら見せないはずの、その気弱な炎を
かつてない凄まじさで、激しく燃え上がらせた

365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 07:03:07.65 ID:IPPr3jQwO
「何も知らない奴らが俺の妹どうこ゛う゛言って゛んじゃねぇぇええ゛っ!!!!」
「も゛う゛コイツだけは絶対に誰にも渡さ゛ね゛ぇーて゛の!!!!」
「父さ゛んの死をか゛なじまないやつ゛は全員がえ゛れぇえ゛ええ!!!!」
泣きながらで言葉の把握さえままならない兄の咆哮に
当然卑しい感情を持った者は嫌悪を抱く
だが
全てが悪なはずがない
この場において
自分の父との別れの時に恥を顧みず涙を流し
父の死を悲しみながらも懸命に先を見据え
妹の為に牙を剥き出しにしたこの若者の
真剣かつ本気の叫びに
心を打たれない者ばかりのはずがない

366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 07:05:10.98 ID:IPPr3jQwO
父を慕っていた、父の仕事の関係者達・・・
おおよそ、それは遺産の相続には関係の無い者達だったからなのかもしれない
しかし、この場において確実に歪んだ感情が見えないのは事実であり
共に困難を乗り越えてきた仲間の死によって
本気の涙を流していた彼らは
必死に叫んだ兄の姿が常に真剣であった父と重なり
激しく心を揺さぶられた
その人にとって父はまるで戦友であったかのような
そんな激しい悲しみをあらわにしていた者が
兄の叫びに続く
「〇〇の死を悲しめない人、この子達を卑怯な目で見る人はこの場に相応しくない!!!」
「すぐに出てってくれっ!!!」
それに続く者、それを苦虫を噛み潰したような表情で聞く者
様々な表情がそこにはあった
葬式の場は異様な空気を漂わせていた

367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 07:06:40.56 ID:IPPr3jQwO
妹は15歳、兄は21歳
現在、兄と妹は二人で仲良く暮らしている
彼らは分かっている
自分達だけで、自分達の意思と自由を勝ち取ったのではない事
真の大人が彼らの意思を汲み取り、彼らの立場を守ってくれた事を
妹は分かっている
懸命にそのきっかけを作ってくれたのが兄である事を
兄は分かっている
だから妹が自分に尽くしてくれてるのだという事を・・・

368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 07:10:02.57 ID:IPPr3jQwO
ではまた一旦消えます
次編は妹の学校の別の二人に視点置いて書いてくつもり
妹はサブ的な感じになるけどよろしく
でわ

369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 07:12:22.74 ID:eD8v+cP00
チンポどこ行っちゃったの

403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 23:37:48.16 ID:IPPr3jQwO
山田「いや、ごめんなさい(処女じゃないとか)」
非処女「えっ?」
山田「君とはそういう関係になるつもりはない、ごめんね」
非処女「うっ・・・わ、わかった・・・」ポタポタ
ダッ
山田「あ、行ってしまった・・・」
その通り、彼は超絶イケメン処女厨の山田太郎
高校一年にして入学してから現在までに
彼は既に30を越える女性から告白を受けたほどの超絶イケメン
しかし、重度の処女厨
そして、彼には秘密があった
非処女「どいて!!」
バッ
佐藤「あ!!す・・・すいません・・・」
佐藤「あの人・・・どうしたんだろう・・・」スタスタ
鋭いね。そのとおり彼女は学校一の根暗少女、佐藤花子
磨けば光る的な女は必ず学校に一人はいる
その一人だ。まともに男の人と話したのは小4の時以来皆無
そして、彼女にもまた大きな秘密があった

405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 23:41:42.46 ID:IPPr3jQwO
佐藤「・・・」ツカツカ
山田「・・・」
佐藤「あっ!」
山田「ん?」
佐藤(か、隠れなきゃ!)ササッ
山田(あれ?誰もいない・・・何だ?)
佐藤(山田君だ!山田君だ!か・・・カッコイイなぁ・・・///)コソコソ
佐藤(でも、私みたいな暗い女には縁がないよね・・・)

406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 23:42:45.29 ID:LuEyEOeo0
新シリーズ?

407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 23:44:20.37 ID:IPPr3jQwO
放課後
「佐藤さん、ごめん!私今からバイトがあるんだ!」
佐藤「え・・・?」
「だからさ、今日掃除ちょっとさ・・・」
佐藤「あ・・・え、うん、いいよ私がちゃんとやっとくね、仕方ないよ」
「ごめんね!じゃ!」
佐藤「うん」
「おーい!早く行くぞ!!」
「あ、バカ!アンタ今話かけないでよ!」
「え?何?一緒に帰ろうつったのお前じゃん」
「そ、そうだけど今は・・・」チラッ
佐藤「・・・」
「あはは・・・じゃ、じゃあね、佐藤さん」
佐藤「うん・・・またね」
佐藤「・・・」

408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 23:48:35.56 ID:IPPr3jQwO
佐藤(入学してまだ半年もたってないのに、やっぱり高校でも私こんな感じ・・・)
佐藤(一層思いきってデビューしちゃおっかな・・・でも、恐い人から目を付けられたらイヤだしな・・・)
佐藤(そしてなにより、今更そんな事しても恥ずかしいよね・・・)
佐藤(でも、コンタクトに変えるくらいなら・・・無いか)
ガラッ
佐藤「えっ」
山田「あれ?」
佐藤「あ、はわわわわ、や、山田クン!えっと・・・」ドキドキ
山田「・・・何してんの?」
佐藤「掃除・・・だけど」ドキドキ
山田「・・・一人で?」
佐藤「・・・うん」
山田「ふーん・・・」

409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 23:55:27.62 ID:IPPr3jQwO
佐藤「や、山田君はどうしたの?」ドキドキ
山田「え?忘れ物取りにきただけ・・・」
佐藤「・・・そ、そっか・・・」
山田「あ、あったあった・・・じゃあねー」
佐藤「あ・・・うん、じゃあ・・・気をつけて」
山田「うん、ありがと・・・」
ピタ・・・
佐藤「・・・どうしたの?」

410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/12(木) 23:58:43.34 ID:IPPr3jQwO
ツカツカ
山田「・・・一緒にやろっか」
佐藤「え?」ドキドキ
山田「どうせ、押し付けられて一人でやってるんだろ?」
佐藤「え、えっと・・・」ドキドキ
山田「ほら、そんな俯いてたらまた、ナメられるよ?一緒に掃除してあげるから元気だしな」
サッサ
佐藤「あ・・・あの」ドキドキ
山田「んー?」
佐藤「ありがとう・・・」ドキドキ
山田「んー」

411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 00:03:48.85 ID:4BP/gFhaO
佐藤「や、山田クンって優しいんだね」
山田「なんでー?掃除手伝ってるから?」
佐藤「え?・・・う、うん」
山田「別に・・・普通でしょ?」
佐藤「い、いやそんな・・・」
山田「・・・とかさ、カッコつけた事は言わないよ・・・」
佐藤「・・・え?」
山田「優しいだろ?俺(ニコッ)」
佐藤「う、うううっうん///」バクバクバクバク

412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 00:07:31.92 ID:4BP/gFhaO
山田「佐藤さんはさ・・・」
佐藤「な、何?(名前覚えてくれてるんだ・・・嬉しい)」
山田「よくこんな感じで一人で掃除とかさせられてるの?」
佐藤「え・・・う、うん・・・」
山田「そっか・・・」
佐藤「うん・・・でも、他の人達もいろいろ事情があるみたいだし・・・」
山田「・・・」
佐藤「仕方ないかな・・・って」
山田「ふーん・・・」
佐藤「うん・・・(あ、ダメだ、やっぱり会話が続かない・・・幻滅されたかな・・・?)」
佐藤(私なんかに幻滅も何もないか・・・)