Part4
220:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:22:55.12 ID:
0MWPUCccO
妹「・・・」パー
田中「・・・」グー
兄「・・・」
妹「どんなもんじゃい!!!!wwwwww」ッシャアアアアアッ!!
田中「あ、あ・・・」
妹「ふふふ、まず私の一勝のようねw」
田中「・・・そう・・ですね」
兄「これは何だか、いたたまれない」
妹「次で私が勝てばこの人の番号とアドレスは諦めてもらうわよ!!www」
田中「・・・勝てばいい・・・」
妹「・・・?」
221:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:27:55.97 ID:
0MWPUCccO
田中(そ、そうよ!負けるわけにはいかない!彼とグチョグチョハメハメするためなら手段は厭わない!)
田中「ねぇ、清姫さん」
妹「・・・何ですか」
田中「・・・私はチョキを出すわよ」
妹「!!!!」(そうきたか!!)
妹「はっwご自由にどうぞー?w」バクバクバクバク
兄(物凄く顔引き攣ってるけど、コレ言っちゃダメなの?)
田中「行くわよ!」
田中「さいし」
妹「さぁ!!い!!しょ!!は!!」
田中「さぁあ!!!い゛い!!!しょ!!!は!!!」
妹「ざぁあああ!!!!いいいいいい!!!!!じょぉ!!!!!はぁああああ!!」
兄「さっきあえてツッコまなかったけど、何でそれを言う権利で争いが起こるの?」
妹、田中「グーッ!!」
バッ
妹、田中「ジャンケン!!ポンっ!!」
222:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:32:35.06 ID:
0MWPUCccO
妹「・・・」グー
田中「・・・」パー
兄「・・・これはまんまと・・・」
田中「どんなもんじゃい!!!!wwwwww」ッシャアアアアアッ!!
兄「お前ら共通する趣味でもあんの?」
妹「嘘つき・・・」
兄、田中「・・・?」
ビュオオオオオ
田中「何だ」
田中「何だこれは」
もう これで 終わってもいい だから ありったけを
ゴオオオオオオオオオ
貴様を殺す!
妹「田中!」
兄「殺してどうすんだ」バコンッ
妹「あんっ」
223:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:41:27.45 ID:
0MWPUCccO
田中「じゃ、じゃあ続きを・・・次で勝負は決まりよ!!」
妹「OK」
田中「(な、なんか妙に発音いいわね・・・)じゃあ行くわよ!!」
田中「さーいし」
妹「FIRST」
田中「え」
妹「COMES」
ギリ ギリ ギリ
妹「ROCK」
う゛お ん んんん
田中「えっ!?」
キイイイイイイ
妹「JAN・・・」
妹「KEN・・・」
田中「っ!!!!」
兄「いや、真面目にやれ」ガツン
妹「ROっくぅうーん」ビクッビクッ
田中「あっ、パー出そうと思ったのに」
229:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:18:12.71 ID:
0MWPUCccO
妹「ちょっとお兄ちゃん!今真剣なんだから手ぇ出さないで!!」
兄「いや、ふざけてたろ?」
妹「・・・」プルプル
兄「何で急に英語喋り出したの?バカなの?」
妹「ふ・・・」プルプル
兄「泣くなよ?いつも泣いたら兄ちゃんが許すと思ったら大間違いだぞ!このバカ妹!」
妹「ふぁ・・・」プルプル
兄「聞いてんの?いつもアホな悪戯ばっかしてくるし!」
妹「ふぁあ゛ああ!!もっど!!もっど!!罵って゛ぇえっ!!!」ビクンッビクンッ
兄「あ、コイツダメだ」
妹「あふぅん!」ビクンッ
田中「ホントダメですね・・・」
妹「てめーはいらね゛ー!」クワッ
230:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:22:08.15 ID:
0MWPUCccO
田中「これでホントに最後にしましょう・・・」
妹「え、えぇ・・・そうね」
ヒュォオオオ
「最初はグーッ!」
「ジャン!ケン!」
「ポンッ!」
兄「おー、これはまた・・・」
妹「ふぁ・・・」ウルウル
田中「や・・・」ウルウル
兄「・・・」
妹「ふぁああああん!!」ブワーン
田中「やっだあああああん!!!」キラキラ
兄「・・・」
232:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:26:52.39 ID:
0MWPUCccO
田中「じゃ、じゃあさっそくwwww・・・えへへっ///・・・あの」
兄「お、おう・・・」
妹「びぇえええん!!!!」
田中「先に私が送りますね!wwww」
兄「う、うん・・・」チラッ
妹「うわ゛ぁああああん!!」
兄(・・・清姫)
田中「ど、どうしたんですか?」
兄「ん、ん?イヤ別に・・・じゃあ俺のも送るわ」
兄(仮に・・・仮に清姫が本当に俺の事好きだったとして・・・俺は兄として)
妹「お兄ちゃんのバガァアアアアア!!!」
兄(諦めさせなきゃ)ズキン
233:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:30:33.08 ID:
0MWPUCccO
田中「あはっ♪きましたwwあ、あのメールしますねww」
兄「あ、はい・・・」
田中「じゃwwじゃあ私はこれでwww」
兄「うん・・・じゃあ」
兄「行った・・・そもそも俺を好きになった理由すらしらないまま・・・」
234:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:34:20.12 ID:
0MWPUCccO
妹「ヒグッ・・・」ポタポタ
兄「おい、もう終わったから行くぞ」
妹「あ・・ふぁ゛・・・ヒグッ」
兄(諦めさせる事が正しいかなんて分からないけど)
妹「ふぁっ・・・お兄ちゃんが・・・お兄ちゃんが私の目の前で・・・」
兄(おそらく何もせずにただそれを許容するのは違う気がする)
妹「・・・グスン」ゴシゴシ
兄「おい・・・」
妹「・・・お兄ちゃんが心配だったから来たのに」
兄「・・・」
妹「こんな思いすらなら・・・来なきゃよかった・・・グスン」
兄「清姫・・・」ズキンズキン
235:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:39:37.04 ID:
0MWPUCccO
自宅にて
ブゥウン ブゥウン
兄「あっメールだ・・・ん?あの子からか・・・」
ガチャ
妹「お兄ちゃん入るよ・・・あっ」
兄「お、おう」
妹「・・・それ」
兄「え?」
妹「誰と・・・誰とメールしてるの?」
兄「いや、あの子から今メールきて」
妹「あの人と・・・付き合うつもりなの?」
236:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:42:40.22 ID:
0MWPUCccO
兄「いや・・・」
兄(まて、コイツを安心させようとするのは違う・・・)
妹「え?」
兄「いや、まぁ・・・うん」
妹「あ・・・あ・・・」ブワッ
兄「・・・」ズキンズキンズキン
妹「・・・んぐっ!」ダッ!
ガチャ
バタン
兄「・・・」ズキン・・・
237:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:47:37.55 ID:
0MWPUCccO
妹「馬鹿だ・・・馬鹿だ私・・・」
妹「あの時必死で私を守ってくれたお兄ちゃんを見て私・・・」
妹「お兄ちゃんの・・・彼女になった気でいた゛」ブワッ
妹「今度こそ・・・お兄ちゃんを手放さなくて済むとおも゛っでだ」
妹「もうダメだ・・・もうツラ過ぎる」
妹「やめよう・・・これ以上は・・」
妹「お兄ちゃんを・・・」
妹「諦めよう・・・」ポタポタ
238:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:52:03.67 ID:
0MWPUCccO
妹「諦める・・・」
諦める?
誰が?私が!?何で!?
こんなに好きなのに!?
あの人よりも何倍も好きなのに!?
私の方が何倍もお兄ちゃんの事知ってるのに!?
私の方が何倍もお兄ちゃんに尽くしてきたのに!?
それでも!?
それでも??
それでも
・・・
妹「諦めなくちゃ・・・いけない・・・」ポタポタ
240:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:04:07.37 ID:
0MWPUCccO
〜その夜〜
ガチャ
妹「お兄ちゃん・・・ごはん出来たよ」
兄「お、おう」
妹「・・・」ブワッ
妹「・・・」クルッ
バタン
兄「・・・」
兄(本当にこれであってんのか?)
241:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:05:13.00 ID:
0MWPUCccO
兄(カレーか・・・)
兄「いただきます」
妹「・・・うん」ジワッ
パクパク
兄「美味しい・・・」チラッ
妹「・・・っ」ポタポタ
兄「お!おい・・・」
妹「ご・・・め゛ん・・・私なん・・・食欲・・・ない」ダッ
兄「あっ・・・」
兄(・・・本当にアイツの為になってる?)ズキンズキン
242:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:10:47.75 ID:
0MWPUCccO
翌朝
兄「アイツまだ起きてないのかな・・・普段は起きる時間なのに」
兄(俺のせいなのに・・・気になるとか)
コンコン
兄「おい、入るぞ」
兄(あ、ベッドに潜り込んでる)
兄「清姫?起きてる?」
妹「え?う、うん、どうしたの?」
兄「いや・・・別に」
妹「あ、ご飯だよね?ごめ゛んね゛・・・すぐ、つくる゛・・・から」
兄「・・・おい!」
ガバッ!
妹「な、な゛な゛、なに゛よ゛!!」
兄「おい、顔見せろ」
妹「やめ゛で!イヤ゛!」
バッ
243:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:12:53.37 ID:
0MWPUCccO
妹「グスッ・・・みな゛いでよぉ」ポタポタ
兄(まぶたははれてるし、目の周りは真っ赤・・・コイツ一晩中泣いて・・・)
兄(俺に彼女が出来るかもしれない・・・)
兄(それだけでこんなに!?)
兄「すまん・・・無理して飯は作らなくていいからな・・・」
ガチャ・・・バタン
妹「う゛・・・・う゛わぁああああああ!!!」ポタポタ
244:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:17:10.51 ID:
0MWPUCccO
妹「あ゛ぁあああああああ!!!!」
やっぱり私は大馬鹿だ!!
諦めるとか散々思っておいて!!
今またお兄ちゃんに期待してた!!
お兄ちゃんなら今の私を見て抱きしめてくれる!!
私を選んでくれる!!
そんな期待してた!!
馬鹿だ!!私は馬鹿だ!!
私は!!私は!
私は・・・
悪くない
246:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:20:00.62 ID:
0MWPUCccO
妹「・・・消して・・・やる」
何度でも私を見てくれるまで・・・
そう思っていたはず
何度でも消せばいいと
妹「今までと同じ・・・まだ付き合う前だけど」
妹「お兄ちゃんから・・・あの女の記憶を消せばいい」
妹「・・・」
247:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:26:41.21 ID:
0MWPUCccO
妹「お兄ちゃん・・・」
兄「あ、お、おうどうした?」
妹「私ちょっと出かけてくるね・・・」
兄「え、うん・・・」
妹「すぐに戻ります・・・」
ガチャ
バタン
兄「・・・」
248:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:27:49.22 ID:
0MWPUCccO
数十分後
ガチャ
妹「お兄ちゃん、入るよ?」
兄「ん・・・どした(あれ?コイツさっき出たばっかだよな)」
妹「昨日の事謝ろうと思って」
兄「あ、ああ、そっか(なんだもうちゃんと諦めたのか)」
妹「うん・・・」
兄「いいよ、もう気にすんな(ん?なんか後ろに隠し持ってる・・・?)」
妹「ううん、気にするよ・・・だから」ガサ
兄「いや、気にしないでいいって(お詫びとか言ってなんか渡すつもりか?コイツなりに気にしてんだな)」
妹「こんな、モヤモヤした気持ちいやだから・・・これを」スッ
兄「え!?なに!?俺に!?w別にこんなの貰わなくても兄ちゃんは・・・w・・・いや、なにコレ」
妹「さっき神社にいってもらってきたの、徐霊セット」
兄「え?」
249:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:32:43.88 ID:
0MWPUCccO
妹「まず、コレを・・・」ピッ
兄「ん?お札?」
妹「そう・・・これを」
兄「・・・?」
これを・・・
(お前が危ない時に逃げるわけねーだろ)
兄「え、何?」
妹「これを・・・」
兄「・・・?」
妹「捨てます」
バサッ
250:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:37:36.40 ID:
0MWPUCccO
兄「え、いやなんで?」
妹「これも、これも、全部!捨てます」
バサッバサッ
兄(ツッコむべき・・・じゃないよな、雰囲気が・・・)
お兄ちゃんは逃げなかった・・・私の為に
なのに私は逃げてばかり
ホントのお兄ちゃんからずっと目を逸らしてばかり
274:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 05:54:36.60 ID:
R4rX4RplO
妹「お兄ちゃん・・・」
兄「なに・・・?」
妹「お兄ちゃんは断片的に記憶が無くなってる」
兄「え!?」
妹「私が無理矢理忘れさせたの」
兄「え・・・どういう」
妹「それが・・・私の・・・」
兄「・・・」
妹「・・・能力」
兄「そうk・・・え・・・まて・・・」
兄( 能 力 だ と ? )
275:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 05:55:39.01 ID:
R4rX4RplO
妹「言い訳なのは分かってるけど・・・本当は嫌だった・・・無理矢理なんて・・・ずっと嫌だった」
兄「お、おい・・・(能力ってなに?)」
妹「でも・・・やっぱり、それ以上にお兄ちゃんを取られるのが・・・嫌だった・・・」
兄「・・・(能力の事聞いちゃダメなの?)」
妹「お兄ちゃんに・・・近づく女の人が嫌だった・・・」
兄「・・・(能力が気になって妹の言葉があんま耳に入らん)」
妹「ずっと・・・お兄ちゃんを・・・私だけの・・・」
兄「お前・・・の、・・・(あぶねぇ!!能力って口走るとこだった!忘れろ!忘れろ!)」
276:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 05:58:46.96 ID:
R4rX4RplO
妹「お兄ちゃん・・・あの人と付き合う事になってもね・・・それは初めての彼女なんかじゃないよ?」
兄「え?」
妹「今捨てたのを、使って・・・無理矢理・・・私が」ジワーッ
兄「・・・」
妹「わ・・・わがれ゛・・グスッ・・させ・・・ま゛した・・・」ポタポタ
兄「・・・」
278:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 06:00:08.38 ID:
R4rX4RplO
妹「うっ・・・うぅ・・・ごめんな゛さい・・・ごめんなざい・・・グスッ」ポタポタポタポタ
兄「おい・・・泣くなよ(やべぇ・・・何言えばいいのか分からない)」
妹「お兄ち゛ゃんは・・・もう、ど・・・童貞なんかじゃ・・・ないの・・・グスッ」
兄「・・・」
妹「お兄ちゃんの初めてが・・・私以外の誰かとなんて・・・絶対に・・・嫌で・・・無理矢理事実を捩曲げた・・」ポタポタ
兄「分かった、分かったから、とりあえず少し落ち着け」
303:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 16:38:32.44 ID:
R4rX4RplO
妹「グスン・・・ごめんねw・・・」
兄「お、おう・・・」
妹「気持ち悪かったよね?・・・グスッ」
兄「いや、そんな事は・・・」
妹「お兄ちゃんは優しいね・・・嬉しいよ・・・」
兄「・・・」
妹「昔からお兄ちゃんにね・・・彼女が出来る度に私は諦めようと思った・・・」
妹「まだ付き合ってないかもしれないけど今回は特にね・・・」
兄「・・・」
妹「でも・・・ダメ・・・」
304:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 16:39:45.46 ID:
R4rX4RplO
妹「お兄ちゃんの事好きになったらね・・・」
兄「・・・」
妹「悲しい事とか、苦しい事とか、ツライ事とかいっぱいあるけど・・・でもこの気持ちは・・・」
兄「・・・」
妹「そんなのも全部包み込んでくれるくらい・・・優しい気持ちなの・・・」
兄「・・・」
妹「私をこんな気持ちにさせてくれるのはお兄ちゃんしかいない」
兄「・・・」
妹「こんなにも大切な気持ちを、捨てる事なんて出来ないから・・・」ポタポタ
兄「お、おい・・・また」
妹「私は・・・お兄ちゃんを・・・諦められません・・・」ポタポタ
兄「・・・」
妹「ヒック・・・本当に・・・だいす゛ぎな゛の゛」ポタポタ
兄(清姫・・・やっぱりお前はずっと・・・)
305:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 16:41:20.44 ID:2f2Exgj0P
清姫と言えばヤンデレの先駆けだな
308:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 16:42:12.70 ID:
R4rX4RplO
妹「もう゛・・・本当の・・・お兄ちゃんから逃げたりじない・・・」ポタポタ
妹「グスッ・・・無理矢理別れささ゛せ゛たり・・・卑怯な事な゛んか絶対し゛ないから゛・・・」ポタポタ
妹「お兄ちゃんに対してだけ゛は・・・ナにか゛あって゛も・・・真っ直ぐでい゛るっで・・」ポタポタ
兄「・・・」
妹「ヒック・・・やく゛そぐ・・・ずる・・・から゛」ポタポタ
妹「お兄ち゛ゃんの事・・・好きて゛いさせて゛くださ゛い゛・・・う゛っ、ぅう゛っ」ポタポタポタポタ
兄「・・・」
妹「う゛ぅ・・・ヒック」ポタポタ
兄「・・・無茶苦茶だよな」
妹「うっ・・・うぅ」ポタポタ
兄「無茶苦茶だけどさ、俺はやっぱ・・・」
309:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 16:44:13.14 ID:
R4rX4RplO
〜二週間後〜
バシバシっ!
兄「ん?何この音」
兄「おーい入るぞー、ってお前何してるの」
妹「別に?特大テディベアをどつき回してるだけ」バシバシ
兄「わかっとるわ!理由を聞いてんだけど」
妹「理由なんてないよ・・・殴りたい気分だっただけ」
妹「それはそうとさ・・・昨日また!また!女の人から告白されたみたいじゃん」
バシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシ
兄「壊れるぞ、おい!壊れるぞ!(それが理由かよ!!)」
妹「どうなの?」バシバシ
兄「いや、まぁそうだけど・・・」
バシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシ
兄「ちょっ辞めてやれよ!!彼に何の罪もないから!!」
311:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 16:47:13.48 ID:
R4rX4RplO
妹「全くどうなってんの!?ハッキリ言うとお兄ちゃんはカッコイイ・・・だからモテるのは分かってる!」バシバシ
兄「おいおい・・・」
妹「分かってるけど、最近ペースが尋常じゃない!!どう考えてもおかしいだろ!!何なの!?来世の分のモテ期も使ってんの!?」バシバシ
兄「あ、それ嫌だな」
妹「・・・ムカつく」
兄「あ?勝手に相手が告白する分はしゃーねーだろうが」
妹「・・・イライラ」