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求人広告「奇声をあげて威嚇するだけの簡単なお仕事です」
Part3


74 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:10:03.22 ID:9YZzFpZv0
後日。本社ビル・社食
ニート「お、イケメン。久しぶりだな」
イケメン「ん? お前…もしかしてニートか?」
ニート「なにいってんだよ。2年もたってないぞ」
イケメン(こ、こいつ…えらく雰囲気が変わってやがる…。なるほどな。V3戦やゴルゴムで成長したってわけかよ…。きにいらねぇな)
ニート「今度のみにでも行こうぜ。美少女も誘ってさ」
イケメン「あ、ああ。そういえばお前、人事の課長に就任したらしいな」
ニート「まあな。おかげさまで。お前は今グローナルマネージメント部の副部長だって? すげぇな。出世頭っていうんだろうな。お前みたいなのを」
イケメン「まあな。先輩社員もだいぶ抜いちまった。そうだ。ゴルゴムとのジョイントベンチャーを進めたのは俺なんだぜ(だから俺はお前より上だ)」
ニート「そうなのか? サンキューな。おかげでいい出会いがあったぜ。ダラム社長はいい人だぜ」
イケメン「お、おお。そうか…。(ちっ、こんなヤツ相手じゃ、競争心が出やしねぇ。しかたねぇ。いや…まてよ。それなら…
逆に…あの方法で、失脚させてやる)

77 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:13:29.83 ID:udb4FjVs0
ここら辺で仮面ライダー側の協力者とかにニートの旧友とかが出てきてくれたりしたら面白いなー
親はショッカーの社員だったのに、会社の犠牲になってショッカーを憎むようになったとかwww

78 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:14:58.93 ID:9YZzFpZv0
>>77
なるほど。書き溜め分がおわったあとの展開の参考にするお。
ニート「どうした?」
イケメン「お前も課長なら知っておいたほうがいい。この会社には派閥がある」
ニート「派閥?」
イケメン「そうだ。死神博士専務の派閥と、ゾル副社長派だ。首領はもう引退も近い。どちらにつくか、決めておいたほうがいい。ついた権力争いで負けた派閥についたら、もう未来はない。ブラジル侵略支店あたりで窓際勤務が席の山だ」
ニート「ふーん。そんなのもあるのか。お前はどっちなんだ?」
イケメン「俺は死神博士専務だ。なんだかんだいっても怪人を作る能力に長けたほうがかつと俺は思う」
ニート「くだらねぇな」
イケメン「なに?」
ニート「派閥だのなんだの。くだらねぇよ。俺たちは悪行の限りを尽くして、ライダーを倒す。
ただそれだけでいいじゃねぇか」
イケメン「おまえ…」
ニート「それに、俺はもともと一般入社だ。課長まで昇進しただけでも満足さ。どこに飛ばされても力の限り悪いことするだけだ。お前はせっかくエリートなんだ。がんばれよ」
イケメン「…ああ。だが、忠告はしたぞ(クク…まさか本心ではないだおる。さあ、死神博士専務につけ)」
ニート「ああ、感謝してるぜ。昼飯くらいならおごるよ」
イケメン「はん、安月給のくせに」
ニート「違いねぇ」

79 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:15:28.90 ID:9YZzFpZv0

別の日:エレベーター前
美少女「! ニートくん!」
ニ「ん、おお。美少女。元気だったか?」
美少女「うん。もう…本社に戻ったんならわたしのところに顔だしてくれてもいいじゃないですか?」
ニート「ごめん。ちょっと忙しくてさ」
美少女「ゆるしません」
ニ「え?」
美少女「お詫びに今夜食事につきあってください」
ニ「ああ、いいよ。イケメンも誘おうか?」
美「ダメです!」
ニ「美少女…イケメン嫌いなの?」
美「そうじゃなくて…!」

80 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:16:19.25 ID:9YZzFpZv0
その日の夜
美少女「あーおいしかったー」
ニ「そうだね」
??「おい、そこのお前!」
ニ「なんですか? 」
??「俺は滝! 南光太郎の友だ!」
ニ「ああ、ブラックの協力者か」
滝「きさま…よくも光太郎を…!」
ニ「別に殺しちゃいねぇだろ。むしろ普通の人間に戻してやったんだから感謝してほしいね」
滝「キサマ…! お嬢さん、その男はショッカーだ! 危険だから離れて」
美「え? え!?」
ニ「…やれやれ。どうやら説得は無駄らしいな。これだから正義の味方ってヤツは。いいぜ? かかってこい」
滝「いくぞ! ショッカー!」
ニ「てめぇの大事な人がどうなってもいいんならな」
滝「なに!? まさか…あの人を…」

81 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:18:41.12 ID:9YZzFpZv0
ちなみに滝ってのは仮面ライダーブラック(光太郎)の大学の先輩で
元インターポールで、協力者。たしか京本マサキがやってた。
ニ「ああそうだ。俺になにかあれば部下が襲う手はずになっている」
滝「卑怯な」
ニ「はっ、俺はショッカーだぞ。心配するな。てめぇが何もしなきゃ、俺もなにもしねぇよ。おとなしく公務員試験でも受けて市役所ででも働いてろ」
滝「おのれ…」
ニ「じゃあ、もう行くぜ。いいな」
滝「まて…せめて、その女性には手を出すな…!」
ニ「バカか。こいつは俺の女だ。悪に惚れる女もいるってことさ」
滝「くそっ、くそっ」
立ち去る二人
美少女「あ、あの…//」
ニ「どうした?」
美少女「さっき、俺の女って…//」
ニ「あ、ごめん。あーいったほうがアイツにダメージあるかとおもって、でまかせ。ちなみに脅しもでまかせ。ごめん
俺の女扱いとか、気分悪いよね。ほんとごめん」
美少女「あ…そうなんですか…(普段は穏やかなのに、悪いことするときだけは別人…素敵…)」
ニ「あ、そうだ。ごめん。ちょっと電話していい?」
美「どうぞ」
ニ「懐刀か?…俺だ。ブラックの協力者の滝を発見した。大丈夫だとは思うが、念のため、ヤツの家族を抑えておけ」
美「…」
ニ「どうしたの?」
美「なんだか…前より、悪くなりましたね//」

82 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:19:38.29 ID:9YZzFpZv0
ニ「あぁ、まあ、ゴルゴムや諜報部でかなり鍛えられたからね。そういえば、美少女は造成部が希望だったけど、異動の話はぜんぜんでてないの?」
美「あ、実は…。今度の社内コンペで怪人を作ることになったんです。わたしのが採用されれば、異動になると思います」
ニ「へー。すごいじゃん。自信あるんでしょ?」
美「実は…ちょっと困ってます。二つ問題があって」
ニ「どうして?」
美「ひとつは技術提供の滞りです」
ニ「どういうこと?」
美「私は、ゼクトのもってるワームの技術を応用したいんですけど…」
ニ「ああ、なるほど。あそこはガード固いからね」
美「あとひとつは、改造人間のなり手がいないんです」
ニ「そうなの? 改造人間といえばウチの看板なのに」
美「今度のコンペは社の一大プロジェクトです。だから悪の才能が十分にある人にお願いしたいんですけど…なかなかいなくて」
ニ「…(コンペか…これはもしかしたら…」
美「? どうしたんですか?」
ニ「いや、ちょっとね。それよりこれからどうしようか? もう一軒いく?」
美「…はい!」

83 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:21:30.77 ID:udb4FjVs0
まさかのニート怪人化かwwwwww

90 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:26:49.07 ID:9YZzFpZv0
後日 人事課
ニ「よし、これで研修の改善案は全部通ったな」
懐「さすがはボス」
さらに後日
新人「課長! 俺のツレにドーパントがいました! 引き抜きにも条件次第で応じてくれるみたいっす!!」
ニ「さすがだ新人。ケツは俺がもつ。あっちの言い値で引き抜いて来い」
スイーツ「課長〜。わたしの最近知り合ったメンズにグロンギがいたみたいで〜」
ニ「よし。交渉を頼む。うまくいったら、イケメンとの合コンを設定してやるぞ」

94 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:30:40.36 ID:9YZzFpZv0
さらに後日
ニ「えーっ、研修の講師なんて初めてやりますが、よろしくお願いします」
受講者A「おい…あの人だぜ。V3とブラックを倒したっていう一般職は」
B「まじかよ。たしかに悪どそうな顔だぜ」
ニ「悪をなすには手段を選んではいけません。悪のあいうえおを覚えて帰ってください。
あ、悪をなすには
い、陰湿に
う、後ろから…(略」
受講者(女)「…すごいわ。この人。性格悪すぎ…(じゅん)」
その日の夜
受講者(女)「あの…、すいません」
ニ「ん? ああ、受講者の方ですね。なにかご質問ですか?」
女「あ、いえ。よかったら、今夜お食事でも…」
ニ(これは、誘われているのか…。据え膳食わぬは、ともいうしな。島耕作もそういってる)
ニ「いいですよ」

96 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:33:16.63 ID:9YZzFpZv0
数ヵ月後〜管理職会議〜
専務「今年度下期の悪行成績が、前年比120%…この要因について説明してほしい」
総務部長「今年は、社外から怪人を何体か引き抜けましたからね。戦力的に増強されました」
専務「なるほど。たしか人事部の…課長のなんとかというもののプランだったな」
営業部長「成績を上げたものからは、研修で学んだことを生かせた、という声がありました」
専務「例の研修制度改革か…。たしかこれもあの男だったな」
首領「ふぉっ、ふぉっ。化けたのう。わしもまだまだ耄碌はしとらんというわけじゃ」
さらに数ヵ月後

97 : 忍法帖【Lv=14,xxxPT】 :2012/02/13(月) 21:36:37.93 ID:V9oNXRjz0
ニートさんwwwwwモテ杉wwwwwwwwwww

98 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:37:52.15 ID:9YZzFpZv0
さらに数ヵ月後
人事課〜打ち合わせスペース〜
ニ「懐刀、話があるんだけど」
懐「どうしたんです? 改まって」
ニ「俺は異動願いをだそうと思ってさ」
懐「どこにだって俺はアンタについていきますよ。次の戦場はどこですか?」
ニ「いや、懐には人事に残ってほしい」
懐「俺が邪魔だとおっしゃるんですか?」
ニ「そうじゃないよ。だけど俺の希望する部署は危険すぎる。いくら懐でもそこまで付き合ってもらうわけにはいかないよ」
懐「ボス、なにをしようっていうんですか?」
ニ「俺は社内コンペの改造人間の素体に志願するつもりだよ」
懐「!?  なんですって?」
ニ「同期の美少女の企画書をみたんだけど、あのプランなら、あとはゼクトの協力が得られれば確実に最強の改造人間ができると思う。俺は素体に志願するつもりだ」
懐「ゼクトの協力を得るなんてことが可能なんですか?」
ニ「俺に考えがあるんだ」

101 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:41:56.07 ID:9YZzFpZv0
さらに後日
本社〜休憩室〜
ニート「美少女、今日夜ちょっといい?」
美少女「え?…は、はい」
夜、海辺の遊歩道
美少女(ニートくんが二人っきりでこんな風に誘うなんて初めて…)
ニ「あのさ…今日、わざわざ呼び出して、ごめんね」
美「い、いえ! どうせ暇でしたから//」
ニ「実は…大事な話があるんだ」
美「…うん」
ニ「美少女の思いは知ってる。だからこれは簡単な気持ちでいうんじゃない」
美「…うん…うん」
ニ「お母さんがアマゾンにやられて…、それでショッカーにはいった、君は強い人だ。夢を果たすために、がんばってる。よく知ってる」
美「…そんな。ニートさんこそ…」

104 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:50:34.34 ID:9YZzFpZv0
ニ「だから…」
美(じれったい! 私から言おうかな…)
ニ「大事なコンペなのはわかってる! でも俺は改造人間になるつもりなんだ! だから! 俺が素体に志願するのを認めてほしい!」
美「ふぇぇっ?」
ニ「けして君の夢を壊したりしないよ! 絶対に改造に耐えてみせる!」
美(告白じゃなかったのかぁ…でも、なんて真剣な目…)
ニ「…すぐには答えられないよね」
美「え? あ、その、あの」
ニ「でも、俺には果たしたい約束と…あと、夢ができたんだ! この世界…いつか…おれの手で…、だから頼む!!」
美「くすっ」
ニ「??」
美「ほんと、ニートさんは外道ですね。悪のことしか考えてないっ、フフ」
ニ「??」
美「それにそんなに必死に頼まなくても。もー」

106 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:54:37.27 ID:udb4FjVs0
ニートがどう見てもカッコイイ!!
くそう!お前なんか俺たちの仲間じゃねぇよ
さっさと上れるトコまで上っちまえ・・・ずっと応援しててやるから

105 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:52:51.06 ID:1nL4NFUT0
おい、改造したら真珠は入るのか

107 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:54:53.71 ID:9YZzFpZv0
>>105
じゃあ入れよう。任意で真珠を体に入れたりして、硬度と輝きで戦う
「パール・シルエット」って名前どうだ?
ニ「って、つまりどういうこと?」
美「私の改造は、ドーパント型です。だから変身型の怪人なんです」
ニ「それなんか関係あんの?」
美(もうっ! 完全型の改造人間で魔物型だったら、女の子とつきあったり…できないじゃない! ほんと鈍感…。でも、わたし、そういうところが//)
美「わからないならいいですっ!!」
ニ「??」
美「もう、だから、いいですよ! むしろ、ニートさんが素体になってくれるんなら大歓迎です! こっちからお願いしたいくらい!」
ニ「…!!(ブワッ」
美「ちょ! どうしたんですか。泣かないでくださいよー」
ニ「…ははっ、ごめん。うれしくて…さ」
美「たーだ! 私の素体の改造人間訓練は厳しいですよ!」
ニ「望むところさ! 庶務課出身をなめんなよ!(ゼクトのほうも、俺のほうから手を打つ…でもそれは秘密だ。恥ずかしいしな//)

108 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:00:04.10 ID:9YZzFpZv0
さらに後日。カフェ
スイーツOL「どうしたんですかー? 課長がこんなお店に誘うなんて? キャッ☆(ワタシの女子力にフラフラしちゃったかな?)
ニート「この前のエリートイケメンとの合コン、セッティングしたよ。前にいたダラム社長のツテでね」
スイーツ「そーなんですかぁ?(そっちかぁ、でもエリートイケメン男子、これも自分へのご褒美☆、自分磨きしとかなきゃ!)
あれ? でも、ダラム社長って、あのホラーな顔のおじさまですよね?」
ニート「心配しないでよ。相手はあのゼクトで、しかも仕事のできるイケメンだよ(堅物で女なれしてないけどね)」
スイーツ(ゼクト! 最高☆ 代官山の豪邸に住む日も近いかも☆)
ニート「で、もしうまくいったらそのゼクトの人に、ちょっとお願い事がしたいんだけど…」
スイーツ「もちろん! 課長の言うこと、聞いてあげる!」
ニート「ありがとう」
ニート(思うがままだ、ゼクトの男は、新人の情報によると、彼は開発部のエースでイケメンだが、学生時代は勉強ばかりしていてモテなかった男。
スイーツなら簡単に篭絡できるだろう。そしてスイーツはうちの重役の娘…。ゼクトとの業務提携もそう難しくはないだろう。
仮にそれがだめでも、ベッドでスイーツが情報をとってくればいい…)これで技術提携の問題は解決だ。

109 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:01:06.23 ID:9YZzFpZv0
こんな世界、滅びてしまえばいい。
そう志した、ニートだった一人の男。彼の戦いは、始まったばかりだった。

110 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:03:09.04 ID:9YZzFpZv0
書き溜め分、終わり。前編「立志」としよう
こうして、ニートは新たな力を得ることとなる。
だが、それは彼の戦いの序章に過ぎなかった。
迫りくるライダー!!
中年さんとの約束の行方!!
ライバル、イケメンの策謀!!
ショッカーの派閥争い!!
世界制覇への道!!
そして
美少女との、恋の行方…
そういえば、言い忘れたけど、ニートはまだ童貞。えっ? あの流れで!? ってのは無しの方向で
いろいろあんねん、彼にも
ただ、卑怯であくどいことのみに才をもち、世を恨んでいた彼の進む道の先にみえるものは…
次回中編「熾烈」こうご期待。
ごめん。最後まで一応考えてはいるけど、書くスピード遅くて、たぶん明日とかじゃ無理そうです。
このスレおちてたら次たてるから、無理に保守せんでもいいっすよ。
読んでくれてありがとう。

111 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:03:58.04 ID:9YZzFpZv0
第一部 完!!

113 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:06:38.14 ID:bpw9FhHG0
めちゃおもろいやん

114 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:07:15.54 ID:vuSPllsMO
風呂の中で読み始めたらのぼせたじゃねぇかバカヤロウ!
乙でした!

115 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:08:10.47 ID:6zIW+8tV0
次も期待!

118 :名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:09:31.27 ID:udb4FjVs0
乙でした!!!!
>>1先生の次回作・・・じゃなくて続き読ませろやー!!!!

166 :1:2012/02/15(水) 18:41:27.79 ID:xLHFBzFB0
再開します。
本社〜研究室〜
美少女「適合率70%…改造は成功です!」
ニート「そっか!! 良かったー!!」
美少女「はいっ!」
ニート「あとは…俺がこの力を使いこなせれば、コンペには勝てるな!」
美少女「ニートくんなら、きっと大丈夫ですよ」
ニート「俺は勝つよ(そして、君がくれた力で、アマゾンを討ってみせる)」
美少女「でもほんとによかったんですか? ニートくんが改造人間になるなんて」
ニート「だって、係長以下の改造人間だと、変身するのにイチイチ稟議書回して、管理職に決済もらわないといけないでしょ。 管理職自身がやるのが効率的だよ。
ホントは判子文化自体なくすのが一番なんだけどね」

167 :1:2012/02/15(水) 18:42:29.86 ID:xLHFBzFB0
後日
本社〜重役室
ゾル副社長「ああ、よく来てくれたね入りたまえ」
ニート「失礼します。今日は私をお呼びしたのはなんでしょうか?」
ゾル「うん。もう君にも聞いていたほうがいいだろう。ウチに派閥があることは知ってるかな? 首領の引退後の政権がかかっている」
ニート「はい。噂程度ですが」
ゾル「率直に言おう。君をうちの派閥に欲しい。娘(スイーツ)から評判も聞いているよ。非常に性格が悪いそうだね。ぜひ私の子飼いになりたまへ」
ニート(きたか。たしかイケメンはゾル副社長じゃなくて死神博士専務派っていってたっけ…まてよ…アイツ、たしか…なるほどな…ってことは…)
ゾル「どうかね?」
ニート「失礼ですが、その前にお聞きしたいことがあります」
ゾル「いってみたまえ」
ニート「ゾル副社長が次期首領になったあと、したいことはなんですか?」
ゾル「無論、世界征服だ」
ニート「そのあとは?」
ゾル「…なるほどな…。面白い。では話そう」
ゾルは世界征服後のプランを話した。世界のここを壊す。このシステムを変える。
そしてこんな世界を作る。
実はニートはすでに同じ質問を死神博士にも、そして首領にも聞いていた。
ニート「承知しました。喜んで加わります」

168 :名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 18:43:28.89 ID:xLHFBzFB0
定食屋
懐刀「え? 派閥に加わったんですか? 加わらないっておっしゃっていませんでしたか?」
ニート「ああ。そのとおりだよ。これは懐刀にしか話さない。秘密は守ってくれるか?」
懐刀「ボス。今更きくまでもないでしょう」
ニート「そうだったな。ごめん」
後日、ゾル副社長の推薦で、ニートは新設の特務部に異動になった。
なお、社内のパワーバランスのためか、同部署部長には死神博士派閥のイケメンが就任
イケメン 特務部 部長
↓Aチーム(美少女のコンペのチーム)

ニート 特務部 課長:月収25万

懐刀:特務部 係長

美少女:科学顧問
新人・スイーツ ヒラ

あとBチーム。全員総合職、こっちのトップは部長のイケメンが兼任

169 :名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 18:45:04.88 ID:RcKTeErj0
>>1
ところで5年目の先輩社員の所属は企画部なのか営業部なのか(´・ω・`)?

170 :1:2012/02/15(水) 18:49:16.33 ID:xLHFBzFB0
>>169
ごめん。あの時点ではまだ設定が詰まってなかった。
あれは営業部。実際に悪いことする部署
企画は最初イケメンがいた部署。悪い計画練るところ
イケメン「今日から、特務部はスタートだ。この特務部の成果は改造人間のコンペの評価対象にもなっている…が、正直Bチームの怪人のほうが予算を倍以上取ってるし
今後のショッカーの改造人間プランとしては悪くないと思う。Aチームは無理をしないように(そして俺は出世する)」
懐刀(ふ…、相変わらず小さいお方だ…)
ニート「そんなわけだから、頑張っていこう」
イケメン「さっそく両チームに仕事だ」
ニート「例の件か、みんなにも連絡を頼むよ」
イケメン「Aチームは今度の相手はライダーではない。政治家だ」
新人「どーゆー意味っすかー?」
イケメン「もともとショッカーは要人を暗殺して、偽装怪人がその人間になりすまして政治経済を我らの思うままに変えていくという基礎理念がある。
昨今はライダーの妨害で滞っていたがな…それを実行してもらう。Bチームはライダーマンの討伐だ」
新人「なーんだ。そんなもん先輩なら楽勝っすよ。ライダーの相手よりよっぽど楽っすよ」
スイーツ「ほんとほんと☆。コンペでも楽勝かも?」
ニート(これはそう簡単な話じゃない。俺たちが狙う政治家は過去数回ショッカーの襲撃を受けているが生き延びている。
つまりセキュリティ面がいいということだ。それも、強いライダーが注意して守っている可能性が高い。
そして、なにより、俺はまだ怪人としての力を使いこなせてはいない。変身すらままならない…正直、ライダーマンの討伐のほうが遥かに楽だろう。…だが)
ニート「やるしかないな。ってわけだ。いつも苦労させてごめん。一緒にやってくれるか?」

171 :1:2012/02/15(水) 18:52:35.28 ID:xLHFBzFB0
懐「承知」
新人「うぇーす」
OL「はーい☆」
美少女「ニ、ニート副部長! 私も科学顧問として頑張ります!」
ニ「やだな。同期なんだから名前で読んでよ。他のみんなも役職とかつけずにお願い。んじゃとりあえずチームごとに別れて会議を」
〜会議室〜Bチーム〜
イケメン「相手はライダーマン、たいしたヤツじゃない。町で暴れまわって、出てきたところをやる。他のライダーが出てきても無視だ」
怪人「わかりました」
イケメン「今度のコンペにかったチームの改造人間はこの先ショッカーのスタンダードモデルになる。(そして派閥争いの勝利にも貢献する)」」
総合職1「わかりました」
イケメン「Bチームの人員は問題のある者ばかりだ。俺たちの敵ではない」
総合職2「わかりました」
イケメン「質問はあるか?」
総合職3「ありません」
イケメン(美少女と別のチームになったのは残念だが…仕方ない、ここは負けてもらおう。そのあと、うちのチームに拾ってやればいい。そうすれば、俺とニートのどちらが上かわかるだろう…)