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『パンツ売りの少女』
Part1

『パンツ売りの少女』
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1453904222/

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:17:02.622 ID:6qUhYwQl0
あるところにとても貧しい1人の少女が居ました。
少女はマッチを売る仕事をしていましたが、このご時世、マッチなど売れる筈もありません。
季節は冬。
寒さに震えながら道行く人々に声を掛け続けても、マッチは1本も売れません。
少女はとうとう寒さに耐えかねて、売り物のマッチを燃やして、暖をとることにしました。

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:18:45.178 ID:6qUhYwQl0
少女がマッチを擦ると、シュボッと音を立ててマッチは勢いよく燃えました。
「あったかい…」
そう少女がひとりごちると、次の瞬間にはもうマッチは燃え尽きてしまいました。
それから何本か火をつけてみましたが、マッチはあっと言う間に燃え尽きてしまいます。

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:20:03.871 ID:6qUhYwQl0
少女は足元に散らばったマッチの燃えかすを見つめながら、もっと長く暖まれる方法がないかとうんうん考えました。
何度うんうん唸ったことでしょうか。
ふと、少女は名案を思いつきました。
「そうだわ!今、私が身につけてる物を燃やせばきっとあったかいわ!」

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:20:07.840 ID:FsZ93G6T0
感動した

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:21:27.088 ID:6qUhYwQl0
少女は早速、自分の被っていた帽子を燃やしました。
「あったかい…」
帽子はマッチよりも遥かに長く燃えてくれました。
「あぁ…でも、もう燃え尽きちゃう…」
帽子はマッチよりは長く燃えてくれましたが、永遠に燃えてくれるわけではありませんでした。

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:23:06.919 ID:6qUhYwQl0
少女は帽子が燃え尽きる前に、今度は手袋を燃やしました。
今にも消えそうだった火が新しい燃料を得て、また元気に燃え盛ります。
ほっと一息つくのもつかの間、すぐにまた火の勢いは弱まっていきます。
「仕方がないわ。靴下も燃やしましょう」
少女は履いていた靴下も脱いで、火に投げ入れました。

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:24:06.025 ID:6qUhYwQl0
靴下が燃える様子を眺めながら、少女はもう燃やすものがないことに気づきました。
「困ったわ…」
身にまとったボロ切れのような服は残っていましたが、さすがに公衆の面前で服を脱ぐことは憚られます。
少女は俯き、しばらく悩んだ末、打開策を思いつきました。
「そうだわ!パンツを燃やしましょう!」

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:25:40.909 ID:6qUhYwQl0
少女はいそいそとパンツを脱ぎ始めます。
人目につかぬよう、慎重に。
ようやく脱ぎ終わった頃には、少女が暖をとっていた火が今にも消えかかっていました。
もはや一刻の猶予もありません。
脱いだばかりのパンツを握り締めて、少女が意を決してパンツを火に投げ入れようとしたその時…
「あーもし?もしもし?よもや、そのパンツ…燃やしてしまうのでござるか?」
1人のキモオタに声を掛けられました。

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:26:57.238 ID:6qUhYwQl0
「へ?」
思わず少女の口からはそんな間抜けな声が漏れます。
ポカンと口を開けた少女をジッと見つめて、キモオタは口を開きます。
「ゲフンゲフン…いや、拙者は別段怪しい者ではごさらん。ただ、そのパンツは燃やすには惜しいと思い、声を掛けた次第。燃やすくらいならば、拙者が買い取ろう。5千円で如何か?」
あまりに突拍子のないその申し出に、少女は…
「へ?」
やはり、間抜けな声を漏らすことしか出来ないのでした。

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:28:34.562 ID:+4cA/0m5d
泣いた

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:28:38.808 ID:6qUhYwQl0
「かたじけない…かたじけない…」
その後、キモオタは少女の手からパンツをいかにも宝物のように大事に受け取り、空いた手に5千円札を握らせて、何度も何度も感謝の言葉を繰り返しながら去って行きました。
ポツンと1人残された少女は、困惑しながらも受け取った5千円札をマジマジと眺めます。
自分のパンツにこれほどの価値があると知った少女は、あることを閃きました。
「そうだわ!マッチなんて売らずに、これからはパンツを売ればいいのよ!」
少女は5千円を握り締め、新しいパンツを買いに走り出しました。
こうして、『パンツ売りの少女』が誕生したのです。

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:30:13.430 ID:6qUhYwQl0
その後、少女は来る日も来る日もパンツを売り続けました。
千円でパンツを買い、そして買い手が現れるとその場で脱ぎ、パンツを手渡し、5千円を受け取り、また新しいパンツを千円で買う。
一枚売れる毎に少女は4千円儲けることが出来ました。
『パンツ売りの少女』の噂は瞬く間にキモオタ達の界隈で有名となり、顧客は爆発的に増えていきました。

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:32:16.544 ID:6qUhYwQl0
パンツ売り業を始めて間もなく月30枚のパンツが売れ、少女は12万円の収入を得ました。
少女は一箇所に留まらず、各地を周り、その次の月には月50枚、更にその翌月には月80枚も売れました。
その時点で少女の年商は400万円。
年収は384万円。
月収は32万円となりました。
パンツは非課税なので税金を払うこともなく、少女1人が生きていく分には充分な金額でしたが、ここで満足してはいけません。
パンツ売り業はさらなる成長を見込める事業だと少女は見込んでいました。

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:33:58.919 ID:6qUhYwQl0
やがて月100枚を安定して売り上げるようになった少女は貯めたお金で小さな事務所を借り、『パンツ売り会社』を立ち上げました。
少女と同じような境遇の女の子達を、売り子として雇うことにしたのです。
売り子は『パンツ嬢』と呼ばれ、売り子の賃金は完全歩合制で、1枚売り上げる度に2千円を支払い、1枚千円の新しいパンツを与える。
この仕組みによって、会社はパンツ1枚につき2千円の利益を得ることが出来ました。

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:35:12.083 ID:6qUhYwQl0
会社は順調に成長していき、従業員1000人を抱えるそれなりの規模の中小企業となったところで、人気のパンツ嬢からこんな声が上がります。
「私も独立してパンツ会社を立ち上げたい!」
少女はそんなパンツ嬢の声を無下にはしませんでした。
その言葉こそ、少女が待ち望んだものだったからです。
「お金は私が出してあげるから、好きにやってみなさいな」
こうして、全国各地に『パンツ子会社』が生まれました。

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:36:27.058 ID:6qUhYwQl0
パンツ子会社が各地に散らばり、それぞれ成長していく最中も、少女のパンツ本社も右肩上がりで成長していきます。
ついに、従業員1万人を抱える大企業となりました。
「時は満ちたようね…」
少女はそう呟くと、証券取引所に連絡をいれました。
満を持して上場する時が来たのです。

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:37:51.261 ID:6qUhYwQl0
少女は高らかに『上場の鐘』を鳴り響かせ、新しい時代の到来を全世界に知らしめました。
『パンツ売り会社』は初値で高値をつけ、時価総額数千億円の大会社となりましたが、しかし、少女の快進撃はここで終わりではありません。
少女が上場を果たしたその年は、ちょうど衆議院の総選挙と重なっていたのです。
少女は全国のパンツ支持者と、自らの顧客である大物政治家とのコネクションを足がかりに、政界へと進出する決意を固めていました。
そして少女はその年、初当選を果たし、パンツ売りの少女は晴れて国会議員となりました。

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:39:45.861 ID:6qUhYwQl0
少女は最初の任期の4年間で強い影響力を持つ政治家や各省庁の高級官僚と繋がりを持ち、力を蓄えていきました。
少女は政界の中での自らの顧客の多さにとても驚きました。
少女の思想と反した、敵対勢力の中にも顧客の姿がちらほら見受けられます。
「……勝機ありね」
少女は2度目の選挙で各地にパンツ売り嬢の刺客を擁立し、自らの息のかかった議員を増やすことに成功しました。
そして新党『自由パンツ党』を立ち上げ、パンツ嬢達で構成された自由パンツ党は国政政党となったのです。

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:41:35.615 ID:6qUhYwQl0
国政政党の党首の座についた少女が一番危惧するのはパンツ嬢のスキャンダルです。
少女が立ち上げたパンツ会社とパンツ子会社には、次のようなルールを課していました。
『一つ、パンツを販売する際は、その場で脱ぎ、その場で手渡すこと』
パンツとは鮮度が命であり、在庫を持ってはいけません。
『一つ、パンツ会社には男性の立ち入りを禁ずる』
男性が出入りするだけで、パンツとパンツ嬢への信用と企業の透明性が損なわれる可能性があります。
『一つ、パンツ売りに誇りを持ち、パンツ以外は売らないこと』
これはもちろん、パンツ売り業が売春とは一線を画したクリーンな企業である為に必要不可欠です。

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:43:11.989 ID:6qUhYwQl0
これらの3つのルールをしっかりと守っているパンツ会社とパンツ子会社にはスキャンダルが起きる気配は微塵もありませんでしたが、少女は念には念を入れて、全国のパンツ党支持者のキモオタ達にネット上でパンツ会社に対する印象操作と情報操作を依頼しました。
これでスキャンダルに対する対策は万全です。
その間も、自由パンツ党は他の弱小政党を吸収し、時には大きな政党からも議員を引き抜き、勢力を拡大していきました。
党が大きくなるにつれて、政敵も増える結果となりましたが、少女のパンツ交渉術により、大きな衝突も起きず、2度目の任期満了を迎えました。

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:44:32.971 ID:6qUhYwQl0
そして3度目の総選挙で、自由パンツ党は野党第一党となりました。
野党第一党となった自由パンツ党は、その支持者の数により国会内での発言の影響力も増し、与党を脅かす勢いを見せ始めました。
しかし、そんな自由パンツ党に対する反発の声もまた大きくなっていきました。
『女性の人権を守る会』と『男性の人権を守る会』の双方が反パンツ運動を開始したのです。

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:45:41.877 ID:6qUhYwQl0
「女を売り物にするなー!!」
『女性の人権を守る会』はそう訴えます。
「男から金を毟りとるなー!!」
『男性の人権を守る会』はそう訴えます。
少女は国会前で行なわれるデモの声に耳を傾けながら、くすりと微笑みを浮かべました。
この事態は少女の想定の範囲内だったのです。

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:46:39.739 ID:5xOH03ib0
パンツ脱いだ

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/27(水) 23:47:04.063 ID:FsZ93G6T0
どんな顔をしてこれを書いているんだろうか

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