Part1
おそ松「借金しよう」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:06:55.26 ID:
tKJaRiaDO
赤塚金融事務所
金貸し「はい、5万円」
おそ松「どーも」
金貸し「ではまた来週に?」
おそ松「あいよ」
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:07:33.33 ID:
tKJaRiaDO
パチンコ店
おそ松「また負けた…。どーすんだよ、ヤバそうなとこから借りた金なのに全部スッちゃったよ…」
おそ松「なんで俺ん時ばっか出ない台に当たるんだよぉ…。さっき隣のババアなんかめっちゃ出てたのに…」
おそ松「はぁ…もうやだ。どうなっちゃうんだろ、これから……」
おそ松「………」
おそ松「ま、いいや。帰って寝よ」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:08:16.74 ID:
tKJaRiaDO
街中
おそ松「ん?あれ、トド松じゃん?」
トド松「」ペチャクチャ
女の子「」ペチャクチャ
おそ松「おーす!トッティ!」
トド松「? あ……」
女の子「知り合い?」
トド松「ううん、知らない」
おそ松「ちょっとちょっと!兄弟なのにひどくない?」
トド松「……」
女の子「松野くんのお兄さんなの?」
トド松「違うよ。行こっか」
女の子「え?でも…」
おそ松「…ねぇ、ちょっとそいつ借りていい?」
女の子「」ビクッ
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:08:50.49 ID:
tKJaRiaDO
おそ松「ていうか借りるよ」グイッ
トド松「な、なにするんだよっ…!離して…!」
おそ松「あ、彼女も一緒に来る?それでもいいけど?」
トド松「……!?」
女の子「ま、松野くん!」アセアセ
トド松「…ごめん。先行ってて?」
女の子「だ、大丈夫なの?」
トド松「うん。後で合流するから。ね?」ニコッ
女の子「そ、そう…じゃあ先行ってるね」ソソクサ
おそ松「…女の子を逃がしてあげるなんてかーっくいぃ?さすがリア充のトッティ!」
トド松「……さっさと要件だけ言ってくれる?」
おそ松「じゃ、人気のなさそうなとこに行こうか」
トド松「……」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:09:18.58 ID:
tKJaRiaDO
路地裏
ドカッ バキッ ガンッ ズサァァッ
トド松「ぇほっ…う、うぅ…」ボロッ
おそ松「末っ子のクセに生意気言っちゃダメじゃーん。ケンカで俺に勝ったことないだろ?」ニヤニヤ
トド松「……クズ…」ボソッ
おそ松「…なんか言った?」
トド松「聞こえなかった?クズって言ったんだよ?バカでニートでろくでなしのパチンカス!」
おそ松「あー聞こえない、聞こえない。そういうの遮断するフィルター付けてっから?」ホジホジ
トド松「へー!耳にまでクズゴミが詰まってんの?かわいそー?」
おそ松「めんどくせっ!まぁいいや。ちょっと相談あんだけど」
トド松「……なに?」
おそ松「金貸して!おねがい!」
トド松「ムリ」
おそ松「あーそう…」コキッコキッ
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:09:48.96 ID:+tQ6f1o40
レンタル彼女回ですぐに大金を手に入れられたからすぐに返せるだろう
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:10:05.61 ID:
tKJaRiaDO
カフェ
女の子「松野くん、大丈夫かな…」
ピロリロリン♪
女の子「……!」ピッ
『心配かけてごめんね。もう終わったから、すぐ行くよ』
女の子「」ホッ
ピロリロリン♪
女の子「…写真?」ピッ
女の子「きゃあっ!?」ギョギョッ
ザワッ
女の子「〜〜〜!!」ブルブル
店員「お客様、大丈夫ですか?」
女の子「ご、ごめんなさい…!なんでもないんです…!」ブルブル
店員「なんでもないようには見えませんが…」
女の子「お、お会計お願いします!」ガタッ
店員「は、はぁ…740円になります」
女の子「(松野くんと遊ぶのやめよ…!なんかこわい…!)」ブルブル
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:10:33.37 ID:
tKJaRiaDO
ーーー公園ーーー
おそ松「へっへーん!あの女の子ビビったろうなー?」
おそ松「登録してたアドレスに片っ端からトッティのフルボッコ写メ送ってやったもんねー!」
おそ松「しっかしあいつ意外と持ってたなー。ちゃんと仕事してんだ。えらいえらい!」ピラッ
おそ松「さーて、もっかい勝負するかな!今度こそ取り返すぞー!」
ワイワイキャッキャッ
おそ松「ん?うるせーガキ共だな。公共の場所で騒ぐのは税金払ってからにしろっての」
十四松「ハッスルハッスル!マッスルマッスル!」
子供たち「マッスルー!」キャッキャッ
おそ松「十四松…なにやってんだ?」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:11:05.67 ID:
tKJaRiaDO
おばさん「十四松くん、いつもありがとうね」ニコニコ
十四松「いーえ!どういたしまして!」
おばさん「うちの子供たちも十四松くんが来ると喜ぶのよ」
十四松「マジっすか!僕も楽しんでマッスルマッスル!」
子供たち「十四松にいちゃーん!鬼ごっこしよー!」
十四松「やりマッスル!」
おそ松「俺も混ぜてよ。十四松にいちゃーん」
十四松「!?」ギクッ
子供たち「わー!おんなじお顔だー!」
おばさん「あら、ご兄弟の方?」
おそ松「どうもー!いつも十四松がお世話になってます!」
おばさん「まぁ、ご丁寧に?こちらこそいつもお世話になっております?」
おそ松「ちょこっとだけ十四松借りていいですか?」
おばさん「どうぞ私達にお構い無く?」ニコニコ
子供たち「えー!」ブーブー
おばさん「私と遊びましょうね?」
おそ松「十四松!そっちのベンチで話そうぜ!」
十四松「う、うん…」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:11:34.90 ID:
tKJaRiaDO
おそ松「へー?児童養護施設のボランティアしてんだ?」
十四松「そ、そう!おそ松兄さんも遊んでこーよ!みんな素直でかわい一本足打法!王貞治!」
おそ松「いや、俺はいーや。ガキのお守りとか、かったりーし」
十四松「あ、あはは…あははのは……」オロオロ
おそ松「それよりさー。金貸してよ」
十四松「…え、えーと」マゴマゴ
おそ松「十四松はいい子だもんなー?素直に貸してくれるよなー?」
十四松「お、おっけー…ツーストラーイク…ワンナウト〜…」
おそ松「サンキュー!やっぱお前はいい奴だなー!」ナデナデ
十四松「ど、どーいたしましてー…えへへ…」オロオロ
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:12:22.78 ID:
tKJaRiaDO
街中
おそ松「…なんだ、40円ぽっちかよ。ちゃちーな」チャリンッ
ホームレス「」フラフラ
おそ松「おっ!ってーな!どこ見て歩いて……」ドンッ
ホームレス「……」ボーッ
おそ松「お、お前…一松か?」
一松「……おそ松兄さん?」
おそ松「なにやってんだよ…」
一松「なんにも…」
おそ松「……くっさ。風呂入ってんのか?」
一松「なぁ、兄さん…頼みがある」
おそ松「は?」
一松「金……貸してくれないか?」ブルッ
おそ松「え?なんで?」
一松「み、三日間……水しか飲んでない…」
おそ松「そうなんだ?で?」
一松「千円でいいんだ…!たのむよ…!」ガシッ
おそ松「お、おい…!?」
一松「いつか返すからさぁ…!兄弟だろ…!?」ユサユサ
おそ松「はな…せよっ!」バッ
一松「うぁぁ…あうう…」ドサッ
おそ松「…飯が食いたきゃ家に帰ればいいだろ」
一松「ひぃぃ…ひぃぃぃぃ…」ズルズル
おそ松「馬鹿馬鹿しい…」スタスタ
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:12:50.66 ID:Cz+++6t0o
おそ松のヤクザさん(原作タイトル)
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:12:52.40 ID:
tKJaRiaDO
パチンコ店
ジャラジャラ ジャラジャラ
おそ松「うっひょー!来た来た!来ました!出るよ出るよ!どんどん出るよー!」
チョロ松「…おい!!このクソバカ兄貴!!」ガッ
おそ松「え?あ、チョロ松!?」
チョロ松「やっぱりここにいたな!このろくでなしが!?」
おそ松「はぁ…めんどくせーな。ちょっと今、忙しいから後にしてくれる?」
チョロ松「うるせぇ!いいから来い!?」グイッ
おそ松「はぁ!?ちょっ!?バカじゃねぇの!?見てわかんねぇの!?出てんだって!ドル箱積んであるだろ!?」
チョロ松「……じゃあそれ換金して来い!」
おそ松「え?なに?聞こえない?」
チョロ松「今すぐ換金して来いってんだよ!!」グイッ
おそ松「わああ!!引っ張んな、バカ!!このツキを逃したら……」ズルズル
チョロ松「うるせぇ!いいから来い!」グイッグイッ
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:13:46.09 ID:
tKJaRiaDO
おそ松「あーあ!チョロシコスキーが邪魔しなきゃあと10万は勝ってたのに!」
チョロ松「誰がチョロシコスキーだ!?」
おそ松「たく!シコシコした手で触るから服がベチャベチャ!」
チョロ松「なんも付いてないからね!?アイドルの握手会じゃあるまいし!?」
おそ松「で、なんか用?」
チョロシコシコ「なんか用…じゃねーだろ。このメールなんだよ?」バッ
おそ松「あぁ…トッティのか。よく撮れてるっしょ?あいつのスマホ画質いいよな!」
チョロ松「お前な…!」
おそ松「いや、あいつが悪いんだよ?俺がフレンドリーに話しかけてんのに無視するから?」
チョロ松「お前が母さんたちに迷惑掛けてるからだろ!ニートなのに借金まで作ってなに考えてんだよ!?」
おそ松「またその話?お前も好きだねー」
チョロ松「いい加減、自立しろよ!みんな家出てんだぞ!?」
おそ松「はーやだやだ。これだからライジングは…」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:14:14.48 ID:
tKJaRiaDO
チョロ松「長男なのに…いつまでこんなこと続けんだよ…!」
おそ松「チョロ松だって、こないだまでニートだったじゃん。自分が外れたからって急に説教するのやめてくんない?」
チョロ松「うっ…」
おそ松「俺もフリーハグから始めてみよっかなー?そんで語学留学だっけ?」
チョロ松「ひ、人の黒歴史突っつくなよ!」
おそ松「なんの役にも立たない経験だろーなぁ?今まで身に付けたもの、今の仕事で使ってる?」
チョロ松「……!」
おそ松「だろーねぇ?だって無駄だもん?英語がちょっと喋れたって4ヶ国語ぐらい喋れなきゃ通訳はできないし、ハグなんて一般社会じゃただのセクハラ!」
チョロ松「……」
おそ松「つかさ、母さんも父さんも納得してるから、いちいち出しゃばんないでいいよ?」
チョロ松「はぁ…!?」
おそ松「俺のことは俺が決める。指図すんな。シコ松が!」ペッ
チョロ松「おそ松兄さん…」シュン
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:15:02.02 ID:
tKJaRiaDO
松野家
おそ松「ただい…ま?」
松造「でかしたぞ!カラ松!」
松代「これであたし達も安心して老後を迎えられるわ」
カラ松「ふっ…待たせて悪かったな」
トト子「ふふ…よかった。反対されたらどうしようって話してたのよね」
松造「反対なんてとんでもない!」
松代「そうよ!今時できちゃった婚なんて珍しくないわ?」
カラ松「早く俺達のベイビーを拝ませてやりたいな」
トト子「うん…」ポッ
松造「うっうっ…よかったのう母さん!」シクシク
松代「ほんと…ようやく孫が出来るのね!」シクシク
カラ松「…で、しばらく妊活に専念したいから実家に置いてほしいんだが」
松造「もちろんだとも!いいよな、母さん!?」
松代「えぇ、えぇ、こんな可愛い花嫁さんが来てくれて嬉しいわ。うちでゆっくりしてってちょうだい!」
トト子「ありがとうございます!お義父さん!お義母さん!」
松造「今夜は最高!寿司を取ろう!」
松代「そうね。電話して……あら」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:15:39.54 ID:
tKJaRiaDO
おそ松「……」
カラ松「……おそ松」
トト子「あ、おそ松くんじゃない?久しぶり!」ニコニコ
松造「なんだ、帰ってたのか」
松代「あんたも一緒に座んなさいよ。今から二人のお祝いするから」
おそ松「寿司来たら部屋に持ってきて。一人で食うわ」スタスタ
松造「おい!」
松代「ちょっと…おめでとうくらい言ったらどうなの?」
カラ松「いいんだ。父さん、母さん」
松造「し、しかしだな…」
カラ松「今日は帰るよ。また他の兄弟が集まった時に祝ってくれ」
松代「で、でも…」
トト子「とりあえず報告はできましたから、またお伺いしますね?」ニコニコ
松造「…あ、あぁ」
松代「……」
カラ松「さ、帰ろう。トト子」スッ
トト子「はい!カラ松さん?」パシッ
松造「……見送ってくよ」
松代「体に気をつけてね。カラ松もトト子さんも…」
カラ松「ああ、ありがとう」
トト子「お邪魔しました!」ペコッ
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:17:11.13 ID:
tKJaRiaDO
屋台
チビ太「カラ松がトト子ちゃんと結婚したぁ!?」
おそ松「だとさ…ういーひっく」
チビ太「そいつは驚いたな。あいつは一生、鏡に告白してるもんだと思ってたぜ」
おそ松「やだやだ…なーんもかも」
チビ太「…お前もさ、そろそろ」
おそ松「瓶が空っぽだよ…」
チビ太「……ほれ」ゴトン
おそ松「」トクトク
チビ太「なぁ、おそ松」
おそ松「」グビグビ
チビ太「あー!あぶねぇって!そんな急いで飲まなくても……」
おそ松「おぇ…げふぅぅ…」
チビ太「うっ…ゲップすんなよ?行儀わりーぞ、チキショー!」
おそ松「チビ太ぁ……」
チビ太「あ?」
おそ松「出てけって…言われちゃったぁ……」ブワァッ
チビ太「……」
おそ松「ひっ…ひんっ……う、うああああん!!」ビエー
チビ太「はぁ…しゃあねぇな」
おそ松「っ…!っ…!」メソメソ
チビ太「オイラの奢りにしてやらぁ!付き合ってやるから愚痴吐いていきやがれ!コンチキショー!」
おそ松「うぇぇぇぇぇぇん……」メソメソ
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:17:45.77 ID:
tKJaRiaDO
おそ松「俺だって…ほんとは頑張りたいよ…。でも…どうしていいか分かんないんだ…」
おそ松「何をすればいいかもさぁ…適当な目標立てたって…いざやると全然、やる気になんないし…」
おそ松「資格とか…本読んでも…結局ペラッとめくって終わりだしさぁ」
おそ松「バイトとか…面接の日になったら……急に行きたくなくなってドタキャンしちゃうしさぁ」
おそ松「開き直って今まで通りにしてたら…いつの間にかみんな別世界にいてさぁ」
おそ松「俺だけ…取り残されて…誰も味方がいなくなる」
おそ松「頑張ろう頑張ろうと思うほど…頑張るのがイヤになる…苦しいよぉ」
チビ太「……」
おそ松「チビ太ぁ…!俺どうすればいいんだよぉ!?」
チビ太「甘ったれんな、バーロー」
おそ松「え?」
チビ太「今日からオイラもお前の味方じゃねぇ。それ食ったら帰れ」
おそ松「ち、チビ太…?」
チビ太「ツケも払わねー客に構ってられっか!てめぇの金で食えるようになるまでツラ見せんなよ?」
おそ松「そ、そんなぁ…お前まで俺を置いてきぼりにするのかよ!」
チビ太「それが社会人だ、バーロー!!」
おそ松「」ビクッ
チビ太「置いてかれたくなかったら…とっとと自分の足で進めよ」
おそ松「……」
チビ太「苦しいのはお前だけじゃねぇ。いや…社会で頑張ろうとしてる他の兄弟達のがよっぽど苦しんでらぁ!」
チビ太「どこまで行ったって不安は付きまとうし、いきなりガクッと落ちる事だってある。それでもやるしかねぇんだよ!」
チビ太「気楽な人生なんてありゃしねぇんだ!!」
おそ松「っ……」
チビ太「てやんでぇバーローチキショー!!てやんでぇバーローチキショー!!てやんでぇバーローチキショー!!てやんでぇバーローチキショー!!」
おそ松「あー!!うるさいうるさいうるさい!!お前なんか絶交だ、バーカ!!」ダッ
チビ太「おう、上等だ!二度と来んな!?」
ダダダッ………
チビ太「……がんばれよ。おそ松」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/23(水) 23:18:16.08 ID:
tKJaRiaDO
河川敷
イヤミ「仕事を紹介してほしい?」
おそ松「頼むよ、イヤミ!もうお前しかいないんだ!」
イヤミ「イヤに決まってるザンス」
おそ松「え!?」
イヤミ「チミに紹介するくらいなら他の誰かに紹介するザンスよ」
おそ松「な、なんでだよ」
イヤミ「じゃあ聞くザンスが…車の免許は?」
おそ松「ない」
イヤミ「資格は?」
おそ松「ない」
イヤミ「職歴は?」
おそ松「ない」
イヤミ「最終学歴は?」
おそ松「高卒」
イヤミ「住まいは?」
おそ松「実家」
イヤミ「やる気は?」
おそ松「ない」
イヤミ「根気は?」
おそ松「ない」
イヤミ「ない、ない、ない…何を聞いてもすっからかん!そんな奴に紹介できる仕事なんか、もーっとないザンス!!」
おそ松「!?」ガーン
イヤミ「現実を見て物言うザンス!ウッシッシ!」
おそ松「……」