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タモリ「世にも奇妙なニートの物語」
Part2


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:09:38.02 ID:UcMrseUd0
同時に、ニートは自己改造も必要だと悟った。
ニート「ゴキブリのあのすばやさに対抗できるよう、体力もつけなくちゃな」
ニート「あと、目が疲れてちゃゴキブリを追えないから、パソコンやゲームを控えよう」
ニート「えっほ、えっほ」タッタッタ…
ニート「えっほ、えっほ」タッタッタ…
ニートはジョギングや筋トレを始め、体力をつけた。
ニート「ふっふっふ……今日こそぶっ潰してやる!」
ニート「オラッ! オラァッ!」
バシィッ! バシィッ!
ゴキブリ「…………」ガサゴソ
しかし、ゴキブリを倒すには至らなかった。

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:10:34.17 ID:toL+pdIY0
やはりゴキブリは強かった

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:15:42.75 ID:UcMrseUd0
ニート「くそぉぉぉっ!」
ニート(どうすればいい! どうすればヤツを倒せる!?)
ニート(そういえばこの間……)
ニート(一発だけ丸めたチラシを当てることができたっけ。死ななかったけど)
ニート(あのチラシ、どこやったかな……まだゴミ箱に……)ガサガサ
ニート「──あった!」
ニート「なんのチラシだ……? 経験は問いません……? なんだ、求人広告か」
ニート「──そうか!」
ニート「金稼いで、ゴキブリ撃退グッズ買ったり、業者とかに頼めばいいじゃん!」
ニート「ぼくって頭いい〜!」
ニート「親の金じゃ、自分の力で勝った気になれないもんな!」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:16:19.32 ID:AHkHh/ep0
これは…

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:17:55.37 ID:hrTqy/r90
おっ

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:19:58.87 ID:A4u1a2WSP
どうなる

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:20:42.76 ID:zZ/1K3xhO
それっぽいな

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:21:06.78 ID:UcMrseUd0
それからというもの、ニートは就職活動に没頭した。
ニート「スーツは一応あるけど……」
ニート「面接の時、靴下は白の方が明るくて印象いいよな」
ゴキブリ「…………」ガサゴソ
ニート「うわっ! ゴキブリが靴下に!? きったないなぁ!」
ニート「あ〜あ、もう紺色のしかないじゃん……仕方ない、これ履いてくか」

ニート「今日は雨降ってるから、やめとこ──」
ゴキブリ「…………」ガサゴソ
ニート「ひぃぃぃぃっ!? 分かったよ、行くよ!」
ニート「お前に怯えて部屋にいるぐらいなら、外で就活してた方がマシだ!」ダダダッ

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:22:54.77 ID:8LOwXymR0
わっふるわっふる

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:25:50.75 ID:UcMrseUd0
面接官「趣味は?」
ニート「ゴキブリ退治です!」

面接官「座右の銘は?」
ニート「親の金で健康で文化的な生活、です!」

面接官「英語は話せる?」
ニート「まったく話せませんが、ネットスラングならいけます!」
もちろんこんな調子では、何社も何十社も落ちたが、
ニート(ゴキブリを倒すためだ!)
ニート(絶対に諦めない!)
ニート(今日の失敗は明日に生かす!)
打倒ゴキブリの意志は崩れなかった。

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:27:05.88 ID:ho/2flfZ0
おう

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:28:34.57 ID:hrTqy/r90
がんばれ

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:30:41.04 ID:UcMrseUd0
そしてついに──
バタンッ!
ニート「ゴキブリッ! ついに内定取れたぞっ!」
ニート「初任給で、撃退グッズいっぱい買って──」
ニートの宿敵であり続けたゴキブリは──
部屋の真ん中で仰向けになって動かなくなっていた。
ニート「ゴキブリ……?」
ニート「そ、そんな……」
ニート「うわぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜っ!!!」

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:32:39.06 ID:llGQx07E0
子供がいるはず

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:32:53.69 ID:AHkHh/ep0
うあああ…

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:32:59.21 ID:uIbUv+1K0
100匹くらいな

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:33:32.54 ID:XYcu14raO
そんな…

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:33:34.66 ID:YQobxYuX0
謎の感動

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:35:49.04 ID:UcMrseUd0
一年後──
< ペット霊園 >
小さな墓石の前で手を合わせる一人の男。
老人「おやおや」
老人「ずいぶん熱心に手を合わせてますが、よほど可愛かったんでしょうな?」
リーマン「いや……可愛くはなかったですね」
リーマン「ですが、世話にはなったんで、住職さんに無理いって作ってもらいました」
リーマン「おかげで初任給は丸々なくなりましたけどね」
老人「よほど思い入れがあったのでしょうなぁ。犬? それとも猫ですかな?」
リーマン「……ゴキブリです」
                                   〜おわり〜

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:36:30.31 ID:ZLIJiBEQ0
( ;∀;)イイハナシダナー

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:37:04.89 ID:+3p3MS+z0
ゴキブリはよきライバルだったな

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:40:22.37 ID:CBtyY0cq0
いいなブラックネタのあと感動ネタでバランス取れてる
次も期待

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:41:08.62 ID:r+D3W/+UP
おもしれえwwwwww

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:41:50.76 ID:HvqGLUab0
感動、なのか?

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:44:09.78 ID:UcMrseUd0
タモリ「あなたが普段退治している虫も」
タモリ「もしかしたら、あなたの人生を大いに変えるきっかけになるかもしれませんね」
タモリ「このように、人生にはさまざまな出会いがあります」
タモリ「さて、やはり男女の出会いというものは、働かずにいるよりは」
タモリ「働いている方が多くなるものですが」
タモリ「どうやら、最近はそうとも限らないようです」

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:47:52.45 ID:UcMrseUd0
『家事手伝い』
< 家 >
母「ったく毎日ゴロゴロして……」
母「働かないなら働かないで、家のことをちょっとは手伝ったらどうなの!?」
ニート女「ん〜……」ゴロゴロ
母「このままじゃ、お嫁にも行けないわよ!」
ニート女「ん〜……」ゴロゴロ
母「まったくもう……!」
ニート女「ん〜……」ゴロゴロ

123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:48:33.08 ID:78652da8O
>>1
センスあるな

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:48:56.48 ID:ri9HAx/+0
女ニートきた!

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:49:18.88 ID:xclddRbGO
待ってました

126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:49:58.73 ID:15/YLLJV0
パンツが光の速度を超えた

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:50:52.51 ID:UcMrseUd0
翌日──
母「ねえ、今朝の新聞に載ってたんだけど」
母「最近、若い人の間で婚活パーティーってのが流行ってるらしいじゃない」
母「今度、ウチの近くのホールであるから行ってきなさいよ」
母「お金は出してあげるから」
ニート女「えぇ〜……めんどくさ──」
母「…………」ギロッ
ニート女「わ、分かったわよ……。行けばいいんでしょ、行けば!」

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:55:45.45 ID:UcMrseUd0
パーティー当日──
< 会場 >
ニート女(結婚なんかしたくないってのに……)
ニート女(まずは男一人一人と会話するのか……めんどくさ)
イケメン「こんばんは」キラッ
ニート女(あら、ステキな男!)
ニート女「こ、こんばんは!」
イケメン「ボク、燃料関係の仕事をしておりまして」
イケメン「今も事業を拡大しております」
ニート女「すっごぉ〜い」
ニート女「私は家事手伝いしてまぁ〜す」
ニート女(なぁんてね、家事なんかしちゃいないけど)

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 22:59:40.72 ID:UcMrseUd0
男「はじめまして」
ニート女「はじめまして」
男「今日はいい天気ですね」
男「今日がいい転機になればいいな、なんちゃって」
ニート女「は、はぁ……?」
ニート女(まぁいいや、気にしない気にしない)
ニート女「え、えぇ〜と私、今は実家で家事手伝いしてます」
男「ぼく、公務員やってます。得点は入りませんけどね」
ニート女「へ?」
男「そりゃホームインだろ! なんちゃって」
ニート女(なんなのこの人……)

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:03:34.39 ID:UcMrseUd0
最終的に、参加した男女は互いに感触のよかった異性を選ぶことになる。
ニート女(今日印象に残ったのは──)
ニート女(イケメンさんと男さんね)
ニート女(イケメンさんは、なんかもう全てにおいて完璧だったし)
ニート女(男さんはダジャレのセンスは壊滅的だけど、いい人ではあったわね)
ニート女(う〜ん……どうしよ)
結局、ニート女はイケメンを指名し、みごと交際することになった。

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:05:12.97 ID:2mclpDj00
この先どんなどんでん返しが・・・!?

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:10:31.09 ID:UcMrseUd0
< 家 >
ニート女「ねえお母さん、料理を教えて!」
母「どうしたのよ、急に」
ニート女「デートで今度手料理をごちそうするなんていっちゃって……」
母「見栄張るからそうなるのよ」
ニート女「お願い! 他にも色々手伝いするから!」
母(このめんどくさがりが、こんなこというなんて)
母(やっぱりあのパーティー参加させてよかったわねえ)
母(女は恋をすると、変わるからね)
ジュウウウ…… ボワァッ!
ニート女「うわっちちち! あっぶない!」
母「ちょっと! 料理を勉強するのはいいけど、気をつけなさいよ!」
母「空気が乾燥してるからか、最近多いらしいから」
ニート女「アハハ……恋は燃えるってね」

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:13:54.96 ID:UcMrseUd0
しかし、デート中──
< 街 >
イケメン「このレストランで食事でもしようか」
ニート女「ええ」
ニート女「…………」
ニート女(なにか視線を感じる……)
ニート女「!」
ニート女(あ、あんなところに!? なんでいるのよ!?)
イケメンとニート女を監視するように、男がたたずんでいた。
男「…………」

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:16:36.66 ID:UcMrseUd0
イケメン「ん、どうしたんだい?」
ニート女(イケメンさんは気づいてない……)
ニート女(なら、この雰囲気を壊したくないし……黙っておこう)
ニート女「いいえ、なんでもないわ」
ニート女「早くお店に入りましょ!」
イケメン「うん」
ニート女(ただの偶然かもしれないしね)

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:22:41.23 ID:UcMrseUd0
無事、デートは終わった。
イケメン「今日は楽しかったよ」
ニート女「ええ、私も」
イケメン「よかったら送ってくよ」
ニート女「いえ、まだそんなに遅くもないし」
イケメン「そうかい」
イケメン「ところで、この間作ってくれた手料理、おいしかったよ」
イケメン「また食べたいな」
ニート女「…………」ポッ
イケメン「それじゃまた」ザッ
ニート女(イケメンさんって……エリートだし、私にはもったいないくらいステキ)

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:28:34.57 ID:UcMrseUd0
ニート女「……さてと」
ニート女「さっきからずっとついてきてるけど、なんの用?」
ニート女「どうして私だけに気づかれるようにしてたの?」
男「…………」ザッ
男「悪いことはいわない、アイツはやめときな」
男「アイスの食べすぎもやめときな、なんちゃって」
ニート女「……どうして? イケメンさんってなにかあるの?」
男「確証は持てないんだが……やめといた方がいい」
ニート女「なによそれ、そんなんでやめるわけないでしょ」
ニート女「しかもアイツとアイスってムリヤリだし、バッカじゃないの!?」
ニート女「さよなら」スッ
男「あっ……」

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:30:28.38 ID:wUQpkhtO0
ダジャレで笑う

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:31:04.10 ID:WJOABc9i0
どうなるんだ

162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:32:59.13 ID:M1ji8THj0
本気で世にも奇妙の話見てるみたいだな

163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:33:26.71 ID:rxcDSz0O0
実は男もニートなんじゃ…

164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:34:42.86 ID:2mclpDj00
イケメンが・・・?

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:34:45.49 ID:UcMrseUd0
ニート女はイケメンとのデートを繰り返した。
母親との、いわゆる女性らしさの特訓もあり、イケメンの反応も上々であった。
ニート女「──今日もありがと。楽しかったわ」
イケメン「こちらこそ」
イケメン「ところでさ……これから俺の家に来ない?」
イケメン「君には、ボクのことをもっと知ってもらいたいんだ」
ニート女「…………!」ドキッ
ニート女(つ、ついに……この時が……!)
ニート女「ええ、もちろん!」ギラッ
ニート女(しまった……つい目を輝かせちゃった)

169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:39:36.56 ID:UcMrseUd0
イケメンはニート女をある建物まで連れてきた。
ニート女「ね、ねえ……」
ニート女「なんか家っていうか、倉庫って感じなんだけど……」
イケメン「ここは人通りも少ないし、保管にちょうどいいからね」
ニート女「保管……?」
イケメン「君にもボクの副業……いや本業を手伝って欲しいんだ」
ニート女「え?」
倉庫には十数個の灯油タンクが並んでいた。
イケメン「ボクの本当の仕事はコレ、燃料関係」
イケメン「灯油でボヤを起こして、人が混乱してるスキに金品をいただく!」
イケメン「どうだい? 最高にイカしてるだろ!?」キラッ
ニート女「は……!?」

171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:44:33.66 ID:UcMrseUd0
イケメン「何度かデートを重ね、君ならボクの素顔を理解してくれると分かった!」
イケメン「さあ、ボクと一緒にファイヤーしよう!」
ニート女(ちょっと待ってよ、なんでよりによってこんな──)
ニート女(おかしいでしょぉぉぉっ!)
ニート女「バッカじゃないの!? そんなのに協力するわけないでしょ!」
ニート女(に、逃げなきゃ!)クルッ
ガチャンッ! ボワァァァッ……!
火炎瓶の炎がニート女の逃げ道をふさぐ。
ニート女「ひぃっ!?」
イケメン「あぁ〜……ダメなのかい……残念」
イケメン「ダメなら燃やすしかないなぁ〜……」
ニート女「い、いやぁぁぁぁぁっ!」

173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:49:47.22 ID:UcMrseUd0
すると──
男「そこまでだっ!」ダッ
イケメン「!」
ニート女「えっ!?」
イケメン「な、なんだお前は!?」サッ
イケメンが火炎瓶を投げつけようとするが、男の動作の方が速かった。
男「てやあっ!」ガシッ
ブオンッ!
イケメン「ギャッ!?」ドサッ
男「さあ、観念しろ!」
押さえつけられるイケメン。
男「殺人未遂及び火炎瓶処罰法の現行犯で逮捕する!」
ガチャッ……!

176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:55:15.03 ID:UcMrseUd0
駆けつけた応援によって、イケメンは連行された。
男「ふう、危ないところだったね」
ニート女「あなた、どうしてここに……」
男「実は俺は刑事で、ずっとアイツを連続放火犯として目をつけていたんだ」
男「あのパーティーにいたのも、実はそのためさ」
男「しかし、表向きには大手石油会社のエリートで、後ろ暗いところが全くない男だし」
男「なかなか尻尾を出さないから、捕まえることができなかった」
男「だが、どうやら奴は君に本当に心を許したようで」
男「ようやく、こうやって捕まえることができた」
男「ハッキリ助言しておけば、君をこんな目にあわさずに済んだかもしれないのに」
男「オトリにするような形になってしまって、本当にすまない」
ニート女「いえこちらこそ……ごめんなさい。助けてくれて、ありがとう」

177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:55:17.18 ID:DV2m1VFC0
刑事だったのかよw

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:56:28.23 ID:XYcu14raO
やるじゃん

179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:56:34.48 ID:t1d1Mxox0
まぁ、たしかに公務員だ罠。

182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 23:59:30.88 ID:UcMrseUd0
男「……ところで、実はあのパーティーの日、俺も君を指名してたんだ」
男「どうだろ……? 今度、一緒に食事でも」
ニート女「いいの? 私、あんなひどいこといったのに」
男「こっちだって刑事のくせにストーカーまがいのことしたんだ、お互い様さ」
ニート女「……だったら、私の手料理ごちそうしてあげる!」
男「おお、それはありがたい!」
男「……それにしても」
ニート女「?」
男「家事手伝いなだけに、火事手伝いにならなくてホントよかったね!」
男「な〜んちゃって!」
ニート女「あらら……」ガクッ
                                   〜おわり〜

183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 00:00:23.08 ID:RMpMaiRW0
グッド

184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 00:00:31.29 ID:1Qt9pqm00
これは寒いギャグ漫画っぽい終わり方だなw

186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 00:02:05.79 ID:JkzVCHQk0
だがそれがいい

190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 00:04:05.82 ID:Y2AimiE70
火事手伝いがしたかっただけだろwwwwww

191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 00:04:11.06 ID:1ypwr7dN0
本家もこんなんあるだろ

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 00:04:24.23 ID:/iOPHNt/0
いいなwww

198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 00:09:55.15 ID:PzokBNDq0
扉を開こうと、懸命に扉を押し続けるタモリ。
タモリ「う〜ん、う〜ん……」グッ グッ…
タモリ「開かない……」ハァハァ
タモリ「スポーツや仕事、勉強、日常の仕草にいたるまで」
タモリ「どんなことにも必ずそれに適した方法、というものがあります」
タモリ「引いて開けるタイプのドアを、いくら押しても開くことがないように……」グイッ
ガチャッ……
タモリ「でも、あなたの知っているその方法」
タモリ「本当に一番適しているんですかね?」

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/12(火) 00:11:05.90 ID:kglvlDXs0
ナイス導入