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カカシ「まぁシカマルの処分は追々考えるとして……」
Part1

カカシ「まぁシカマルの処分は追々考えるとして……」
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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 01:36:33.69 ID:5fDKy4HC0
長机にずらりと並ぶ上忍・特別上忍たち。
中央には神妙な面持ちの五代目火影、綱手がいた。
カカシは愛読書、イチャイチャシリーズの最新刊を軽くたたきながら説明を続ける。
カカシ「……とりあえずこの本をすべて回収しないことには騒ぎは収まりません」
綱手「……」
綱手はこめかみを押さえながら溜息をつく。
アスマ「あいつ、ホントに何やってくれてんだ……」
イビキ「まったく……」
ガイ「青春だなァ!」
配られたその本に軽く目を通しながら、上忍たちも頭を抱え込んだ。
伝説の三忍の一人、自来也が描くこのイチャイチャシリーズは五大国でも非常に高い知名度を誇る。
その綿密な取材に基づくリアルな描写は世の男どもの心と股間をガッシリと掴んで離さない。
木の葉の里でも18歳未満は購入できないことになっているものの、別に禁書扱いになっているわけではなかった。
ーーしかし、今月の頭に刊行された最新刊『イチャイチャユニバース』は、問題まみれのとんでもエロ小説だったのだ……。

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 01:39:41.33 ID:1Myn1IpAo
オナロウの人か?

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/27(木) 01:47:46.37 ID:ABDt5OR60
オナロウ期待

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 01:49:19.29 ID:eMKfDDIkO
こんどはシコマルか

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/27(木) 02:07:16.33 ID:5fDKy4HC0
綱手「すぐに禁書令を出そう。それから本の回収は18歳以上の中忍に任せる。責任者は……」
カカシ「うみのイルカが適任でしょう。アカデミー時代のシカマルを担当していましたから、手を抜いたりはしないハズです」
綱手「……分かった。あとでその旨を伝えろ」
テキパキと指示を出す綱手。
慌てずどっしりと構えるその姿は、流石は火影といったところだ。
綱手「……さて、問題になってくるのが……」
ここで綱手は頭を悩ませる。
綱手「……砂隠れの里が、当然自来也、ひいては木の葉にまで敵意を抱くことだ……」
しん……と場が静まる。
当たり前だ。
今まで様々な衝突はあったものの、なんとか木の葉と砂は良好な関係を維持してきた。
しかし、風影の姉の情事について赤裸々に語ったこの出版物を木の葉の忍が書いたとあっては、当然砂は黙っていないだろう。
ーーしかも実名。
しっかりと奈良シカマルとテマリの名前が刻み込まれ、ご丁寧にノンフィクションとまで書いてある。
(……名前くらい伏せろよ、自来也さま……)
会議室は重たい空気に包まれた。

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 02:18:32.04 ID:5fDKy4HC0
綱手「木の葉を守るためには自来也……いや自慰也の首を手土産に持っていくしかない」
アンコ(じ、自慰也……?)
綱手「誰か、自慰也暗殺の任務を引き受けてくれる者はいないか?」
綱手は淡々と告げる。
昔のチームメイトであるが、全然自来也に情なんか沸かない。
あんな奴、早く死んだ方が世のため人のためなのだ。
アスマ「……」
紅「……」
ガイ「……」
カカシ「……」
しかしなかなか手を上げるものはいなかった。
自来也を殺すことには皆異論はないのだが、相手は何といってもあの伝説の三忍だ。
自分の班に死人を出したくはない……。

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 02:22:44.89 ID:eg66iXa30
エロ仙人なにしてんだよ…

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 02:34:22.03 ID:5fDKy4HC0
カカシ「……我々が出向いていくと警戒されるでしょう。できれば寝首をかくことが出来るようなものの方が……」
綱手「……というと?」
カカシ「例えばナルト。アイツは自慰也さまの弟子ですから、警戒されることなく近づけます」
弟子に師匠を殺させようとするカカシ。
忍の世界はかくも残酷な物なのだ。
綱手「しかしナルトだけではもしもの時に返り討ちにあうかもしれんぞ……?」
ガイ「……ならうちのリーとネジも同行させましょう。アイツらは相当な戦力です」
カカシに負けていられないと、ガイも班員を推薦する。
アスマ「それなら今回の事件の責任の一端がある、シカマルにも行かせます」
紅「あと自慰也様を見つけなくてはいけから、知覚タイプも必要ね」
シノとキバを推薦する紅。
会議室は段々、子どもたちだけなら警戒されないだろうという思考に移り変わっていった。
チョウザ「それならうちの子にも行かせよう。どうせ自慰也はろくな奴じゃないんだ。殺して手柄を上げさせたい」
こうして本人たちの知らぬところで、自来也ぶっ殺し隊は結成された。

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 02:38:46.23 ID:kxSo3GODO
あぁ、オナロウの代わりに自慰也が登場したという事は…
あの後オナロウは処刑されてしまったのか…

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 02:43:39.94 ID:VN6288DAo
死んじまったのかよぉ…オナロウ

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 02:45:19.16 ID:WiCmZccLo
オナロウは犠牲になったのだ…

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/27(木) 02:57:24.88 ID:5fDKy4HC0
***
一方砂隠れの里も、自来也に対する殺意に満ちていた。
風影の屋敷の前に里中の者たちが集まり、自来也暗殺決起集会が開かれる。
皆、心労で寝込んでしまったテマリに同情し、涙を流し、あるものは勃起し、自来也を殺せと叫ぶのだった。
我愛羅「皆、よく聞いてくれ……」
バルコニーに現れた我愛羅。
その途端、嵐のような拍手が巻き起こる。
我愛羅「お前たちがテマリのために声を張り上げてくれることを、俺は肉親として嬉しく思う。しかし相手は木の葉の伝説の三忍、自来也だ。そう簡単には殺せないばかりか、こちらに死人が出ることも十分に考えられる……。大切な民が死ぬ……それだけは風影として看過することはできない」
静まる屋敷前。
ああ、風影様はわたしたちのことを一番に考えてくださる……。
その懐の広さに砂の民は忍び泣いた。
我愛羅「……そこでだ。俺は死んでも全く問題のないやつにこの任務を任せようと思う。……どうだ?」
その言葉が出るや否や、ワアアアアアアッと歓声があがる。
せーのッ!!!!!!!
オ・ナ・ロウッ!!
オ・ナ・ロウッ!!
オ・ナ・ロウッ!!
鳴りやまぬオナロウコール。
皆がオナロウの登場を心から待ち望んだーー。

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 03:03:40.00 ID:VN6288DAo
オ・ナ・ロウッ!

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/27(木) 03:03:45.06 ID:5fDKy4HC0
オナロウ「すごい人気じゃん?」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!
バルコニーの奥からゆっくりと姿を現す黒子姿。
民全体の祈りに応え、カンクロウが登場した。
飛ぶわ、飛ぶわ。
バナナの皮に熟れたトマト。
果ては手裏剣にクナイまで。
オナロウ、この野郎ッ!!
自来也を殺してお前も死ねッ!!
温かい声援が響く。

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 03:07:07.69 ID:SQSkrPWoo
みんな冷たいじゃん…

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/27(木) 03:13:58.49 ID:5fDKy4HC0
我愛羅「カンクロウ、この任務を任せられるのはお前しかしない……」
我愛羅がカンクロウの肩に手を乗せる。
カンクロウ「わかってるよ。……ま、これまでのことをチャラにしてくれるってんならやるしかねえもんな」
我愛羅「チャラにはせん。さっさと行け。お前がいるとテマリの体に障る」
こうしてカンクロウは砂隠れの里すべての期待を背負い、この自来也暗殺のために旅立った。

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 03:23:50.30 ID:kxSo3GODO
オナロウ頑張れ!自慰也に寝返ってもいいぞ

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 04:47:25.72 ID:C2aniBKDO
>>1のNARUTOとオナロウ愛に我輩感動

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 10:38:52.32 ID:axNCzAxPO
シカマル被害者なのに処分されるんか

28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 10:49:32.42 ID:1Myn1IpAo
これ今回もオナロウが原因の発端なんじゃ…

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 14:18:36.47 ID:kxSo3GODO
>>28
シカマルとテマリがオナ仙人の怒りに火をつけたのかもしれん
やっぱりオナロウのせいかもしれんけど

34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/27(木) 14:44:55.01 ID:X+0jB8IoO
シカマルなにも悪いことしてねえのにwww

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/28(金) 18:18:22.61 ID:aUvJB8S40
***
「頑張れよ、お前達!」
「里の命運がかかってるぞ!」
木の葉の人々の声援を受けながら、ナルトたち自来也ぶっ殺し隊は里の門を出た。
しかしシカマルを除く6人はあまり乗り気じゃなさそうな面持ちだった。
シノ「上からの命令で自来也様を殺すことになったわけだが……」
ナルト「俺ってばあまりこの仕事したくねーな……。エロ仙人には色々と世話になってるから……」
チョウジ「僕もこの前、自来也さまにアイス貰ったからな……。シカマルとテマリの話したら」
キバ「それにイチャイチャシリーズの著者を殺しちまったら、もう楽しみがなくなっちまうぜ」
リー「精通の思い出です」
ネジ「ああ。今まで尿を注ぎだすしか能がないと思っていた器官の本当の役割を教えてくれたのも、あの本だった」
自来也に対して抱く、それぞれの思い。
一緒に修業した日々。
友人の痴態を根掘り葉掘り訊かれたあの日。
布団の中で懐中電灯で照らしながら読んだイチャイチャパラダイス。
殺したくないのだ。
男子の欲望の代表のようなあの男を。
シカマル「なに言ってんだ、てめえら! 世界中に俺の床事情を拡散しやがったんだぞ! もっと恨めよ!」
怒りに燃えるシカマル。
カカシにイチャイチャユニバースについて尋ねられた時、彼はあまりの衝撃に吐いた。

46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:22:16.25 ID:yv5hKHEfO
元凶はチョウジだったのかwwwww

47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:25:21.61 ID:VVmEOGgKO
共犯者がいるんですが

48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:28:37.32 ID:fEkK3koSO
犯人自白してね?

49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/28(金) 18:30:18.86 ID:aUvJB8S40
リー「いいじゃないですか、陰茎の大きさを誇張してくれたんだから」
ネジ「まあ、あれはやりすぎだな。『ズボンを脱ぐと、そこにはヘラクレスの腕が生えていた……』ってどんな描写だ……」
シノ「……それよりもオリジナル体位の『ひこうき雲』が気になる。教えてほしい」
シカマル「お前ら読んでんじゃねえッ!」
しっかりと熟読してきた6人。
禁書扱いになる前に皆でビブリオバトルをした際、皆が同じ本を持ち寄ったのだった。

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/28(金) 18:37:27.33 ID:aUvJB8S40
シカマル「……とにかくこれは正式な任務だ。わざと自慰也の野郎を逃がそうとしやがったら、反逆罪だからな」
ナルト「へいへい……」
ぷいっと顔を背け、黙々とシカマルは前を歩く。
6人も、ポッケに片手を突っ込み、モゾモゾさせながらあとに続いた。

55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:41:44.56 ID:g8OosWQrO
チンポジ直すなやwww

56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:43:49.89 ID:pubi29wbo
>>55
言われるまで気づかなかったww

57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 18:46:30.99 ID:fkeraSBFO
全員思い出し勃起してんじゃねえよwwwwww

58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/28(金) 19:18:42.06 ID:aUvJB8S40
***
自来也(ぬふふ……堪らんのぉ……///)
ガマ仙人こと自来也は、今日も雲隠れの里の銭湯の脱衣所にいた。
今は変化の術で体重計に化けている。
自来也(踏みつけられながら下から眺める……この上ない贅沢だのぉ……///)
テンテン「……この体重計、やけにでかいわね……」
テンテンは、目を細めて体重計を睨む。
彼女はちょっとした任務のためにこの国へ来ており、一段落がついたのでここに立ち寄ったのだ。
テンテン「……それにしてもなかなか筋肉がつかないな〜……。やっぱり女は不利よね」
自分の筋肉量をチェックしてから浴場の扉を開ける。
いやいや、今のままで十分だ……。
テンテンの知らないところで、体重計の真ん中辺りに妙な突起が出来た。

59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:28:23.74 ID:+EftI4lCo
やはり天才か

60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:30:38.35 ID:VVmEOGgKO
最高のアングルやな〜
こりゃオナロウと自慰也の最低のタッグできるか?

61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:34:23.89 ID:zV+kwAtdo
その内、オナ隠れの里が出来るかもしれない

62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/28(金) 19:34:34.73 ID:aUvJB8S40
カンクロウ「ティッシュいるか?」
ぼふんッという煙とともに、扇風機に化けていたカンクロウが姿を現した。
既に右手で自分を慰めている。
自来也「ん? いや〜すまんのぉ///」
術を解いて、快くティッシュを受け取る自来也。
彼もまた、右手で下腹部をしごいている。
カンクロウ「体重計に化けるなんて、やるじゃん」
自来也「ワシは経験を積んどるからの。それにしても扇風機に化けるお主もなかなかの着眼点だのぉ///」
互いに褒め合う自来也とカンクロウ。
オナニストに生まれ落ちた者同士だからこそ、相手への尊敬の念が沸き起こる。
カンクロウ「女の体に息を吹きかけるのが楽しいからな。タオルが飛んでいくところを想像すると、これまたイケるじゃん」
自来也「ワシはそれに25のときに気づいたが、お主はまだ若いのになかなかやりおるわい。どれ、一緒に浴場を覗くとしよう」

63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:36:46.26 ID:yv5hKHEfO
もう風呂場の桶や市販のタオルに化ければ………

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:44:33.69 ID:2oXqaKfh0
やはり組んでいたか

65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 19:47:14.29 ID:Gt9LhUcDO
綱手にふられまくるのも納得

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/28(金) 19:52:04.81 ID:aUvJB8S40
***
リー「手がかりも何もないんで、とりあえず雲隠れの里にでも行きませんか?」
小一時間ほどあてもなくブラブラと歩いていたぶっ殺し隊だが、突如リーが雲隠れの里で探すことを提案した。
キバ「なんで雲隠れなんだよ?」
ネジ「あそこには父上やヒナタ様のことで因縁がある。できれば行きたくないのだが……」
雲隠れ行を渋るネジ。
ナルトはビーとの交流があるものの、ネジのことを考えるとあまり行きたいとは思わなかった。
リー「今日はテンテンが雲隠れの里に一人で遣いに行っているのを思い出したんです。かよわいくノ一が異国でたった一人。この意味がわかりますか? ///」
何も言わずに雲隠れの里に向かって歩き出す一行。
シカマルとチョウジ以外は道中、必死で寂しい女性を口説き落とす言葉を考えていた。

69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/28(金) 20:13:50.70 ID:jx6+uiZqO
変態の思考は変態が読む……
ある意味一番適役な連中だったのか。

70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/28(金) 20:18:47.45 ID:jcoDbUiS0
問題は意気投合する可能性が高すぎることだな

74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/28(金) 23:03:45.04 ID:aUvJB8S40
***
ウィーーーーン……
テンテン「あははははははは……。きもてぃー……」
ガタガタとマッサージ機に揺られるテンテン。
マッサージ機に化けた自来也も気持ちよさそうに体を揺すっている。
カンクロウ(くそ……。マッサージ機は思いつかなかったじゃん……)
カンクロウは最初、牛乳を売っている自販機に化けて自分のしぼりたてを飲んで貰おうと躍起になったのだが、流石にそれは現実的とは言えなかった。
寂しげに自来也とテンテンを見つめるカンクロウ。
今の彼には周りに気づかれないようにシコるスリルを味わうほか無かった。
自来也(心配するな、カンクロウ……。オナニストは失敗を重ねて大きくなっていくんだからのぉ……)