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カンクロウ「テマリのヌード写真、いくらで買うじゃん?」
Part2


42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/20(木) 21:37:26.71 ID:/YqsK5dK0
***
シカマル「……で、用ってなんだ?」
客間で待つこと二〇分、げっそりとした顔のシカマルが障子をあけて入って来た。
どうしてか知らないが、言葉を発するたびにゼヒューゼヒューと息も絶え絶えな音が聞こえる。
テマリはしっかりとシカマルを見据えた。
テマリ「……実はカンクロウがお前に売ったものを買い戻しに来たんだ」
シカマル「」

43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 21:43:38.53 ID:/YqsK5dK0
シカマルは頭のなかが真っ白になった。
さっきまで俺にシコられてたやつが、突然やって来て、オカズを返せと言っている……。
ここで素直に返さなければ当然ぶちのめされるんだろうが、どうせ返したら返したでぶちのめされるんだろう。
シカマル「あの……俺、何も知らない……」
うつむくシカマル。
シコリすぎて疲れ果てたIQ200の頭脳は、シラを切りとおすくらいしか答えをはじき出さなかった。

44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/20(木) 21:49:03.95 ID:/YqsK5dK0
テマリ「そんなはずはない。カンクロウは確かにお前に売ったと言っているぞ」
シカマル「知らない……俺、ホントに知らない……」
深刻な表情のテマリと、俯きながら涙をこぼすシカマル。
お説教を食らっている最中のような、そんな光景だった。

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 21:51:23.80 ID:BBV0/RrMO
これはひどいwww

46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 21:51:57.01 ID:4cxWMp9qo
wwww

47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 21:59:41.23 ID:/YqsK5dK0
そんな状態が30分ほど続いた。
これでは埒が明かない……。
テマリはチラリとカンクロウを見やった。
頷くカンクロウ。
カンクロウ「シカマル……お前、きっとぶちのめされるんじゃないかって怯えてんだろ? 俺だってそうだった」
シカマル「?」
カンクロウ「だが安心しろ。あれに関しては俺もお前も赦免すると、テマリは言っている。それにテマリ曰く、あれは砂隠れの里の重要機密扱いになってんだそうじゃん」
カンクロウはシカマルをなだめるようにそう言った。
テマリと我愛羅も同調する。
テマリ「何を心配してるのか分からんが、私は絶対に怒らない。それに売値の2倍払ってもいい」
我愛羅「今、里中が血眼になってそれを捜している。頼む」
真剣な表情の三人。
彼らの話を聞いて、シカマルは遂に了承した。

48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/20(木) 22:07:19.65 ID:/YqsK5dK0
***
シカマル「これがカンクロウから買い取ったものだ……」
シカマルが例の物を持ってきた。
スッと三人の前に差し出す。
我愛羅「!」
テマリ「」
出されたのは一枚の写真だった。
すっぽんぽんのテマリが、気持ちよさそうに体を洗っている。
眼を見開く我愛羅。
固まるテマリ。
カンクロウ「そっちじゃねえええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!」
泣き叫ぶカンクロウ。

49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 22:09:49.84 ID:+koqzyZoo
オwナwロwwウwwww

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 22:12:40.85 ID:/YqsK5dK0
テマリ「なんだ……コレは……?」
肩をワナワナ震わせながらテマリはそう、言葉をつないだ。
シカマル「砂隠れの里の重要機密、お前のヌード写真だ」
しれっと答えるシカマル。
テマリの額にみるみると青筋が浮かんでくる。
テマリ「……誰から……買ったって……?」
シカマル「カンクロウだ。? どうした、カンクロウ? 顔色が悪いぞ?」

51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 22:20:59.43 ID:AERC7JOqO
重w要ww機w密wwww

52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/20(木) 22:26:22.61 ID:/YqsK5dK0
***
一時間が経った。
正座をして緑茶をずずずとすする我愛羅の横には、顔面を拳で容赦なく殴りつけられたボロ布のようなカンクロウが転がっていた。
テマリ「なんでこんなもの買ってんだお前!! おいッ!! ///」
鬼の形相でシカマルの胸ぐらを掴んでガクンガクンと揺するテマリ。
シカマル「ひぃッ! お、怒らねえって言ったじゃねえか、嘘つきィ!」
ビビりまくって涙と鼻水が垂れてるシカマル。
我愛羅「俺たちが買い戻したいと言っているのはノートの方だ。ヌード写真じゃない」
シカマル「さ、先に言えよぉ……」

53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/20(木) 22:35:23.21 ID:/YqsK5dK0
***
しばらくして、シカマルが部屋からノートを持ってきた。
カンクロウ「な、何とか生きてたじゃん……」
意識を取り戻すカンクロウ。
食らった顔面パンチの数も50発を越えたあたりから覚えていない。
テマリ「人様の家だから殺さないだけだ……。里に帰ったら手裏剣の的にしてやる……」
シカマル「こ、これがカンクロウから買い取ったノートだ」
シカマルがノートを三人の前に差し出そうとする。

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 22:37:28.43 ID:efpvTNUmO
wwwwww

55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 22:42:28.82 ID:/YqsK5dK0
バキ「ごめんくださーい!」
玄関先で砂隠れの里の上忍、バキの声が響いた。
ヨシノ「はいはい、あ! もしかして砂の……?」
バキ「ええ。バキと申します。こちらに風影がお邪魔していないでしょうか?」
ヨシノ「ええ、いらしてます。どうぞおあがり下さい」
客間にいた三人は即座に反応する。
我愛羅「……なんだ?」
カンクロウ「バキ先生の声じゃん……」

56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 22:44:07.03 ID:pg5ONbPW0
学習しない不屈の男おなろうwwwwww

58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/20(木) 22:56:26.05 ID:/YqsK5dK0
障子が開いて、バキが現れる。
バキ「よう」
我愛羅「なんの用だ?」
カンクロウ「今、例のノートを取り返すところじゃん」
バキは懐に手を入れた。
スッと風遁禁術を記したノートを取り出す。
テマリ「あ! それは!!」
バキ「霧隠れのスパイが持ち出そうとしているところを今朝、取り押さえた。どうりで見つからないわけだ」
ノートをテマリに手渡したバキ。
バキ「用件はそれだけだ。じゃあ、俺は先に里に帰る。お前らもとんだ無駄足だったな」
そう言ってバキは去って行った。
ほっとした表情のテマリ。
安堵の溜息をもらす我愛羅。
事態が呑み込めていないシカマル。
固まるカンクロウ。

59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 22:57:14.76 ID:ZCQP2frNO
ですよねー

60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/20(木) 23:04:39.24 ID:/YqsK5dK0
シカマル「ん? よく分かんねえが解決したのか?」
シカマルがテマリに尋ねる。
人知れずカンクロウはクラウチングスタートのポーズをとる。
テマリ「ああ、捜していたノートは見つかった。っていうかお前がカンクロウから買ったノートって何だ?」
シカマル「これなんだが……」
シカマルがそう言って妄想日記をを見せた。
テマリ「」
ダッ!!!!
眼にも止まらぬ速さでスタートを切ったカンクロウ。
それをガッと取り押さえる砂の手。
カンクロウ「放ぜぇええええええええええええ!!!!!!!!!! ああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 23:06:35.70 ID:z/lXQjRAO
流石は砂ママン読んでたwww

62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 23:10:15.93 ID:4cxWMp9qo
オナロウェ……

63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/20(木) 23:12:45.66 ID:/YqsK5dK0
テマリ「みみみみみみみみっみみっみいっ! 見てないよなッ!! 絶対見てないッ!! 見てないいいいいいいッ!!!!!!!! ///」
シカマルのジャケットにすがりながら段々と壊れ行くテマリ。
膝はガクガク震え、顔はあり得ないくらい赤く染まっている。
シカマル「I love you forever.」
テマリ「ふぁああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!? /////////」

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 23:13:44.07 ID:dY2NaPmuO
なぜ止めを刺しにいくのか

65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 23:13:47.77 ID:pg5ONbPW0
自業自得ってオナロウの為にある言葉だって思うの

66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 23:14:16.01 ID:4cxWMp9qo
結構余裕あるなシカ○wwww

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 23:20:46.75 ID:7tUfc/hF0
>>66
これでおあいこじゃん

68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 23:36:28.08 ID:S2hZzRUXO
こんな事あったらくっ付くのも当然ですわ…

69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 23:40:33.96 ID:i7dTD+GBO
シカマルじゃなくてシコマルだコレ

70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/20(木) 23:45:35.72 ID:/YqsK5dK0
どデカイ鉄扇を取り出すテマリ。
テマリ「かッかかッカンクロウッ、この野郎オオオオオッ!!!!!! ////」
襟首を巨大な砂の手につままれているカンクロウは泣きながらジタバタしていた。
カンクロウ「悪かったじゃんッ! ホント悪かったじゃんッ!! 収益の1/3はテマリにやるからッ!!!」
我愛羅「おもしろいな、このノート」
テマリ「みるなァッ!!!!」

71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 23:48:56.19 ID:wTP8lOgYo
我愛羅は朗読しそうだwwwwwwww

72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 23:56:20.76 ID:yAPiXinEO
やべえまだ松屋なのに顔がわらっちまうwww

73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/20(木) 23:56:23.60 ID:/YqsK5dK0
テマリが鉄扇を振りかぶりながら突撃する。
テマリ「いっぺん死ねええええええええッ!!!! ///」
カンクロウ「ひいいいいいいいッ!!!!!!」
クシャクシャになった顔で叫ぶカンクロウ。
あ、頭をかち割られるッ!!!!!!!
ガキッ!!!
カンクロウ「なーんてね……」
頭部からボロボロとコーティングがはがれていく。
カンクロウの傀儡、黒蟻が顔を現した。

74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/21(金) 00:07:43.95 ID:VhwBURid0
テマリ「なッ!」
嫌な思い出がテマリの脳裏をよぎる。
以前テマリはカンクロウのオナティッシュまみれの黒蟻に閉じ込められたことがあった。
テマリ「ヤバいッ!!」
咄嗟に後へ跳ぶテマリ。
しかしすでに後ろには烏が待ち構えていた。
ビスッ!!!
テマリ「ウッ!!」
強力な麻酔針を撃ち込まれて倒れ込むテマリ。
我愛羅「テマリッ!」
テマリを助けようとする我愛羅。
しかし正座で足がしびれ、盛大にコケてしまう。
我愛羅「ぬあああああああああああああッ!!!!!」
しびれた足を屋根裏から登場したカンクロウがツンツンとつつく。

75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/21(金) 00:13:45.95 ID:VhwBURid0
カンクロウ「よし、これで俺は退散するじゃんッ!」
ダッシュで逃げ出すカンクロウ。
畳を蹴ってひた走る。
頑張れカンクロウ!
負けるなカンクロウ!
僕らがついてるカンクロウ!
カンクロウ「!」
カンクロウの動きがピタリと止まる。
シカマル「影真似の術……成功」

76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/21(金) 00:22:55.40 ID:2u0YqS/X0
>>収益の1/3はテマリにやるからッ!!!
オナロウクズすぎだろwwwwww

77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/21(金) 00:26:27.45 ID:VhwBURid0
印を組むシカマル。
シカマルの影はカンクロウに繋がっている。
カンクロウ「う、う、嘘じゃん……? 俺たちは同士じゃん……?」 
予想外の出来事に戸惑いを隠せないカンクロウ。
シカマル「確かにアンタのお蔭で、俺はこれまでにないほどの高揚感と快楽を味わった。……しかし31回目の賢者タイムを迎えた今、これ以上テマリを苦しめるようなことはできないぜ……」
ーー完全にチェックメイト。
もうカンクロウに打つ手はなかった。
カンクロウ「シカマル、てめえええええええええッ!!!!!!!!!!」

78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 00:32:29.57 ID:jf/mOGBDO
そろそろEDの時間か