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テマリ「明日は家族でお出かけをしよう」
Part2


68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 18:48:36.41 ID:SOQgYECD0
包帯で撒かれた豪快な肉の塊。
まさに剛の拳と呼ぶにふさわしかった。
股間の大きさに関しては努力ではなく秋道家の秘薬に頼っているのだが、今はそんなことなどどうでもいい。
次の一手。
そう、次の一手こそが、このロック・リーの凄さを知らしめるものなのだ。
テンテン「やめんかッ! この馬鹿ッ!! /////」
持参した六尺棒でリーに殴りかかるテンテン。
しかしリーは大きくジャンプし、軽々とその攻撃をかわす。
リー「裏ッ!!! チン毛ッ!!!!!!!!!!!!! ////////////」
シュルシュルとほどけていく包帯。
露わになる肉棒。
リーはキリモミしながら右手でそれをしごいた。
残像すら……残らない……。
リー「一回二回三回四回五回六回七回八回九回十回十一回十二回十三回十四回十五回十六回十七回十八回十九回二十回ッ!!!!!!!!!! ///////////////////」
シャワーのごとくあたりに飛び散る白濁液。
しかしカニにはほとんどかからない。
全て計算ずくの射精だった。
※かかったカニは、後でロック・リーが泣きながらおいしく頂きました。

70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 18:55:34.25 ID:suPaamyYo
努力でどうこうなるものじゃないぞ・・・!?
やはり天才か・・・

71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 19:09:06.10 ID:SOQgYECD0
ズダンッ!!
着地の衝撃で畳の裏の誇りが舞う。
リー「ど、どうですか……!? /////」
己の力を出し切ったのだろう。
リーの股間から生えていた凶悪なオブジェも、今やちじこまってタイツの中に隠れてしまっていた。
ナルト「すっげえってばよッ!!!!! /////」
ボルト「かっこいいってばさ!!」
シノ「いつ見ても……良い……//////」
キバ「前見たのは表チン毛だったな。やっぱ裏の方が迫力があるぜ! ////」
皆賛辞を述べる。
こんなもの、滅多には見られないのだ。
褒め称えない方が間違っている。
しかし、そんな彼を認めない者たちがいた……。
ネジ「ふん……。成長してるかと思えば……。射精回数が三回増えただけか……////」
カンクロウ「そんなんじゃ到底伝説のオナ忍にはなれないじゃん……/////」
リー「!?」

72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 19:10:53.51 ID:DJ2PBPal0
まあカニにかかっても甲羅があるから多少はね…

73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 19:24:04.82 ID:SOQgYECD0
ネジ「ただやみくもにピストン回数を増やす……。才能が無い剛拳使いのチープな発想だな……くだらん……/////」
リー「こ、この裏チン毛が……くだらない……!? ////」
ネジ「ああくだらん。その点俺の柔拳は違う。ワンピストン毎の質を極限まで高めたこの、八卦六十四コキは日向のm」
ゴキッ!!
ネジ「」
後ろからグーで殴られ、泡を吹いて倒れるネジ。
まだ、陰茎を出す前であった……。
ヒナタ「ネジ兄さん、日向の名を勝手に貶めるようなことはしないでください。……それからナルト君とボルト、帰ったらお話があります」
耳を引っ張られて連れていかれる七代目火影とその子息。
今回の集まりの主催者の退場に、場は騒然となった。

74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 19:32:16.62 ID:X8NlfSn10
ピュアッピュアのシャイボーイ、このフレーズのセンスが最高。
ヒナタはすっかりしっかり者の奥さまになられた……というかならざるを得なかったんだろうな。

75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 19:34:56.20 ID:equrh2DqO
男があれだから女がしっかりしなきゃいかんよ

76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 19:38:00.36 ID:eEjGScUDO
ここは一丁オナ影様に座をドピュッと仕切り直してもらわんとな

77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 19:38:31.85 ID:5KWThIyw0
女はおかんになるとたくましくなるからな

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 19:40:15.35 ID:SOQgYECD0
チョウチョウ「うぅ……気持ち悪くてもう食べれないんですけど……」
チョウジ「ぼ、僕たちももう帰るよ……」
カルイ「二度と来るかッ!」
いのじん「臭くて吐き気がする……」
サイ「ぼ、僕らも帰ります……」
いの「マジで死ねお前らッ!」
サラダ「もう男なんて見たくもない……」
サクラ「か、帰ろっかサラダ! あと一遍死になさいよアンタら!」
サスケ「お前ら……覚えていろ……」
次々と帰っていく家族。
リーたちはまとめて我愛羅にぼこられている。

79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 19:54:21.27 ID:SOQgYECD0
我愛羅「楽しい会合を無に帰しやがって……」
リー「で、でもあれはあれで楽しい会合だったのでは……!?」
カンクロウ「そ、それにお前誰とも喋れてなかったじゃんッ!」
我愛羅「砂縛柩……」
カンクロウ「痛だだだだッ! 悪かった! 気に障ったなら謝るじゃんッ!」
テンテン「汚れたカニだけ袋に回収しとくわ。あとでリーに食べさせるから」
我愛羅「このまま砂隠れに連れていく……」
そんなドタバタがあった挙句、奈良一家だけがポツンと取り残されてしまった。

81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 20:12:48.39 ID:SOQgYECD0
テマリ「わ、私らも帰るか……! まだ来てそんなに経ってないけど……」
辺り一面に白濁液が散らばり、むせ返るような臭いが立ち込める。
こんなとこで食事なんて、到底できない。
シカマル「馬鹿言え。もったいねえだろ……?」
テマリ「は!?」
シカダイ「確かにもったいねえぜ。それにこれだってイカの匂いだと思えば食べられなくもおぼろろろろろろおろろろろおろろろおろ……」
テマリ「吐いてるじゃないかッ! 大丈夫かッシカダイッ!?」
シカマル「シカダイの言うとおりだ。同じ魚介類であるイカのにおぼろおろおろおろろおろおおろおおろお……」
テマリ「お前ら案外弱いなッ!」
因みにシカマルとシカダイが弱いのではない。
一度カンクロウの黒蟻を体験したテマリの嗅覚が完全にくるっているのだ。
結局シカマル達はカニを二杯も食べれないまま、大金をはたいて店を出た。

82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 20:23:55.16 ID:SOQgYECD0
***
シカマル「くっそ……。カニをたらふく食って満腹になるつもりが、返って吐いちまったから腹ペコだぜ……」
シカダイ「家帰ってカップ麺でも食おうぜ」
それを聞いてテマリは途端に嬉しそうな顔になる。
テマリ「なに、腹減ってるって!? なら雪まつり行こう! 雪まつり!! おいしい鍋が食えるぞ!」
シカマル「いや、それはいい……。めんどくせえ……」
シカダイ「そういうイベント系は嫌だ。めんどくせえ……」
テマリ「なんでだよッ! ほら! かまくら体験だってさ! ここで皆で写真撮るんだ!」
パンフレットをグイグイと押し付けるテマリ。
せっかくの休日なのだ。
何かこう、家族で微笑ましい思い出が作りたい。
テマリは必死だった。

83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 20:45:02.62 ID:SOQgYECD0
シカマル「なんでそんな一生懸命なのか知らねえが、シカダイだって家に帰りたがってんだ。諦めろ。な?」
テマリをなだめるシカマル。
テマリは拗ねて俯いてしまった。
テマリ「……だって……」
シカダイ「いい歳こいて拗ねんなよ母ちゃん。布団にくるまってゴロゴロすりゃ、立派な休日じゃねえか……」
テマリ「……でも……」
テマリはここで引くわけには行かなかった。
家族……。
私は全くと言っていいほど家族の温かみの無い幼少期を過ごしてきた……。
だから今度こそ、愛を確かめ合えるような家族をつくりたかった。
こういったイベントに参加して写真を撮るだけが愛を確かめ合うことだとは思わないが、それでも楽しい思いでを作ることは絶対に間違っていないはずだ……。
シカマル「おい、いい加減にしろよ……」
しびれをきらしたシカマルが、遂に怒鳴ってしまう。
シカマル「てめえの勝手な都合を押し付けて何が家族だ! そんなもんはなあ、家族じゃなくてただのエg」
テマリ「朗読『愛するテマリへ』。著・奈良シカマル」
シカマル「すぐいこう雪まつり! いやあ、鍋が楽しみだこりゃ! /////」
ポカンとするシカダイを引っ張って、シカマルは足早に開催場所に向かって進んだ。

85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 20:55:01.93 ID:eEjGScUDO
そういやテマリもポエマーだったな
なんだ、案外お似合いの夫婦じゃん

86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 21:00:20.93 ID:Qw8EJMbFo
>>85
アイツは海辺で星空を見上げていた。

87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 21:12:09.89 ID:AfqQD8oEO
>>86、逃げろッ! そっちにかまいたち飛んだぞォッ!

88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 21:12:31.14 ID:SOQgYECD0
テマリ「ああ、こんなに愛しいと思った女はいない……」テクテクテクテク
シカマル「シカダイはヘラジカとアメリカアカシカどっちが好きなんだ? 父ちゃんはやっぱアメリカアカシカが好きだな////////」テクテクテクテクテク
シカダイ「俺はヘラジカかな。それより父ちゃん、『愛するテマリへ』って……プッ!」ズルズルズルズル
テマリ「テマリ……お前は俺の女神だ……。そんなお前とずっと生きていく……俺はそうこの命にかけて誓ったんだ……」スタスタスタスタ
シカマル「鹿はギリシア神話にも登場してな、月の女神アルテミスの水浴を見たアクタイオーンは鹿に姿を変えられちまったそうだ///////」タッタッタッタッタッタ
シカダイ「へえ。でも父ちゃんの女神は母ちゃんなんだな……プッ!」ズルズルズルズル

89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 21:16:05.78 ID:L0yiHDhS0
そういえば奈良一族は鹿を飼育してたな

90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 21:50:33.83 ID:SOQgYECD0
テマリ「お前の全てが愛しい。滑らかな髪、柔らかな肌……。言葉を尽くしても表せない……。好きだ……」タッタッタッタッタッタ
シカマル「鹿の皮は豚や牛に比べて柔らかいから、ソファーなんかにも用いられるそうだ/////」スタタタタタタタタ
シカダイ「勉強になったぜ父ちゃん。でも愛する女の肌が一番柔らかなんだよな……プッ!」ズルズルズルズルズルズルズルズル
テマリ「例えるならそれは……」スタタタタタタタタ
シカマル「もうやめてくれえええええええッ!!!!!!!! //////////////////////」
シカマルは大人げなく道の真ん中で土下座をした。
パシャッ! パシャッ!
その様子が脅しのネタに使えそうだと考えたシカダイはすかさずシャッターを切る。
テマリ「……いいだろう。シカダイの前で読むのはやめてやる。これからはもっと家族団らんに尽くすんだぞ」
シカマル「はい……////////」
まさか昔のラブレターを暗記されているとは……。
頭が沸いていた昔の自分を張り倒してやりたかった。

91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 21:55:39.36 ID:Hzk4M8iHO
IQ200はさすがラブレターの質も違うな

93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 22:09:55.49 ID:BMXSAN4DO
うずまきさんちのヒマワリちゃんがいない気が…

96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 22:37:50.39 ID:RkmbSrZl0
>>93
ナルトがこうなることを予測して最強お爺ちゃんに預けてきたんでしょ?

97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 23:00:55.46 ID:yUE8ot5Y0
ひまわりちゃんは七代目火影夫人様の権限によりヒアシ様のところでお留守番です。親戚含め教育上良くない奴が何人か来てるから

100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 23:13:05.95 ID:O2QdQSR1o
テマリが思った以上に強いwwwwwwwwww
そしてシカマルのラブレターェwwwwwwwwwwww

103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 00:53:50.31 ID:apaSLdZS0
***
テマリ「おお! ほらシカダイ! シカマル! 見ろ! でっかい雪像があるぞ! ///」
シカダイ「ホントだ」
シカマル「でかいな」
テマリ「すごいよな! 興奮するよな! ////」
シカダイ「すごいすごい」
シカマル「興奮する」
テマリ「何でそんなに冷めてんだよッ!!」
会場についた三人。
ズラリと立ち並ぶ雪像を眺めて、テマリは興奮を抑えきれないらしい。
夫と息子を無理矢理引っ張ってバシャバシャ写真を撮りまくる。
テマリ「あ、この雪像なんかホラ! あの人そっくりじゃないか! ええと、木の葉一のチャレンジャーとかで有名な……」
シカマル「ああ、シズネか……。そういやそっくりだな。雪像なのにまるで生きてるみてえだ」
細かいところまで彫り込まれてるわけでもないのに、何故か彼女の雰囲気が伝わってくる。
これが感性ってやつの世界なんだろう。
今にもアホなことをしそうな、そんな雪像だ。
シカダイ「意外と貧乳なんだな、この人……」
シカダイが雪像の胸部に触る。
テマリ「コラ、雪像に触っちゃダメっていうか、どこ触ってんだお前は! ////」
ボロッ……
シカダイ「あッ! ヤベッ!」
テマリ「ば、馬鹿ッ!」
思いのほかその雪像はもろかったようだ。
胸部がボロボロと崩れ落ちる。

104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 00:55:19.32 ID:apaSLdZS0
シカマル「……ん?」
その雪像の中に、着物が見えた。
訝しんでよく見てみる。
シズネ「誰が貧乳だあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
シカダイ「うわあああああッ!!!!!!!」
テマリ「ひいいいッ!!!!!!!!」
突如顔面あたりの雪が砕け散り、中からご本人が登場。
シカダイとテマリはすっかり腰を抜かしてしまった。
シズネ「アッハッハッハッハ!! 引っががりまじだねッ!! 14時間辛抱じだ甲斐があっだっでもんでどぅ!」
鼻水を足らしながら出てきたのはシズネ。
明らかに風邪を引いているのだろう。
顔が真っ赤になっている。

105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 00:56:59.70 ID:apaSLdZS0
シカマル「14時間ッて……。あんた馬鹿だろ……」
アホの子を見つめるようなシカマルの視線など気にも留めず、シズネはサッとカメラを取り出す。
シズネ「アハハハハハ! びっぐり家族第一号でどぅよ、皆ざん! どれ、ごのガメラでぞのアホ面を撮ってやりまじょうがね!」
カチカチとシャッターボタンを押すシズネ。
しかし全く作動しない。
シズネ「あひィッ! 雪の中に入れでだぜいで壊れぢゃいまじだ! 高がっだのにッ!」
鼻水垂れ流しのアホ面でひんひんと泣くシズネ。
テマリはこれはチャンスと自分のカメラを手渡す。
テマリ「よかったらこれを使ってくれ!」
シズネ「あ、ありがどうございまどぅ! ほれ、パチリと!」
びっくり家族の写真ではなく、アホを憐れむ家族の写真が取れてしまったが、それでもシズネは嬉しそうだ。
シズネ「現像じだら私にも一枚ぐだざいね! ざあで! 次のダーゲッドを恐怖のズンドコに叩ぎ落どじでやらねば!」
そう言ってシズネは器用にペタペタと雪を張り付けていく。
勉強しようーー。
シカダイはそう思った。

106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 01:07:47.65 ID:aoyfE5QG0
シズネwwww

107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 01:09:22.94 ID:15MDhh+no
なにこのシズネかわいい

108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 01:16:14.28 ID:1zbEjxVDO
前に雪の中で死にかけたっていうのに全然懲りてないな…

109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 01:33:10.91 ID:tgTPaQD+0
>>108
前って軽く10年近く前なんだぜ?

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 02:43:37.26 ID:Vt5qi+Iz0
かぐや戦から何年経ってるかは知らんが少なく見積もっても10年
かぐや戦の時点で32だから42...なにしてんだこのおばさん

113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 07:12:52.00 ID:Hn2U/tHp0
シズネ本当にいい歳して何やってるんだろう、すっかりアホになってしまって。
アホなことやってるのにオナロウたちみたいに周りにそれほど迷惑かけずに制裁も加えられないってのはある意味すごい。

114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 07:53:30.18 ID:1zbEjxVDO
シズネもまた
後戻りできない所に届いてしまったようだな

115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 07:58:52.49 ID:5Jj8/mq20
シズネだけが唯一の癒しだわ
可愛い

118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 09:40:09.40 ID:apaSLdZS0
***
鬼鮫「温まりますねえ……」
イタチ「ああ、五臓六腑に染み渡る……」
サソリ「ヤベ、体の隙間から汁が漏れてる」ジワア
ダンゾウ「これ食い終わったらテウチを殺しにいけよ? 絶対だぞ?」
キノコ鍋無料配布のコーナーには鬼鮫、イタチ、サソリ、ダンゾウの4人が来ていた。
発泡スチロールのお椀に具だくさんのキノコ鍋を入れてもらって、4人は美味そうにそれを食べる。
長門が死んでからやることが無くなってしまった暁は、各地に赴いておいしいものを食べ、時折集まって集団自慰をするだけの集まりになってしまった。
因みにずっとダンゾウに命を狙われていたテウチだが、この度ナルトが七代目火影に就任したこともあって超特別待遇を受けていた。
ラーメン屋の店主のくせに何故かポジションは「根」のトップ(ダンゾウはワンランク格下げ)という、明らかなえこひいきだ。
鬼鮫「そういえば弟さんとは和解できたんですか、イタチさん?」
イタチ「それがなかなか難しくてな……。どんなに言い訳をしても許してくれない。……まあサスケのことはどーでもよくて、ホントはサラダちゃんと遊びたいだけなんだが……」
サソリ「分かるぜ……。家族ってのは難しいもんだよな……。俺も去年、チヨばあちゃんがお年玉くれないから殴り込みにいったら返り討ちにされちまった」
ダンゾウ「そんなことはいいから早く食べて殺しに行くぞ! 今日こそ積年の恨みを晴らしてやるのだ!」
いつもテウチを殺せと騒ぐダンゾウなのだが、最近彼は一楽のラーメンのファンになってしまった。
だからいざ殺すとなると凄まじい葛藤に苛まれ、結局引き返してしまうのだ。
分かりやすく例えるならば、おじゃる丸と小鬼めらの関係に近かった。

121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 09:57:58.66 ID:apaSLdZS0
鬼鮫「サラダちゃんに会わせてもらえるだけマシですよ」
イタチ「でももしお祖父ちゃんとお祖母ちゃんを勘違いでぶっ殺したのはおいちゃんなんだって知られたら……」
サソリ「黙っときゃバレねえよ。それよりお土産とかで株を上げろ」
イタチ「……そうだな。じゃあ今度会うときはこの万華鏡写輪眼を……」ポコッ
鬼鮫「今の子はそんなの欲しがりませんよ……」
イタチ「そうか……」スポンッ
イタチはまるで玩具のように自分の目玉をつけはずしする。
周りでそれを見てしまった一般人はみな、盛大に吐いてしまった。
ダンゾウ「……アヤメさんがあの憎きテウチの腕前に近づくことが出来ればこの苦しみから解き放たれるというのに……」
苦悩し続けるダンゾウがたまたま口をついて出したこの呟きが、後のラーメン職人養成機関「茎」の発端となるということを、彼らはまだ知らなかった……。

127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/25(木) 12:44:44.84 ID:apaSLdZS0
***
シカダイ「美味え」
シカマル「おかわり自由かよ、クソッ……。でっかい水筒持ってくりゃ良かった」
奈良一家もキノコ鍋に舌鼓を打つ。
外が寒い分、こういう温かい鍋が余計に美味く感じられる。
テマリ「何みみっちいこと言ってんだ。あ、シカダイこっち向いて笑え」
食べながらもテマリは写真を撮るのを忘れない。
複数枚現像して我愛羅にも送ってやろう。
きっと喜ぶはずだ。
もちろんカンクロウには死んでも見せてやらん。
絶対「お返しじゃん」とか言ってシカダイにヌードトランプか何かを与えるに決まっている。
テマリ「もぅ〜……笑えってばシカダイ。なにガン飛ばしたような眼してんだよ」
シカマル「あんたの遺伝だよ。無理して笑わないほうが自然でいいぜ」
レンズを見つめるシカダイの真後ろには例の暁とダンゾウがいたのだが、全くそのことには気づかない。
場所をわきまえずに赤雲模様の黒服の中でオナるイタチと鬼鮫とサソリ。
実はこの服、暁のメンバーがところ構わずオナるもんだから、「いい加減にしてよ皆! ///」とブチ切れた小南が徹夜でこしらえた物なのだ。
定例オナ会で皆がオナっている最中に洗濯籠に回収して、一気に洗うシステムになっている。
各自で洗えと言っても、皆めんどくさがって洗わないからこんなことになってしまった。