Part1
テマリ「明日は家族でお出かけをしよう」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419394807/
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 13:20:18.03 ID:
SOQgYECD0
皆で夕食のキノコハンバーグをパクついている最中、テマリが突然切り出した。
シカマル「はあ? お出かけ?」
テマリ「そうだ。お出かけだ。木の葉・雪まつりってのがあるらしい」
シカマル「やだよ、めんどくせえ……」
心底嫌そうな顔で応じるシカマル。
休日は家でゴロゴロすることに決めているのだ。
家族サービスなんぞに貴重な時間を割くなんてありえなかった。
テマリ「めんどくさいとはなんだ! ほら、シカダイだって行きたいよな!」
シカダイ「行きたくねーよ、めんどくせえ……」
シカダイはそう言いつつ、こっそり母親のハンバーグにフォークを伸ばした。
テマリはシカダイの手をぴしゃりと叩いて、代わりにピーマンをドサドサと皿に盛る。
テマリ「ほらそういうとこだ!! そういうとこがお前ら無気力親子のダメなとこなんだ!!」
シカマル「あーあー! うるせえうるせえ! 俺もシカダイも行きたくねえって言ってんだろ! そんなに行きたきゃ一人で行ってこい!」
テマリ「家族で行かなきゃ意味ないんだよ! たまには家族サービスしろ、お前!」
そこから始まる夫婦喧嘩。
といってもシカマルは女は殴らない主義なので、一方的に痛めつけられて終わる。
テマリ「俺も行きたいって言え!」
シカマル「死んでも言うか! 痛だだだだ! 折れる折れる!」
シカダイ「ホントめんどくせえな、この二人……」
シカダイは溜息をついて、両親のハンバーグにフォークを突き立てた……。
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 13:38:44.90 ID:
SOQgYECD0
***
テマリ「うぅ……くっそォ……何でだよ……。休日は家族でお出かけって法律で決まってるのに……」
シカマル「決まってねえよ。それよりこうやって布団にくるまってみ? 明日は一日中こうしていられるんだぜ? 幸せ! ////」
夜中、背を向けて寝るテマリはハラハラと涙をこぼしているのだが、シカマルはそんなことを少しも意に介さない。
テマリ「こんなやる気なし男と結婚したばっかりに……。ぐすッ……息子にも遺伝させやがって……」
シカマル「アイツは俺に似てて可愛い」
テマリ「全然子どもらしさがないんだよッ! いちご狩りに誘っても、芋ほりに誘っても、いつもいつもめんどくせえめんどくせえって! もっとはしゃいで喜べよッ!」
テマリはイライラと悔しさで布団をバンバンと叩いた。
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 13:51:33.16 ID:
SOQgYECD0
シカマル「まぁいいじゃねえか……。子どもだってそれぞれだ。明日は俺とシカダイは家でのんびり過ごし、お前は雪まつりを楽しむ。決定」
テマリ「……。分かった。そこまで出かけたくないなら私も家で過ごす……」
涙目で呟くテマリ。
家族で楽しいひと時が過ごせるなら、別に無理して出かける必要はない。
シカマル「い、いや、お前は行ってこいよ。きっと楽しいぞ」
テマリ「明日は家族でトランプとかボードゲームとかする……」
シカマル「む、無料で鍋が食えるそうだぞ。行ってこいって。絶対楽しいから」
テマリ「……。ならお前も一緒に来てくれるのか……?」
シカマル「いや、死んでも行かん」
テマリ「どういうことなんだよッ!」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 13:59:41.43 ID:
SOQgYECD0
テマリは振り返ってシカマルをキッと睨んだ。
心なしかシカマルが冷汗を流しているように見える。
……コイツ……まさか……。
テマリ「……お前……一人で出かける気だろ……」
シカマル「そんなまさか……」
暗闇でも分かる。
完全にシカマルの目が宙を泳いでいる。
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 14:12:33.46 ID:
SOQgYECD0
テマリ「んふふ♪ シカマル〜」
スススッとテマリが横にスライドしてくる。
気持ち悪いくらいニコニコしている。
シカマルは無言で布団から逃げ出そうとするも、ギュッとパジャマを握られてしまって動けない。
テマリ「……まさか家族をもっておきながら風俗なんて……」
テマリ「……行かねえよな……?」
笑顔が一瞬で能面のようになった。
右手でギリギリと思い切り尻をつねる。
シカマル「痛いッ! 違う違うッ! さすがにもう行ってねえってッ!」
テマリ「じゃあ明日どこ行くつもりだッ! 言えッ! またシカダイの前でお前の恥ずかしい話するぞッ!」
更にシカマルに詰め寄るテマリ。
シカマルは泣きそうになった。
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 14:18:37.77 ID:Lpk6yRavo
シカダイってテマリ要素皆無だったよな
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 14:23:37.33 ID:P0/Yzf9+o
>>15
目がテマリに似てた
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 14:31:31.13 ID:
SOQgYECD0
シカマル「うぅ……変なとこには行かねえよぉ……。ただナルトたちとカニの食い放題に行くだけだよぉ……」
テマリ「何で私らも連れてこうとしないんだッ!」
シカマル「だって家族3人って……いくらかかると思ってんだ……」
テマリ「うるさい! 自分だけ良い思いしようとしやがって!」
テマリはスッと立ち上がると、シカダイの部屋へ走った。
シカマル「あ、アイツに言ったって無駄だぞ! きっとめんどくせえって……」
慌てて後を追うシカマル。
畜生ッ!
まだ本当の美味さも分からんガキんちょに喰わせるカニなんかあるかッ!
もったいねえッ!
ダッダッダッダッダ!
バンッ!
テマリ「シカダイッ! 明日父ちゃんがカニの食い放題に連れてってくれるってさ! 行くかい?」
シカダイ「ちょッ! ノックくらいしろよ母ちゃんッ! でも食い放題は行くぜッ! ////」
自慰にふけりながらも、カニと聞いてよだれを垂らすシカダイ。
テマリは無言でシカダイの机の上に開かれていたエロ本を奪い取った。
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 14:32:57.04 ID:+rRaTQcG0
シコダイか…やはり遺伝なのか、
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 14:34:45.97 ID:yUE8ot5Y0
息子にまで受け継がれた卑(猥)の意志
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 14:47:05.56 ID:
SOQgYECD0
***
翌日、奈良一家は仲良くカニの食べ放題の店に行った。
いや、仲良くというのは誤りだ。
昨晩エロ本のことで尋問されたシカマルの両頬には真っ赤な手のひらのあとが残り、彼は悔しそうな目で息子を睨んでいる。
シカダイ「火影様が来るってことはボルトも来んのかな?」
テマリ「そりゃあそうだろ。火影様は家族思いで立派な方だからな! 誰かと違ってなッ!」
シカマル「……ナルトの奴、優しい嫁を貰って羨ましいぜ……」
シカマルは財布を開いて溜息をついた。
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 15:07:16.95 ID:
SOQgYECD0
ナルト「シカマルッ! こっちだってばよ! それによく来たテマリにシカダイッ! お前らも早く座れ!」
上機嫌のナルトが奥の座敷から顔を出す。
すでに食べ始めているらしく、カニのハサミが口からはみ出している。
ヒナタ「ナルト君ッ! 行儀が悪いよッ!」
ナルト「おう、すまねえすまねえ……」
そう言って顔を引っ込める。
奥の方から笑い声が聞こえた。
どうやら盛り上がっているようだ。
テマリ「ナルトの他には誰が来てるんだい?」
シカマル「詳しくは分かんねえけど結構大勢だ。チョウジとかイノも来てるし……」
シカダイ「ならチョウチョウやイノジンも来てんのか」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 15:21:50.24 ID:
SOQgYECD0
テマリは「きっと来てるさ。なんたって皆家族思い。以下略ッ!」
テマリは笑いながらふすまに手をかける。
そのときフッと、テマリの心をノスタルジックな思いが駆け抜けた。
ああ……。
こんな何でもないような平和も、昔は到底考えられなかったよな……。
あの第4次忍界大戦……。
世界が亡びるかどうかの瀬戸際だった。
でも私たちはなんとかこの平和を手に入れた。
二度と手放しちゃいけないんだ……。
シカマル「……どうした? 早く開けろよ」
テマリ「お、おう……」
シカマルに言われてハッと我に返る。
そうさ、今は感傷に浸るよりも楽しむことを考えなきゃ……。
テマリ「遅くなってすまない! 皆盛り上がってるかい?」
テマリはそう言って勢いよくふすまを開けた。
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 15:32:05.63 ID:
SOQgYECD0
カンクロウ「遅かったじゃん」
テマリ「うわッ……カンクロウ……」
目の前に立っている黒子姿の男。
一度見たら忘れられない、あの嫌らしい隈取。
穢土転生特有の黒目反転の不気味な目がニタニタと笑っている。
皆ご存じ、テマリの弟、カンクロウであった。
シカダイ「カンクロウおじちゃん、ウィーッス!」
カンクロウ「よぉシカダイ! 大きくなったな。あとでお土産のDVDやるじゃん」
シカダイ「やりい!」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 15:33:36.13 ID:+v84IaSyo
シ コ ダ イ 終 わ っ た な
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 15:33:57.96 ID:InP/B2C7o
オナロウ復活!
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 15:40:23.09 ID:1yZLW6NGo
生きていたのか!?オナロウー!(かけよる音)
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 15:40:48.06 ID:mTbDzE3F0
やったぜ。
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 15:41:42.50 ID:
SOQgYECD0
一度木の葉と砂の里をペインの襲来から救ったカンクロウ。
彼は自分の命と引き換えに10万の木の葉の民を甦らせた。
そのときは両里から英雄と称えられ、風影の屋敷の前には銅像も建てられた。
……そのままなら、良かったのだ……。
安易にカブトがカンクロウを穢土転生なんかしなければ、彼はそのまま英雄として人々の心に残っただろう。
……しかし運命はいつも残酷なのだ。
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 15:54:01.73 ID:ynxZqB5b0
おっしゃオナロウやんけ!(狂喜)
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 15:59:05.16 ID:
SOQgYECD0
テマリ「ええいッ! シカダイに近づくなッ! お前がうちの子に自慰なんか教えるからッ!」
カンクロウ「うわ、そんな怒んなって! お前も再不斬もたかだか自慰でうるさすぎるじゃん」
カンクロウからシカダイを引き離すテマリ。
憎しみを込めた目で、目の前のゴキブリを睨みつける。
……カンクロウの復活後は、それはそれは凄惨だった。
別に操られてもいないのに戦争で戦っている最中のくノ一の衣服をはぎ取ろうとしたり、ナルトとオビトが真剣な話をしている横で平然とオナニーをしたりと、とにかくやりたい放題だった。
どうせ穢土転生の解術と共に自分はいなくなるだろうとタカをくくっていたのだ。
……しかし何故かカンクロウと白と再不斬だけ、そのまま現世に残ってしまった。
白と再不斬はおそらく穢土転生前に穢土転生・改で甦ったことがあるのが関係しているのだろう。
カンクロウは分からない。
まぁ根本的に普通の人間と異なるカンクロウのことだ。
考えるだけ無駄なのだ。
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 16:00:17.54 ID:1yZLW6NGo
戦争編超みてみてぇwwwwwwww
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 16:04:22.35 ID:dlbYSMBuO
後腐れがないと思ったらこのザマだよwww
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 16:10:31.53 ID:
SOQgYECD0
ちなみに今では白も立派なオナニストとして活躍している。
カンクロウに自慰の何たるかを叩き込まれ、すっかりその世界にはまってしまったのだ。
テマリ「当たり前だッ! 大切な人をオナニーマシンに改造されて、怒らない奴があるかッ!!」
カンクロウ「気持ちいいものを汚らしいと思う、お前の心が汚いじゃんッ!」
テマリ「なにをこの自慰気ちg」
サスケ「やめろお前ら……。うちのサラダの前でそんな卑猥な会話をするな……」
吸い込まれるような輪廻眼で二人を睨みつけるサスケ。
テマリとカンクロウはすっかり押し黙ってしまった。
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 16:29:08.73 ID:
SOQgYECD0
サラダ「パパ、このカニの殻、超硬くてしゃーんなろーだから身をとって」
サスケ「フン……それくらい自分でやれ」
そっけない返事をするサスケだが、眼にも止まらぬ速さで食べやすい大きさに切り開いていく。
まさか草薙の剣もカニきりばさみ代わりに使われる日が来るとは夢にも思わなかっただろう。
サクラ「ほら、サラダ! お母さんの方も見て!」
娘の注目を得ようと片手でカニの本体部分を握るサクラ。
しかし握力が強すぎてカニみそが四散してしまう。
シノ「まるで頭蓋骨を握りつぶしているみたいだな……」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 16:37:29.87 ID:7NwBiKpmo
シノ……呼ばれたのか
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 16:46:12.80 ID:
SOQgYECD0
***
シカマル「ホントに勢ぞろいだな……」
シカマルが広い座敷を見渡す。
同期の奴らは皆家族連れ。
ネジにリー、テンテンだって来ている。
それから我愛羅とカンクロウも。
シカマル「ん? そういや白は来てねーのか?」
カンクロウ「今はちょっと病院で療養中だ。白にはまだ螺旋丸オナニーは早かったじゃん……」
ちなみに白がそれに挑戦して大けがを負った日、ブチ切れた再不斬にカンクロウは半殺しにされた。
本当に首切り包丁で首を落とされるところだったのだ。
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 17:09:36.14 ID:
SOQgYECD0
テマリ「シカマル、シカマルッ! ほらあれだよッ! ああいう風に家族で固まって和気藹々とするッ! ああいうのがしたいんだよッ! ////」
テマリが指さした先には秋道一家がいた。
チョウジが殻をハサミで割り、カルイがそれを網の上であぶって、間に挟まれたチョウチョウが嬉しそうにカニの身をつつく。
ああ、なんか家族してるなぁ……と思わせるような光景だ。
シカマル「家族ねぇ……」
テマリ「な!? いいだろ、なんか! もうたまらんだろ!? ////」
シカマル「つってもうちの子、もうカンクロウにとられてっけど」
テマリ「え?」
カンクロウ「カニの身が殻に覆われているように、チンコも最初は皮を被ってるんだ。でもそのうち剥けるようになってきて、それがちょっと痛いじゃん」
シカダイ「すげえなソレ」
テマリ「うわああああああああああ!!! 寄るなカンクロウ! シッシッ!!」
慌ててカンクロウを追い払うテマリ。
息子に近づく害虫を駆除する。
それが母親の務めだった。
カンクロウ「俺だって家族みたいなもんじゃん……」
テマリ「何が家族だ! 早くあの世に帰れ!」
カンクロウ「ちぇッ……。なら俺は我愛羅と一緒に食べるじゃん……」
我愛羅「寄るな害虫め……。殺すぞ……」
結局カンクロウはネジと猥談をしながら食べることにした。
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 17:12:35.61 ID:8vLUiBxAO
ネジが生きているだと
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 17:36:52.04 ID:
SOQgYECD0
***
テマリ「っていうかお前、最初はここに来るつもりはなかったんだろ?」
シカマル「まあな。お前に見つかってついて来られたら金かかるから、一日ゴロゴロする予定だったんだが……。でも途中でお前が雪まつりに行くんなら来れるんじゃね? って思って……」
テマリ「ホント嫌な奴だな……」
そう言いつつ殻を割ってシカダイに食べさせてあげようとするのだが、シカダイは自分で割って食べている。
何でも親にやってもらうというのはこの年頃の男の子には恥ずかしいのだろう。
ボルトやいのじんだって自分でやっているのだから尚更だ。
親の愛を十分に受けられなかったテマリだからこそ、本当はもっと甘えて欲しいところなのだが……。
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 17:50:20.62 ID:
SOQgYECD0
ヒック!
元ガイ班の方からしゃっくりが聞こえた。
テマリ「ん?」
リー「一番ッ! ロック・リー! 一発芸やりまひゅッ!! ////」
キバ「おお! やれやれッ! ////」
ネジ「いつもの奴だッ! いつもの奴で頼むッ!! ////」
カンクロウ「俺を超えてみろ! ////」
シノ「あれは……良い……////」
ナルト「久しぶりにあれが見れるってばよ!! ////」
へべれけになったリーと、それをはやし立てる酔っ払いたち。
いつの間にか完全に出来上がってしまったようだ。
いの「いつもの奴って……?」
サイ「さあ、知らないや。サスケくんは知ってるかい? ///」
サスケ「知らん。が、サラダを楽しませてくれるなら何でもいい……////」
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 18:16:36.47 ID:
SOQgYECD0
テンテン「ホントにサスケはサラダのことが好きよねぇ〜////」
サスケをニヤニヤと眺めながら日本酒を啜るテンテン。
昔サクラから実はサスケがピュアッピュアのシャイボーイであることを聞かされてから、いじりたくてうずうずしていたのだ。
サスケ「ただの親の愛情だ……。別に取り立てて溺愛しれるとかそんなんじゃないというか、ウィック! その、親バカれも何れもないろいうかその……/////」
段々と呂律が回らなくなってきた。
いかん……。
このままではまた醜態をさらしてしまう……。
頑張れ俺の理性!
負けるな俺の平常心!
死ねイタチ!
死ねカンクロウ!
死ねダンゾウ!
死ね!
死ね!
しれ……!
し……れ……。
サスケ「しゃららああああ!!! ////////」
遂にアルコールに屈したサスケはサラダに抱きつく。
サラダ「ちょッ! ////」
サスケ「うぅ〜……いつも素っ気ない態度とっれるれろホンろはパパはしゃららのことがらいしゅきなんら……。こんらめんろくさいパパれごめんよぉ〜……/////」
サラダ「恥ずいって!! パパ、恥ずいからやめてッ!! /////」
サクラ(で、明日あたりに羞恥心で死にそうになるんだろうなぁ、サスケくん……)
テマリ(ああいう家族の形もありだな……////)
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 18:24:42.73 ID:suPaamyYo
足りないからだ、憎しみが
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2014/12/24(水) 18:30:34.53 ID:
SOQgYECD0
リー「ガイッ先生ッ!!!!!!! 直伝ッ!!!!! ////////」
ビリイイイイイイイイイイイイッ!!!!!!!!!!!!
緑の全身タイツの股間部が豪快に盛り上がり、そして引き裂いた。
サラダ「」
チョウチョウ「」
忍術の才も幻術の才も持たなかったリーは、努力によって体術を極めた。
……同じだ。
テクニックやルックスにおいてなんの取り柄も無かった彼は、ただシコることによって破壊力と飛距離、そして連射速度を伸ばした。
いの「」
サクラ「」
カルイ「」
テマリ「」
ヒナタ「」
サイ「」
チョウジ「」
シカマル「」
我愛羅「」
サスケ「」