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カンクロウ「じゃあな。また会おうじゃん?」
Part1

カンクロウ「じゃあな。また会おうじゃん?」
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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 22:03:15.86 ID:DxscHMWs0
夕暮れに染まる木の葉の里。
カンクロウは巨大な門のところで振り返り、そう言った。
白「きっとですよ! 嘘ついたらボクの千本飲ませますからね!?」
チャキッ! 
千本を構え、白は涙目でカンクロウを見つめる。
カンクロウ「実際にやったら死ぬっつーの……」
白「大丈夫、再不斬さんは辛うじて生きてます」
カンクロウ「ホントにやったの!?」
白「ええ。再不斬さん、映画に行く約束してたのに暗部の仕事が入ったとかで……」
こりゃあ帰ったら忘れないうちにスケジュール組んどかないとヤベェじゃん……。
カンクロウの首筋を冷汗が流れる。
カンクロウ「まぁすぐには会えねえかもしれねえけど……」
白「来週ですかッ!? それとも再来週ッ!?」
カンクロウ「こ、こっちも里の警備とかで忙しいからな……。それにお前もアカデミーの先生なわけだし……。でもまた会いに来るってのは絶対守るじゃん」
白に別れを告げたカンクロウは、故郷・砂隠れの里へと帰って行った。

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 22:04:40.76 ID:PFGnGj+MO
きたー

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 22:05:18.70 ID:pI/beFLmO
オナロウか?

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 22:05:20.72 ID:7sIfbKf2o
オナロウ、オナロウじゃないか

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 22:05:30.21 ID:cgOHR4TOo
ま た お 前 か

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 22:26:06.96 ID:DxscHMWs0
***
テマリ「よ、お帰り! デートは楽しかったかい?」
カンクロウが風影の屋敷に帰り着くと、姉のテマリがニヤニヤしながら待っていた。
カンクロウ「茶化すなよ……デートじゃねえって。……俺と白はただの親友じゃん」
テマリ「あっれえ〜? つい何か月か前まで『白と結婚したら苗字は一体どうなるじゃん……』って真剣に悩んでたのにな〜」
カンクロウ「い、いい加減忘れろよ! ///////」
ゲラゲラ笑うテマリに向かって、カンクロウは真っ赤になって怒鳴った。
***
カンクロウが白に恋をしたのが数か月前。
自身の開発した忍術、穢土転生・改によって白を甦らせ、そのまま白のことを愛するようになった。
一生この女を守って生きていこう……そんな風にさえ思ったのだ。
しかしそんな甘酸っぱい初恋も、一発目のデートで大きな音をたてて瓦解した。
カンクロウは男子トイレで見てしまったのだ。
白の股間から生えている、申し訳程度の陰茎を……。
***

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 22:36:10.63 ID:7Nhl/LuQ0
やはり男は駄目だったか…

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 22:39:10.48 ID:CidIW9sb0
オナロウェ…

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 22:39:40.02 ID:uWu6IfWv0
今回は切ない話になりそうじゃん……

17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 22:44:27.35 ID:DxscHMWs0
テマリ「いひひひひひ……あー腹痛ッ!! ずっとアイツを女と勘違いして、勝手に恋して枕に腰振って……くひぃ〜!!」
身をよじって床を転げ回るテマリを、カンクロウは悔しそうに睨んだ。
カンクロウ「笑うなッ! 俺と白は性別を超えた、もっと強く美しい絆で結ばれてるじゃんッ! お前とシカマルに比べたら……ッ!」
テマリ「え? シカマルがどうしたって? ///」
カンクロウ「い、いや……何でもないじゃん……」
気まずそうに黙り込むカンクロウ。
テマリと目を合わせられない。
テマリ「そう言えばアイツ、私についてなんか言ってなかったかい? す、『好きだ』とか……あ、あああ、『愛してる』とか……? /////」
噛みまくりながらテマリは尋ねる。
少しでもいい。
アイツのことが知りたい。
出来れば私のことをどう思っているかも……。
そう願っていた。
カンクロウ「……ざ、残念ながら会えなかったじゃん……」
テマリ「そ、そうか……」
テマリは少しガッカリした表情をしてから、すごすごと部屋に帰っていった。

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 22:52:22.75 ID:DxscHMWs0
カンクロウ(流石に可哀想すぎて言えないじゃん……)
今回の木の葉訪問でカンクロウはシカマルに出会っていた。
……出会ったというか目撃してしまった。
気だるそうな化粧の濃い娼婦に、頬を染めながら札束を手渡すシカマルを……。
全く懲りない男だな……シカマルは……。
カンクロウはやれやれと首を振った。

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 22:55:08.25 ID:pI/beFLmO
シカマルも学習しねーww

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 22:58:33.47 ID:4AtbKFrR0
シコマルェ…

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 23:04:03.19 ID:2lttnU5H0
これは教えたくなる

25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 23:05:15.82 ID:2DFI23Eso
テマリいいやつだな

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 23:09:33.06 ID:pOhvwKZ60
元をたどればカンクロウが本を出さなければシカマルも風俗に行かなかった
だからカンクロウが悪い

29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 23:21:49.09 ID:DxscHMWs0
***
我愛羅「どうしたカンクロウ……。荷造りなんかして……」
翌朝早く、カンクロウは大きなリュックサックにあらゆる巻物や食料、夜のおかず等を詰め込んでいた。
シャコシャコと歯を磨きながら我愛羅は訝しむ。
カンクロウ「偶には修業をと思ってな。まぁある事情で山まで行かなきゃできねーから、警備の仕事は他の奴に引き継いどいたじゃん」
ヨッコイセ!
リュックを担ぎ、カンクロウは屋敷を出た。
カンクロウ「テマリには2,3日帰らないから飯はいらないって言っといてくれ」
我愛羅「……分かった」
去っていくカンクロウを我愛羅はしずかに見送った。

30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/16(火) 23:31:45.92 ID:DxscHMWs0
***
生徒「でさー、昨日は甘栗甘で団子食ってさー……」
生徒「いーなー!」
白「!」
ガヤガヤと騒がしいクラスで教鞭をとっていた白は、物凄い殺気を感じた。
体中がビリビリと痺れるくらい強烈な気当りだ。
イルカ「白先生……感じますか……?」
汗ばむイルカ。
彼もまた、この凶悪なチャクラを感じ取っていた。
白「ええ……。こ、こういうときは……」
イルカ「みんなすぐにここを出ろッ!! 俺に付いて来いッ!!」
ドカンッ!!!!!!!!!!
イルカが叫ぶと同時に、教室の壁が吹き飛んだ。

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/16(火) 23:43:01.95 ID:DvBw5Odm0
!?

39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/17(水) 00:21:35.43 ID:xVkXJ+wJ0
***
テマリ「へぇ、アイツが修業にねぇ……」
10時頃、遅めの朝食をとりながらテマリはつぶやいた。
今日は代休なので、丸一日暇だ。
我愛羅「最近、カンクロウが変に真面目になって気味が悪い。変な物でも拾って食べたのだろうか……」
テマリ「いや、あの白って奴のおかげだね」
我愛羅「白……」
テマリの言葉に、我愛羅は興味を示す。
我愛羅「……あの少年か……。確かにカンクロウは彼と知り合ってから変わったようだ……。見たところ、かなり腕もたつ。追いつこうと必死になっているのかもしれんな……」
テマリ「いや、追いつこうってより、守ってあげられるくらい強くなりたいってのが本心かな?」
我愛羅「……カンクロウには穢土転生がある。誰かを守る力など、要らないだろうに……」
カンクロウが作り出した穢土転生・改はローリスク・ハイリターンの優れた術であるということは我愛羅も認めるところだ。
ただ方法がちょっとアレなので、誰もやろうとは思わないが……。
テマリ「……それがどうやら必要なようだ。アイツの穢土転生・改は同じ人間に対して一度しか使えないんだってさ。白はほら、既に一回使ってるから……」
我愛羅「なるほどな……」
テマリの奴、やけにカンクロウに関してするどいな……。
我愛羅は少し感心した。

40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 00:24:51.73 ID:7D5R/QCd0
まじスレ...だと?

41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 00:27:06.63 ID:UL2nJZX7O
今回はオナロウに幸せになってほしい

42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 00:28:57.88 ID:G0TIUsYgo
オナロウ頑張れ

46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/17(水) 00:38:48.08 ID:xVkXJ+wJ0
***
綱手「下忍は人民を避難させろッ! 中忍以上は私とともに奴を迎え撃つッ!! ただしナルトは例外だッ!!!」
騒然となる木の葉の里。
当然だ。
あのカカシが殺されたのだ。
カカシだけでなく、自来也やガイ、アスマなど、里の主力ともいうべき忍たちもあらかた殺された。
今里に敵に対抗できそうな戦力と言えば、五代目火影・綱手とうずまきナルトくらいのものだった。
ナルト「許せねえッ!! 俺がぜってぇぶっ殺してやる……ッ!!」
目に涙を溜めながらナルトが叫ぶ。
その腕のなかには半身を吹き飛ばされて死んだサクラが横たわっていた。
……ペインの襲来である。

47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 00:42:14.08 ID:DfJiFVimO
ファッ?!

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 00:44:22.24 ID:7VGwP0Xao
定例オナ会開いてる暁のペインさん

51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 00:44:43.22 ID:shq4LQACO
かなりシリアスじゃん

53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 00:50:01.64 ID:d+R+JMPKO
暁はやる時はやる集団なんだな

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/17(水) 00:50:53.94 ID:xVkXJ+wJ0
***
カンクロウ「多重影分身の術ッ!!」
ボフンボフンボフンボフンッ!!!!
気持ち悪いほどにズラリと並ぶカンクロウ。
無駄にチャクラ量が半端ないカンクロウは、今や1000人に分身していた。
見る者に不快感を与える光景だ。
皆、手にナタを持っている。
カンクロウ「よーし、始めるじゃん……」
スカンスカンスカンスカンスカンスカンッ!!
分身たちが山中の木を切り倒していく。
カンクロウ「……結構複雑だな……」
オリジナルのカンクロウはせっせと自分の傀儡、烏を分解していた。

56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/17(水) 01:02:25.28 ID:xVkXJ+wJ0
わざわざカンクロウが山奥にまでやって来たのは、烏の大量生産を図るためであった。
天才造形士・サソリの作った傀儡は、砂の里に伝わる宝とでもいうべき代物だ。
使い手によっては超巨大な戦力となりうる。
造形は無理でも模倣くらいならなんとかなるだろう……。
今まで何度も修理を繰り返してきたもっとも使い勝手のいい烏なら、大量生産も夢ではない。
しかし多ければそれだけ操作が難しくなるため、あえて誰も手を付けようとはしてこなかった。
カンクロウ「そこッ!! 分身番号072番ッ!! サボってオナニーなんかしてんじゃねえじゃんッ!!」
カンクロウ072「お前だって分解しながらシコってんじゃんッ!!」
これだけの人数で一斉に射精なんかしようもんなら、一瞬でチャクラを消費して死に至る……。
なかなか冷や冷やものな作業時間だった。

57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 01:05:15.80 ID:7D5R/QCd0
台無しだぁああぁぁぁーー!!!

59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 01:08:02.21 ID:L47bcIwS0
よかった…オナ要素はあるんだ…

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/17(水) 01:16:19.46 ID:xVkXJ+wJ0
***
ガーーッ!!
テマリ「ん?」
カンクロウの部屋に掃除機を当てている最中、テマリは机の上に飾ってある写真盾に気がついた。
テマリ「あらら、ヒビ入っちゃってるよ……」
カラオケボックスで眼をつぶって楽しそうに熱唱する白の写真。
隅っこに「意外と音痴(笑)」と白いマジックで小さく書いてある。
その白の顔の部分に、蜘蛛の巣のようなヒビが入ってしまっていた。
テマリ「なんか不吉だね……。それに最近カンクロウの部屋のゴミ箱も臭くないし……」
今までと違う何かを、テマリは感じていた。
言い知れぬ不安感。
何だろう、コレは……。
因みにカンクロウは最近、再びティッシュを我愛羅の部屋のゴミ箱に捨てるようになっていた。

65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 01:20:17.00 ID:CI5MOFpjo
ワロタ

66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/17(水) 01:21:44.23 ID:K96FUlhb0
おいザブザさんどうなったんだ
暗部の仕事で木の葉にはいないのか?

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 01:32:41.45 ID:G0TIUsYgo
はやくきてくれーオナロウー間に合わなくなっても知らんぞー

68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/17(水) 01:33:36.41 ID:xVkXJ+wJ0
***
ナルト「があああああッ!!!!!!」
綱手「な、ナルト……」
大腿部に金属棒を何発も撃ち込まれたナルトは、末端が紫色に壊死していた。
もう立って歩くことは不可能だ。
ペイン「流石に強いな、九尾の人柱力は……」
突然の奇襲で仙術チャクラをあまり溜めることが出来なかったナルトは、たった数分の仙人モードと風遁・螺旋手裏剣だけで戦わざるを得なかった。
何とか4体ほど撃破したが、もう限界だ。
綱手も体中に金属棒を刺され、身動きが取れないばかりか今にも死に絶えようとしている。
ナルト「く、クソォ……ッ!!」
ペイン「しかしやっと手に入った。あとは一尾だけか……」
ペインは砂隠れの里の方向を睨んだ。

69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/17(水) 01:42:47.82 ID:uaG0sw5Y0
サスケ来てくれ

70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/17(水) 01:44:05.05 ID:xVkXJ+wJ0
***
カンクロウ「……で、出来たじゃん。烏、100体……」
疲労困憊のカンクロウ。
昨日から食事をする間も寝る間も惜しんで制作に励み、たまにトイレに立ってついついシコり、その後再び制作を続け、そのうちシコりながら作るようになり、最終的には制作する間も惜しんでシコッたのだ。
10人で1体作ってこれだけの労働。
やっぱりサソリはすごかったのだとつくづく感じさせられる。
カンクロウ「ちょ、ちょっと休憩……」
ゴロリと横になったカンクロウはそのまま寝息を立ててしまった。
しかしその右手は、本人の意志と関係なく、彼の股間をまさぐり続けていた。