Part2
102 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 00:56:27.80 ID:
OLdTD+760
割と中の様子が外から丸見えなこのバンガロー。
風呂とトイレ以外は大方窓から見えるようになっている。
綱手「あ、カンクロウの奴がトイレから出てきた……」
シズネ「なんかしょんぼりしてますね……」
サクラ「そのまま脱衣所へ行って……」
綱手「……パンツ持って出てきたぞ、おい……」
シズネ「なんか嬉々とした表情ですね……」
サクラ「ふ、再びトイレに……」
先ほど再不斬と白のカップリングに興奮していた綱手とサクラだが、今のを見ると流石に気持ち悪くなってきた。
男同士の絡みなんぞ、女性が妄想の中で思い描くほど爽やかで甘美なものではない。
現実はむしろ吐き気を催すような汚らしいものなのだ。
103 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 01:08:11.68 ID:
OLdTD+760
***
白「ふぅ……いいお湯でしたね」
再不斬「ん? そう言えば甦ってそのまんまだから替えの下着がねえな……。仕方ねえ、さっき脱いだ奴でも履くか……」
そういって洗濯籠をガサゴソと漁る再不斬。
白のはすぐに見つかったのだが、自分の奴が見つからない。
再不斬「……おかしいな……」
再不斬は首をかしげた。
104 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 01:09:55.75 ID:igETJqV60
いったいオナロウが白の正体を知ったらどうなってしまうのか
105 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 01:11:54.19 ID:221PTidKO
オナロウザブザのやつ持ってったのかよwwwwww
106 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/12(金) 01:12:49.16 ID:LYKC53kd0
再不斬のかよw
107 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/12(金) 01:12:54.96 ID:Jv2Z3LIfO
ザブザどんなパンツはいてんだよ
110 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/12(金) 01:14:56.40 ID:
OLdTD+760
***
カンクロウ「はぁはぁ……。白の奴、苺柄のパンツなんて可愛いもん履きやがって……///////」
苺柄のトランクスで自分のイチモツを擦るカンクロウ。
サイズがやけにデカいのと、トランクスであることが気になるところだが、まあそういう女子もいるのだろう。
カンクロウ「包み込まれてる……あいつに……/////」
実際は再不斬に包み込まれているのだが、そんなことは知る由もなかった。
113 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 01:31:25.58 ID:
OLdTD+760
***
白「山小屋のベッドって面白いくらい弾みますよね」
再不斬「……あんまりはしゃぐな。怪我するぞ……(それにしても俺のパンツはどこいったんだ……)」
白はベッドの上でトランポリンのようにボインボインと飛び跳ねている。
先ほど風呂に入って来たので長くきれいな黒髪を下ろしていた。
それがジャンプに合わせてふわふわとなびく。
カンクロウ「そうだ……今夜は眠れない夜になるから、余計な体力は使わないに限るじゃん……///」
一人だけ持参したバスローブを着ているカンクロウ。
もちろん中はまっ裸。
漫画で得た知識をふんだんに使って片手にワイングラスなんかを持っているが、一応未成年なので中身は小岩井のぶどうジュースだ。
白「それにしてもベッドが二つしかありませんけどどうしましょうか……」
再不斬「ちゃんと3人で泊まるって言ったんだろ、カンクロウ?」
カンクロウ「も、もちろんじゃん……////」
この後のお楽しみタイムをみこして、わざとベッドは2つにしてもらったカンクロウ。
おおっと、危ない危ない……////
興奮のあまり、危うく彼のバスローブから陰茎がはみ出るところだった。
115 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 01:44:00.76 ID:
OLdTD+760
カンクロウ「まぁ無いものは仕方ない……。とりあえず再不斬は体が大きいから一人でベッドを使ってくれ//////」
白「じゃあボクとカンクロウくんで一緒に寝ますか」
“一緒に寝ますか”……。
カンクロウ「おっふぅッ!!!!!!! /////////」
鼻血、再び。
純白のバスローブは鮮血に染まった。
自分からアプローチするつもりだったが、まさか向こうから誘ってくるとは……。
さすが俺の嫁……/////
カンクロウの鼻の下は完全に伸び切り、喜びの余り涙もうっすらとにじんできた。
116 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/12(金) 01:46:25.53 ID:SKHDGGPM0
オナロウ…一体どうなってしまうんだwktkが止まらない
117 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 01:55:08.80 ID:
OLdTD+760
再不斬「大丈夫だ。俺はソファーで寝る」
そう言って適当に毛布を取ってソファーに転がる再不斬。
敵襲に備えて座ったまま寝ることだってザラだった彼にとって、別にベッドが足りようが足りなかろうが、あまり関係の無いことだった。
白「すいません、再不斬さん……」
再不斬「うるせえ。ガキは黙って寝てろ……」
白「はい……」
再不斬の不器用な優しさを感じながら、白もベッドに寝転んで毛布にくるまった。
生前、自分のことは道具だとか言っておきながら、やっぱり大切に想ってくれている……。
白はこっそりと忍び泣いた。
カンクロウ(クソッたれがああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!)
カンクロウは毛布にくるまりながら、こっそり号泣しつつ、物凄いスピードでシコッた。
118 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/12(金) 02:11:25.97 ID:M3XWRLsQo
オナロウざまあああああwwwwwwwwww
…なのか?
119 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 02:14:38.63 ID:
OLdTD+760
***
シズネ「……2人とも寝ましたね……」
綱手「ぐおー……ぐおー……」zzz
サクラ「サス……ケ……くん……」zzz
綱手は大口をあけていびきをかき、時折ポリポリと腹を掻いている。
サクラに至っては寝相が悪すぎてベッドの天版とマットの間に上半身だけ挟まり、半ケツが出ていた。
シズネは2人が完全に寝ているのを確認してから、こっそり外にでた。
120 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/12(金) 02:14:59.75 ID:LYKC53kd0
白の性別知ったらどうするんだろうな…
121 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 02:19:56.34 ID:JP4BBG7R0
襲わないのはやはり童貞だからか?
122 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/12(金) 02:27:27.88 ID:eGbosf770
オナロウよりシズネが楽しみだ
123 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 02:27:34.77 ID:
OLdTD+760
***
ヒュウウウウウウウ……
シズネ「せっかく雪が降ってるのに、これしないともったいないですもんね……////」
バンガローの屋根に上ったシズネ。
下には屋根雪が積もってできた2mくらいの小山が出来ている。
シズネはイソイソと服を脱ぎ捨てた。
シズネ「私はいつだってチャレンジャー。全裸雪山ダイブだってお手の物ッ! それ! 1、2、3ッ! だあッ!!!!」
変な掛け声とともに思い切りジャンプする。
きっと痛いくらい冷たいだろう。
しかし何か馬鹿げたことを成し遂げ、それを自分の勲章にする……。
そんな破れかぶれな生き方が、一見真面目なこのシズネ様の真の素顔だッ!!
スポンッ!
小気味よい音とともに、シズネは完全に雪山に首から下が刺さった。
シズネ「」
124 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 02:37:54.14 ID:
OLdTD+760
シズネ「あ……」
のんびりと感覚神経を通って、雪の冷たさが伝わってきた。
あ、何だコレ……。
思ってたよりもコレは……。
シズネ「あひィいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!!!!!!! ちべたいッ!!!!! 痛いッ!!!!!! 死ぬッ!! 死んじゃうッ!!!!!!!!!!!」
一瞬だけ冷たいのを味わってから即座に出る予定だったのに、全く体が動かせない。
鼻水と涙が滝のように滴り落ちる。
シズネ「綱手しゃまああああああああああッ!!!!!!!! しゃくらああああああああああッ!!!!!!!!! たしゅけてええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!」
ぐおー……
バンガローの中から返事の代わりにいびきが返ってきた。
125 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 02:53:43.82 ID:
OLdTD+760
***
ピピピッ……ピピピッ……
綱手「ふあああッ! よく寝たッ!!」
午前4時、綱手起床。
五代目火影の朝は早い。
というかもう結構な年齢なのであまり長く寝ていられない。
綱手「……。サクラのやつ、また尻出して寝やがって……」
サクラ「サスケくんには……このサーロインステーキ……。……ナルトとカカシ先生には……このひじき……////」zzz
火影はいつものように愛弟子のパンツとズボンを上にあげて、それから外の空気を吸いに出る。
綱手「うーーーーん……。今日はいい天気だ。昼頃には木の葉に帰るか……」
大きく伸びをして、ふと目を横にやる。
綱手「……。シズネの奴、またアホなことしやがって……」
シズネ「がみしゃまあ……ほどけしゃまあ……」
火影は一番弟子を引っ張り上げた。
127 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/12(金) 03:41:23.74 ID:YRmyecODO
カンクロウもシズネも、何度痛い目見ても絶対懲りないタイプのアホだな
128 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 04:17:57.43 ID:lpmniwj20
シズネが綱手の付き人やってるんじゃなくて、綱手がシズネの目付け役になってる感じだな(目を離すとタヒんじゃうから)
129 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/12(金) 05:34:53.08 ID:yWenLpOWO
なぁに穢土転生・改がある
132 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/12(金) 09:24:34.81 ID:D5MVtEYAO
今日も平和だな
136 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 14:07:59.90 ID:
DXhn4PZH0
***
ピチチチチ......
白「再不斬さん、起きてください」
再不斬「ん......もう朝か......」
白に体を揺さぶられて目を覚ます再不斬。
窓から雪の反射光がまぶしいくらい入ってくる。
白「カンクロウくん、起きてますか?」
カンクロウ「起きてるじゃん......」
目は真っ赤に充血し、目の下にはひどい隈。
昨晩からずっと悶々として眠れず、結局シコり続けて朝を迎えてしまった。
白「ふふ......ひどい顔つきですね。ちゃんと眠れましたか?」
そういってニッコリと微笑みかける。
思わず見とれてしまうような、優しい天使の笑顔だ。
カンクロウ「! ////」
白「どうしました?」
カンクロウ「な、何でもない......。ちょっとトイレ行ってくるじゃん......////」
カンクロウは前かがみでトイレへと駆けていった。
137 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/12(金) 14:32:28.98 ID:
DXhn4PZH0
***
シズネ「びや〜ぼんどでぃでぃぬがどおぼびばびだよ。でぼごごろぼだがでがびざばぼどげざばどどだべでだだ、びどぅどばびばらだどぅがっでびいだんでどぅ。ぶびびばぼぼぼばぶぼんでどぅでえ(いや〜ホントに死ぬかと思いましたよ。でも心の中で神様仏様と唱えてたら、いつの間にやら助かっていたんです。不思議なこともあるもんですねえ)……」
鼻をズヒーズヒーと啜りながら、今朝自分の身に起こった不思議な出来事を話すシズネ。
まだココアの入ったカップを持つ手がガタガタと震えている。
サクラは目玉焼きの乗っかったトーストをかじりながら、呆れた顔でシズネを見た。
サクラ「いや、よくわかんないのは何で首から下が埋まってたかってことなんですけど……。またなんかアホなことしてたんでしょう」
シズネ「でぃどぅでーば! でぃでだびでどぅぼ! どでぃがぐばばびばでぃーだでぃどば、でぃぼぼぼぼぼばびばでぃーびぼぼでんばびぶべばでぃっでぼぼでぶ(失礼な! してないですよ! とにかく私が言いたいことは、日頃の行いが良い人を天はみすてないってことです)!」
綱手(お前の日頃の行いが悪すぎるから、見てられなくてアタシが助けてやったんだっての……)
綱手はハァー……ッとため息をついた。
163 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/13(土) 12:04:11.82 ID:
E12zwiIp0
***
カカシ「……オビト……」
木の葉の里にある慰霊碑。
そこには殉職した里の英雄たちの名前が刻み込まれている。
カカシのかつての親友、オビトの名もまたそこに書かれていた。
カカシ「……の慰霊碑の前で読むイチャイチャタクティス。……この背徳間が何とも……////」
ついついここに来ると読みすぎてしまう。
で、いつも遅刻してしまう。
今は強化合宿中の綱手に代わって火影代理をしているのだが、あんなめんどくさい書類仕事なんかもうやってられない。
綱手様はまだ帰ってこないだろう……。
カカシは慰霊碑にドッカリと腰を下ろし、イチャイチャタクティスのページをめくった。
忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる。
だが、仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだーー。
ルールを守らない上に仲間も大切にしないカカシは、正真正銘のクズだった。
164 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/13(土) 12:20:36.30 ID:
E12zwiIp0
***
カンクロウ「やっと着いたじゃん……」
白「ここが木の葉の里ですか……。初めてきました」
再不斬「すごい賑わいだ。何でも揃ってるじゃねえか」
木の葉に辿り着いたカンクロウたち。
門をくぐるときにカンクロウだけ露骨に嫌な顔をされたが、もうそんなのは慣れっこだ。
白「ボクたちの隠れ家は何にもありませんでしたからね。誰かさんが甲斐性無しだったせいで」
再不斬「いや、何にもってことはねーだろ……。鍋敷きくらいはあったし……」
白「そう言えばボク、一回も誕生日プレゼント貰ったことありませんよ。誰かさんが甲斐性無しだったせいで」
再不斬「うぅ……」
意地の悪い目つきで再不斬を見る白。
気まずい再不斬は団子でも買ってごまかそうと財布を開いた。
再不斬「……」
一両も入っていなかった。
166 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/13(土) 12:36:23.15 ID:
E12zwiIp0
カンクロウ(ここは何でも買い与えてやって、好感度UPを図るか……)
白「ほら再不斬さん、あのみたらし団子っていうやつなんかおいしそうですよ。ほら」
再不斬「あ、あれは子どもには毒だ……。食べちゃダメなやつだ……」
ニヤニヤと笑いながらツンツンとつつく白に、再不斬は苦し紛れの嘘をつく。
なんだか可愛い光景だ。
カンクロウ「よお……。この店にあるみたらし団子……あるだけ全部ほしいじゃん……」
白「!?」
再不斬「!?」
店員「ぜ、全部でございますか……?」
バンッ!
カウンターに札束を叩きつけるカンクロウ。
突如、その場が凍り付く。
カンクロウ「そう……全部じゃん……」
白「か、かっこいい……」
姉の金をふんだんにばら撒き、カンクロウは白の好感度を上げることに成功した。
カンクロウ(決まったじゃん……/////)
再不斬「……」
再不斬は悔しそうに石ころを蹴っていた。
167 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/13(土) 12:38:39.53 ID:p8SVW6Iso
再不斬が可愛いな
168 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/13(土) 12:49:43.04 ID:
E12zwiIp0
***
白「あ、このお面すごくいいデザイン!」
カンクロウ「買ってやるじゃん///」
再不斬「……」
***
白「面白そうな本!」
カンクロウ「買ってやるじゃん///」
再不斬「……」
***
白「素敵な服ですね……///」
カンクロウ「買ってやるじゃん//// 男物だけど」
再不斬「……」
***
白「あ、中古屋に首切り包丁が!」
カンクロウ「買ってやるじゃん////」
再不斬「つうか、何勝手に中古屋に売ってんだ水月ッ! おいッ!!」
潤沢な資金を持ったカンクロウにとって、今や木の葉に買えないものは無かった。
169 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/13(土) 13:06:47.99 ID:c2lZRjiS0
まぁ生き返ったばかりで金なんてあるわけないしな
170 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/13(土) 13:07:58.75 ID:wZJTSCU80
結婚資金が
171 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/13(土) 13:09:17.06 ID:GL/M5i8o0
ザブザかわいい