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サスケ「うぅ……皆に会いてぇ……」
Part5


256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 01:46:00.19 ID:ECgGbpGR0
***
カンクロウ「次はガイを狙うじゃん……」
ここからが正念場、とカンクロウは気合いを入れる。
特にガイは嫌がらせをしようにも、まったく隙が無い。
何か弱点は……。
女はダメ、金もダメ、肉体的苦痛も我慢しちゃいそう……。
割と変態チックな上忍のくせに、ここまで完璧なのもおかしな話だ。
カンクロウは頭を悩ませながら走った。

257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 01:58:32.14 ID:ECgGbpGR0
***
ガイ「人は立ち止まらない限り、青春なんだなァー!!」
ガイはアパートの一室で、必死に片手腕立て伏せをしていた。
引き締まった体はギリシャ彫刻のようにたくましく、そして美しい。
滴る汗もまた、青春の汗なのであった。
ガイ「ふぅ、今日はこの辺で終わるとするか……」
鼻歌を歌いながら風呂場へ向かうガイ。
その隙にカンクロウは部屋に侵入した。

258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 04:48:05.14 ID:V+9ku6ja0
お?

259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 07:25:48.29 ID:h/rfJA4DO
ガイはオナロウにすら割と好意的だったから復讐しなくてもいいのに…

260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 08:25:35.35 ID:0CtXlkSd0
師匠はまともなのに弟子ぇ…

261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 10:09:36.45 ID:yJnQcA180
オナニーこそ青春の極致だと思うんだがなぁ……

262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 11:38:55.94 ID:iyx3iMyt0
これで味方は居なくなったね、やったね!

263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 12:05:50.27 ID:3JHqE2E80
ガイさんにまで手を出すとは

266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 18:49:46.43 ID:ECgGbpGR0
***
ガイ「熱いぜ!」
風呂から上がったガイ。
腰にタオルを巻いている。
このままホットミルクでも飲んで、歯を磨いて寝よう!
トレーニングと休息、この2つのサイクルがガイの惚れ惚れするような体を形作っていた。
カンクロウ「……待ってたぜ」
そんなガイを下半身真っ裸でソファーに座り、待っていたのがカンクロウ。
しかしガイは全く物怖じしない。
ガイ「ん? お前は確か……」
カンクロウ「昼間、アンタらに恥をかかされた砂隠れの傀儡師じゃん……」
ガイ「ああ、そうか! いやぁ、昼はすまなかった! それで、何の用だ?」
カンクロウ「……」
あっさりと詫びを入れられて、カンクロウは少し肩透かしを食らった。
この男、どこまでもやりづらい……。

267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 18:53:31.13 ID:fQmUmfzm0
オナロウ!まさか、おまえ・・・!?

268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 19:01:42.78 ID:ECgGbpGR0
カンクロウ「今夜はアンタに勝負を挑みに来た。あんた、木の葉の中でも相当なやり手って噂じゃん」
ガイ「ハッハッハ! まあなッ!! あの天才忍者、はたけカカシとの勝負でも勝ち越してるほどだッ!! どんな挑戦でも受けるぞッ!!」
ビシッと親指を立てるガイ。
カンクロウはそれを見てニヤリと笑う。
カンクロウ「勝負は先に10回射精した方が勝ちだ。そこで俺はもし負けたら200回射精するという自分ルールを課すじゃん」
ピクッ!!
ガイが即座に反応する。
コイツ、自分ルールを課すというのか……。
なんて熱い奴なんだ……。
ガイ「……いいだろう!! 俺はもし負けたら1000回射精してやるッ!!」
カンクロウ(こいつ、馬鹿じゃん……。俺のオナ歴なめんなよ……)
この勝負、案外早く片付きそうだ。
1000回とか、どう考えても死ぬじゃん……。
こうして漢のオナニー対決が始まった。

269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 19:14:31.91 ID:ECgGbpGR0
***
カンクロウ「よーい……スターt」
ガイ「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!」
カンクロウ「」
開始早々、カンクロウの手が止まる。
隣のピストンスピードが、もはや人間のソレじゃない。
ガイ「一回二回三回四回五回六回七回八回九回十回ッ!! 終わったぜッ!!」
カンクロウ「」
辺りに撒き散らされたガイの白濁液。
インチキをしたとか、そういう次元じゃなかった。
ガイ「俺の勝ちだなッ!!」
カンクロウ「」
あまりの迫力に、カンクロウは声も出なかった。

270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 19:16:55.73 ID:EfiYL91o0
あまりの展開に、俺は声も出なかった…

271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 19:20:48.58 ID:ECgGbpGR0
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カンクロウ「ゼヒューゼヒュー……。あ、あんなに気持ちよくない自慰は初めてじゃん……」
ガイの見ている前で、きっちり200回射精させられたカンクロウ。
真っ青な顔でガイの家から出てきた。
息を吐くたびに肺がキリキリと痛む。
カンクロウ「結局ガイの奴も1000回やってたし……。化けもんじゃん……」
もうアイツにだけは関わらないでおこう……。
カンクロウはそう思った。

273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 19:22:06.47 ID:mjnEw1/Mo
オナ影、初の完全敗北である

274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 19:22:57.87 ID:Fzyils+A0
ガイ先生流石過ぎる
リーも見習えよ

280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 19:58:03.15 ID:ECgGbpGR0
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カンクロウ「次は森乃イビキか……」
確かあいつはサディスティトの皮を被ったマゾヒストとして諸国に勇名を馳せている。
こいつも厄介じゃん……。
とりあえずカンクロウは手紙を書き、イビキの家のポストに投函しておいた。
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ーーーーーー
忍者アカデミー生の職場見学協力の依頼
特別上忍・森乃イビキ宛
突然すまんのだが、忍者アカデミー生の職場見学に協力してくれ。
傷だらけなお前の仕事が気になる生徒が多いんだそうだ。
今丁度拷問にかける奴がいないから、私の側近のシズネを使うといい。
眼球を抉るなり、両足をのこぎりで切断するなりして忍の世界の恐ろしさを子ども達に存分に教えてやれ。
きっといい声であひぃーッて鳴くぞ(笑)
五代目火影・綱手
追伸
火影命令だからな。
嫌とは言わせんぞ。
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281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 20:06:42.01 ID:ECgGbpGR0
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イビキ「」
数時間後、そこには手紙を震える手で握りしめるイビキがいた。
実質サディストでも何でもない彼には、何の罪もない仲間を拷問にかけるなんてことは出来なかった。
だ、だがこの追伸……。
イビキ「お、俺……この仕事……辞め……ひッ……ひッ……」
義理と人情の板挟みで、イビキは過呼吸になってしまった。

285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 20:45:35.51 ID:ECgGbpGR0
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アスマ「悪ぃな、こんな遅くに……」
紅「いいのよ。ほらあなたの好きなとろろそば」
アスマ「お、美味そうだな!」
もう夜中の3時過ぎなのだが、紅の部屋はカーテン越しに明りを放っていた。
任務が長引いて夕飯を取り損ねたアスマのために、紅はわざわざ好物を作ったのだ。
アスマ「でもこんな時間じゃ店とか開いてねーだろ……。どうやって……」
紅「大丈夫、大丈夫。ただの冷蔵庫のあり合わせだから」
アスマ「そ、そうか……」
適当な嘘をつく紅。
実際は喜ばせてやろうと思って、真夜中に山芋を掘りに出かけていた(他人の私有地)。

287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 20:56:11.73 ID:ECgGbpGR0
アスマ「いただきます」
紅「ふふ……」
……2人にとって幸せな時間だった。
いつ任務で命を落とすか分からない、過酷な忍の世界。
そんな残酷で鉄のように冷たい世界でも……。
愛があればなんとか生きていける。
それは男女に限らないことだろう。
誰かを大切に想う気持ち。
友人、家族、仲間……。
人は一人では生きられないが、もう一人いれば生きていける。
アスマも紅も、最上の「もう一人」に出会えた。
この先、いつまでも順風満帆な歩みは出来ないだろう。
喧嘩だってするだろうし、死に別れる可能性だってある……。
でも今だけは確実に優しい時間を共に味わえるのだ。
幸せそうに温かいとろろそばを啜るアスマを、紅もまた、幸せそうに見つめていた。

288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 21:01:41.49 ID:ECgGbpGR0
バシャッ!!!!!!!!!!
紅「」
アスマ「」
突如アスマがどんぶりを掴んで、とろろそばを紅にぶちまけた。
ねばぁあ〜ッととろろが紅の顔から滴り落ちていく。
アスマ「豚の餌じゃーん……」
紅の肩がワナワナと震えた。

289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 21:03:21.43 ID:EPbIGeoto
オナロウの得意技が出たか

290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 21:11:28.82 ID:ZVNX8ThD0
出たよオナ影の伝統忍術

291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 21:20:40.54 ID:ECgGbpGR0
紅「豚の……餌ねぇ……?」
アスマ「ちがッ!! 何か今口元に糸みたいのが伸びて、それで操られるように口をついて出たというか、その!!」
紅「そりゃあ、天然の山芋だもの……。……よく伸びるわよ……」
紅の拳がみるみる内に堅く握りしめられていく。
アスマは真っ青になった。
アスマ「山芋の糸じゃなくてその!! 今のは俺じゃなくてその!!」
紅「いいえ……あなたよ……。……アタシにぶちまけたのもあなた。豚の餌って言ったのもあなた……」
アスマ「ほ、ホントに俺じゃないんだぁッ!!」
じりじりと部屋の隅に追いやられていくアスマ。
その顔は悲惨なくらい恐怖に歪んでいた。
***
チョウジ「ハッ!」
いの「ハッ!」
シカマル「すぴぃー……」zzz
ガバッと飛び起きる2人。
シカマルの病室でトランプをしている最中に眠っていたようだ。
チョウジ「い、今ボク……アスマ先生の夢を見た……」
いの「あ、アタシも……」
何か嫌な予感がする……。
2人は汗でびっしょりだった……。
シカマル「うぅ……テマ……リ……より……きもてぃー……」
シカマルは遊郭の夢を見ていた。

292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 21:22:10.52 ID:LMmuL8GTo
シコマルェ…

295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 21:33:48.10 ID:ECgGbpGR0
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綱手「よーし皆集まったな……ってどうした、お前達?」
昨日のイタチと鬼鮫の襲来について細かい事情聴取をするため、接触したメンバーを集めた綱手。
しかし様子がおかしい。
目に青たんを作って鼻血を出しているカカシ。
ウンコの臭いがするアンコ。
緑タイツの上からハッキリ分かるほど勃起しているガイ。
こちらを見てガクガク震えるイビキ。
白目を剥いて鼻血を出しているアスマ。
顔が何かでかぶれている紅。
何があったのかは分からないが、只事ではないことだけは綱手にも分かった。

296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 21:48:27.52 ID:ECgGbpGR0
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カンクロウ「復讐も終わったことだし、エロ仙人に挨拶だけして帰るじゃん」
そう言って銭湯辺りをうろついてみる。
この辺にいると思うんだが……。
自来也「ぬほほぅ! ええのぉ! ぷりっぷりだのぉ!」
……いた。
カンクロウ「よぉ、エロ仙人」
自来也「ん? おお、カンクロウか! 久しぶりだのぉ」
カンクロウ「この前は色々と迷惑かけたから、手土産もってきたじゃん」
自来也「別にワシは気にしとらん。それに今は虫歯が出来てしまったから、菓子折りなんかもらっても……」
カンクロウ「くノ一のトイレ盗撮ビデオじゃん」
自来也「カンクロウ、お前大好き! ////」
師弟は2人仲良く、ビデオを見た。

298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 21:49:46.28 ID:1DIE2FmW0
なんでおっ勃ててんだよガイはwww

299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 21:51:42.21 ID:4GqgyzL/o
>>298
千回出してもまだまだ有り余っているんだろ恐ろしいやつだ

300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/07(日) 22:00:47.47 ID:DE8pw142o
>>298
青春(意味深)なんだよ

304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 22:06:05.73 ID:ECgGbpGR0
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自来也「いやぁ……なんかもうシズネは王様だのぉ……。そういう方面の王様だのぉ……///」
カンクロウ「トイレットペーパーを股間に巻いて『はっけよいッ!!』って遊んでる人、初めてみたじゃん……///」
周りに散らばるティッシュ。
この二人にとって、屋内か屋外かという違いは意味を持たない。
ちなみにシズネはこのあと脱いだパンツに足を滑らせて、後頭部から便器にダイブしている。
シズネが「あひィーッ! で、でも使用前だから良かった良かっガボガボガボガボ!!!!」と言っているシーンで二人は4回シコった。
自来也「だが、もうカレーは食えんのぉ……」
カンクロウ「汚かったな……」
アンコのウンコをモザイク一切なしで目撃したため、二人はいくらかナーバスになっているようだった。

309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 22:26:36.09 ID:ECgGbpGR0
***
カンクロウ「じゃあ俺はそろそろ行くじゃん。またな」
自来也「ああ。またお前に会う日を楽しみにしとるぞ」
シコりつかれてしばらくして後、カンクロウはスックと立ち上がった。
カンクロウ「あんまりシコリすぎたら死ぬからな?」
自来也「けッ! ワシがオナニーごときで死ぬか!」
クルリと背を向けたカンクロウは、里の門を目指して歩いた。
いつもこの里を出るときは、どこかしら寂しさを感じる。
カカシ「待て」
カンクロウ「!!」
行く手にはズラリと忍が並んでいた。

312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/07(日) 22:37:11.27 ID:ECgGbpGR0
カカシ「よくもまぁ好き勝手やってくれたもんだよ……」
アスマ「ぶち殺す……」
紅「ぶち殺す……」
アンコ「ぶち殺す……」
イビキ「拷問してやる……」
ガイ「青春してるかーーッ!?」
ガイ以外からビンビン伝わる殺気。
アンコからは殺気だけでなく臭気も漂ってくる。
カンクロウ「な、なんで俺を狙うじゃん……?」
ガイ「いや、なんか昨日のこと話したらお前が全ての犯人だって決定してな……」
カカシ「この人数じゃ勝ち目はないよ。大人しく投降しな」
カンクロウ「ぐッ……!」
確かにカンクロウには全く勝てる要素がなかった……。