Part3
133 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/04(木) 22:49:39.88 ID:
yoZepaiK0
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サスケ(幼)「いい加減、修業見てくれよ! 部屋に籠ってないでさあ!!」ドンドン
イタチ「来るなサスケ。 今俺は毒薬を扱っている……。絶対に部屋の戸を開けてはいけない」
サスケ(幼)「はぁ? ってクッサ!! なにこれ、イカ臭い!!」ガチャッ
イタチ「クッ……少量吸ってしまったか……。ここから離れろ。今ならまだ間に合う」バタン
サスケ(幼)「う、うん、ごめんよ兄さん……。でもなんで今パンツ履いてなかったの?」ゲホゲホ
イタチ「いずれお前にも分かる日が来る……。あと父さんと母さんには黙っておいてくれ」
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134 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/04(木) 23:04:16.00 ID:
yoZepaiK0
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サスケ(幼)「カレーうめぇな!」モグモグ
イタチ「そうだな」モグモグ
フガク「そうか……ついにシスイが万華鏡写輪眼を……」
ミコト「ええ……でも喜んでいいのかダメなのか……」
イタチ「……」プチッ つ髪の毛
イタチ「……マン毛狂……」サワサワ
サスケ(幼)「?」
フガク「ナイスジョーク」
ミコト「///」ゴチン ゴチン
フガク「痛だだだだだだ」ゴロゴロ
イタチ「痛だだだだだだ」ゴロゴロ
サスケ(幼)「?」
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135 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/04(木) 23:06:09.31 ID:vTxLV+e70
サスケだけか純粋なのは
137 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/04(木) 23:18:02.65 ID:
yoZepaiK0
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サスケ(幼)「あ……あ……」ガクガク
イタチ「貴様など……殺す価値も無い。……愚かなる弟よ……。この俺を殺したくば恨め! 憎め!」
イタチ「そしてみにくく生き延びるがいい……。逃げて……逃げて……性にしがみつくがいい……」
サスケ(幼)「……」ポロポロ
イタチ「そしていつかオレと同じ“眼”を持って、オレの前に来い。今からする月読をオレにもやってみろ……」ギン
***
サスケ(幼)「うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
女王「豚のようにお鳴きッ!!」ピシーンピシーン!!
***
サスケ(幼)「」ドサッ
イタチ「……すごく……楽しみにしてるぞ……」
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138 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/04(木) 23:19:02.84 ID:j1UROMmf0
お、俺にもお願いします!
139 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/04(木) 23:20:35.22 ID:RByoQkFwo
うちは一族が滅びそうにねぇwwwwww
142 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/04(木) 23:50:44.83 ID:qaxySP9U0
これは滅亡するべきですわ
143 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/05(金) 00:03:00.80 ID:lY3C3RjfO
滅んだが故にサスケは純粋でいられたのか
151 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/05(金) 01:30:16.00 ID:LRIO7O3s0
小南さんのストレスがスゴイことになってそうだな・・・
152 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/05(金) 01:43:36.35 ID:LWmSDrg70
不死コンビのマゾでゾンビの人(名前忘れた)がめちゃくちゃヤバそうww
163 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 16:59:08.44 ID:
Ub4iVhy20
河原にはカカシ、ガイ、アスマ、紅、アンコ、イビキそしてイタチと鬼鮫がいた。
互いにつっ立ったまま睨みあっている。
鬼鮫「今回はやけに多いですねえ。そちらのお三方は初めてお会いしますが……」
バカ丁寧に話しかける鬼鮫。
しかし敵意丸出しだと言うことはすぐに伝わってくる。
アンコ「特別上忍、みたらしアンコよ」
イビキ「拷問大好き、森乃イビキだ」
サスケ「砂隠れの傀儡師、カンクロウじゃん」
カカシ「……」
アスマ「……」
ガイ「……」
イタチ「……」
鬼鮫「……」
サスケが自己紹介を終えた途端、敵味方含めて、一斉にカンクロウに視線が集まる。
異様な雰囲気にサスケは気圧された。
サスケ「ど、どうしたじゃん?」
カカシ「いや、なんで君がいんの……?」
ガイ「ここは危険だ。下手したら死ぬぞ」
アスマ「っていうか足手まといだ。帰れ」
紅「あなたは家でオナってなさい」
アンコ「ティッシュはちゃんとゴミ箱に捨てんのよ」
イビキ「拷問するぞ、お前」
サスケ「」
164 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 17:03:29.38 ID:pwtGGfdAO
wwwwwwwwwwww
165 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 17:07:37.37 ID:
Ub4iVhy20
予想外の見方からのメンタル攻撃。
サスケは少し涙目になった。
サスケ「いや、でもあのイタチって物凄く強いからきっと俺にしか殺せないと思って……」
ガイ「お前の熱い気持ちは分かる。だが……」
カカシ「まぁその……ねぇ……」
アスマ「遠回しに言うと足手まといだ。帰れ」
紅「あなたは家でオナってなさい」
アンコ「ティッシュはちゃんとゴミ箱に捨てんのよ」
イビキ「拷問するぞ、お前」
サスケ「」
166 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 17:13:59.23 ID:+bJ0A7cyO
なんでカンクロウのままなんだよwwwwww
169 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 17:27:38.08 ID:
Ub4iVhy20
泣かないように必死に堪えながら唇を噛むサスケ。
そんな様子を見て、イタチと鬼鮫は少し可愛そうになってきた。
鬼鮫「あ、でも陽動くらいには使えるかもしれませんし……」
イタチ「それに幻術が効かない傀儡は俺にとっては物凄い脅威だ。これは大変だ。えらいことだ」
サスケ「……え? ///」
認められて嬉しかったのか、サスケはパッと顔を上げた。
カカシ「……まぁイタチがそう言うなら……」
ガイ「そ、そうだな! 陽動くらいには……」
アスマ「イタチの言葉に惑わされるな。アイツの目を見ろ! 嘘をついてる目だ!」
そういって一斉にイタチの目を見る。
イタチ「月読……」
案の定、サスケを除く全員がイタチの幻術にかかった。
170 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 17:29:58.11 ID:+bJ0A7cyO
マヌケ過ぎませんかね…
171 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 17:31:47.38 ID:4i5WIOqcO
アスマが悪いよアスマがー
172 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 17:41:18.47 ID:sQOySK+ao
ガイだけ優しいな
173 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 17:44:38.82 ID:
Ub4iVhy20
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イタチ「あと……71時間59分59秒……」
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カカシ「ぐ……たった一瞬で……」
ガイ「な、なんて幻術なんだ……」
紅「コレがうちはの力だというの……?」
アンコ「はぁ、はぁ……絶体絶命だわ……」
アスマ「うぅ……こっちには歩しかない本将棋とか……」
ドサドサと倒れていく忍たち。
まだ立っているのは幻術にかからなかったサスケ。
そして拷問を快楽に変換するという高等忍術を駆使したイビキだけだった。
サスケ「……月読じゃん……」
イビキ「はぁはぁ……///」
鬼鮫「あの二人……思ったよりやりますね」
イタチ「一人は術を食らいもしなかった。これは少々舐めすぎていたようだ……」
180 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 18:33:43.18 ID:
Ub4iVhy20
サスケ「鬼鮫の方はお前に任せるじゃん」
イタチ「!?」
そう言ってサスケはシュビビッと素早く印を組む。
イタチはすぐにこのカンクロウと言われる男が只者じゃないことを知った。
あの印は……まさか……。
サスケ「火遁・豪火球の術!!」
ボンッ!!!!!!!!!!
巨大な火の球がイタチに向かって飛ぶ。
それをイタチはすんでのところでかわした。
と、同時に印を結ぶ。
イタチ「火遁・鳳仙花爪紅!!」
炎を纏った手裏剣が乱舞する。
キンキンキンキンキンキンッ!!!!!
サスケは草薙の剣ですべてはじき返していく。
鬼鮫「この鮫肌は痛いですよッ!!」
イビキ「なんのこれしきッ!! ////////」
ベシンベシンッ!!!!!
サスケとイタチが目を見張る攻防を繰り返す横で、イビキは一方的に鮫肌で尻を叩かれていた。
尻を突き上げて左右に振り、もっと来いと挑発までしている。
イビキ「どうした、そんなもんか? 暁もたいしたことねえなッ!! ////」
鬼鮫「くっ!! あの世で後悔してください!!」
181 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 18:35:24.86 ID:9VVrZzJgo
双方ともにハイレベルな戦いだってばよ…
182 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 18:37:07.51 ID:OzgpFaUDO
イビキはサディストに見せかけてドMだったのか…
183 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 18:41:11.52 ID:gvc5EbaU0
どういうことだってばよ
184 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 18:44:51.05 ID:iG+b+p/v0
つまり…どういうことだってばよ?
185 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 18:45:49.18 ID:
Ub4iVhy20
イタチ「お前はただの傀儡師じゃないな……」
帰ってきた手裏剣をすべて避けきったあと、イタチは少し攻撃の手を休めてサスケの方をじっと見つめた。
サスケ「……なんで分かったじゃん……?」
イタチ「直感だ」
サスケ(やはりオレとあいつは兄弟だってことか……)
イタチ(なんでって、傀儡使ってこないからな……)
ボフンッ!!
煙とともにサスケが元の姿に戻った。
サスケ「流石だな、イタチ……」
イタチ「やはりお前か、サスケ……(えええ!!! サスケかよ!!?)」
鬼鮫「表面を削ってあげますよ!!」
ゾリッ! ゾリッ!!
イビキ「ぬああああああああああああああああ//////////////////」
186 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 18:52:08.05 ID:
Ub4iVhy20
サスケ「オレはあんたに一つ、訊いておかなければならないことがある……」
サスケは赤い目でイタチをキッと睨んだ。
イタチ「言ってみろ……」
落ち着き払った様子のイタチ。
実際はまさかの弟登場に心臓がバクンバクン鳴っている。
サスケ「どうしてあんたは……父さんや母さん達を殺した……?」
答えろ、イタチ……。
何故殺したんだ……?
何故殺さなければならなかったんだ……?
サスケの目にはまた、少し涙がにじんでいた。
187 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 18:59:15.17 ID:sQOySK+ao
なんかちょっとシリアスでワロタ
188 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 19:02:41.08 ID:
Ub4iVhy20
イタチはふぅーーッと溜息を吐く。
イタチ「……手違いだ」
サスケ「へ?」
サスケの目が面白いくらい丸く見開かれた。
イタチ「手違いだったんだ。俺はあの時……」
ーーーーーーーー
ーーーーーーー
ダンゾウ「イタチ、お前に簡単な任務を課す」
イタチ「何でしょうか……?」
ダンゾウ「『一楽』というラーメン屋を知っているな?」
イタチ「ええ、たまに弟とそこに行きます……」
ダンゾウ「その店主、テウチとその一族を抹殺してほしいのだ」
イタチ「そんな物騒な……。何があったんです?」
ダンゾウ「テウチの奴、私がヒルゼンとカウンターに並んだときに、先にヒルゼンに中華めんを提供したのだ! 火影だからな、ヒルゼンはッ!!!! 私の方が先に野菜増し増しの一楽スペシャルを注文したというのにッ!!!」
イタチ「それ、単に中華めんの方が早く出来上がったからじゃないですか……?」
ダンゾウ「うるさいッ!!! さっさと殺して来いッ!!!!」
イタチ「はいはい……」
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189 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 19:08:23.70 ID:3hnCKB5tO
ダンゾウwwwwww
190 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 19:08:41.71 ID:qMp/Xv8bo
どういうことだってばよ
191 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 19:12:23.56 ID:k7AZLjtSO
かつてこれ程悲惨な真実があったであろうか
192 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 19:13:13.56 ID:
Ub4iVhy20
サスケ「その話とうちは一族抹殺になんの関係があるんだ……?」
サスケは意味が分からず尋ねる。
少しイライラしているようだった。
イタチ「この話には続きがあってな……」
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ーーーーーーー
イタチ「はぁ……テウチ一族抹殺か……。忘れないように繰り返し言いながら帰るか……。テウチ一族、テウチ一族、テウチ一族、テウチ一族……」
サスケ(幼)「あッ、兄さんッ!! 今日という今日は修業に付き合ってもらうからなッ!!!」
イタチ「わッ! サスケか……。いきなり脅かすな……」
サスケ「いつも部屋に籠るからな、兄さんは。それより今、何をブツブツ喋ってたの?」
イタチ「え? あ、なんだッけかな……。ウチ……ウチ……」
サスケ「ウチ?」
イタチ「あ、そうだ、うちは一族だ……。って、こりゃ大変な任務だな。えらいことだえらいことだ」
ーーーーーーー
ーーーーーーーー
イタチ「……とまぁ、こういうわけだ……」
サスケ「」
193 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 19:14:55.60 ID:OzgpFaUDO
兄さん…オナりすぎて酸素欠乏症に…
194 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 19:15:17.17 ID:3hnCKB5tO
やはりアホか…
195 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/06(土) 19:17:55.77 ID:OzgpFaUDO
>>194
たしかにアホとしか言い様がないが
考えようによっちゃコレとんでもない悲劇だぞ…
197 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/12/06(土) 19:27:13.82 ID:
Ub4iVhy20
魂が抜けたかのようにポカンとしているサスケ。
みるみる体全体が白くなっていくかのようだった。
イタチ「まぁ全てはダンゾウが悪い。前言撤回。恨むなら俺じゃなくてあいつを恨め」
サスケ「」
話しかけても反応が無い。
よほどショックだったのだろう、この悲劇の真相が……。
イタチ「……そろそろ木の葉を出るぞ、鬼鮫。暁の定例オナ会に間に合わなくなる……」
鬼鮫「ちょうどこっちも終わりました。しぶといですねえ、木の葉の忍は……」
イビキ「あへええ……////////」
へたり込むサスケとビクンビクン揺れるイビキ、そしてその他数名の忍をのこして二人は去っていた。