Part4
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 21:48:53.79 ID:
9k/qoNm4O
僧侶「ね、勇者様。もしよかったらお風呂、一緒に入りませんか?」
女勇者「え…」
僧侶「今まで一緒に入った事なかったし、ゆっくり勇者様とお話したかったから…」
女勇者「お、お風呂は…あのー…」
僧侶「ダメですか…?」
女勇者「う、わかった。……入ろうか」ニコ
僧侶「はい!じゃあさっそく行きましょう!」すっ
女勇者「あ、手は…」
ぎゅ
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:00:26.57 ID:
9k/qoNm4O
僧侶「!」
女勇者「……ごめんね、こんな手で」
僧侶「ちょっとびっくりしちゃいました…」
女勇者「やっぱり、気持ち悪いよね?ごめん、隠しとくつもりだったんだけど」
僧侶「勇者様、そんな事ありませんよぅ」ニコ
女勇者「え?」
僧侶「ちょっとボロボロだけど、優しい、女の子らしい手じゃないですか」
女勇者「…えへへ、ありがとう。そんなの言われた事ないよ」ニコ
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:08:18.05 ID:
9k/qoNm4O
【宿屋・風呂】
魔法使い「お帰りなさい、勇者様」
勇者「ただいま!」
魔法使い「失礼だったらすみません。待たせていただきました」
勇者「ううん、そんな事ないよ。ありがとう」
魔法使い「ふふ、じゃあ入りましょうか」
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:21:24.78 ID:
9k/qoNm4O
女勇者「…初めてだねー、一緒にお風呂入るの!」
僧侶「そうですね。なんだか緊張しちゃうなぁ」
魔法使い「僧侶さんはスタイル良いですから…私はお二人が羨ましいですよ」
女勇者「本当、僧侶ちゃんは反則だもんなぁ」くす
女勇者(覚悟を決めるしかないよね…)
する…する…
ぱさっ
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:33:36.52 ID:
9k/qoNm4O
僧侶「…!」
魔法使い「…」ごくり
僧侶(胸元から太ももにかけて、すごいおっきい傷痕が…)
魔法使い(右肩と腹部の皮膚が…あれは火傷の痕でしょうか…)
僧侶(体中に小さな切り傷がいっぱい…)
女勇者「えへへ、ごめん。気持ち悪い……?」
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:36:22.65 ID:Yh4WPr9P0
勇者・・・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:37:39.04 ID:4NJ93Y5K0
勇者……
傷痕まで引き継ぐのかよ
辛いな、悲しいなぁ
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:45:40.57 ID:
9k/qoNm4O
僧侶「傷くらいで、私の勇者様への尊敬は変わりません」
魔法使い「その傷に救われた人がたくさん居るんですね。決して恥じるものではありませんよ」ニコ
女勇者「……この傷に、救われた人達…か。これを見て、気持ち悪いと思わないの?」
魔法使い「ふふ。そんな事で揺らぐ程、私達がここまで勇者についてきた気持ちは弱くありません」
女勇者「魔法使いちゃん…」
魔法使い「はい、なんですか?」
女勇者「…泣かそうとしてるでしょ?」
魔法使い「ふふ、ちょっとだけ」ニコ
僧侶「泣くの我慢しないで下さいね、勇者様。たまには私達に、弱い勇者様を見せて下さい」
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:46:58.33 ID:skwh1utb0
これきついな
世界救ったらパーティと別れなきゃなんだろ・・・
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:48:51.06 ID:ksY11VI20
>>533
一番辛いのはループ1回目だろ。
苦楽を共にしてきた仲間が自分を忘れてるんだぞ?
2回目あたりから気が狂うぞ普通。
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 22:52:56.12 ID:
9k/qoNm4O
女勇者「…」ぽろ
女勇者「!」ぐいっ
女勇者「もう!さっさとお風呂入ろう!素振りしてたから汗臭いんだからー!」だっ
魔法使い「あ、勇者様…そんなに走ると滑って危ないですよ」
つるっ
女勇者「きゃっ!?」
ゴツン!!
僧侶「ひゃあ!勇者様、頭打っちゃいましたよ!?大丈夫ですかぁ!?」
女勇者「えへへ…大丈夫、大丈夫。恥ずかしいけどね…」ちろ
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:04:18.57 ID:
9k/qoNm4O
かぽーん…
女勇者「はぁ…生き返るねー」
僧侶「ふぃー。ちょっと熱いですぅ…」
魔法使い「そうですか?これくらいがちょうど良いですよ」
女勇者「ふふ、僧侶ちゃんはいちいち言う事もやる事も子供みたいだねー。かわいいなぁ」なでなで
僧侶「勇者様はお姉ちゃんみたいですもんねぇ」ニコ
女勇者「そう?私もまだまだ子供だけどなぁ」なでなで
僧侶「私、こうして勇者様に頭撫でられるの好きですよ」ニコニコ
魔法使い「ちょっと、僧侶さん!のぼせてませんか?」
僧侶「ふぇ?」
女勇者「…ん?うわ!」
魔法使い「鼻血出てますよ…!」
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:05:50.29 ID:3QDw7dTV0
ちょっと僧侶の頭をなでなでしてくるわ
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:06:48.40 ID:puliEXCjO
萌え殺す気か
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:14:17.72 ID:
9k/qoNm4O
・
・
・
僧侶「すびばせん…」
女勇者「あはは、僧侶ちゃんならなんでも許しちゃうよー」
魔法使い「ふふ、ほほえましいですね」
女勇者「だねー。魔法使いちゃん、ありがとうね」
魔法使い「はい?」
女勇者「ずいぶん元気もらっちゃったみたいだよ。僧侶ちゃんも、ありがとう」ニコ
僧侶「そんなことないですよぉ」
魔法使い「そうです、私達は仲間なんですから」ニコ
女勇者「うん!大事な仲間だね!」
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:18:49.33 ID:
9k/qoNm4O
女勇者「だからね、二人とも。私の事忘れないでね?」
魔法使い「え?もちろんですよ。忘れたくても忘れられません。ねぇ僧侶さん?」
僧侶「はい!」
女勇者「ふふ、ありがとう。ちょっと涼んで来ようかな。戦士くんは?」
魔法使い「戦士さんは、下の酒場に居ると思いますよ」
女勇者「そっかぁ。ちょっと行ってみるよ!ありがとうね、二人とも!」
魔法使い「はい、行ってらっしゃい」
僧侶「いってらっしゃぁい」ふりふり
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:25:22.44 ID:
9k/qoNm4O
【酒場】
戦士「マスター、もう一杯くれ」
マスター「あいよ。旦那酒豪だねぇ。飲み慣れてるのかい?」
戦士「いや、たまに嗜む程度だ。今日は相棒との別れの日だからな」
マスター「ほう、剣でも折れたかい?」
戦士「ああ…コイツにも世話になった。ゆっくり休ませてやりたい」
マスター「覇者の剣…。あの伝説の鉱物で作られた剣か。そいつを折っちまうとは、相当のやり手だね」
戦士「…それはわからんが…世話になった相棒だからな。別れは惜しいものだ」
女勇者(あ…剣、折れちゃったんだ…)
女勇者(…ごめんなさい、戦士くん)
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:32:53.80 ID:
9k/qoNm4O
女勇者「隣、良いかな?」
戦士「おお、勇者殿。どうぞ」
女勇者「剣折れちゃったんだね…。ごめんね?」
戦士「いや、勇者殿のせいではない。こいつも疲れたんだろう。まるで力尽きたように折れた」
女勇者「戦士くんが素振りしてた時に?」
戦士「うむ。勇者殿から返してもらい、俺が振りに行こうとしたらな」
戦士「持ち上げただけで、根元から折れた。…なんだか、満足げだったよ」
女勇者(本気で振っちゃったからなぁ…)
女勇者「戦士くんは剣を愛してるんだね。剣も幸せだなぁ」
戦士「はは、相棒だからな。最後くらいはこうして杯を共にしたいんだ」
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:44:43.35 ID:
9k/qoNm4O
女勇者「それなのに、このドレス…剣を売ってまで買ってくれたんだね」
戦士「ああ、旅立ってすぐの頃の…。うむ」
女勇者「どうして、そんな大事なものを売ってまで?」
戦士「恥ずかしながら、俺の持論でな」
女勇者「へぇ?聞かせて欲しいなぁー」
戦士「…人に言うほどのものではない」
女勇者「えー、聞かせてよ!お願い!」
戦士「……剣を愛するのはもちろんだが、その剣で守るべき者が悲しんでは意味がない」
女勇者「……」ニコニコ
戦士「だから言いたくなかったんだ。笑って構わんぞ」
女勇者「ん?いや、やっぱり戦士くんはかっこいいなぁと思ってね」ニコ
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/18(土) 23:56:00.35 ID:
9k/qoNm4O
戦士「……」
女勇者「マスター、私にもカクテルを一杯くださいなー」
戦士「大丈夫なのか?勇者殿は未成年では…」
女勇者「大丈夫だよ。ちょっとだけだしね」
戦士「まぁ宿屋の下だから大丈夫か…。もし潰れてしまってもすぐに運べる」
女勇者「えへへ、頼りになるなぁ。じゃあ潰れたらよろしくね」
戦士「出来るだけ無理はしないようにな」
マスター「はいよ、嬢ちゃん。お待ちどうさま」
女勇者「えへへ、ありがとう。お酒なんて久しぶり」
631 :
◆r3yksmPHg2 :2009/04/19(日) 00:04:32.79 ID:
8IAvbb1hO
女勇者「…」くいっ
女勇者「…うん、おいしい」
戦士「マスター、俺にももう一杯」
マスター「あいよ」
戦士「…」ごくっごくっごくっ
女勇者「おお…酒豪だねぇ」
戦士「今日だけだ。次は…平和になってからだといいな」
女勇者「その時は、また一緒にお酒飲もうね」ニコ
戦士「そうだな。今日よりもっと美味い酒が飲めそうだ」
女勇者「…えへへ」
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:16:25.29 ID:
8IAvbb1hO
女勇者「戦士くん、今日の町のことなんだけど」
戦士「……」
女勇者「正義って、なんだろう?」
戦士「……俺も、その事を考えていた。俺たちの行動は正しかったのか……」
女勇者「……わからない。まだ、わからないよ」
戦士「仮にあそこで、あの生贄の親子を見捨てていたら、こうして酒を嗜んでいることなどできない」
女勇者「……もし、もう一回あの選択ができるなら。戦士くんなら、どうする?」
戦士「もう一度あの親子を助ける。エゴかも知れん。だが俺の正義とはそういうものだ」
女勇者「もう一回後悔するかもしれないよ?」
戦士「それでもだ。もしあれを見捨てるような選択をすれば、俺は大切なものをなくしてしまう」
女勇者「それってさ、すごいエゴだよね……それで街がひとつ滅ぶんだから」
戦士「そうだな。しかしそれが俺の正義だ。正義は数や理論で計れるものではない。情こそが俺の正義だ」
女勇者「それが正しいのかはわからないけど…そこまで言い切れるなんて、戦士くんはすごいなぁ」くいっ
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:27:08.53 ID:
8IAvbb1hO
戦士「…言い切らなければ、やりきれないからだ。俺は結局自分の為にこうして…」
女勇者「…自分のための正義、か」
戦士「勇者殿の正義は、自分でしっかりと持っているといい」
女勇者「私の正義は、まだわからないんだよ…」
戦士「ならば見つければ良いだけの話だ。もちろんその責任は大きいが」
女勇者「私の正義が、戦士くんとは違うものかも」
戦士「心配はいらん。勇者殿がどんな正義を見つけても、それを勇者殿が正義だと信じる限りは」
戦士「俺は必ず最後まで勇者殿についていく」
女勇者「…私が悪を正義だと信じたら?」
戦士「俺が目を覚まさせてやる」
女勇者「……」
戦士「……済まない、言い過ぎたか。忘れてくれ」ぐいっごくごく
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:36:43.15 ID:
8IAvbb1hO
戦士「話しすぎた。俺も飲みすぎたかも知れんな」
女勇者「あはは、私も。難しい話しちゃったね」くす
戦士「まったくだ。頭がない二人がこんな話をしても仕方ないか」
女勇者「む…私も頭ないって?」
戦士「ふっ、言葉のあやだ。悪意があるわけじゃない」
女勇者「ふふ、戦士くん」
戦士「む?」
女勇者「ありがとうね……」
戦士「こちらこそ。多くを学ばせてもらった」
女勇者「…えへへ……」
戦士「マスター。もう一杯くれ」
マスター「あいよ。旦那、お暑いねぇ。いやいや、羨ましいよ」
戦士「はは、バカを言え」
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 00:54:38.99 ID:
8IAvbb1hO
戦士「……」ごくごくごく
女勇者「くぅ……くぅ……」
戦士「……勇者殿」
女勇者「くぅ…くぅ……」
戦士「心配せずとも、こうして居ると普通の女の子だ」
戦士「マスター、そろそろ上がるよ。ご馳走様」
マスター「そうかい。お代はいただいてるよ」
戦士「……勇者殿か?」
マスター「はは、内緒だよって言われてるんでな。それは言えねぇや」
戦士「そうか。ではそれは次にとって置いてくれ。今回は俺が払おう」
マスター「そうかい。次は平和になってから…か?」
戦士「そうなるといいな。その時はまた勇者殿と仲間たちを連れてこよう」
マスター「よろしく頼むよ。期待して待ってるぜ」
戦士「ああ。勇者殿、そろそろ帰ろう。勇者殿」ゆさゆさ
女勇者「…くぅ…ママ……も……ちょっと…」
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:09:11.01 ID:
8IAvbb1hO
【宿屋】
戦士「軽い……」
女勇者「…くぅ…」
戦士(む…いかん、ドレスがはだけてきているな…)
女勇者「くぅ…」こて
戦士「…!!」
戦士「この大きな傷は……間違いなく斬られた跡だ…」
女勇者「……うん…?」
戦士「……守るべき者、か。出来るならば戦わせたくないものだ」
戦士「早く戦いを終わらせなければな、勇者殿」
女勇者「……や…」
戦士「ん?」
女勇者「いやだ…よぅ……くぅ…」
戦士「寝言か…」
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:17:55.21 ID:
8IAvbb1hO
魔法使い「あ、お帰りなさい、戦士さん」
僧侶「勇者様、寝てるんですねぇ。ふふ、かわいい」
戦士「うむ。少し酒を飲んでいたのでな。ベッドに寝かせてやってくれるか」
僧侶「はぁい。勇者様、ベッドで寝ましょうね」
女勇者「う……うぇぇん……」
僧侶「勇者様?」
女勇者「もういやだ…いやだよぉ……!」
僧侶「勇者様、どうなさいましたか?泣かないで…」
戦士「なにか夢を見ているようでな。先ほどから寝言を繰り返しているのだ」
女勇者「……もう………もぅ……くぅ……くぅ」
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:19:34.93 ID:bXvK59DyO
世界を平和にするのは別れがあるからから嫌なのか・・・
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:46:10.62 ID:
8IAvbb1hO
【数ヵ月後・終盤】
女勇者「いよいよ最終決戦も近いねー!」
僧侶「そうですねぇ。長かったなぁ」
魔法使い「いよいよですね。もうすぐ世界に平和を取り戻すことができるんですね…」
戦士「そうだな。もうすぐ俺たちが望んだ世界が実現する」
女勇者「うん!そしたら皆で祝杯あげようね!」
僧侶「えへへ、楽しみだなぁ。きっと楽しいでしょうね」ニコニコ
魔法使い「本当に、今思えば色々ありましたからね」
戦士「うむ。今の俺たちが協力すれば魔王も必ず倒せるだろう」
魔法使い「私たちも強くなりましたもんね。頑張りましょう、勇者様」
女勇者「うん。頑張って、平和な世界にしよう!」
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/19(日) 01:55:08.50 ID:
8IAvbb1hO
魔法使い「ここが魔王城への最後の街ですね」
戦士「ここで最終の調達になるのだな。何度も聞くが、勇者殿」
女勇者「はい、なぁに?」
戦士「本当に、その装備でいいのか?」
女勇者「うん!もう随分古くなっちゃったけどねー」
魔法使い「そうですね。勇者様がそれが良いというならば、それで行きましょう」
僧侶「はい!勇者様、すごく似合ってますもんね」
女勇者「えへへ…ありがとう」