Part3
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 18:52:12.94 ID:
wgleiWv10
戦士「さあて久しぶりの町だな」
勇者「昼食に間に合ってよかったー! お店探そうよ!」
僧侶「ここら辺ですと、やはり鶏は外せませんねっ」
魔法「いやいや、ここは合えて麺類もいいんじゃないかな?」
騎士(この町って残っていたんだ……凄いな)
騎士(……もうあの店はないんだろうなぁ)フラフラ
戦士「おい、騎士が何処かへ……」
勇者「ありゃー? 空腹のあまりに匂いに釣られたかな?」
魔法「とりあえず追いかけてみようか」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 18:54:29.96 ID:
wgleiWv10
騎士(違う建物になってら……はは、当然だよな)
勇者「おおーい、どうしたんだい?」
騎士「いや、良い匂いがしたもんだからきたんだが……」
戦士「へーこんな所にも店があるのか」
騎士(昔は美味い鳥の鍋物やっていたんだが……店の名前も違うしなぁ)
僧侶「ああ、良い匂い! もうここにしましょうよ!」
魔法「そうだね、こんな所にあるんだし隠れた名店かもしれないな」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 18:54:40.84 ID:ZuD9FCSqQ
おもしろ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 18:56:07.17 ID:
wgleiWv10
勇者「ほっほう……ここは鍋物が多いですな」
戦士「やべぇ、全メニュー食ってみたくなるな」
僧侶「どんだけ滞在するつもりですか?!」
騎士(あれ……メニューが同じだ……ま、まさか!)
魔法「こんな所に来てしまっては……鶏は切れないね」
勇者「うーこれは悩むなぁ」
騎士(ああ……ああっ! 間違いない! ここはあの店なのか?!)
騎士(弟子とかが受け継いだ? いや何だって構わない! この匂い間違い無い!!)ゴクリ
戦士「騎士のやつ、すんげー顔で涎垂らしてるぞ……」ボソ
勇者「時々おかしくなるよね」ボソ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 18:59:00.15 ID:
wgleiWv10
勇者「んーー! 美味しい!! 幸せ!!」ハフハフ
戦士「この鶏肉たまんねーなぁ!」モッグモッグ
魔法「このスープも……はあ、勇者じゃないけど幸せ……」スス
僧侶「野菜も鶏肉の旨みを吸っていて……たまらないですね」パクパク
騎士「あ〜……冬場に食べたら堪らないだろうなぁ」
騎士(ああ……懐かしいなぁ。この味……数百年も経っているのに変わっていない)
騎士(はは、涙がでないよう気をつけないとだな)
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:00:39.89 ID:
wgleiWv10
勇者「あ〜……美味しかった。凄い良い店だったねぇ」
戦士「こりゃあ騎士は勲章ものだな」
騎士「そんな大げさな」
魔法「それにしても、なんであんな所に向かっていったんだい?」
騎士「何か良い匂いがしたなぁっと思ったら本当に店があったんだよ」
勇者「本当に匂いに釣られたんだ」
僧侶「でもあの通りまで匂いがしてましたかねぇ……?」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:02:26.63 ID:
wgleiWv10
騎士「ここにも聖堂があるのか……」
勇者「この辺りはだいたい何処でもあったはずだよ」
戦士「礼拝していくのか?」
僧侶「私は行って参りますが、皆さんはどうします?」
騎士「俺も行くよ」
勇者「あ、あたしもー」
魔法「私はいいかな」
戦士「じゃーあたしと魔法使いで宿屋探しておくわ」
僧侶「魔法使いさんが礼拝しないのも珍しいですね」
魔法「礼拝するとね、少しは魔力が回復するのだよ。最近はあまり魔法を使っていないから一晩寝ればいいのさ」
戦士「本当にとんでもない掘り出し物だな」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:04:11.10 ID:
wgleiWv10
騎士(女神様、参りましたよー)
女神(あら……流石に数日共に行動すれば変わるのね)
騎士(何がですか?)
女神(その子達との距離よ。この間は一歩距離を開けていたじゃないの)
騎士(あーそれはまあ……そうですね)
女神(私としては少々寂しいところではありますが、貴方の為にも祝福致しましょう)
騎士(え、なにそれ。フラグ立ってたんですか? 期待しちゃいますよ)
女神(仮にそうであっても、流石に御互いが触れ合う事はできませんよ?)
騎士(触れ合えたらそうなるって事ですか? やばい、興奮してきた。ちょっと方法無いか旅しながら探してみます)
女神(どうしようこの子本気だった)
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:06:13.06 ID:
wgleiWv10
騎士(あれ、弄られてただけ?)
女神(そうですね、貴方達の感性で言いますと幼い頃から知っている近所のお姉さん、でしょうか)
騎士(何その具体的過ぎる例え。でもまあ、それならまだ可能性も……)
女神(……私、まだまだ貴方に対する理解が足りていなかったようね)
騎士(なんか凄いどん引きされてる。俺は何を間違ったのか……)
女神(貴方はそちらの女性達としっかりと良好な関係を築くように)
騎士(それはまあ、築くに越した事はありませんから努力しますが……)
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:08:07.39 ID:
wgleiWv10
勇者「やっぱり長い礼拝」
騎士「ええ、まあ……」
僧侶「その祈り、女神様にも届いている事でしょう」
騎士「それだといいんだがなぁ」
騎士(祈るどころか対話なんだけどもなぁ)
勇者「それじゃ宿に行こうか」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:10:14.50 ID:
wgleiWv10
戦士「お、きたきた」
魔法「もしかして、騎士の礼拝が長いのはデフォルトなのかしら?」
僧侶「とても良い事ではありませんか」
勇者「まーまーそれはおいといて。二人して外で待ってるなんてなにかあったの?」
戦士「あーそれがだな……三人部屋と二人部屋しか空いていないんだとよ」
騎士「あー……俺野宿しようか?」
勇者「結論早いよ! しかも選択肢おかしいよ!」
魔法「騎士は相変わらずそこは固いねぇ」
戦士「あたしらはどう部屋割り組むかって考えてたんだが」
騎士「待て、貞操観念おかしくないか?」
95 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/04/07(土) 19:10:54.80 ID:6Rfy/5nL0
俺は結構好きなんだが
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:11:51.78 ID:ypFyYcnL0
めっさおもしろい
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:12:09.25 ID:
wgleiWv10
戦士「野宿の時にさんざん一緒に寝ただろ」
騎士「野宿は止むを得ないとしても、一つ屋根の下で同じ状況はおかしいだろ」
魔法「別に一つのベッドに寝る訳でもなし。何をそんなに焦るんだい」
魔法「君だって立派に私達の仲間、討伐部隊の一員化しているんだ。おいそれと軽率な行動はするまいに」
魔法「それとも、そう思っているのは私達だけだったかな?」
騎士「……それは無い。出会って一週間程度と言えど、大切な仲間だ」
魔法「なら、私達は君との相部屋で不安を覚える事は無い」
魔法「これは信頼の証なのだよ」
勇者「魔法使いさんがかっこいい件」
僧侶「……素敵です」
戦士「あたし前衛だけどこの後衛なら抱かれてもいい」
魔法「勇者、僧侶、騎士は三……」
戦士「さーてそれじゃあ部屋割り決めようかっ!!」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:14:12.37 ID:
wgleiWv10
勇者「厳選なクジ引きの結果」
魔法「折角、戦士がカミングアウトしてくれたのに……」
騎士「……」
勇者「おや、騎士君は凄い顔になっているね」
騎士「普通、俺は無条件で二人部屋じゃないのか?」
騎士「というかよくよく考えたら、野宿と違って他にも色々と困る事があるだろう!」
魔法「大抵はどうとでもなる事じゃないか」
騎士「えー……」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:16:10.25 ID:
wgleiWv10
勇者「お風呂どうする?」
騎士「もういい……全てそちらにお任せします」
勇者「それじゃあ魔法使いちゃん、先に入ってきなよ」
魔法「一番風呂でいいのかい?」
勇者「どうぞどうぞ」
勇者「というか、あたしの後に入られると色々と怖い」
騎士「何それ怖い」
魔法「別に変態じゃないのだがね」
騎士「何の話?!」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:17:38.62 ID:dnyAZxl20
ドキドキ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:18:33.14 ID:
wgleiWv10
勇者「……とまあそんな話がありまして」
騎士「作り話? ガチ?」
勇者「いやー魔法使いさんの噂は本当らしいし多分、ね」
騎士「でも、見境なしに襲い掛かる人でもないだろうし、御互い同意の上ならそういうのもありなのかなぁ」
騎士「……ああ、後に入られるのはってそういう」
勇者「そうそう」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:20:24.62 ID:
wgleiWv10
魔法「ふう……空いたよ」サッパリ
勇者「それじゃあ、あたし入っちゃいますね」
魔法「はあ……ベッドで寝れる」トサ
騎士「……」ジー
騎士(女性と屋内でこう同じ空間で生活するの初めてだが……風呂上りって本当に色っぽいな)ゴクリ
魔法「おや? ……ふぅん」
騎士「え、こっち見るなりなに?」
魔法「初心だねぇ……経験ないのかい?」
騎士「……さあ? どうなんだろうね?」
魔法「それだけ喉を鳴らしておいて、言い訳がきくとでも? 最も記憶がないとは言え、君自身はそう思っているのだね」
騎士(やべー超恥ずかしい)
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:22:10.01 ID:
wgleiWv10
勇者「ふ〜いいお湯でした」ホッコリ
騎士「……」ゴクリ
魔法「……」ニヤニヤ
騎士「そ、それじゃあ俺も入ろうかな」
騎士(うわああぁぁぁ魔法使いこええぇぇ)
勇者「?」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/07(土) 19:25:27.04 ID:alg7Evlp0
チンコたった
1 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 19:52:49 ID:
7SLZ3QkY
勇者「何かあったの? 騎士君、微妙に変な感じだったけど」
魔法「そうだねぇ……どうやら私達と相部屋になると彼が大変って話かな」
勇者「えー? ちゃんと寝巻きに着替えて出てきたのに、何か気を使わせるような事あったかなぁ」
魔法「まあ、お風呂に入っている間に少しは解消できるだろうけどもね」
騎士「……」
騎士「……ふう」
騎士「何やってんだ俺……死にたい」
2 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 19:54:03 ID:
7SLZ3QkY
騎士「……はあ」ホカホカ
勇者「なんでお風呂から出るなり溜……」
魔法「ほほう」
騎士「え、どうかした?」
勇者「なるほど……魔法使いちゃんの言っていた意味が分かった」
魔法「だろう。案外いいものなのだよ」
騎士「なにがだ?」
魔法「なあに、気にすることは無いよ」ゴチソウサマデシタ
3 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 19:56:03 ID:
7SLZ3QkY
……
騎士「ん……」
騎士(勇者が……いない?)ボー
勇者「むにゃむにゃ……」トテトテ
騎士(トイレ、か……っ!)
騎士「」バッスラァッ
勇者「むにゃ……」ボフ
騎士(なんだ……寝ぼけて俺のベッドに飛び込んだだけか)シャーー チン
4 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 19:58:10 ID:
7SLZ3QkY
騎士(……あ、俺何処で寝よう)
騎士(え、勇者のベッド?)
騎士(いやいやソファーに……いや体力の回復を優先させるべきだよな)モゾモゾ
騎士(……まだベッドが温かい)モゾ
騎士(……そしてこの香り)クンカ
勇者「すぅ……すぅ」
魔法「すー……すー」
5 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 20:00:07 ID:
7SLZ3QkY
――……
眼前に覆いかぶさるように木々が枝を伸ばしている。
その先に切り立った崖と、降ってきそうな鉛色の雲が見える。
手足の感覚が無い。こんこんと雪が降りしきる寒さの所為か、血を流しすぎた所為か。
蘇生の加護があるとは言え、山岳地帯を強引に抜けようとした結果はあまりにも惨めで孤独だった。
まどろむ中で苦い思い出が夢となる。
一週目は任された使命に潰されそうで、常に焦燥感に駆られていた。
そのお陰で二週目からは余裕を持つ事ができたが……。
今は右や左がやっと分かったぐらいだ。少しずつでも前に進もう。
6 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 20:02:01 ID:
7SLZ3QkY
……
勇者「あっさだよー!」カァンカァン
魔法「装備で鳴らすのは止めなさい。他の宿泊客に迷惑だよ」
勇者「おっとと失礼」
騎士「……ふぁ」ボー
魔法「時たま朝に弱いね」
騎士「……すまない、善処するよ」
騎士(あれでしっかり寝れるわけが無い)
7 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 20:04:04 ID:
7SLZ3QkY
戦士「なんかよー騎士って旅には向いていないよな。なんで宿屋でそんな眠そうな顔なんだ?」
騎士「ちょっとな」
勇者「いやーにしてもごめんねぇ。ベッド奪っちゃってたなんて」
僧侶「勇者さんはよく寝ぼけて誰かのベッドに潜りますよね」
騎士(できるだけ勇者とは相部屋にならない方がいいな)
魔法「買物は昨日のうちに終わっているし、今日はもうすぐにでも出発するかい?」
勇者「少しでも先に進まないとね」
8 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 20:06:09 ID:
7SLZ3QkY
戦士「今日は本当に戦闘が多いな」
勇者「騎士君がいなかったら結構きっついよね」
魔法「こっちはどうかしら?」
騎士「これは、止めておいたほうがいいかも」
騎士「こっちはいけそうだな」
戦士「塩漬けにして保存食にできねーかな」
騎士「一時間、二時間で出来たっけ?」
魔法「無理無理。諦めなさい」
戦士「ちぇー」
僧侶「野営の準備できましたよー」
9 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 20:08:10 ID:
7SLZ3QkY
勇者「そーいえば、何か思い出したりした?」
騎士「これといってさっぱり」
戦士「どうしたもんかねぇ……」
騎士「大事な使命とか無ければいいんだがなぁ」
僧侶「書簡とか分かりやすい物があればいいんですけどねぇ」
騎士「でもまあ……正直このままでもいいかな」
魔法「君自身の問題だからあまり口出しする事じゃないけれども、流石にそれはどうかと思うな」
騎士「うーん、皆との旅は楽しいからなぁ」
10 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 20:10:08 ID:
7SLZ3QkY
勇者「あたしとしてはやっぱり記憶は戻って欲しいけど」
勇者「それで旅から外れるかもと思うと……ううむ」
戦士「あーそれはあるな」
戦士「魔物との戦い方じゃ、まだまだ教わる事もあるし抜けられると困るな」
騎士「いやー記憶戻る雰囲気も無いし、そんな身構えなくても大丈夫だと思うぞ?」
騎士(そもそも”思い出した”ら逆に面倒だし)
僧侶「それにしても、本当に騎士さんは何者なのでしょうね?」
11 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 20:12:17 ID:
7SLZ3QkY
魔法「もしやあの神殿に祭られていた神の使いだったりしてね」
戦士「あれだけ廃れていてか? もうとっくに神様自体いなくなっているだろ」
騎士(ところがどっこーい)
僧侶「何処かの地域で信仰されていれば、いなくなる事はありませんよ?」
戦士「いやーあれだけでかい神殿があれで、一体何処で信仰しているって?」
騎士(全世界)
魔法「むしろ……あの神殿の神様を調べた方が、騎士に繋がる情報が得られるかもしれないね」
勇者「かと言ってもそんな情報はもう……ね」
騎士(……時々魔法使いは鋭い事を言うよなぁ。ちょっと怖い)
15 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 20:14:27 ID:
7SLZ3QkY
勇者「結構冷え込むねー」
戦士「雨じゃない分いいけどもな」
僧侶「寝れないほどじゃなくてよかったですよね」
魔法(寒い……)ブル
騎士「俺の分も使うか?」
魔法「え……それじゃ騎士が」
騎士「まー火の番でもしてるよ」
戦士「おいおい、寝ないつもりかー?」
騎士「じゃあ火の番しながら寝てみるよ」
勇者「燃えるよ!?」
19 :
以下、名無しが深夜にお送りします:2012/04/07(土) 20:16:31 ID:
7SLZ3QkY
騎士「……っは」ビク
騎士(夜明け前か)ウトウト
騎士(ここらへんは確か、桑の木が多かったな)
騎士(朝食にでも摘んでおくか?)
僧侶「桑の実って美味しいんですね」パクパク
騎士「そう言ってもらえると取ってきた甲斐があるよ」パク
戦士「なんだよそんな早起きできんならいつもしろよ」モックモック
勇者「なにか原因でもあるのかなぁ」パクパク
魔法(明らか私達が原因なのだろうが……天然と無頓着に言っても改善されないだろうし)