Part8
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 23:47:43.24 ID:
drur1Yid0
勇者「んじゃ、そうと決まったら出発しようぜ。風呂でも入ってさっぱりしてこうぜ――・・・」
―――女湯
カポーン・・・
姫様「―――っとに、アイツ、せっかちだよなー。もっとのんびり出来ねーのかと」
町娘「早く村を救いたいんじゃねーの?」
姫様「違うな、アレは絶対、考えなしなんだ。さっさと済ませてー性質なんだよ」ブクブク
町娘「・・・でも、そんなところが好きなんだろー?」
姫様「ぶくっ!?げっほ、げほげほ!な、なんだ急に・・・」
町娘「今朝のお礼だ。で、どうだ、図星?」
姫様「ああ、そうかもな、うん。そーいうとこも含めて、好きかも知れない」
町娘「だっ・・・!?な、なんでお前らこっ恥ずかしいこと平気で言えんだよ!?」
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 23:53:38.07 ID:
drur1Yid0
姫様「純情っ娘がソレくらいで、一本とった気になんなっての!甘いよ」
町娘「・・・お前ら、ぜってー良い夫婦になるよ・・・。あたしのお墨付き・・・」
姫様「あったりめーだろ?そーじゃなきゃやってらんねーよ?」
町娘「・・・・・・・・・」
カポーン・・・
姫様「・・・浮かない顔してんね」
町娘「あー?そーか?」
姫様「せっかく姫の美しい裸体が間近にあるというのに、その態度はいただけないなぁ〜」
町娘「けっ・・・、自分で言うほど、価値が落ちんだよ、そーいうのは」
姫様「私のは価値が落ちるくらいで丁度いいんだよ。美しすぎるのは、罪だろ」
町娘「さいですか・・・」
姫様「・・・そしてお前の裸体もなかなかの美しさだがなぁ!!」ダキッ!!
町娘「ひあっ・・・!ど、どこ触ってんだてめぇ!放れろや!!」バシャバシャ!!
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:03:47.29 ID:
n6Fci5/60
姫様「ふむふむふむ。細いね?栄養とってんの?」サワサワ
町娘「だーかーらー触んなって・・・!や、やらしー!なんか触り方がやらしー!!」
姫様「んーふー?ここ?ここが好きなん?この辺がこう・・・」サワサワ
町娘「ばっ、あっははっ、くすぐってーって!冗談じゃなくなってきたぞ!」
姫様「そして胸か!胸だけは着やせしやがって!!」モミモミ
町娘「揉むなこのっ・・・!エロ親父かおめー!?」
姫様「私、胸控えめだからなー。どーやったら育つんだ?」モミモミ
町娘「あたしも、んな、デカいほうじゃ、なっ・・・、揉むな!速度が、ん、あがってるぞ!」
姫様「わっはは結構結構!拙者美しいオナゴが大好物でござんす!」ギュウッ
町娘「わーっと、やめろってのハゲっ!抱きつくなこのっ・・・!」バシャバシャ
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:07:50.26 ID:
n6Fci5/60
姫様「・・・・・・・・・」ギュウゥ
町娘「お前、キツいっての・・・」
姫様「・・・あんま先のことは、考えんなよ」
町娘「・・・は」
姫様「お前らなら大丈夫だろ」
町娘「・・・・・・・・・」
姫様「・・・隙あり!ていやっ!」バシャー!
町娘「ひゃうぅ!?てめっ、今のは・・・!」
姫様「なかなか可愛い声出すじゃないのん、本気になっちゃうよ?」
町娘「・・・あー、本気だ、本気でテメーをぶっ潰す・・・!!」
姫様「臨むところだへぶっ・・・!うおー!目に入ったー!!」
町娘「油断してっからだ淫乱!おらっ、おらおら!!」バシャバシャ!!
姫様「なっ、ちょっ、へべっ・・・。許さねー!沈めちゃるぞ!!」バッシャッバッシャ!!
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:13:53.53 ID:
n6Fci5/60
バシャバシャ・・・キャッキャウフフ・・・
―――男湯
カポーン
勇者「・・・あいつら人んちの風呂で・・・」
魔王「ま、まぁいいよ。今は誰も入ってこないだろうし」
勇者「お前、部下何人くらいいんの?ねーちゃんしかみてねーけど」
魔王「彼女は秘書的なもので・・・。魔物は多いけど少ないよ、魔人は10人いるかいないか」
勇者「はぁ、ずいぶん少数だな。ドンパチなんなくて良かったじゃねーか」
魔王「それだけは避けたかったから。・・・やらなかったというよりかは、出来なかったのかも」
勇者「はっ、何人居たって、俺にかかりゃ数秒だ。妥当な判断だ」
魔王「・・・そう、君とは、本来敵同士なんだよね・・・」
勇者「あん?」
魔王「いや、なんとなく・・・。そういえば、って」
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:19:25.36 ID:
n6Fci5/60
勇者「けっ、一緒に風呂まで入って何言ってやがる。裸の付き合いだぞ?」
魔王「そりゃそうだけど・・・」
勇者「くだらねーこと言ってんなよ。あのな、俺は魔物魔人を倒すのが仕事じゃねーんだ」
魔王「・・・っていうと?」
勇者「困ってる人が居たら救うのが仕事。世界がピンチなら、世界を救う」
魔王「・・・・・・・・・」
勇者「・・・ってのは建前でなぁ」
魔王「えっ・・・」
勇者「俺は、敵を斬る仕事だと思ってる。魔人も人間もカンケーねぇ」
勇者「敵なら、斬る。敵を斬る。そうすりゃ、おのずと世界は救われる」
魔王「・・・・・・・・・」
勇者「・・・魔王と勇者なんて、当たり前に本来、敵同士だ。『本来』な」
勇者「でも、お前は敵じゃない。そうだろ?それでいいんだよ」
魔王「・・・うん、分かったよ」
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:25:37.73 ID:
n6Fci5/60
勇者「・・・さーて、男二人だしなぁ。覗きでもすっか」
魔王「ちょ、まずいよそれは!」
勇者「へーきへーき。ちょいと敷居を・・・、っておい。出っ張りもなにもねーじゃねーか」
魔王「あ、ほんとだ。・・・そういえば部下が、風呂だけは丹念に改造してたな・・・」
勇者「あん?クソ、立地条件的に外からは不可能・・・。だー、男の敵だなあのねーちゃん」
魔王「そ、そもそも覗きなんて駄目だって・・・」
勇者「そーだなー。エロい話でもすっか」
魔王「え!?いきなりなに!?」
勇者「だからさ、つまり・・・。コウだろ?」
魔王「なにが!?え、まさか、え?」
勇者「んだよ、知らねーのか。ココからな、コウ、そしてコウで、コウ・・・」
魔王「え、え、待って、え?ほんとに・・・?」
勇者「ったりめーだよ。んでコウして、ココをコウ・・・」
魔王「ちょ、ちょっと待って!え?そんな、えぇー・・・」
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:26:44.22 ID:X9tTfo8R0
申し訳ありません
とても眠いので寝ます
明日の朝には来れると思いますので
保守のほうよろしくお願いします
残ってたら読みますので
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:27:40.83 ID:6OufjmFH0
把握した
sageマターリ保守
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:28:06.29 ID:16FXp/Er0
>>637
誰だよてめぇwwwwwww
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:29:39.79 ID:p4p7cEyu0
>>639
待て! 騙されるな!!
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:32:29.20 ID:
n6Fci5/60
―――廊下
魔王「・・・・・・・・・」
姫様「ん?どしたん?」
魔王「逆上せた・・・」
姫様「おいおい大丈夫かよー、自分家だろ?」
勇者「そっとしといてやれー、だいぶ出来上がってるからなー」
町娘「・・・なにしたら風呂で逆上せさせることができんだ・・・?」
姫様「んだよ、取っておきのがあんのに・・・。あのなー、魔王。耳かせ」チョイチョイ
魔王「んー・・・?」
姫様『・・・美乳だった」ボソッ
魔王「・・・!!」ブッ
町娘「ちょ・・・!大丈夫か!?鼻血でてんぞ!?」タタッ
魔王「ぶふっ!だ、だいじょうぶでづ、近づかんでくだばい・・・!」ボタボタ
町娘「あー?んだよ、心配してんのに・・・。見せてみろって、ティッシュつめるか?」
魔王「だ、だいじょうぶでづ、ほんど、勘弁・・・」ボタボタ
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:38:42.36 ID:
n6Fci5/60
―――魔王城・入り口
勇者「―――うし。準備も出来たし、行くか」
姫様「風呂入ってさっぱりしたし!レッツらゴー!」
町娘「鼻血、止まったか?みっと、もねーからやめろよな、向こうで出すの」
魔王「う、うんうん大丈夫大丈夫、だ、大丈夫」
町娘「・・・なんか、余所余所しくね?あたし、なんかしたか?」ズイッ
魔王「な、なんもしてないしてない!ほんと!」
町娘「・・・なんだかなぁ」
勇者「・・・お前、なに吹き込んだんだ。アイツ相当初心だぞ」
姫様「ふっふーん。取っておきなのだよ
姫様「すべての美しいものは、愛されるべきだからな!!」
魔王「〜〜っ!!」サッ
町娘「あっ、目ぇそらした!なんだよ、言いたいことあんならはっきり言えよ!」
魔王「めめめ滅相も無い・・・」
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:42:33.63 ID:
n6Fci5/60
町娘「・・・んだよ、ったく」プイッ
魔王「あっ・・・」
姫様「あー、泣かせたー」
勇者「いけないんだー」
町娘「な、泣いてねぇよっ・・・!」
姫様「まぁまぁ、男の子にはいろいろあるのだよ」
町娘「あー?意味分かんね・・・」
勇者「おめーもな、しゃきっとしろよ」
魔王「うっ・・・、ご、ごめん」
町娘「・・・何かしたなら、謝っけど・・・」
魔王「な、なにもしてない。大丈夫」
町娘「・・・ふーん」
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:46:10.01 ID:
n6Fci5/60
魔王「・・・僕」
町娘「・・・ん?」
魔王「僕、がんばるから」
町娘「・・・おう、あたりめーだろ」
魔王「君が居れば、がんばれるから」
町娘「・・・!」
姫様「おっ・・・」
勇者「おぉ〜・・・」
魔王「だからさ、その・・・、変だけどさ。応援、しててよ」
町娘「・・・・・・・・・」
魔王「・・・お願い」
町娘「・・・いまさら・・・」
町娘「いまさら、んなこと、い、いうなよ・・・」
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:51:13.41 ID:
n6Fci5/60
魔王「・・・いい?」
町娘「・・・そ、そんなもん・・・」
魔王「・・・・・・・・・」
町娘「・・・ん、あ、あたりめーだろ、はーげ・・・」
魔王「・・・良かった」
町娘「〜〜っ」
勇者「・・・んじゃ、お惚気はそのくらいでいーか」
姫様「十分でしょ、そろそろこっちが耐えられねーよ」
町娘「ん、んだよ、うるせーな・・・」
姫様「お?惚気は否定しないのか?」
町娘「てめっ・・・!け、蹴るぞこらぁ!」
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:54:31.49 ID:
n6Fci5/60
魔王「・・・ごめん、もういいよ。行こう」
勇者「おう」
姫様「よっしゃあ!愛と美のために!!」
町娘「・・・一緒に」
魔王「うん?」
町娘「・・・一緒に、がんばろう、な」
魔王「・・・!うん、絶対」
勇者「んじゃ、出発」
姫様「しゅっぱーつ!」
町娘「・・・おーう」
魔王「・・・うん、一緒に」
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:56:32.74 ID:
n6Fci5/60
・・・非情に残念なお話があります。
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:56:56.43 ID:4VS8bSwTP
聞こえません
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:57:05.23 ID:Mm62rcyQ0
なんじゃら
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:57:46.63 ID:9McKzDG60
非情で残念だと・・・?
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:57:51.38 ID:9eLQhdD/0
あーあーきこえなーい
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:58:30.86 ID:
n6Fci5/60
申し訳ありません
とても眠いので寝ます
明日の午後には来れると思いますので
保守のほうよろしくお願いします
残ってたら書きますので
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:59:08.57 ID:z08gKknp0
>>677
もう騙されんぞ
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:59:38.37 ID:9eLQhdD/0
>>677
全裸3日目突入かよ・・・
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:01:42.79 ID:NSy1xDLrO
わかった保守
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:05:16.03 ID:
n6Fci5/60
やべ、忘れてた。
読んでくれたひとありがとうございました!
あと300で終わるかは分かんないけど、今日は寝ます!お疲れ様!
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:15:21.00 ID:9eLQhdD/0
そろそろ風引きそう
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:24:07.27 ID:w1r7RJNXO
保守のターンか
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:28:29.06 ID:r+XIHUq8O
紳士三ヵ条
一、全裸、それすなわち愛の体言である
一、全裸の中に気品を持て
一、エレガントかつジューシーに
では
保守をいたそうか
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 02:05:32.34 ID:hJhLunqV0
保守時間の目安
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 02:24:27.37 ID:iFxTWE300
保守
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 02:42:05.92 ID:rbzo3n9c0
寝る前に保守
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 02:43:41.78 ID:sIKOq5TyO
保守
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 02:56:44.82 ID:xL7YTuR10
このすれをおとすなんてとんでもない!
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 08:56:26.15 ID:fw20yelI0
これで町娘が魔王の国の姫になってたら…!!
町娘は俺の嫁
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 09:04:04.40 ID:YtxTZiBo0
マイファーザーwwwwwwwwwwwwマイファーザwwwwwwwww
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 09:23:09.66 ID:N8v2vwS80
>>733
勇者・姫・魔王・姫(町娘)で超バランス取れるじゃん
対等にワイワイやっててもだれもとがめないしHappyEND
そういうマターリSSも見たいね
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 09:31:24.65 ID:HVEqQP1qO
>>735
お前がそれを書くことで、そのエンディングを選び難くなったという自覚はあるか?
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 09:50:30.88 ID:N8v2vwS80
>>736
俺より>>733にモンク言えよ
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 10:12:56.20 ID:HVEqQP1qO
>>739
そうだな
>>733も同罪だ
だがお前は話を広げる余地を潰してるんだから、おまえの方がタチが悪い事を自覚しろよ
>>733に責任被せて自分は悪くないアピすんなボケが
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 10:14:05.30 ID:HoCJbEFP0
喧嘩するなよ・・・
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 10:16:34.33 ID:fw20yelI0
おー?なんだなんだ喧嘩だー!!
まあまあ、落ち着けってw
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 10:16:37.36 ID:LKNA/AXz0
魔王「と、とりあえず二人とも落ち着いて・・・」
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 13:46:24.94 ID:
n6Fci5/60
け、喧嘩はやめようよ・・・!
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 13:47:21.66 ID:f5zXc7m50
>>763
ってきたああああああああああああああああ
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 14:01:18.18 ID:
n6Fci5/60
正直後200強で終わるか分からんけど、マターリ始めます。
夜中の保守ホントありがとう!愛してるぜ!
―――某国・城門前
勇者「・・・しっかし、こんな抜け道隠してたとはなぁ・・・」
姫様「・・・初めて知った・・・。これ罪にはならんの?」
魔王「な、ならないんじゃないかな。魔物の多い道を、魔物にどいてもらってきただけだから」
町娘「人間様だけにゃ通れねーっつうわけか。それにしても・・・」
町娘「・・・んーっ!やっと帰ってきたなぁ」
姫様「ただいまー」
勇者「あー、密度の高ぇ旅だったなっとー」
魔王「・・僕、入って大丈夫なのかな・・・」
勇者「あん?魔力隠せてんだろ、大丈夫だろ」
姫様「へい!ようこそ我が国!」
魔王「そうじゃなくて・・・、まぁいいや。おじゃましまーす・・・」
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 14:08:43.42 ID:
n6Fci5/60
勇者「んじゃ、どうすっか」
姫様「あ!こっちに旨いスパゲティ屋があんだけど・・・」
町娘「・・・遊びに来たわけじゃねーんだから・・・」
姫様「んー、残念だなぁ。今度四人で来よーぜ」
魔王「・・・今度、ね」
勇者「まっ、なんにしてもこっちの言い分通んねーと話になんねー」
勇者「おめーはもっと緊張感持て、な」
姫様「・・・わーったよ・・・。んじゃ、城までご案内しますー」
町娘「直接行っちまって大丈夫なのか・・・?」
姫様「直接行くからいーんだろ」
姫様「謁見の許可は要るけどまぁ、申請降りるまでは『個人的な友人』で城まで入れてやる」
町娘「・・・なんか、ところどころアバウトだよなぁ。大丈夫なのかこの国・・・」
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 14:17:14.21 ID:
n6Fci5/60
女兵士「・・・ようこそ。身分の明かせるものを提示してくださいませ」
姫様「この美しい顔が目に入らぬか。きらりーん」
女兵士「なっ・・・!姫様!?なにしてらっしゃるんですか!?」
姫様「遊びに行って来た」
女兵士「遊・・・、困りますよ勝手なことされては!!」
姫様「まーまーいいじゃん。父上も知ってることだよー」
兵士「・・・どうかしたか?」
姫様「あ、おっす。お疲れ」
兵士「げぇ!?姫様!?どうしてこんなところにっ!?」
姫様「だーかーらー遊びに・・・、ああもうめんどくせーな私ん家だろー・・・」
町娘「・・・大丈夫なのか、これ・・・」
魔王「うん・・・、なんかすっごい緊張感そがれる・・・」
勇者「いっつもここはこうなんだよ。全体的にユルいっつーかなんつーか・・・」
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 14:23:48.33 ID:
n6Fci5/60
兵士「とにかく困りますよ・・・、国の顔であるあなたがこんな自由奔放と・・・」グリグリ
女兵士「日ごろから危機感が足りません、胃がキリキリします・・・」グリグリ
姫様「あうっ、あうっ、どつきまわすな一国の姫をあうっ・・・」
勇者「・・・おーっす、お前ら」
兵士「あっ、勇者さん。ちぃーっす」
女兵士「え?あ、ほんとだ勇者さん。ちぃーっす」
勇者「お前ら俺をなんだと・・・、まぁいい。姫は俺と一緒だった。これでいーだろ」
兵士「何だ、勇者さんと一緒だったんじゃないですか。早く言ってくださいよ」グリグリ
女兵士「言いたくなかったんですか?言いたくなかったんですか?ねぇねぇ」グリグリ
姫様「おい、あうっ、どつくなっつの、姫だぞ、仕舞いには怒る・・・あうっ」
勇者「・・・んで、連れが居るんだ。だからこっちから来た」クイッ
町娘「・・・・・・・・・」ペコッ
魔王「・・・・・・・・・」ペコリ
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 14:32:29.10 ID:
n6Fci5/60
兵士「あー、そういうことっすか。分かりました分かりました」
女兵士「では、身分の証明できるものをなにか・・・」
魔王「み、身分?」ドキリ
兵士「国民表ですとか、外国の方ならその国の国民表でも入国書でも構いませんが」
勇者「・・・おいおい、俺らの客人だぜ?身分明かせなんか、失礼だろ?」ポンポン
女兵士「しかし・・・」
姫様「私の友達にケチつけんなよー、いーだろ?」
女兵士「・・・姫様ってなんでこんな可愛いんでしょうね」ダキッ
姫様「あっ、ちょ・・・」
兵士「あー、ズルい!俺も俺も!」グリグリ
姫様「おいやめ・・・、おい!姫だぞ、無礼だろー!」
勇者「・・・はいおっけー。行きやしょ」スタスタ
町娘「・・・・・・・・・」
魔王「・・・・・・・・・」