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僧侶「ひのきのぼう……?」
Part6


195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:25:15.42 ID:JOtdaiZe0
――
勇者「賢者さん、うしろ!」
魔物Bの こうげき!
賢者は ダメージを うけた! ▼
賢者「ぐっ。ここは回復が無難……!」
賢者は ベホマラーを となえた!
パーティーのキズが 回復した! ▼
商人「どおりゃあ!!」
商人の こうげき!
魔物Cに ダメージを あたえた!
魔物Cを たおした! ▼
戦士「そいつで最後か!」
戦士の こうげき!
魔物Bに ダメージを あたえた!
魔物Bを たおした! ▼
魔物の むれを たおした! ▼
勇者「ふう……やっと片付いたね……」
商人「すかさずゴールドを多めに回収!」

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:25:56.51 ID:pvR//xZO0
商人いつもしてるな

197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:26:45.73 ID:JOtdaiZe0
商人「いやあ、思わぬ苦戦を強いられましたなぁ……」
勇者「そうだね。でも、みんな無事でよかった」
戦士「……しかし、勇者と賢者の魔力は、無駄に浪費させられたな」
賢者「浪費だなんて。私の魔力はまだまだ豊富に残っていますよ」
戦士「これが魔王城だったらどうする。とても後がもたんぞ!」
勇者「ご、ごめん……」
賢者「勇者様の責任ではありませんよ。あの時、誰も奇襲に気付けなかった」
戦士「俺が言いたいのは、我々が奇襲を受けたことなど記憶になかった点だ」
戦士「つまり前と比べて、明らかに危機感が薄らいでるのだ! 無論、俺も含めて!!」
勇者「そ、それは違うよ。それは全部……僧侶のおかげで……」ボソ
商人「ま、まぁ、一度や二度の奇襲じゃ、我々はびくともしませんて」
賢者「それに、気配が悟れぬほど魔物のレベルが高くなっている、という見方もありましょう」
戦士「ふん。ならばなおさら、兜の緒を締めねばならん。さぁ、もう行くぞ。時間が勿体ない」
勇者(……たった一度の戦闘で、一気にパーティーの空気が乱れてしまった)
勇者(ああ……ボクはなんて頼りないリーダーなんだろう……)

198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:28:30.88 ID:JOtdaiZe0
――
勇者「……」 ザッ ザッ
戦/商/賢「……………………」 ザザッ ザッザ ザッザッ ザザッ
勇者(……思えば……)
勇者(今までパーティーに揉め事があったら、最終的に僧侶が責められることで解決していたな)
勇者(戦士さんも商人さんも……そしてごくたまにボクも……)
勇者(イライラの捌け口があったから、パーティーのバランスが取れていたのかもしれない……)
勇者(……今は僧侶はいない。もし、お互いのイライラがぶつかり合ってしまったら、どうしよう)
勇者(パーティーが解散するようなことになってしまったら、どうしよう)
勇者(やっぱり、僧侶がいないと不安だよ……僧侶……)
勇者(……魔王と戦う前に、一回くらい、会いに行ってもいいんじゃないかな)
勇者(もしボクが死んじゃうようなことがあれば、おみやげも手渡しできなくなっちゃうし……)
勇者(……おみやげの『いのちのゆびわ』……)
勇者(……宿屋で賢者さんが迫ってきたとき、怖かったな。何でだろう。今でも分かんない)
勇者(……年頃の女の子はレンアイをするものだって聞いたけど……それと関係あるのかな……)

200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:29:40.26 ID:JOtdaiZe0
商人「お。見えてきましたな――」
戦士「――」
賢者「――」
勇者「……」
勇者(……賢者さんは、顔立ちもカッコいいし、呪文にも長けてて頼もしいし)
勇者(……いつもボクに気を遣ってくれて優しいし。絶対、悪いヒトじゃないんだけど……)
勇者(ボクには……)
勇者(……ボクには? あれ? なんだろ?)
勇者(……違う、だめだ。ボクは勇者だ。意識を切り替えて、みんなを引っ張っていかなきゃ……)
勇者(魔王を倒せるのは、選ばれし勇者だけ……ボクしかいない……)
賢者「――? ――?」
勇者(……なんだか頭がぼうっとする……賢者さんが……何言ってるのか分からない……)
勇者(賢者さん……ゆびわ……ボクは勇者で……)
勇者(……僧侶……)フラフラ
ドサッ
賢者「!? 勇者様!? 勇者様――!」

203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:31:52.22 ID:JOtdaiZe0
――
【西の町>宿屋】
賢者「……ただの熱中症のようです。大事には至らないとはいえ、安静にしておかねば」
戦士「ふっ。みなが同じ条件にも関わらず、情けないな」
商人「戦士殿は、ワシの荷物を持ってくれませんでしたぞ……」
賢者「それにこれは、知恵熱のようなものも混じっているかもしれません」
賢者「勇者として、パーティーを率いる責務や……その他に悩みがあった可能性も」
戦士「俺達の最終目標は何だ? 負うものの大きさを考えろ。甘ったれたことは一切言ってられん」
戦士「行くぞ、商人よ」
商人「ど、どこへ……?」
戦士「伝説の剣の在り処を探すのだ。一刻でも早く、この町での目的は完遂させる」
賢者「戦士殿、お願いします。――ただし」
賢者「いつの歴史も、勇者は唯一。ゆめゆめお忘れなきよう」
戦士「ふん。何が言いたいのか分からんな」 バタン
商人「ああちょっとワシも着いていく話では!」 ガチャ  バタン

210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:34:03.81 ID:JOtdaiZe0
 
勇者「」 スー スー…
賢者「勇者様……」
賢者(寝顔だけ見れば、戦いとは無縁な年頃の少女そのもの)
賢者(『勇者』という責は、この小さな体躯にどれだけの重圧をかけていることだろう……)
賢者(……)
勇者「」 スー スー…
賢者(……美しい。勇者様のすべてが愛おしい。ああ、運命とは残酷なものだ)
賢者(色恋沙汰にはまるで無関心だった私が、はじめて恋に落ちた相手が……)
賢者(天に選ばれし勇者だとは。しかも……すでに想い人がいるなど……)
賢者(……)
賢者(やはり、決行しよう。今こそ好機だ)
賢者(恋愛とて修羅の道。であれば、私がやろうとしていることにも正当性はある)
賢者(徳の道からは外れようとも、代わりに私にも『機』が得られるならば、安いもの)
賢者(さぁ、愛欲にまみれた下賎な魔術師の汚名を被ろう。私の価値は、私自身が決めるのだ――)

213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:34:56.23 ID:JOtdaiZe0
宿の女「……あら賢者様。お連れの方のお加減は……」
賢者「すまない、今から薬を作る。厨房をお借りする」
宿の女「……お薬でしたら、わたくしがご用意いたしますが……」
賢者「急を要するのだ、ご厚意だけ感謝する。また私が薬を作る間、立ち入らないでもらいたい」
宿の女「……はい。さようでしたら、そのように……」
 
賢者「……」
賢者(行ったか。誰もいないな)
賢者(これは私が好奇心で研究していた呪薬の一つ。調剤過程はまだ秘匿だ)
賢者(まずは普通の解熱剤を作る)
賢者(これは聖水と薬草を使って、簡単に作ることができるが――)
賢者(さらに、時期を見計らって回復呪文をかけることで、効果が増強される――)
賢者は ベホマを となえた! ▼
賢者(……完成だ。さて、私の下心が芽生えなかったなら、この時点で切り上げるところだが)
賢者(ここからが本番だ)

214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:35:06.85 ID:FgbrJpOl0
マジかよ

215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:35:28.14 ID:JOtdaiZe0
賢者(ベースは同じ聖水だが、主成分は『きえさりそう』を使う)
賢者(よく煮込み、かき混ぜる――)
賢者(次に――これを使う。以前、あの僧侶が装備していたローブだ)
賢者(これの切れはしを使う。心の臓に近い、胸の部分がよかろう)
賢者(……『ひのきのぼう』との判を押された、憐れな少年よ)
賢者(勇者様のおそばに寄ったのは、余りにも早すぎたのだ……!)
賢者は ローブを きりさいた!
賢者は メラを となえた!
ローブの切れはしは もえあがり 灰になった! ▼
賢者(……。罪悪感は押し殺す。私はすでに決断した)
賢者(……灰となったローブを、『きえさりそう』の混ざった聖水に加え、よく混ぜる――)
賢者(そして一定のタイミングを見計らい、最大魔力でこの呪文をかける)
賢者は メダパニを となえた! ▼
賢者(……ふう……。仕上げに、あらかじめ作っておいた解熱剤と混ぜ合わせる)
賢者(……完成だ。あとはこれを、勇者様に飲んでいただくことで……)
賢者(私の望む状況が生まれる)

216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:35:29.44 ID:iu2kX1tH0
くそやめろ賢者死ね

217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:36:05.32 ID:pvR//xZO0
賢者禿げろ

218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:36:29.50 ID:JOtdaiZe0
ガチャ
賢者「……勇者様。目を覚まされたのですね」
勇者「あ……賢者さん」
賢者「窓の外になにか?」
勇者「うん、ここの宿の女の人が、麦を運んでて。この町、女性もよく働くんだなって」
賢者「ここ西の町は戦士の町。女性も気丈でなければ、荒くれ者の伴侶もままならないのでしょう」
勇者「ふうん……ボクも頑張らないとなぁ……」
賢者「それより、ご容態は」
勇者「もう、平気。心配かけてごめんね」
賢者「正直に仰ってください。まだ鈍痛が続いているのでは」
勇者「……うん。賢者さんに嘘をついてもしょうがないね。ホントは、まだ少し……」
賢者「今しがた、解熱剤を作りました。こちらをお飲みください」
勇者「ありがとう。賢者さんは、優しいね。まるで僧侶みた……あ、いや、何でも……」
賢者「……」
賢者「お早いうちに、お薬を召し上がりください。どうぞ……」 コトン

219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:36:36.45 ID:XINY8x4u0
賢者焦げろ

221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:37:03.17 ID:JOtdaiZe0
勇者「分かった。じゃ、ありがたく……。……!」
賢者「? どうかされましたか?」
勇者「……このお薬……何度も似たのを飲んだことがある……」
賢者「!」
勇者「……その、今まで飲んできた薬は、びっくりするほどよく効いたけど……」
勇者「これは、ちょっと香りが違う気がする……」
賢者「……僧侶殿が作った解熱剤の話ですか?」
勇者「……」
賢者「なぜ」
賢者「なぜ私を信用して下さらないのですか?」
勇者「えっ」
賢者「私とて専門外とはいえ、薬に関してはそれなりの自負はあります」
賢者「恐縮ながら私は……魔王打倒を目指す同志として……」
賢者「すでにパーティーには、勇者様には信用を勝ち得ていたものと思っておりました……」
勇者「そ、それは……そんなつもりは!」

222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:37:07.25 ID:5PcNNguw0
賢者凍れ

224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:37:30.32 ID:pvR//xZO0
賢者溶けろ

225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:37:39.20 ID:JOtdaiZe0
勇者「ボクは、賢者さんを疑ったりなんかしないよ!」
賢者「勇者様」
勇者「賢者さんは、仲間だ。仲間の作ってくれた薬を飲めないリーダーなんかいないよ」
勇者は くすりを 手に取り
いっきに のみほした! ▼
勇者「ほら、飲んだよ! だからもう……。 !  !   !」
勇者「 あ  うあ  あああ ?  ?」
勇者「あ……頭が……」
勇者(あ……なにこれ……消える……消えちゃう……)
 勇者(ボクの頭の中から……大事なものが……消えていっちゃう……!)
   勇者(やだ……怖い……いやだ……)
     勇者(助けて……――!)
       勇者(――?? あれ……――!? ――)
          勇者「――――――――――――――…………」

226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:38:13.86 ID:JOtdaiZe0
賢者(……成功だ)
賢者(これで勇者様の記憶から、僧侶に関する情報はすべて消えた)
賢者(二度と……以前の想い人の名を、口にすることはないだろう)
賢者(……神罰が下っても構わない。だが、私が間違っているとも思わない)
賢者(私はこの恋の成就を、一から組み立てていくつもりなのだ)
賢者(そのつもりであれば、勇者様を意のままにする手段など他にあった)
賢者(だがそれでは意味がない。勇者様が本心から、私を見てくれるようにならなければ)
賢者(……僧侶には多少気の毒だが、後悔はしていない)
賢者(幼馴染の想い人など、ましてや孤児の誼など、計り知れぬ太さの絆ではないか)
賢者(もはや第三者の参入など、勝ち目がないではないか。勝負の場にさえ立てないではないか)
賢者(だから私はふりだしに戻しただけだ。もし僧侶が勇者様を想うならば、同じ状況に立つべきだ)
賢者(……死に物狂いで求めるべきだ。私がこのような手段を取ったように……)
賢者(……)
賢者(我ながら何たる詭弁尽くしだ。言い聞かせなければ、不安なのか)
賢者(笑止な。いま一度、我が胸に刻もう。私には、一片たりとて後悔はないと――)

229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:38:43.60 ID:cPdTP93Z0
俺の股間から発せられるメラゾーマで賢者を灰にしてやりたい

230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:39:10.47 ID:JOtdaiZe0
――
【西の町>道場】
商人「――では、一体いくらで手を打つおつもりですか!?」
商人「我々には一刻も早く、その剣が必要だというのに!」
師範「この『伝説の剣』は、私の宝だ。金などで量れる代物ではない」
戦士「国王の証書は見せたはずだ。私心を押し通すならば、反逆罪になりかねんぞ」
師範「さて、その証書は果たして本物かどうか。よしんば本物だとして」
師範「お前たちが真に勇者一行であるか否か。この町の者は、誰も証明できない」
戦士「ならばどうすればよい、このまま平行線で水掛け論を続けるつもりか」
師範「いや……話はすぐにつけられる。この『伝説の剣』を手にする資格があるかどうか」
師範「実力で示してもらおう」
商人「なぜそのような回りくどいことをせねばならん! こうなったら王に直訴して――」
戦士「待て。……お前と立ち合って、勝てば剣を手にする資格があるというのだな」
師範「そうだ。さすがは北の城、随一の兵(つわもの)。流儀の通じる男だ」
戦士「ふん。すべて知った上でか」

232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:40:18.12 ID:JOtdaiZe0
商人「ちょ、戦士殿いけませんよ、こんな流れで得失を賭けた勝負なんて馬鹿らしい!」
戦士「商人よ、礼を言う。後はこの町の武具でも品定めしてくるといい」
商人「ちょおっと……もう、ワシゃホントにそうしますぞ!」
師範「勝負を受けるようだな。よかろう」
師範「本来ならば勇者当人に出てきて欲しいところだが――」
師範「熱で寝込んでいるようでは、代役で辛抱せざるを得んだろう」
商人「な、なぜそれを――!」
戦士「地獄耳め。道場の主が、よくもそんな下らないことまで……」
師範「いや、それはこの『伝説の剣』が教えてくれた」
商人「!? な、何ですと?」
師範「これはお前たちが思っている以上に不思議な剣でな。特殊な事情がある」
戦士「ふん……真の勇者の居場所をも、感知するとでもいうのか」
師範「何を不貞腐れている。平常を装っているつもりだろうが、野心が丸見えだぞ」
戦士「抜かすのは剣だけにしろ。我々には時間がないのだ」
師範「時間? お前の場合は、心の余裕がであろう」

233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:40:51.70 ID:JOtdaiZe0
弟子たち「」ズラーッ
商人「お、多い……」
師範は 木刀を そうびした!
戦士は 木刀を そうびした! ▼
師範「私から一本でも取ることができれば、お前の勝ちでいい」
戦士「何。どういう意味だ」
師範「そのままの意味だ。……師範代、合図を」
大男「はっ。……始めっ!」
戦士(こんな辺境の地で、無名の剣士に舐められてたまるか!)
戦士「うおおおおおっ!」
戦士の こうげき!
師範「ぬううん!!」 バキッッ
師範の こうげき!
戦士は ふきとばされた!
戦士の 木刀は 折れた!! ▼
戦士「なっ……!?」

237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/26(月) 23:41:42.10 ID:JOtdaiZe0
弟子「「\オオオオオォォォッス!!/」」
商人「あわわわ……つ、強い……」
師範「これで終わりではあるまい。新しい木刀を」
戦士「くっ……その通りだ、こんなことで終わりではない!」
戦士は 木刀を 装備した! ▼
大男「始めっ!」
戦士「うおおおおおっ!」
師範「あからさまな兜割りだな。たやすく斬り払える」 バキッッ
大男「――始めっ!」
戦士「うおおおおおっ!」
師範「横一閃には縦払い!」 バキッッ
大男「――始めっ!」
戦士「うおおおおおっ!」
師範「下からの斬り上げならハエのように叩き落せる!!」 バキッッ
戦士「……な……ならば……」