剣士「人任せスキル99……だと……」 勇者「言っておくが褒めても何も出ないぜ」
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Part3
59 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/08(木) 00:15:17.72 ID:CpiCNEb60
隠者「さて。無駄話はこれ位にしてこれからどうする?」
剣士「……なあ、皆で特訓しないか?」
魔術師「確かに今のままでは歯が立たないものね」
勇者「おいおい、今も人々が襲われてるっつーのにそんな悠長なこと言ってていいのかよ!?」
魔術師「煩いからちょっと黙ってて」
勇者「」お口チャック
隠者「期間は?」
剣士「半年にしよう。勇者の言うとおり、今も被害に苦しんでいる人たちがいるのは事実だし」
魔術師「1年くらいでも良いんじゃない? 私たち以外にも討伐隊はいるんだし」
隠者「いや。才能がなければ長かろうと短かろうと能力は変わらないだろう」
魔術師「でも術を習得するのはそんなかんたんなものじゃないでしょ!」
隠者「術を覚えるんじゃなくて威力を上げるとか魔力を高めるとかできるだろう」
勇者「そもそも術なんて1年や2年で覚えられるもんじゃねーし」
魔術師「煩い!」平手
勇者(真面な事いうたやん)ヒリヒリ
剣士「半年。半年死ぬ気で特訓してそれでも魔王城までいけなかったら……諦めようと思うんだ」
隠者「我はそれでいいと思う。その後は各々でやっていけばいいだろう」
魔術師「解ったわよ……」
勇者「良し! じゃあ特訓すっか!」
魔術師「アンタが仕切んな!」蹴
勇者(お前もう武道家になれや……)ガクリ
60 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/08(木) 00:21:33.98 ID:CpiCNEb60
んで半年後
ーー魔窟リーモオッアーー
飛竜『ガーーァ……』ドサリ
デーモン「ギャァアアアアアッ!?」ジュゥウウウ!
堕天使「ごふっ!」ボコンッ!
隠者「……我らも強くなったな」
魔術師「もしかして私たちって、天才?」
剣士「……」
剣士(本当にそうだろうか?)
剣士(確かに猛特訓したつもりだ。けど半年前に倒したドラゴンの3倍は強いとされている堕天使さえも倒せるだろうか?)
剣士「」チラ
勇者「今回も楽勝だったな」フヒッ!
隠者「我々の後ろでマッサージ受けていただけの奴の台詞か?」
勇者「半年も特訓したから疲れたんだよ」ア~ソコソコ
魔術師「アンタ、私たちの邪魔しかしなかったでしょうが!」
勇者「応援を邪魔とかマジあり得ないわー」キモヂー、ウッ!
剣士(最近の彼はとても疲れているように見えた)
剣士(それは気のせいだろうか……?)
61 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/08(木) 00:24:41.10 ID:CpiCNEb60
今日ここまで
新しいスキル……決まった(ドヤァ
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2014/05/08(木) 00:34:42.10 ID:526NHVTu0
乙
応援団すげえ
63 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/08(木) 00:40:05.58 ID:psH8ngXL0
面白い
64 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/09(金) 22:45:56.31 ID:EHfcSlq00
バンワー
書きに来たよ
65 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/09(金) 22:53:32.03 ID:EHfcSlq00
魔術師「しかしアンタは役に立たないわよね」チッ!
勇者「応援してたやん!」
隠者「いや、前より数倍喧しい上に目障りだ」
応援団『フレー! フレー!』ドーン! ドーン!
チアガール『斬れ斬れ剣士! 焼け焼け魔術師! 倒せ倒せ隠者! わー!』フリッフリッ
吹奏楽団『♪〜♪〜♫〜♫〜』ドンドンパフパフッ!
魔術師「この技? なのか良く解らないけどいつも消えるまでに長いのよ!」
勇者「豪華なチアガールと演奏付きの『応援団招来』にケチ付けんのか!」
隠者「補助効果がないから無意味ーーいや、寧ろ集中力を削がれるから迷惑なだけだ」
勇者「この能力を発動するのにどれだけの聖気を消費していると思っている!?」
魔術師「知らないわよ! いいから黙らせなさい!」正拳突
勇者「暴力反対!」サッ!
魔術師「躱すな!」
66 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/09(金) 23:00:38.97 ID:EHfcSlq00
剣士「まあまあ、無事倒せたんだしそれ位にしておこうよ」
アナウンサー『そうですね。ではまた来週!』
剣士「誰!?」
勇者「勿論青崎さんだ」
剣士「解らないよ!」
勇者「まあオレの一夜城実況ドームで呼べるアナウンサーは誰が来るか解らないから覚えられないかもな」
剣士「そういう問題じゃなくて!」
勇者「本当は実況中継を見せてやりたいんだが、生憎スレ主に技量がないから適当に脳内補完してくれ」
隠者(此奴はナニヲイッテイルンダ?)
67 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/09(金) 23:24:03.83 ID:EHfcSlq00
勇者「まあそんな話はさて置き、今の皆の技量なら魔王だって倒せるんじゃないのか?」
魔術師「アンタが仕切んな!」
隠者「確かに挑んでみる価値はありそうだな」
剣士「そうだね。その為に特訓だってしたんだしね」
勇者「まったく……魔術師もいちいち突っ掛らないで先の事を考えろよ」ペッ
魔術師「何もしていないアンタに言われたくないわよ!」往復ビンタ
勇者「ヘルプミー!?」バシバシバシッ!
68 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/09(金) 23:33:23.79 ID:EHfcSlq00
ーーウドィーカッホ 魔王城ワカキターー
剣士「ついに……きたね」
魔術師「流石に緊張するわ」
隠者「だがここまで来たのだ。挑まずに帰るというのも情けなかろう」
勇者「オレは帰っても良いと思うけど」
剣士「勿論だ。さあ魔王城へ入ろう」テクテク
勇者(一瞬期待したじゃねーか)ガックリ
69 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/09(金) 23:52:37.11 ID:EHfcSlq00
剣士「長い間人に使われていなかったようだね」
隠者「この様子ではどうやら我々が一番乗りらしいな」
魔術師「まあリーモオッアあたりから人がいた痕跡がなかったからもしかしたらとは思ったけどね」
勇者「人の骨は沢山あったけどな」
剣士「……そうだね」
隠者「しかし敵の本拠地だというのに魔物が現れぬな」
???「それは我が下がらせたからだ」
剣士「誰だッ!?」ザッ!
???「それを我に問うか?」ニヤリ
魔術師「あ、アンタが魔王?」
魔術師(嘘……この魔力、桁違いじゃない!)ガクガク
魔王「いかにも。我が魔王だ」ドドンッ!
75 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/10(土) 23:35:33.88 ID:TNp5j/fQ0
今日も少し書く!
ーー
勇者「さあ。今日も始まりました。剣士一向の戦い! えー、解説はワタクシ勇者と、」
アナウンサー「実況は私、坂梨がお送りいたします」
アナウンサー「いやー、それにしても今日は大注目の闘いですね!」
勇者「何と言っても今日の戦いは魔王との戦いですからね。全世界が注目しているといっても過言ではないんじゃないですか?」
アナウンサー「これはアナウンス魂に火が付きますよ!」
勇者「私も精一杯解説をしていきたいと思います。ではーー!」
ーー
76 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/10(土) 23:45:24.75 ID:TNp5j/fQ0
隠者「どうして魔物を下がらせた?」
魔王「なに。我も遊びたくなっただけよ」
魔術師「遊び、ですって?」
剣士「その遊びで命を落とすとは考えなかったのか?」
魔王「命を……落とす? アーハッハッハッ!」
剣士「何がおかしいんだ!?」
魔王「玩具同士がじゃれ合うだけだというのに何故命を落とすのだ?」
隠者「何……?」
魔王「いでよ! 我が傀儡よ!」
戦士「」ズンッ!
闘士「」ガシャン!
魔王「主等にはこの人形と戯れて貰おう」クックック
魔術師「じゃれ合いってそう言う事ね!」
剣士「この2人……ただ者じゃない!」
77 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/11(日) 00:17:44.62 ID:eg5hCZPs0
隠者「ハアッ!」ギュオオッ!
戦士「ZIA!」ブオン、バァンッ!
アナウンサー「おおっと! 隠者の放った空間圧縮を戦士は巨大な斧による一撃で叩き斬ったー!」
魔術師「後ろががら空きよ!」ズドドドドドッ!
戦士「GAAAAAAAAAAAAAAAAA!」フォンフォンフォンフォン
アナウンサー「なんとー!? 振り下ろした遠心力を利用してその場で回転し、魔術師の魔弾を防ぎきる!」
剣士「やあ!」ヒュッ!
闘士「GI!」ヴォン!
ギィン!
勇者「此方も剣士と闘士の激しい攻防が続いています。お互いの武器は同一で技量も同等……これは簡単に決着がつかなそうですね」
アナウンサー「勇者さんの見立てではどちらが勝つと思われますか?」
勇者「ふむ。恐らくですが……剣士一行が勝つでしょう」
アナウンサー「そ、それは何故!?」
勇者「戦士は2人相手に素晴らしい立ち回りを見せていますが、それも時間の問題でしょう」
アナウンサー「体力が続かないと?」
勇者「ええ。そして彼がやられれば闘士も必然的に敗北する」
アナウンサー「確かに」
勇者「まあ魔王が加勢しなければ、の話ですが」
勇者(でもなんかおかしいんだよなぁ、敵の2人……実力が出し切れていないっつーか)
78 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/11(日) 00:26:30.25 ID:eg5hCZPs0
隠者「これでーー」キュイーン
魔術師「トドメよ!」カッ!
戦士「GAAAAAAA,AーーA……」グラリ
魔術師「やったわね、さ! 剣士に加勢しましょう」タッ
魔王「クククッ! 気絶したからと言って動かないとでも?」ポウ
隠者「ーーっ! 待て魔術師!」
戦士「」グリンッ!
魔術師「なっ!」
戦士「」ブオンッ!
アナウンサー「何と言う事でしょう! 完全に致命傷だった筈の戦士があり得ない動きをして魔術師に攻撃してきました!」
隠者「くっ! 間にあえ!」キィン!
戦士「」ボカンッ! 兜ポーン
アナウンサー「隠者の放った光弾によって何とか戦士の体勢を崩すことに成功しましたー! って中に人が!?」
勇者「…………えっ?」
84 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/11(日) 18:02:50.81 ID:w9qnZ+xb0
魔術師「えっ!? 動く鎧じゃなくて魔人だったの!?」
隠者「そ、そんな筈はない! 魔人など魔王以外とうに滅んだはずだ!」
アナウンサー「説明しよう! 魔人とは太古の昔に地上を統べていた究極の生命体なのだ。しかし強すぎる力と留まらぬ野心によって自ら絶滅したとされている。そしてその末裔こそが魔王なのだ!!」
勇者「違う……あれは……」
剣士「くっ! 道理で強い訳だ。だけど、負ける訳にはいかない!」ダッ!
勇者「待ってくれ!」バッ!
剣士「なっ!? 今は君に構っている暇はないんだ! 退いてくれ!」グイ
勇者「違うんだ! この2人は、」
勇者「オレの兄ちゃんたちなんだ!!」
85 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/11(日) 18:13:13.54 ID:w9qnZ+xb0
剣士「兄ちゃんって……こ、この2人が僕らより前に討伐に向かったって言う?」
勇者「そうなんだ! だからーー」
闘士「ZYEAAAAAA!」ゴッ!
勇者「ひぃ!?」
剣士「危ない!」ドンッ!
ヴォン!
剣士「ぐぅ!?」ブシュッ
勇者「け、剣士! 兄ちゃん何するんだよ!? オレだよ! 勇者だよ!」
勇者「なんだよ! 確かにいつもお菓子勝手に食べたり、寝室にエロ本置いたり、妹に兄上が入るとトイレがイカ臭いとか仄めかしたり、メイドに包茎だって言いふらしたりしたけどそんなことで殺そうとするなよ!」
闘士「GI,ーーAAAAAAAAAAAAAAAAA!」ビュンッ!
勇者「うわぁあああっ!? もっと攻撃の威力が上がりやがった!」サッ!
勇者(くそっ、流石にド正面だとスキルの効果がないか……)
86 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/11(日) 18:28:39.56 ID:w9qnZ+xb0
王「くっくっく。そいつらはな、1年ほど前に我の元にやってきたのだ」
魔王「人間にしては中々の力を持っていたのでな。我の駒にしてやったのだ」
魔王「何よりあの憎き勇者(へんたい)の血を引いていると知ってな。こやつらで嘗ての恨みを晴らさせて貰っている」
魔術師「フンッ! 何だか知らないけどちっちゃな怨みだ事。こんな事で喜んでいるなんて」
魔王「いや、中々に良い見物だぞ? こやつらに我を討伐しようとした各国の兵士、王子、猛者をすべて殺させるというのなぁ!」クククククッ!
隠者「ま、まさか今まで参加した全ての者たちをか!?」
魔王「ああそうだ。うぬら以外、こやつらに始末させた」
魔王「もっとも、タキーア城塞あたりの魔物で多くの人間どもは弱り切っていたがな」ククッ
剣士「そんな……もう僕らしかいないなんて」
魔王「健気にも特訓をしているようだから、慈悲でここまで入れさせてやったという訳よ」
剣士「そ、そうか。だから堕天使も倒せたのか」ガクッ
87 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/11(日) 18:44:58.55 ID:YnSdogyt0
勇者「戦兄ちゃん! 闘兄ちゃん! 目を覚ましてくれよ!」
魔王「無駄だ。うぬの声は届かん」
魔術師「仕方ないわね。王子には申し訳ないけど倒させてもらうわ」
隠者「そうするしか他あるまい」
勇者「だ、駄目だ!」
剣士「け、けど他に方法が!」
勇者「違う! 兄ちゃんたちはオレと違ってーー」
魔王「さて。そろそろお遊びは終いとしよう」パチンッ!
戦士「」ブゥン!
闘士「」カッ!
戦・闘「「GOーーGOAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」」ズォーーッ!
悪戦王「…………」バリバリッ!
闇闘皇「ーーーー」バババッ!
魔術師「う、嘘……」ガクガク
隠者「あ、あーー」
剣士「そん、な……。今まで手を抜いて闘っていたというのか」
勇者「ご先祖様の力を継いでいるから強いんだ……」
魔王「ククッ、最初から死なれてはつまらんだろう? 何よりーー」
魔王「うぬらのその顔が見たかった!」
88 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/11(日) 19:03:44.23 ID:YnSdogyt0
アナウンサー「せ、戦士と闘士は実は勇者さんの実の兄で、しかも討伐隊を全滅させていたという事実が判明」
アナウンサー「しかもまだ実力を隠していたらしく、今は夥しい魔力を放っています」ビリビリ
アナウンサー「ですがもっと恐ろしいのは、魔王はこの2人よりも強いという事です!」ヒィイイイッ!
アナウンサー「はたして剣士一行の運命は!? このまま彼らに倒されてしまうのか!? こうご期待!!」
89 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/11(日) 19:09:17.40 ID:YnSdogyt0
今日はここまで
あともうちょっとだけど頭が働かないからまた今度
90 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/12(月) 23:57:46.40 ID:pwTTcW2Y0
悪戦王「GYEA!」オンッ
魔術師「」ボンッ!
剣士「あ……まじゅつ、し?」
闇闘皇「ZEI!」ヒュパッ
隠者「」スパッ!
剣士「えーーいんじゃ……?」
魔王「何を簡単に殺している? もっと恐怖に歪んだ顔を我に堪能させろ」
戦・闘「」コクリ
剣士(これは夢なのか? 2人があっという間に殺されてしまった)
剣士(次は僕なのか? 僕もこんなに呆気なく死んでしまうのか?)
剣士「そんなの嫌だー!」ダッ
剣士「たたたた助けて! 誰か助けて! 殺されるー!」ダダダダダッ!
91 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/13(火) 00:12:10.43 ID:LTBf9nsG0
魔王「……つまらん。恐怖で我を失ったか。興ざめだな、殺せ」
戦・闘「」ジャキッ!
勇者「冷静になれ、馬鹿野郎!」ブンッ!
剣士「ぐっ。な、何をするんだ!? ははは、早く逃げないと!」
勇者「逃げるにしたって冷静になんなきゃ無事に帰れないだろうが!」
剣士「あ……そ、そうか。ごめん」
魔王「ほう。冷静な者がまだいたか。だが逃がすと思っているのか?」
勇者「オレの人任せスキルを舐めちゃぁいけねえなぁ」ニヤリ
勇者「全てのスキルを発動したオレの人任せは一味違うぜぇ!!」
92 :
ピザオタ ◆NV92d4W1y2n/:2014/05/13(火) 00:21:34.85 ID:LTBf9nsG0
しゅー……
魔王「ば、バカな……」
剣士「凄い……まさかこんな事が出来るなんて。しかも2人とも殺さずになんて!」
戦・闘「」キュー
魔術師「あ……れ……? 私死んだんじゃ?」
隠者「我も、斬られたはず」
勇者「さ、流石に疲れたぜ」ゼヒィーゼヒィー
魔王「あ、ありえん! うぬは何をやったのだ!?」
勇者「お、教えてやろう……オレのスキルの全てを。そして全てを知った時、」
勇者「アンタはオレ達に負けていると!!」カッ!