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勇者「俺に従順になったハーレムパーティと魔王倒す」
Part30


746 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 20:49:25 z5tSPVLg
 _ 賢者の村 _
大賢者「許せん。我が孫をたぶらかしたあげく女性不信じゃと!?」イライラ
賢者「うるさいぞ黙れ・・・はあ・・・小説の続きが書けん。これじゃ締め切りに間に合わない」
          ピンポーン
賢者「あ。お爺ちゃん。私が出るね・・・う、ううん。こほん!・・・・・我が直々にドアを開けよう」ガチャッ
勇者「おっおれ。あ、あ、あえせせっ先生の大ファンですぅ。あっさいっサイン。サインオナシャス!」E.メガネ E.リュック E.コート
賢者「ああ読者か。サインなら書いてやる」スラスラ
勇者「い、いえ体に書いてくださいよぉ・・・へへ・・・」バッ!
賢者「なっ!?///露出きょ、うぐっ_____ドサッ
勇者妹「現行犯逮捕」

747 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 20:50:26 z5tSPVLg
 _ 砂漠の城 _
  勇者「ちょ、近くにいんのにLINE送んなってぇw」スッスッ  勇者妹「だってぇ、勇くんと喋れないんだも〜ん」スッスッ
盗賊「おい仕事中だぞ。携帯はしまえ」(この執事とメイド。新人か?城内では見かけたことなかったが・・・)
勇者妹「はぁ〜〜〜〜?私と勇くんの関係にとやかく言われる筋合いないんデスケドォ〜〜〜」カミノケクルクル
盗賊「・・・む。そういう訳ではないが」イラッ
勇者「ちょ、ツイートなうなうwww先輩可愛すぎワロロンwwwファーwww」
勇者妹「ちょっとぉ!一番可愛いのは わ た し でしょ?」グイグイ
勇者「当たり前だろ。このおバカさん」ツンッ
勇者妹「もう///ばか///」
盗賊「」バタッ
 勇者「あれ、まだなんにもしてないのに倒れちった」  勇者妹「こんな二人職場にいたらストレス溜まるどころじゃないよね」

748 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 20:52:57 z5tSPVLg
 _ 武道場 _
武闘家「これからぶ、武道の心得を教えます!じゃあっま、まずは初段から」
勇者妹「いえ、師匠。レスリングしましょう!パンツレスリング!」パチィンッ!
武道家「へぇっ!?な、ななっ///」
勇者「ッハ!こんなキチガイほっといて僕と取っ組み合い、いや、空手しませんか・・・?主に寝技で」ハラリ
武道家「すでに道着はだけてますよ!?///」
   勇者妹「レスリングレスリング」じりじり   勇者「空手空手」じりじり
武道家「ひぃ・・・___ドサッ
  「あ、師匠が倒れたぞ!」  「あいつらなにしやがった!」 「私達の師匠が倒されるなんて!!」
勇者妹「見せもんじゃねえぞああん!?」
勇者「おいゴルァ!見物料タダじゃねぇーんだぞ!!」

749 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 20:54:59 z5tSPVLg
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魔法使い「う・・・ここは・・・?」パチクリ
武道家「お屋敷のようです。勇者さんの・・・うっ、ううこの前ここで・・・///」
奴隷「まだ掃除してないみたいだね。あの時のままだ。ほら」カピカピッ
賢者「ええいっ、見せないでいい!///」
盗賊「しかし・・・勇者と・・・あの女性は一体・・・」
僧侶「ぜ、絶対浮気相手だよ!どーせ女性不信とか言っといて他の子が好きになったんだ!!」
魔法使い「なんです・・・って・・・」ボオオオオオオッ!!!
       「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
勇者妹「よくぞ参られたMy.義姉達よ!!」

750 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 20:56:47 z5tSPVLg
勇者妹「私は遥々未来からやってきたいも___ ブオンッ!
勇者妹「へ?」(な、何今の黒い気円斬)
賢者「貴様か・・・浮気相手は・・・!」
魔法使い「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ブツブツブツ
武道家「しゅっしゅっ」
勇者妹「なんで怒ってんの!?」

751 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 20:59:28 z5tSPVLg
___ 解説中 ____
僧侶「み、未来から来たなんて信じられないよ。私達の知ってる妹ちゃんはまだ1歳だもん」
勇者妹「なにさ、女子三日会わざれば刮目して見よって言うじゃん?」
賢者「女子じゃなくて男子だ」
勇者妹「そうだっけ?」キョトン
奴隷(この感じ・・・ご主人様と同じだ・・・)  魔法使い(むしろ勇者様が女性になっただけなんじゃってくらい)
奴隷(とりあえず信じてみよう。妹ちゃんがこうなってしまうとは信じたくないけど)
武道家(そ、そうですね。あの可愛い赤ん坊があんな性格に・・・・・)  盗賊(やはり信じたくない・・・・)
勇者妹「き、キコエテマスヨー」うるうる

752 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:00:48 z5tSPVLg
勇者妹「と、まあ私が遥々未来からやってきてあげたってわけさ」
勇者妹「感謝してよね。お兄ちゃんと結婚できるチャンスあげたんだからさ」
武道家「えっと・・じゃあどこに・・・?」
勇者妹「さっきからそこで隠れてモジモジしてるよ。恥ずかしいみたい」
勇者「・・・・・///」モジモジ
魔法使い「・・・」ジッ...
勇者「!」ビクゥッ

753 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:03:16 z5tSPVLg
勇者妹「ほら、謝って!結婚したいんでしょ!?」
勇者「は、はい!」
勇者妹「私さ、バックトゥザなんちゃらみたいに機械で来てるからさ。時間制限あるの」スゥゥ...
勇者「え!?お前・・・消えるのか・・・・?」
勇者妹「後は任せたからね」ダキッ
勇者妹「お兄ちゃん」チュッ
          ヒュッ
勇者妹(1)「あえ? きゃっきゃっ」
勇者「グスッ・・・ハハッ、絵本の代わりに百合姫でも読ませてやっかな」

754 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:05:22 z5tSPVLg
 _ 〜 20年後 〜 _
___ お互い孤独に生きる結末なんて嘘だった。本当は幸せに結婚生活をしている
      お兄ちゃんとお姉ちゃん達の絆が女性不信なんかで切れるわけ無いんだからね
       けれど、本当は疎遠の時期が3ヶ月もあったってこと ____
   「お、帰ってきた。妹よ、やってのけたか?」
勇者(38)「入れ替わりタイムトラベルだから赤ちゃんのお前が来て大変だったよ」
勇者「で、やってくれたか?」
勇者妹「だからやったっての!疎遠期間2ヶ月縮めたよ!」ムカッ
勇者「良かった。これで喧嘩の時にあの時のこと持ちだされない」
勇者妹「そんなことのために・・・まあいいけどさ・・・」

755 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:06:27 z5tSPVLg
勇者「あ、そうそう。お前の彼女来てっぞ。6人も」
勇者妹「げ」
 「やっぱり・・・六股もかけてたのね・・・」 「私以外愛さないって言ったよね!?」
   「殺してやる・・・全員・・・妹ちゃんも・・・」 「アタシをこんなふうにしたのお前のせいだぞ!」
     「また過去か未来に逃げたんだね。妹ちゃん」   「うわああああんひどいよおおおおおおお!!」
勇者「俺みたいにオープンにいけばよかったものの」
      「こんなもの!」ガシャァンッ!
勇者妹「ギャアアアア!タイムマシンがあああああ!!」
勇者「じゃあ俺息子の大学入学式行くからじゃあの」ヒュンッ
勇者妹「ちょ、まっ!助け_____
        __ 彼女の奇妙なハーレム伝説はいずれ語ることは、ない __

756 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:08:39 z5tSPVLg
 __ そして戻って『現在』 __
勇者「すいませんでした!!!」土下座
勇者「妹はああ言ってたけど俺はマジで明日みんなに会おうと思ってたんス!」
勇者「いや、重婚手続きがめんどくさくてさ。で、後は母印くれればいいから」ペラリ
勇者「そんでもってみんな俺と結婚してよ」
賢者「軽ッ」
武道家「じゃ、じゃあ女性不信とか言って私達と会うのを拒んでいたのは?」
勇者「いやあ、女性不信は建前で。ただたんに指輪決めるの悩んだだけかな。あっはっはっは」
勇者(けど妹が来なかったら俺どんなふうになっちまってたんだ)

757 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:10:52 z5tSPVLg
僧侶「じゃじゃあ結婚してくれるの!?」ダキッ
勇者「グフッ。お、おう」
魔法使い「むっ!もちろん最初は私とですよね?」ダキッ
勇者「グエッ。あ、う、うん?」
武道家「イヤですうう最初に指輪を私にはめてくださあい!!」ダキッ
勇者「オブフッ。オゲッ、あぶ・・・う、え・・・ど、どうしよっかな」
勇者(あ、あれ〜すっごい嬉しい展開だけど骨がミシミシいってるんだけど)

758 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:11:31 z5tSPVLg
勇者「ソ、その前にみんな支度して・・・あした・・・結婚式始めるから・・・」
勇者「もう・・・世界中から知らねー奴来られると困るし・・・・明日にしといたから・・・」
盗賊「本当か?」ギュウウウ
勇者「あびゅぶっ!?まじまじ」ミシミシッ
賢者「たしかにな。世界を救った私達だ。あまり人が来られるもアレだし身内で固めておこう」ギュウウッ
勇者「あ、あ、あ、あ」ミシミキッ...ポキッ
奴隷「じゃあじゃあ今からみんなに知らせにいこうよ!」ギュウッ
勇者「」(いや、もう招待してあるから)

759 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:12:46 z5tSPVLg
魔法使い「あ、死んだ・・・・・とりあえず寝室に寝かせましょう」
 __ 寝室 ___
僧侶「うわっ。ダブルベットどころじゃない。セブンベット?」
勇者「・・・むにゃzzZ」
奴隷「・・・///」(ひ、久しぶりにご主人様の寝顔見るなあ)
奴隷「じゃ、じゃあボクはここに居るから。みんな夕食とか買ってきたらどうかな」
盗賊「・・・・・。珍しいな、奴隷が私達に命令するなんて」じっ
奴隷「い、いやそういうわけじゃ」
僧侶「私達が買いに行ってる間何しようとしてたのかな〜?」

760 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:16:22 z5tSPVLg
________________________________
___________________________
  ビリビリッ  ビリッ...バリッ...
勇者「・・・涼しい・・・えっ!?」
魔法使い「ふ、ふふっ・・・私達ずっと考えてたんです・・・あの時、誰が最初に勇者様と繋がったのかって///」
勇者「ヒッ!?あ、あの皆さん結婚式は明日ですよ?こんなことしてる場合じゃ」
盗賊「久しぶりに会ったんだ。それに結婚式は夜開催だろう・・・///」ギュッ
賢者「・・・貴様が悪いんだからな///」グッ
勇者「ぎゃっ、ど、どこ握ってんだお前!////」
奴隷「ははっ、こういう時に限ってご主人様は弱いね・・・///」イジッ
勇者「ひゃあっ、あっ・・あぁ・・・///」

761 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:18:46 z5tSPVLg
勇者「じゃない!!なに、なになんでみんな『///』マークついてんの?ちょっと待って!一気に7人も無理!」
僧侶「うるさいな!だったら・・・ハーレムなんて作らなければよかったじゃん・・んっ///」
勇者「むぐっ!?」
武道家「ふ、ふふっ・・・・・私達も赤ちゃん・・・作りたいです・・・///」
勇者「待て・・・いくら世界観があれでも未成年が赤ちゃんなんて・・・ら、らめえ・・・////」
 ___  深夜  ____
狩人「あんれ〜?ここ私有山だったか。確か勇者様のお家の山・・・・勝手に入っちゃ駄目だったなあ」
ポチ「クゥ〜ン!」ダダッ
狩人「どうしたポチ逃げて。なんかいたかぁ?・・・ン・・・ヒッ、おそろしやあああああああ!!!」ダダッ
 ____ その夜。山に不思議な声が響き渡ったという _____

762 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:20:48 z5tSPVLg
 _ そして結婚式・当日 _
 パンパカパーン  パパパパンパカパーン パパパンパパパンパパパン パーパーパーパーパー
    ユウシャー!コッチミテー!!  カアサンシャシンシャシン!! キャッキャッ
勇者「健やかなる時も。妻達を愛します」...ゲソッ(授業参観じゃねーんだぞ・・・クソ。昨日は散々だった)
大勇者「で、ソッチは?」
         「「「「「「 誓います 」」」」」」
大勇者「む。ならば誓いのキスを」(こいつら昨夜・・・まさか・・・)
         「「「「「「  !!! 」」」」」」
  ウチノコカラデ...  イイヤ、ウチノコカラデス! ソウリョー!ウバイナサーイ!  ブヒブヒ パオーン コッケコッコー
   ケンジャカラスルンジャユウシャーーー!!  イイヤジイサン、アネキカラダ! オネエサマーガンバッテー><  ブトウカァ!スバヤクコウドウシナサイ!
勇者(マジで外野うるせーぞ)

763 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:21:28 z5tSPVLg
魔法使い「こほん。仕方ありませんねわたしか___ムギュッ
盗賊「済まないなまほ・・・」
魔法使い(む、胸が・・・窒息する・・・!)
僧侶「あ、見えなかったごめんなさい。ほら勇くん・・・はやく・・・しろッ!」
勇者「おい!こんな修羅場需要ねえって!だれでもいいからはやk_____
      バシッ! 奴隷「! チッ」
     武道家「やあっ、ハッ!」 ググッ!バッバッ!
武道家「さすが奴隷さんです。素早く勇者さんの後ろを取っているなんて」
奴隷「見破られてたなんて・・・ね」

764 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:23:18 z5tSPVLg
賢者「仕方ない。わ、私が行こうじゃないか・・・フン///」
魔法使い「ぐぬぅっさせるかぁ!」ボオオッ!
賢者「何ッ!?」ブオオッ
           ドゴオォンッ!!  ガシャアアアンッ!!
    ボオオオオオオッ!!   ドンガラガッシャーーーーーンッ!
勇者「教会が崩れていく・・・俺の・・・夢だった・・・結婚式が・・・」
   オリャアアアッ  モエロオオオッ   ブオウッ!!  ドガァンッ
     オマエラチマツリニシテヤルゼエエエエエエッ!! マズイヨ、ソウリョオネエチャンガコワレタ!  フ、フフフ・・・
勇者「あ・・・け、計画していた・・・結婚式が・・・・あ・・・あぁ・・・」

765 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:24:49 z5tSPVLg
盗賊弟「あ、兄貴まずいってこれ!姉貴もイカれてるよ!」
王姫「お義兄さん大変!( ゚ ρ ゚ )」
勇者「空き巣・・・みんなまとめてこの教会から逃げさせろ・・・」
盗賊弟「え?」
勇者「・・・俺の責任だ。はやくしろぉッ!!」
盗賊弟「わ、わかった!行くぞ、王姫!」
王姫「ああ、待ってください旦那様(;・∀・)」

766 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:25:41 z5tSPVLg
 __ 彼がなぜ従順なハーレムを築こうとしたか?
勇者「やめろみんぼげぇっ!?」
        彼は昔、失恋をした女性を見たことがある __
勇者「いうこと・・きけっ・・おぼげぇっ!!」
 __ 彼女は他の女に彼氏を取られ。挙句の果てに結婚してしまった __
  __ 彼女は泣いていた。ずっと 彼は女性のそういう涙が好きじゃなかった __
   __ その光景を見た時、彼は思った。なぜ人は一人しか愛せないのだろうか __
勇者「だから!」
勇者「全員まとめて俺が愛してやるから喧嘩はやめろ!!!」

767 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:26:31 z5tSPVLg
魔法使い「・・・むぅ。臭い一言で戦う気も失せました・・・・//」
僧侶「あーあ。気づいたらこんなになっちゃったよ」
奴隷「ぼ、ボクは止めようとしてたんだよ?」
賢者「さて、どうしよう・・・むちゃくちゃにしてしまったな・・・」
盗賊「ああ・・・こういう争いは嫌いじゃないんだ」
武道家「あっあぁ、私ったらなんてことを・・・うぅわあ・・・」
勇者「やれやれ。先が思いやれるぜ」ちゃんちゃん

768 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:28:08 z5tSPVLg
 --- そしてさらに10年後 ---
勇者「はい重婚前夜終わり。スピンオフはあれは、何だ、嘘だ」
 「ちゃんちゃんじゃねーよ!」  「妹ちゃんが大人に?」 「妹ちゃんはパパみたいな変態じゃないもん!」
勇者「うっせーぞ。スピンオフはまほがG(Great)T(Teacher)M(Maho)したりするだけだ」
 「えーおもしろそうじゃーん!」 「聞きたい聞きたい!」  「別スレたてようよ」
僧侶「じゃ、じゃあ私のスピンオフで数々の名店を食べ歩きするお話を____ぴんぽーん
 「・・・あ、誰か来た!」   「誰だろー?妹ちゃんかな」  「チャイムなったよ!妹ちゃんが来たのかも!」
勇者「開けてきなさい」
       「はーい」  「良かったぁ、僧侶ママのお話つまらないんだもん」 「ねー!」
僧侶「・・・グスッ」

769 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:28:47 z5tSPVLg
勇者「じゃあここでみんなのその後。はい僧侶君」
僧侶「あ、はい!」
僧侶「えっと。お昼頃まで教会に勤めてます。夜は専業主婦、です!」
僧侶「あ・・・に、日曜!そう毎週日曜日はミサ的なことしてるんで来てくださいね」
勇者(出産してから少し太りました)
  「ママ達が帰った来たよ〜〜」 「パパ〜〜!」 タタタタタッ
勇者「む」

770 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:30:35 z5tSPVLg
魔法使い「ふぅ・・・ってなんですかそのマイク。今疲れてるんです」
武道家「わ、私も・・・今日は・・・」
勇者「まほは教育者として日々頑張っております。部活の顧問はバスケだそうです」
勇者(その背でバスケかよ。って言ったら口にバスケットボール詰められそうになりました)
勇者「で、武道家は武道場で師範代を勤めております。弟子がたくさんできたとか」
武道家「はい!最近では3歳からも空手やら格闘技やら教えたりしているんです。良かったらお子さんを我が道場へ」
勇者「頑張ったな武道家!これでお前も立派なビジネスウーマン」
勇者「では、疲れてても夫婦の営みはしてくれ、してくるお二人でした!」
 魔法使い「ちょっ!何言ってるんですか子供の前で!///」  武道家「営みっていうのはね?あれなだよ?あ、お仕事だからね?///」

771 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:33:49 z5tSPVLg
勇者「ふんふ・・・おや」
勇者妹(11)「・・・・・」仁王立ち
勇者「い、妹さんじゃないですか・・・・・また遊びに来たのかな。またおっきくなった?」
勇者(彼女は物心ついた時からよくウチに遊びに来ます。一応立場上子供達の叔母です)
勇者妹「お兄ちゃん!」
勇者「な、なに?」
勇者妹「どうしていつも私に敬語なの?なにさ、呼び捨てでいいのに!」プイッ
勇者「ごっごめんよぉ〜嫌いにならないでよぉ〜〜」ナデナデ(未だに21のお前を思い出すんだよ)

772 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:37:26 z5tSPVLg
勇者(ちなみに彼女はまだ百合の片鱗を見せていません)
勇者(いや、けどウチの長女がこの前妹ちゃんとお医者さんごっこで・・・おっと)
  「あ!妹ちゃんだ!」  「お義姉ちゃん!」 「義姉さんだ!」
勇者妹「あら、来てあげたよ!ちびっ子」
 「いい匂いする〜〜」 「厨房からだ」  「ママ達が御飯作ってるんだってさ」
勇者妹「っそ!なら行こうよ・・・ふ、ふふっ・・・」ギュッ
 「お姉ちゃん?手強く握らないで痛いよ」  「義姉さんって女の子に厳しいよね」  「俺達には手強く握らないのにな」
勇者妹「おんぶもしてあげる!」
勇者「・・・ま、まあイケメンにまみれるよりマシだよね?」

773 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:38:24 z5tSPVLg
 _ 厨房 _
勇者(13人家族のウチは料理も一苦労です)
勇者「けれど3人で頑張ればいいのです」
 「いいのです!」  「いいのです!パパ、アタシも手伝う」
奴隷「どうかしたの?まだ料理ならできてないけどさ」
 __ 奴隷。主に専業主婦
    が、動物園と水族館を建て。株もたくさん持ち、成功。妻達の中で一番収入が高い __
盗賊「・・・おそらく、7時くらいにはできるさ」
 __ 盗賊。主に専業主婦
    が、賢者の経営する出版社にコネで犯罪の手口本を出したところ大ヒット __
勇者(こんな感じ)

774 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:39:38 z5tSPVLg
賢者「・・・・・」カリカリカリカリ
賢者「チィッ、このキャラの過去を悲惨にしたいのに浮かばない・・・」クシャクシャッ ポイッ
 「ママまた能力もの?」  「いい加減幼馴染がヒロインなのやめようよマンネリだよ」 「そうだそうだ」
賢者「ええいうるさい!後でかまってやるから出なさい!」
 「わぁー怒ったぁ〜〜あははは」  勇者妹「兄妹をメインにしようよ!ううん、男なんていらないかも!」
賢者「ふん!」バタン!
勇者(彼女は有名ラノベ作家として日々書いております。出版社も立ち上げたそうな)
賢者「はあ・・・勇者、肩もんで」
勇者「はい!先生!」モミモミ
賢者「あぁ〜〜いいぞいいぞ」

775 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:40:24 z5tSPVLg
勇者「え?俺の職業?・・・ははっ、ははは・・・!」
勇者「そんなことはどうでもいいじゃないか。っはっはっはっは」
 「パパってなんで仕事しないんだろうねー」  勇者妹「私はお兄ちゃん毎日遊んでくれるから別にいいけど」
勇者(だ、だって世界救っちゃったら・・・することないし・・・毎月政府からお金援助してくれるし?)
__ そして、勇者の伝説はここでひとまず膜を降ろします。
   しかし!
      それはまた新たな冒険の始まりでもあったのです・・・ ____
                                  __ おしまい __

777 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:44:34 z5tSPVLg
スピンオフとか勘弁してくだあ。(エロも)ないです
じゃあまたいつか

778 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:47:37 C6SFWOuk
乙!

779 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/10(土) 21:57:56 ro44Nd7o
おつ!次のも楽しみに待ってる!

780 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/11(日) 13:25:54 CKMPfrnE


781 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/12(月) 22:56:22 PoJ9wQKs
今まで楽しく読ませてもらった!
ありがとう!
そんな>>1に最大限の乙!