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勇者「俺に従順になったハーレムパーティと魔王倒す」
Part28


672 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/18(火) 20:02:53 Ox8hSN3I
_ 勇者達の隠れ家 ___
             くぱぁ
  「テメェ勇者なんだこのゲートは!ひゃっ、ぬ、ぬるってして・・・」
大勇者「うごぉっ、き、キツい!」ミチミチ
勇者「すまんな、これだけ色んな奴に入られればガバガバになると思ったんだが。結構締りがいいみたいだ」
勇者父「妙な言い方をするな」
チャラ勇「みんな俺っちげ面倒みるよ。俺っちの家でけぇしさ、養える金もあるし。うわ、これぬるってする」ネルッ
アホ勇者「俺と大勇者先輩は学校っすね〜!」
大勇者「な、なんじゃt____ きゅぽんっ
勇者「・・・・・」チラッ
勇者「さ、行こっか。父さん。俺達の世界に!」
勇者父「・・・ああ!」

697 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:33:51 naYSg/CI
         きゅぽんっ   きゅぽんっ
_ 〜 人間界 〜 ______________ 勇者の国
勇者父・勇者「ぶべっ」バタタンッ
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勇者「ここどこだ。俺、ゲートの場所ランダムなんだよね」
勇者父「おいおい、10年以上も戻ってない俺でも故郷の風景くらい覚えているっていうのに」
 ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
                  オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
         ドンチャンドンチャン   パフパフ!
  「世界の救世主のおでましだーー!!」  「うおおおおおおおおおお!!」
勇者父・勇者「え、なになになに!?」ビクッ
勇者父「何かのパレードか・・・それにしても・・・顔なじみばっかで嬉しい・・・」(老けてるけど。あ、俺が若いのか・・・)
勇者父「やっと戻って来れたんだ。勇者、お前のおかげだよ」
勇者「・・・うん」

698 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:36:07 naYSg/CI
  ドイテー! チョットソコトオリマスヨー! ドイテーー!!
 「お、おい押すなよ!」
僧侶「どけっつってんだろ!」ガンッ! 
             「ぐぼぉっ!?」
僧侶「おばさん!こっちこっち、オラどけどけぇーー!!あははは!!」ドガシャァーン
勇者「僧侶!それに!」
勇者母「・・・・・」
勇者父「! ひさしぶびぃっ!?ぶぐらっ!?」ボゴォッ
勇者母「遅いのよー!!もうぉおおおぉぉぉ!!」ビエー  ドガッバギッ ガンッ!!
勇者母「アンタもよぉおぉぉぉ!」ダンッ!
勇者「裏拳ッ!?」ドガァッ

699 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:37:37 naYSg/CI
僧侶「私ついてきてよかった・・・はい、親子二人共いくらでも回復してあげるからねー」
勇者・勇者父「」ボロボロ
勇者母「うわああぁぁぁん。良かったあぁぁぁぁ///」ビエー
勇者「・・・ははっ」チラッ
勇者父「はははっ」
__ 取り敢えず勇者達は皆王宮に行け、とは言われたものの
             俺達は歓迎されすぎて中々王宮にたどり着けなかった __
_ 王宮 ___________
勇者達「・・・・・」
大臣「えーでは、王より一言」

700 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:39:45 naYSg/CI
王「・・・あの・・・マジで・・・ありがとうございます」
王「娘もっぐすっ、帰ってこないと思ってたけど・・・ほんと・・・ありがとっす・・・!」
姫「泣くなですの!ほんとコミュ症な親父持つと大変ですわ。もっとまともな感謝文を書きなさい!」
王「はい!えー長年にかけて魔王と戦ってきたものに礼を、そして」
王「魔王討伐を成功した勇者、そしてその他の仲間達に・・・ってなんでいないの?」
僧侶「えーっと魔法使いは教育実習生として学園に。奴隷は飼っていたペットのストレスによる病気。賢者も祖父がストレスで急病
   盗賊は弟の結婚式。武闘家は武道場での師範代見習い。私はここ出身だし教会も休みでフリーでーす」
勇者(じゃあなんで俺と魔界に残らなかったんだ)
王「あ、そうじゃあお礼の金額は君達が渡してくれないかな?」
王「こほん、それでは。勇者に敬意を表して、皆で感謝!はい!」
勇者「あじゃまーす」

701 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:41:32 naYSg/CI
_ 勇者の家 ___
     「「「「 かんぱーい 」」」」
僧侶「いいんですか?私まで」
勇者母「いいの!本当は貴方も心配で心配だったの。神父さんやシスターさんに叱られた?」
僧侶「・・・はい。それに勇くんとの結婚式のこと聞かれて///」ポッ
勇者母「あらまあ」ウフフ
勇者父「・・・なあ勇者。僧侶ちゃんと『も』結婚するんだよな」
勇者「うん、へへへ」
勇者父「『も』でいいんだよな?」
勇者「へへへ、グフッ、ウヘヘヘ、アハハッ、フハハハハハハハ!!!」

702 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:43:13 naYSg/CI
__ かくして、勇者達は各々の居場所に戻った。居場所が無くなった大勇者はチャラ勇家が引き取ることに
                     その他の勇者達は王宮の王の護衛ということで仕事に就くことに ___
_==〜〜 1ヶ月後 〜〜==_
マスター「残念だったなぁ。勇兄、お前も離脱してなければ大金入ったのによ」フキフキ
勇者兄「はは、確かにそうかもしれない。・・・けど、それじゃあ妻と早く出会えなかったですから」
妻「アナタ・・・うぇっ!おぉぅふっ」
勇者兄「ええっそんなにキモかったいまの台詞!?」
チャラ勇「おいおい勇兄ちん、それつわりじゃねーーー?wwwww」(コイツホモじゃなかったんか)
勇者兄「ほ、本当!!?」
大勇者「どれ、ワシが見てしんぜよう」  アホ勇者「俺、医学免許あるっすよー」
女勇者「馬鹿、てめー等は学校言ってろガキども。オレが見てやんよ」
              ____ 一方、勇者の仲間達は、というと ____

703 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:45:16 naYSg/CI
_ 魔法学園 _____________ 学園長室
   コンコン
学園長「どうぞ」
魔法使い「失礼します」ガチャッ
学園長「・・・・・1ヶ月の教育実習、どうでしたか?」
魔法使い「はい。生徒に魔法を教え、徐々に成長していく生徒の姿を見ると教育者としての実感が持て」
魔法使い「これから就く仕事にやりがいと楽しさを覚えました」(・・・私をチビって言ったあの生徒・・・絶対許さない・・・)
学園長「それより貴女、今日は『大事な日』ではなくて?」
魔法使い「はっ!そ、そうでした。では私はこれでっ」
学園長「行ってらっしゃい」フフッ
魔法使い「行ってきます!」ニコッ

704 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:46:46 naYSg/CI
_ 勇者の国 ___________ 教会
僧侶「ここは神に導かれし迷える子羊達の訪れる場所」
僧侶「我が教会にどんな御用でしょう?」フワァ...
お婆ちゃん「あんのねー僧侶ちゃん?まぁた煮物作りすぎちゃったんなぁ。つか僧侶ちゃん今ちょっとめんこいなぁ」
僧侶「またー?もううちの冷蔵庫お婆ちゃんの農作物やらおでんやら漬物やらでいっぱいだよ」ゲラゲラ
僧侶「けどありがと。多分、今日たまったもの全部みんなが食べ尽くしちゃうかも!」
お婆ちゃん「あらそぉ?嬉しいなぁ。あーあー」ヨボヨボ
僧侶「さーてと。仕事もこれくらいかな。ママ!行ってくるねー」
シスター「いってらっしゃい」(途中まで悟りを開いた顔してたんだけど・・・やっぱり僧侶は僧侶ね)

705 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:47:53 naYSg/CI
_ 妖精界 ____________ 妖精の村・ペット小屋
 コーケッコッコー!  チューチュー ピーピー ワンワン ニャー ブブルゥッ ピキーーツ
村長「行ってしまうのかぞ?また行ったらペットが・・・せめて別れを告げずに行けばペットたちも・・・あと結婚式いつじゃぞ?」
妖精母「そうよ、妖精?あと結婚式はいつなの?」
奴隷「ううん、大丈夫。この子達は『新しい家』で飼うから」
妖精父「おー、そんな広い豪邸建てるつもりなのかあの子は。あと結婚式はいつだ?」
奴隷「あーもう。そんなのは追って知らせるからさ」
奴隷「じゃあね、みんな。すぐボクのところに連れてくるからねー!」タッタッタ
         くぱぁ
奴隷「さてと、行こうかな。ご主人様のところへ」

706 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:49:25 naYSg/CI
_ 人間界 _____________ 賢者の村・大賢者の豪邸
大賢者「嫌じゃあ。孫がいなくなるなんて嫌じゃあ」
賢者「・・・・・」ズルズル
大賢者「いつじゃ、いつフラグがたったんじゃああぁぁぁ」
賢者「・・・・・」ズルズル
大賢者「認めんぞぉ、世界の救世主だろうが認めんぞぉぉぉ孫だけを愛すならいいが重婚だなんてえぇぇ。と、まあ茶番はやめるか」けろっ
賢者「何がしたいんだ・・・それより祖父よ!我にかけた魔法はシャナクで解いたからな!」ビシッ
大賢者「ほっほっほ、そんな魔法を覚えるまで成長したのか」
大賢者「よかろう。ほら、行ってきなさい。お主は既に我を超えた」
賢者「・・・うん、行ってくる!」

707 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:50:57 naYSg/CI
_ 砂漠の国 _______________ 王宮
王姫「行っちゃうのーー?( >Д<;)」
盗賊「王姫、もうそれはやめるんじゃなかったのか?」
盗賊弟「まあ許してやってよ姉貴。コイツもクセになってんだ語尾に顔文字つけるの」イチャイチャ
王姫「うふふ、もう!(//∇//)」イチャイチャ
盗賊「・・・では行って参ります」
盗賊「王様、王姫様。・・・・・ふふっなんてな、弟達よ」...ニッ
盗賊弟「お、おぉ・・・いってらしゃい・・・」(姉貴が・・・笑って・・しかも自分で冗談いって。ふふっ?なんてな?え?)
王姫「結婚式お伝えしてくださいねー!」

708 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:52:13 naYSg/CI
_ 舞踏の町 _____________ 武道場
女弟子A「ししょー!この突きおしえてくださぁーい」
武闘家「えっと見てもらったほうが早いかも。こ、これはこうしてですね・・・・・こうっ」ズドォォォォォンッ!!!!!!
女弟子C「すげーアル。壁に当たってないのに壁に穴があいたネー!アイヤー、ウチには回し蹴り教えてほしいネ!」ブンブンッ
武闘家「え、えっとこれをこu____パシッ
師範代「お前は武道場を壊す気か。お前の突きや蹴りは飛ぶ斬撃に等しい、加減を知れ!!」クワッ
武闘家「ヒィッ、す、すいません!」
      弟子A「先生になっても怒られるんだな」   弟子B「せやな」
武闘家「あぁっ、もうこんな時間。行ってきます!」ダダッ  ビュウウウウーーーンッ!!
師範代「・・・魔法での迎えが来るんじゃなかったか?」

709 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:54:27 naYSg/CI
_ 勇者の国から少し離れた小さな山 _________
大工A「しっかし勇者の兄ちゃん。こんな山私有地にして金かけてまでこんなバカでかい豪邸を」
大工B「大工何千人も雇って一ヶ月までに作らせるなんて・・・鬼畜だぜ。アンタ」
                  「ふん」
勇者「鬼畜で有名な勇者とは俺のこと。しっかし参ったな、こんなに金使いまくっても減らないなんて」
勇者「けどまぁ・・・よくやってくれたよ・・・こんな神殿みたいな豪邸・・・///」キラキラ
大工A「おうよ!震度100こよーが絶対に倒れないぜ!」
勇者「じゃあごくろう!むさくるしい男ども!!給料もらったならさっさと解散!!!」
ロブスター「ブルルッ、ヒヒーン!」(勇者、来てやったぜーwwwwww)
勇者「おぉ、ロブスター。家にいろって言ったのについてきたか。そうそう、お前の小屋もあるからな!」
ロブスター「ヒヒーン!」パカラッパカラッ(久々の小屋ンゴゴゴwwwwww)

710 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:55:40 naYSg/CI
勇者「さてと・・・そろそろ・・・来るかなっと」
勇者「予想:1位奴隷2位武闘家3位盗賊・魔法使い・賢者6位僧侶」
奴隷「よっと」くぱぁ....シュタッ!         武闘家「着いたぁ!」ダダッ、キキーッ!
盗賊「賢者、ありがとう」  魔法使い「どうも」  
賢者「ああ、しかし二人共似合わない格好をしているなぁ。貴族服にスーツだなんて・・・ククッ、あ、うそっごめんなさい」
賢者「あと武闘家!貴様せっかく我が迎えに行こうと思ったのに!走っていったな!?」
武闘家「す、すいませぇん!けど半日で大陸横断しました!」
僧侶「ぜぇぜぇっあ、あれ。私一番家からココ近いのにワースト!?」
勇者「はい正解」

711 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 16:59:45 naYSg/CI
魔法使い「一人で随分大きな屋敷に住まうようですね」
賢者「わざわざ勇者の一人屋敷を見るかいもあったな。じゃあ我等はこれで」
勇者「んーと」
勇者「んーふふ・・・んー?あれー?ちゃいますよちゃいますよ皆さん!」
勇者「この屋敷でみんなで子作り腹ボテENDですよっ」ニコッ
                     _______ 糸冬 ______

712 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 17:02:01 naYSg/CI
武闘家「終わりませぇんっ!」
武闘家「わ、私達はそんなことが聞きたいんじゃなくてここに来たわけj_____ムグッ
盗賊「勇者、本当に帰るぞ。いいのか」
勇者「・・・え」おろおろ
盗賊「か、帰るぞ」
勇者「え・・・えぇ・・・」おろおろ
勇者「良しッ、俺達の旅はまだまだ始まったばかりだ!」
                   _______ 糸冬 ________

713 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 17:06:31 naYSg/CI
勇者「あー嘘ですごめんなさい!!もう言います言います!みんな俺と・・・こほん///」テレテレ
勇者「・・・その・・・お、俺の///」モジモジ
勇者「俺の性奴隷になれ!!!」
勇者「ハハハハハハハハ!愚かな女達め!!最初から体目的だったんだよ!」
         「「「「「「・・・・・」」」」」」
     じりじり       じりじり        じりじり
勇者「な、なーんちゃって。何言っていいかわからなかっただ・・ちょ、なに!?いやっ」ビリビリ
勇者「へ、ちょ、服破かないで!え!?どうしたのみん・・・あっあぁっ///」
 __ そうだ。思い出した・・・俺は魔王に性欲を封印されてたんだ。まさかコイツ等も封印されてたなんて __

714 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 17:07:57 naYSg/CI
世界にこれ以上にない平和が訪れた
          魔王が滅んだことによってか魔物の凶暴性も消え、国の争いも無くなったのだ
 
                 全ては勇者とその仲間達によって訪れた平和
                 こうして、変態勇者の旅はこうして幕を閉じた
                                       【第一部・完】

715 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 17:08:43 naYSg/CI
あ、ずれてた最悪

716 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 17:10:10 naYSg/CI

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717 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/05/07(水) 17:11:09 naYSg/CI

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