勇者「俺に従順になったハーレムパーティと魔王倒す」
|
Part26
619 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:41:40
n2fdLu06
□月×日
何やら重要なことを忘れている気がするが別にいい。っていうか今日マジでやばいことおきた!聞いて!!
カタギ?かヤクザのおっさんに絡まれた!怖い!!ウチ怖いねん!!
追記:カタギってヤクザ用語でパンピーのことらしい
□月□日
魔界へ突入
父に出会う。俺と似てた。接し方がわからない。そうだ知恵袋に聞こう
僧侶「・・・・ん〜〜っ!あ、もう朝だよ!」
盗賊「まだ眠くないな・・・どうせなら最後まで読もうか」
魔法使い「やっと現在に至ってきますからね」
620 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:42:29
n2fdLu06
奴隷「最後らへんのページはボク達の年齢・身長・BWH・1年での成長みたいだね。ほかにも・・・」
賢者「もういい!それ以上はいい!」パタンッ!
賢者「ん?裏表紙に何か書いてあるぞ。なになに・・・何これ何後?」
魔法使い「古代文字の詠唱を綴っていますね。私が読みますね。〜〜〜〜」
...ジジジ.....
{あーあーテステス。テステス}
奴隷「! ご主人様の声だ。これはレコーダーのようなものなのかな・・・?」
奴隷「何かボク達に伝えたかった・・・・・?」
{さすが奴隷。今頃このメッセージの重要性に気づいているであろう}
奴隷「!?」
621 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:43:33
n2fdLu06
{恐らく俺の冒険の書を勝手に見ようとしたのは僧侶だろ。いやらしい女だ全く}
僧侶「!?」
{この古代文字読めたのはまほさん。調子こいて読もうと思ったら読めなくて顔真っ赤なのが賢者}
魔法使い・賢者「!?」
{そして姉さん。急に眠くなって寝ないでね?}
盗賊「!?」
{あと武闘家。恐らく寝巻きはだけて乳首見えてっぞ」
武闘家「!?」サッ
{と、このように俺はお前等の事をなんでも知っている。さて、そろそろ本題を話そうか}
622 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:44:48
n2fdLu06
{その前にまほさん。叩いてごめんね?痛くしなかったけど泣いちゃったよね?可愛かったよおおぉぉ!}
魔法使い「・・・っ」ボォッッ
{あ、燃やさないで!やめて!!あの演出は側近を騙すために必要だったんす!}
{こほん。このメッセージを人間界に帰る前に聞いていることだと思うが・・・}
_______________________________________
勇者「お願いだ。人間界に戻ってくれ・・・」
勇者「理由は・・・バレてる・・・かな。ま、じゃあ来世で会おう!」
________________________________________
プツンッ
「 「「「「「「・・・・・・」」」」」」 」
賢者「む、待て。1人多いぞ」
サイクロプス「勇者サン。一人で戦いに行ったのですね・・・!あ、あれのなんでみんな睨んできてるんですか?」
623 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:47:31
n2fdLu06
_ その頃 _______________ 魔王城・勇者部屋
コンコン....
バァンッ!!
姫「眠れないので来てやったですのーーー!」
勇者「・・・」
姫「いい加減レイプ目やめろ。大丈夫、わたくしは人間の味方ですの」
勇者「周りにやつらはいない・・・・か。よく言うぜ、ここのやつらと仲良さげだったじゃんか」
勇者「我が国の姫よ」ニヤリ
姫「うぐっ・・・」
624 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:48:11
n2fdLu06
姫「わたくしも隙をついては魔王に殺しかかりましたの」
勇者「『も』ってことは俺の計画バレちゃってる系ですかお姫様」
姫「どうせ隙をつく作戦でしょう。あれ、けどお仲間さんはどこに?」
姫「貴方より会うの楽しみでしたのにぃ」
勇者「置いてきましたの」
姫「え、何故に?あれだけ意気込んでいたじゃないですか」
勇者「うーん・・・色々あるですの。わたくしの体にも、んぐっ」ゴクン
勇者「例えばこの薬とかもう切れそうだし」カランカラン
625 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:49:29
n2fdLu06
姫「魔王化を抑えるクスリ?ど、どういうことですの?魔王化?は?」
勇者「色々あって俺の体。魔王の力に近づいてるわけ」
勇者「このクスリで抑えとかないと・・・・いつしか破壊衝動に駆られる・・・」
勇者「この世界を滅ぼすことは愚か人間界でさえも。とか大勇者に言われてな」
姫「け、けどそれじゃ酷すぎですの!結局魔王倒してもBADENDだなんて」
勇者「あー大丈夫大丈夫。そんときは俺のハーレムが・・・・きっと俺を・・・」
姫「あの仲間達が貴方を殺せると思いますか!?」
勇者「・・・・・」
626 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:50:11
n2fdLu06
姫「わたくし、魔王の水晶で奴と一緒に貴方達を眺めてましたの。あれだけ楽しそうなパーティなのに」
姫「貴方を殺せるわけがない!」
勇者「はぁ〜そんなこと言われて俺はどうすればいいんだ。だったら大人しく魔王に殺されるのがいいのかもな」
勇者「絶対にイヤだけど」
勇者「てか現に、そこにいるんだろ?おい」
「あーらら、バレちゃった」
魔王「側近さんも逆に騙されちゃうなんてね。伝えたらショック受けちゃいそうだから黙ってよ」
勇者「ハッ、伊達に女を従順にしよーとしてねーぜ」
627 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:51:01
n2fdLu06
姫「な・・・なっ・・・!?」(遂に・・・二人が・・・!)
魔王「今ここで戦ってもいいけど。ロマンに欠けると思わないかい?」
勇者「俺もそう思ってたとこだ。俺達、同じ人間だったら友達になれると思うぜ」
魔王「ハハハ、そういう嘘止めてよ。泣けてくる」
勇者「クククッ」 魔王「ハハハッ」
「「 アハハハハハハハッ!! 」」
姫「・・・!?」ゾワッ(な、なんですの。この寒気は・・・)
勇者「じゃあ明日の夜だ。明日の夜、何もかも終わらせる」
魔王「おーけー、じゃ。またあした」スタスタ
628 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:51:55
n2fdLu06
姫「なっ、なななっ、何やってるですのーー!!」バチコォンッ
勇者「痛てぇっ、な、なんだよ。たしかに不意打ちは失敗したけど」
姫「・・・あ、あんな簡単に!」
勇者「フフッ、さーてと。従順少女達がここまで来ないのを願うか」ぼふんっ
勇者「くかーーーzzZZ」
姫「明日、もしかしたら・・・やっと・・・終わる、のですね」
629 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:52:37
n2fdLu06
_ 次の日・夕方 ____________________ 宿屋
_____________________
サイクロプス「いやいや、皆サンいい食べっぷりです!まるで戦に向かう武士のようです!!」
サイクロプス「・・・・・決意が固まったようですね。良かったことです」
「「「「「「ごちそうさまでした」」」」」」
魔法使い「皆さん、装備は怠らずに」...スッ
僧侶「ふふっ、まほちゃんにもらった奴、つけておくからね」カチャカチャ
奴隷「ボクも」ググッ
賢者「さてと、よく寝た寝た」カチャン
盗賊「・・・眠気など感じないさ。今日は気分がいい」シャキンッ
武闘家「わ、私もバッチリです!!」グッ
630 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 19:00:41
n2fdLu06
見張り「おい、この先は魔王城だぜ。勇者じゃねー奴は行っちゃいけないんだ」
盗賊「・・・・」
見張り「ど、どうぞ」
___________________________________________
武闘家「ゆ、勇者さん。私達のことなんでも知ってるって言ってましたけど・・・それ間違ってますよね・・・」
盗賊「ああ、本当に何でも知っているのなら。私達があのメッセージを聞いてどう行動するか・・・」
賢者「あれだけ私達を巻き込んでおいて。今更逃げるなんて許されるわけがない」
奴隷「ともかくあのメッセージを聞いてみんなが一つになったね」
僧侶「悪い意味、でね・・・ふふ・・・お、魔王城の前ついたよ」
魔法使い「では行きましょう。魔王の所へ、そして変態勇者の所へ!」
631 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 19:02:30
n2fdLu06
明日また書きます
632 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 19:29:25 oVYupZUc
乙!とうとう最終局面か…
633 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 21:01:56 .cAXmBNc
チャラ兄のエピソードはなんだったのか…
634 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 21:26:43 D9sXcO7U
スレタイ読めよ勇者!
635 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 22:43:18 W1PIELD.
>>1
魔王のステータス書いてください
641 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/18(火) 19:00:40
Ox8hSN3I
魔王はHP100万くらいあります。MPは800でそれ以外は気分次第で変わります
642 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/18(火) 19:01:18
Ox8hSN3I
_ 魔王城 ______________
側近「申し訳ございません!!」ペコリッ
魔王「いやいいって、それくらい勇者くんは凄いってことで終わりにしようよ」
側近「しかしっ、この私が逆に騙されるだなんて!」
「魔王様ァーーー!!敵が!!敵が攻めてきました!!!」
魔王「あらら、やっぱり。じゃ、側近さん・・・君にもしかしたら最後かもしれない任務を・・・」
側近「ハッ!あの者共を一人残らず滅します!!!」シュバッ!
姫「あ、そ、側近!待ちなさい!」
魔王「大丈夫、側近さんは死なないよ。彼女が死ぬのは僕が死ぬときだから」
「へーこりゃ嫌なことを聞いちゃったな。おかげで殺しづらい」スタスタ
魔王「おや、魔王サイドのラスボスの登場だ・・・」ペロリ...
勇者「馬鹿か、物語はいつも俺サイドだ。ラスボスさん」ベー
643 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/18(火) 19:02:25
Ox8hSN3I
姫「あ、あわわ・・・」アタフタ
勇者「どうするお姫様。先に帰っとくか?」
魔王「おっとぉ、そうはさせないよ。まだどっちが勝つかわからないんだから・・・彼女には観客席で待機してもらおっか・・・」スッ
ガシャァンッ!
姫「なっ、鳥かご!?早くここから出せー!ですのー!」ガンガンッ
勇者「ま、いいや。行くぜ・・・」ビクリ
勇者(クソが・・・あんな野郎に震えるなんて・・・)
魔王「・・・うん。さぁ、はじめようか」
644 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/18(火) 19:04:15
Ox8hSN3I
_ 魔王城・入口付近______________________________
まおうじょう・みとりず
・最上階 4階〜2階
魔王の間 雑魚達の間
・6階 1階・現在地
宴会の間 現在地(昔はトラップいっぱいあったよ!)
・5階
客の間 ・勇者達へ、ここのエレベーター使って来てもいいよ。階段だと雑魚が襲ってくるから気をつけてね
盗賊「ご丁寧に・・・どうも・・・」ペコリ
賢者「感謝してどうする。まぁあるのならエレベーターに乗っていこう」
魔法使い「おや、上から誰か来るみたいですよ」
645 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/18(火) 19:05:19
Ox8hSN3I
ぽん ぽん ぽーーーん
『1階でございます』
側近「あ」ウイーーーーーン チン!
賢者「あ」
____________________________________
__ 側近が現れた!
テーテーテーデー デーデデー
賢者「・・・!//」(BGMの仕様がいつもと違う!)
「ギャースギャース」
魔法使い「喜んでる場合じゃありませんよ。敵はどうやら雑魚を操るみたいです」
盗賊「・・・ッ!キリがない・・・!」ズバァンッ!
武闘家「やっ、ったぁっ。はあぁぁっ!!」ドドドドドドドド
僧侶「雑魚に囲まれちゃった。あのビッチィ・・・!雑魚を操って・・・!」
646 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/18(火) 19:06:26
Ox8hSN3I
側近「ふん、3人共。魔王様の支配から逃れt・・・____ パシッ!
武闘家「私は強い。勇者さんにそう言ってもらったんです。証明することなんてない!」
側近「・・・ぐぅっ」ググググッ(なんてパワーなの・・・!)
武闘家「それに・・・・あなた、弱そうですしッ!!」ヒュッ、ガンッ!!
「ガハッ!」
武闘家「なっ!仲間を盾に・・・?」
側近「ここの魔物はみんな私の武器となり盾となる。そしてここの魔物の数は絶大」
側近「全て滅ぼすだなんて何日かかることやら」
647 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/18(火) 19:07:48
Ox8hSN3I
僧侶「ザラキーマ」 魔法使い「ベギラゴン」 賢者「イオナズン」
側近「えっ」
魔法使い「放つ前に一つ。私と僧侶さんは親友です」
僧侶「そうだよ。喧嘩も仲の良い証拠だしね」
___________________________________
_______________________
フシュウウ....
側近「なっ・・・そん・・・な・・・!一撃・・・で・・部下が・・・」
奴隷「どうしたのかな。君の武器や盾はどこに行ったのかな?」グイッ
側近「キャァッ!」
648 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/18(火) 19:08:55
Ox8hSN3I
奴隷「さて、どうしてくれよう・・・・魔王の前で殺してあげよっか・・・・?」ヒュッ
側近「ぐっ」ピッ...タラー...
奴隷「なーんて冗談。ボク達は急いでるんだ、君に構ってる暇はない」
側近「!?」(この切り口・・・毒が塗られて・・・いや、マヒ・・・動けない・・・!!)
盗賊「念のため縛っておくか」グッグッギュッ ググッ
________________________________
側近「・・・なんたる辱め、クッ、今に見てなさい!この縄ほどいて!んぐっ!」パツンパツン
奴隷「・・・・・で、何かな。この縛り方は」
盗賊「勇者に教わったんだ。女幹部を縛る時はこうしろとな・・・あと逆さで吊るせとも・・・あと水を上からかけt」
賢者「も、もういい。先を行くぞ」
649 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/18(火) 19:09:38
Ox8hSN3I
_____________________________________
グイーーーーン ガタゴトガタゴト...
僧侶「随分長いエレベーターだね。本当に上行ってるのかなー?」
魔法使い「そういえば、縦長な作りの魔王城でしたしね。城というよりガラス張りの長い建物・・・・・」
グガァンッ!!
武闘家「きゃっ、な、なんでしょう。止まっちゃいましたぁ!」アワワワ
盗賊「まほ、既に上で勇者達は戦闘しているのか?」
魔法使い「ええ、二つの大きな魔力・・・それに小さな魔力が一つ・・・」
『緊急事態!緊急事態!エレベーターの運行をストップします!エレベーターの運行をストップします!』
賢者「え」
奴隷「仕方ない。みんな、この上から出られそうだよ。このロープで上に伝っていけばいいんだ」グッグッグッ