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勇者「俺に従順になったハーレムパーティと魔王倒す」
Part25


598 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:07:44 n2fdLu06
奴隷「ヒャド」シュバンッ!
勇者「・・・」キィンッ
勇者「なにしてんだ奴隷。側近さんに魔法打つなんてよ・・」ゴゴゴゴゴゴゴ
奴隷「ご主人様、どいてよ。その女殺せないじゃないか」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
側近「や、やめて!こんなところで戦ったりなんかしたらまた・・・」
        「・・・・・・」スタスタ
  「お、おい兄ちゃんこの先行かない方がいいぜ。勇者達が乱闘してて・・・」
        「そう、忠告どぉも〜」スタスタ
側近「・・・ハッ!?」(!!? こ、この気配は!)

599 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:08:18 n2fdLu06
魔王「側近さぁーん。失敗だよこれ。もう帰ろっか、お姫様も心配してるし」グイッ
側近「で、ですがしかし」
勇者「・・・」
魔王「あら、勇者くんが病んでる。君そういうキャラだったっけ」
側近「勇者は既に洗脳済みです」
魔王「じゃあこのハーレム(仮)ちゃん達はどうするの」
側近「この者たちは私が処分をしますので・・・」ザッ
魔王「あーいいやいいや。君達、勇者君にゲート開いてもらったでしょ。もうそっから帰っていいよ」
魔王「あ、ちなみに僕は魔王って名前でーす」ピースピース
 
                 ! ?

600 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:09:09 n2fdLu06
賢者「ふざけるな!例え勇者がそちらにつこうと・・・!私達は貴様を倒すべく今まで旅をしてきた!」
盗賊「なら今ここで終わらす・・・・!」ヒュッ
魔王「わぁ。獣化ってやつ?」ガキィーーーーーンッ!!
盗賊「くっ・・・!!」...キリキリ...(本気でかかってもこの余裕な態度・・・)
魔王「初めまして盗賊ちゃん、お父さんは元気?」
魔王「そうそう!君が国の戦士になって最初の討伐任務。あの人の形をした魔物って実は君のおとうさ___パシッ
賢者「・・・チッ」
魔王「この矢は・・・えーっと初めまして賢者ちゃん。それに武闘家ちゃんも」
武闘家「だ、誰ですかこの人!?魔王ってほんとですか!?」

601 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:10:09 n2fdLu06
       キィンッ!   ドゴォンッ
               ドガアアアアアアアアアアンッ!!!
魔王「アハハハハハハ、凄いね。カスリ傷ができちゃった」(3人でこの力か。勇者君のキャスティング力には驚くよ)
魔王「で、そっちの3人は僕と何もしてくれないのかな?」
魔法使い「・・・・!」ビクッ 僧侶「う、うわ・・・ぁ・・・」 奴隷「・・・・!」
魔王「ふふっ、びくびくしないでよ。勇者君もなんとか言ってやってよ」
勇者「・・・」
側近「魔王様。そろそろ・・・」
魔王「あーうん。じゃ、みんなさようなら〜」
賢者「消えた・・・!?ゆ、勇者も一緒に・・・・」

602 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:23:51 n2fdLu06
武闘家「はぁっ・・・はぁっ、そ、そんな。そんなぁ」
魔法使い(何もできなかった・・・・怖くて・・・)
僧侶「わ、私。帰ろう・・・かな・・・・・・」ボソッ
奴隷「え」
僧侶「だ、だって!私、勇くんにも嫌われて・・・うぐ、それで、魔王にも・・・怖くて・・・何も」
盗賊「・・・・・」
___________________________________
__________________________

603 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:24:57 n2fdLu06
= 夜 = ___________________ 宿屋
サイクロプス「皆サン、決心がつくまでいつまでもここにいていいですからね!」
サイクロプス「ということで今日の夕食です。残してもいいので口にしてください」グツグツ
_____________________________________________
盗賊「・・・・考えなければいけないのかもな」チラリ
賢者「・・・何をだ」
盗賊「あのゲートに入ることだ。丁寧に奴隷用に妖精界へのゲートも作られている」
賢者「・・・ッ!」バンッ!!
賢者「ふざけるな!ここまで来て帰るなんて、命を捨てたほうがマシだ!!」ガタッ
僧侶「で、でも魔王の所に行く時点で・・・捨ててるようなものだし・・・・」
賢者「・・・・なんだと?」

604 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:25:58 n2fdLu06
魔法使い「僧侶さん、帰るならさっさと帰ってくれませんか?タダで食事を食べたいのでしょうが」
僧侶「ッなんなのよ。こんな時になってまで喧嘩ふっかけてきて!」ガタッ
魔法使い「私は貴女のことを思って言っているんです。無駄な命捧げるなら逃げほうがましだから!」ガタッ
僧侶「・・・うっるさいわね。どーせ私が嫌いだからどっか行って欲しいだけなんでしょ」
奴隷「いい加減にしなよ!!!」バンッ!
魔法使い・僧侶「・・・」...ビクッ
奴隷「つまらない事で喧嘩する場合じゃないだろ。もっとよく周りを見てよ」
奴隷「辛いのはみんな一緒なんだ。そうやって喧嘩をすることで現状をはぐらかして・・・何になるんだ・・・」
盗賊「・・・・続けるぞ」

605 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:26:52 n2fdLu06
盗賊「とにかく」
盗賊「勇者がいなくなった以上。私達は独自で決断を下さなければいけないんだ」
盗賊「魔界に残るか。各自自分の居場所に戻るのか。この二択・・・・・」
 
             「「 ・・・・・ 」」
盗賊「・・・・私は残る。この手で魔王を倒さなければならない・・・」グッ
賢者「私もだ・・・」      魔法使い「・・・私も」
武闘家「わ、私は・・・」モジモジ
僧侶「・・・っ」
奴隷「・・・・・」

606 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:27:29 n2fdLu06
______________________________________
_ 〜 魔王城 〜 ____________
姫「あ、おかえりなさいですのー」モシャモシャ
姫「・・・・・えっ!!?」
魔王「ただいまー」  側近「ただいま戻りました」  勇者「・・・」
姫「ゆ、勇者様!?どうしてそんな仲良く3人そろって!」
魔王「いやー非常につまらない展開に成り下がっちゃったわけなんですが。まぁ、今まで面白いものを見せて
   くれたお礼として僕の側近2号にしようかな〜って。あ、ボディーガードなんてどう?」
側近「なっ!?それは私の役目です」アセッ...
勇者「・・・・・」
姫「BADEND・・・・おーい、おいおい」フリフリ
姫「催眠堕ちですのね」

607 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:28:40 n2fdLu06
_ =深夜= __________________ 宿屋
盗賊「・・・はぁ」(異様な月の明るさだ・・・)
奴隷「無駄に綺麗なんだよね。この世界の月ってさ」
盗賊「ああ・・・闇の空は暗いからな。この世界を作ったやつも何かしら光が欲しかったのだろうか・・・」
魔法使い「皆さんも起きているのですね・・・」モゾッ
賢者「眠れるわけないだろう。ここ最近、色々なことがありすぎた」ガサリ
武闘家「・・・そういえば。勇者さん、自分の荷物置きっぱなしでしたね」チラリ
僧侶「これだ」ガサゴソ
僧侶「中身は衣服や変な機械しかな・・・・あれ、これって・・・・」スッ...
奴隷「それは確か・・・・・冒険の書だよ、ご主人様が毎日書いてた日記」

608 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:29:39 n2fdLu06
賢者「何が書いてあるんだ?」
僧侶「・・・・みんなで見てみよっか」ペラペラ
奴隷「毎回、現在のパーティ、とかこれから勇者の旅は始まる、とか。物語風に日記を締めくくってるんだ」
魔法使い「そういえば・・・前に少しだけ覗いたことがありました・・・・」
武闘家「あ、これって皆さんがたぬきたちに色々盗まれたときです!懐にしまってたんですかね」
盗賊「夜はまだ長い。どうせ眠れないんだ・・・。。1pずつ見ていこう」
僧侶「うん。そうしよっか・・・」ペラペラ

609 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:30:43 n2fdLu06
        ___________  冒険の書 ____________
○月×日
明日は俺の始まりの日。勇者になったらまず酒場に行ってメスを四人パーティに加えるぜ!!!
それにしても僧侶の奴・・・・絶対に許さない。許さない許さない許さない許さない許さない許さない(殴り書き)
○月□日
きょうはいろいろありました。でかいおおきなとりをたおしました。かみなりばちばちってたおしました
そーりょととうぞくさんがなかまになりました。そーりょはいろいろあってにいさんとたびしてたそうです
あとにいさんにこくられました。どうしてふったぼくが、かなしいきもちにならなきゃならないんでしょうか
僧侶「あ、あはは。確か私がお兄ちゃんと旅してたの根に持ってたんだっけ」(こんな私のこと考えてたんだ・・・)
魔法使い「ふふ、怒ってましたね。そういえばあの時」
盗賊「私もいたな・・・・懐かしい・・・・」

610 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:32:36 n2fdLu06
×月△日
変態を追っかけたらパンツの山があった
というのはさておき、この国には色々と問題があるらしい。それと奴隷達を運んだ馬車をブッ壊した。なんかイラついたから
そしてなんやかんやで奴隷をゲットした。この国だけじゃなく、コイツも問題を抱えているんだと思う
コイツの笑顔はどこまで真実なのだろうか
奴隷「これ・・・ボクのことだ・・・」
×月○日
馬をゲット。そして盗賊さんをロスト
けど、空き巣や彼女には幸せになって欲しい。心からそう思えた、偽善じゃくてマジで
盗賊「・・・勇者」

611 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:33:30 n2fdLu06
×月×日
まほさんをNTR。いや、寝(N)取ら(T)れ(R)のNはないが取られた。さっきからイライラが半端ない
ぜってーゆるさねーあの眼鏡。ロリコンは死ね。と、言うことで学園潜入。初めてのネクタイに戸惑う俺カッコイイ
      _______________________________________
       ____________________________________
×月△日
何日かの空白。実はなんか俺達洗脳されてたっぽい
俺はチャラリアヤレヤレ男子 僧侶は汚ギャル←コイツモテてたムカつく 奴隷は男装女子←コイツは女子にモテてた
取り敢えず目を覚ましたので今からまほさん奪いに行きますん
魔法使い「ふふふっ、3人共おかしな格好になってましたね」
僧侶「汚ギャルって何よ、もう。あははっ」   奴隷「ボクが男装・・・??」

612 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:34:46 n2fdLu06
□月○日
雪山で愉快なおじいちゃんとその孫に出会う。大賢者の方は色々と経験豊富だそうだ、俺に説教なんてするとは
そういえばもうひとりの厨二賢者が気になる。カワイイが色々と痛い奴だ。今後が心配
□月□日
女体化失敗。俺はただ純粋に知りたかったのだ。オーガズムの威力がどんなのか
それよりまほさんが俺達にプレゼントをしてくれた。俺にはマフラー、僧侶にはネックレス、奴隷には手袋
なんだか仲間との絆が深まった気がする。いつまでもこんな仲でいたいものだ
賢者「・・・だとさ」チラッ
魔法使い「・・・」
僧侶「・・・」

613 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:35:58 n2fdLu06
△月○日
俺達は機械の国に別れを告げる。あの国での教訓は、人は年月が経つと腐りやすいということだ
チャラ兄は失望した。昔はもっと頼りがいがあったはずなんだけど・・・
そんなことはさておき、何もかも盗まれ無一文だ。死にたい。死にたい。もう裸で踊れそうな気がする
追記:舞踏の町で拾われ、なんとか食にありつけることに
  しかし、優しさには裏がある。0円でいいことなどないのだ!何故か俺は次の地上一武闘会に参加することに
  別にオラはワクワクしてない。どうせなら玉集めてギャルのパンティ欲しい
武闘家「うわぁ・・・・・こ、こっから私の悪口かいてあります・・・・臆病、コミュ症とか」ウルッ
賢者「ククッ、あの時、貴様に毎日負け続けた勇者の顔はいつでも忘れられないな」
武闘家「そういえば・・・修行の時、勇者さん、いつも私に負けてて・・・・」

614 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:36:35 n2fdLu06
△月×日
明日はいよいよ武闘会!頑張るぞ!(`・ω・´)
まほさん、奴隷、僧侶がどっかいった。俺は負けた。たくさんの人が固まった、おっさんは殺された
気づいたら母さんがいた。安心した。いや安心してない。こわい、なんで、こんなこと望んでない。どうして
           (ここからグジャグジャな鉛筆書き)
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盗賊「ページが破かれている・・・」
魔法使い「このあと、魔王によって私達は・・・」
賢者「勇者は地元に飛ばされ、しばらく実家で過ごしていたらしい」

615 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:38:30 n2fdLu06
△月△日
なんだか周りの人に助けられた。この恩をどう返せばいいのか
これが書き終わったらすぐに出発する、さっきからロブスターも鼻息が荒いからな
○月○日
僧侶を発見。コイツ流れる水を塞いでやがった・・・おかげで村は飢えまくってたっつーのに
あとなんかいきなり殺しにかかってきやがった!!ムカつく!!けど・・・生きてて良かった・・・
それにしてもキスがクリスタル解除方法なんてディ○ニーっぽいなと思った。魔王の感性を疑いたい

追記:このあと賢者が来た。何やってたんだコイツ。あとキレられた
僧侶「え、き、聞いてないよこんなの!///」

616 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:39:08 n2fdLu06
○月△日
砂漠の城で一息。つけないほどのひどい顔面王女がそこに、そしてメイドと執事が盗賊さんと空き巣だった。何やってんだコイツ等
と、思ったら色々とあるらしい。まほさんや奴隷のこともあるし先を急ぎたいところだがかつての仲間が困っていたら助ける
          それが    勇者!!!(大文字)
×月○日
色々あって盗賊さんが仲間に。マジで色々あったので日記に事細かく説明するのめんどい
けど、空き巣がかっこよかった。ムカツク。主人公は俺だからな!
僧侶「大変だったんだよーこの時!死ぬかと思ったぁ〜」
賢者「敵とも分かり合えたはいいことだとは思うけどな」
盗賊「勇者にはこの恩を返さなければならない・・・そうだ・・・私はまだ・・・」

617 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:39:48 n2fdLu06
×月△日
まほさんを発見。コイツオークションに出されてやんのーぷぷーっ
って言ったら殺されそう。取り敢えず金より愛の力で敵を撃破!ディープキスで目覚めさせようと思ったけどやめました
魔法使い「え、わ、私も・・・・・!?///」
×月□日
武闘家をゲット。最初は気に入らなかったが仲間としては使えるやつだ
スタイルはスレンダーではあるが可愛げのある新キャラなのでよしとしよう
武闘家「う、嬉しくありません!!///」
奴隷「あははっ、こんなことがあったんだねー」

618 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/17(月) 18:40:41 n2fdLu06
×月×日
ここ最近僧侶の様子がおかしい・・・おや、僧侶の様子が?てってってって、いや進化しねーよ!
こうやって自分の精神を落ち着かせることにする
盗賊「? おかしい・・・?」
僧侶「わ、私・・・その・・・」
□月○日
今日は違う世界に行った。妖精界だ。そして奴隷の本当の居場所なのだ。そしてみんなきわどいカッコしていたのだ
とにかく・・・ラスカル風に奴隷を手放して残させるつもりだったが失敗。奴隷には参るぜまったく
奴隷「・・・ふふ///」