勇者「俺に従順になったハーレムパーティと魔王倒す」
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Part21
504 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:08:56
Oay/GSIc
勇者「なんだよ急に甘えてきて・・・・コイツゥ」ピンッ
賢者「やっと理解できた。ここは悪霊の集まる村なんかじゃない」
賢者「ここの村の住人は魔王に殺された人間の霊の集まりだ」
勇者「なっ・・・!?」
_____________________________
チャラ勇「どしたの急に二人共固まっちゃってさぁ」
チャラ勇「あ、そういえば機械の国でも深夜にあったときそのペアだったよね〜勇者ちんと賢者ちん」
少女「チャラ勇さんも元気になってよかったです。ここに来た時は死にそうな感じでしたけど」
少女「3人にあえてとっても嬉しそうですし。アハハ」
ディーラー「ハハハ」 バニーA「ハハハ」 バニーB「ハハハ」
チャラ勇「え、そうだった?アハッ、アハハ。ハハハ」
チャラ勇「ハハハ」
505 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:09:54
Oay/GSIc
勇者「行っては行けないっつーのはこういうことか」
チャラ勇「いやぁ、よかった・・・生きててみんな・・・よかった・・・」
中年勇「ああ!勇者君じゃないか!!ここまで来れたんだね」ドシドシ
勇者「・・・こういう、ことか」ギリッ
賢者「要するに、やつに殺された者は天に召せない・・・ずっとここに。そして洗脳もされているようだな」
_______________________________
勇者「賢者、2人でいけると思うか?」
賢者「問題ない。まほや僧侶の回復力、魔力には及ばないかもしれないがな」ピシッ
勇者「どっちも使えるなら上出来だ」
506 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:11:25
Oay/GSIc
嘉緒翠「・・・?まさか、こっちに気づいて」
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少女「あのカカシがどうかしました?あれはですね。この村の____
賢者「貴様だけは許さない・・・死者を利用するなど絶対に・・・!」グググ...キリキリ...
バシュッ!
キィンッ!
「フフッ、中々の弓の精度だな。この嘉緒翠めの宿を見つけるとは」
嘉緒翠「いいだろう人間ッ!この嘉緒翠めが直々にこの村の住人としてくれるわ!!!」
賢者「貴様は穢れ過ぎている。その体、穢れに染まる前に葬ってやろう」
勇者「あ、え、えっと・・・・ぜったい負けないぞっ!」プンプンッ(クソッ!乗れなかった、この厨二病ウェーブに!!)
507 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:12:24
Oay/GSIc
チャラ勇「アハハハ、どうしたん_2人ともぉ〜戦闘態勢入っちゃってサ」
少女「ど、どういうことですか?だ、だってみんな楽しく、ずっと、ここで、育って」
勇者「待ってろチャラ兄・・・今すぐ戻らせてやる!正気にな」
嘉緒翠「そうか。この男を______シュルルルルル
チャラ勇「がァッ!?おごごごごっ_________
賢者「!? チャラ勇の体内に潜っただと」
チャラ勇(嘉緒翠)「ふぅ、で、誰を正気に戻すのだ?」
勇者「な・・・!?」
508 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:13:29
Oay/GSIc
勇者「・・・ブッ殺すぞ。テメェ・・・」
チャラ勇(嘉緒翠)「うぅ〜ん。この嘉緒翠めをどうするというのだ?」
嘉緒翠「こうやって何かを宿にして乗っ取る。じゃあ殺せばどうだ」
嘉緒翠「この宿主を殺せばこの嘉緒翠めも同時に死ぬ」
賢者「おのれ・・・・!」
勇者「・・・・・」
チャラ勇「ハ ハ ハ。他の仲間も呼んだらどう__ダボォッ!!?」ボゴォッ!!!
武闘家「ミツケタ。私を負かした・・・アハッ・・・私より強い人・・・!」
「「!!?」」
509 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:14:34
Oay/GSIc
勇者「やめろっ!な、なんだお前はっ、キャラ変わってんぞ」ガシッ!!
武闘家「フーッ、フーッ。・・・フフッ離してよ。勇者さんは最後に戦ってあげるからさぁ///」ニコォッ
チャラ勇「なるほど。去年の大会でこの宿主に負けたのか。言っておくがこの嘉緒翠めは乗っ取った体の
主の記憶を観覧できる。よって戦闘能力もそのままコピーなのだ!」ドヤァ
勇者「自分から能力を説明しちゃうのか・・・」
賢者「貴様、武闘家に何をした!」キッ
嘉緒翠「この嘉緒翠めの最大の主様である魔王様の技は、人の心の闇に漬け込むことだ」
嘉緒翠「フ フ フ。嫉妬などに漬け込むのが得意らしい・・・・それが恋愛でも競争心でも良い」
嘉緒翠「強くなりたい、誰よりも、そんな強さを求める彼女を____
勇者「戦闘狂に仕立て上げたってことか」
武闘家「あの人を倒して・・・私がツヨク。私が一番ツヨクッ!///」ダラー
510 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:16:29
Oay/GSIc
勇者「取り敢えず寝てろ、ラリホーアンドラリホー更にラリホー」
武闘家「アハッ、全然目が冴えるよ!///」
勇者「グギッ!?ね、寝ないだと・・・ググ・・・しゅ、手刀!」バスッ
武闘家「痛い・・・テメー速くこの手離しやがれッ!!アイツを殺させてよ!!お願い!!!ねぇ!!?」
勇者「なにぃ!?ま、まずいぞ。このままじゃ賢者が」
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嘉緒翠「他の仲間も呼ばせるわけにはいかないな。さて、この嘉緒翠めの大事なカカシに傷をつけた」
嘉緒翠「賢者、まず貴様からだ」
賢者「レムオル」スゥーーーーーーッ........
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勇者「消えた!!?な、なにその魔法教えて!!おせーておせーて!!!」
武闘家「は・・な・・せぇ・・・!」
511 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:17:59
Oay/GSIc
嘉緒翠「姿など見えずとも気配や体温、魔力で・・・・そこだ」ドスッ
賢者「がッ」....バタッ
嘉緒翠「所詮、ただの小童よ、さぁこの嘉緒翠めお気に入りカカシに傷を付けた礼____
賢者「残像だ」ブゥンッ...
嘉緒翠「なにッ!?」
賢者「貴様が落としたのは私がモシャスをかけた草だ。フン、間抜けな面だな、せいぜい草むしりでもするがいい」
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勇者「落ち着け武闘家・・・さもないと・・・え、えっちなことしちゃうぞぉ〜」ゴクリ
武闘家「離・・・・してッ!!」ゴンッ
勇者「へぶっ!?」ボゴォ
512 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:18:57
Oay/GSIc
勇者「テメェやりやがったな。秘技!くすぐりの刑」スパパパパパン
武闘家「ひゃっ、あ、あひゃっ、あははははははは!!」
勇者「今のうちに・・・・!賢者!」
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賢者「・・・」(カオスの宿主であるチャラ勇の急所をつき。動けなくさせればやつも離れるだろう)
嘉緒翠「さぁ、攻撃したらどうだ。この男も本望だろう。死ぬことが」
賢者「・・・・・なに」
嘉緒翠「それもそうであろう。嘉緒翠めは別にこの男を洗脳してはいない」
嘉緒翠「自らこの村に携わったんだ・・・・そこの勇者なら理由がわかるだろう?」
勇者「・・・あ?」
513 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:20:25
Oay/GSIc
嘉緒翠「仲間を魔界に連れ、危険な目に合わせたくなく人間界に置いてきたが」
嘉緒翠「まさかその優しさも虚しく魔王様に仲間を殺されるなんて」
嘉緒翠「哀れな男よ。死ぬのが本望であろう」クククッ
勇者「黙れ・・・!」ギリギリッ
嘉緒翠「フン」ポロポロ
嘉緒翠「む・・・?おやおや」ポロポロ
嘉緒翠「泣いているのか。しかも声もしゃがれている。どうやら今、嘉緒翠めの顔や声は泣いているようだな」
勇者「チャラ兄・・・!」
嘉緒翠「滑稽だ。自ら死にたいと言っているも同然」
勇者「ッ!」ダッ
514 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:21:02
Oay/GSIc
嘉緒翠「仲間を魔界に連れ、危険な目に合わせたくなく人間界に置いてきたが」
嘉緒翠「まさかその優しさも虚しく魔王様に仲間を殺されるなんて・・・・ククッ、哀れ、哀れなり」
嘉緒翠「哀れな男よ。死ぬのが本望であろう」
勇者「黙れ・・・!」ギリギリッ
嘉緒翠「フン」ポロポロ
嘉緒翠「む・・・?おやおや」ポロポロ
嘉緒翠「泣いているのか。しかも声もしゃがれている。どうやら今、嘉緒翠めの顔や声は泣いているようだな」
嘉緒翠「滑稽だ。自ら死にたいと言っているも同然。この男の口調を真似てやろう」
嘉緒翠「勇者ちん、俺っちを殺して〜・・・・・フッフフッ、フハハハハハ!!!」
勇者「ッ!」ダッ
515 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:22:40
Oay/GSIc
_________________________________
________________________
嘉緒翠「どうした攻撃しないのか?」キィンッ キィンッ!
ガキィンッ!
勇者「お前がそっから離れたらな。おいチャラ兄!!聞こえてんなら出てこい!!!」
嘉緒翠「フン、それは無理な話だ・・・ぞ・・・?お?」
『わかってんよ勇者ちん。ごめん、寝すぎちった』
嘉緒翠「グッ、ここに来て・・・!仲間ともう会うことはもうないのだぞ!」
『__________________!』
嘉緒翠「グァッ、アアアアアアア________
チャラ勇「あぁっ!はぁっ・・・はぁっ・・・!」
嘉緒翠「なっ・・・なに?」ブウンッ(この嘉緒翠めが追い出された・・!?)
516 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:24:19
Oay/GSIc
チャラ勇「どうして俺っちの中に入ったかやっとわかった。精神の弱い子に入れるってわけネ」
チャラ勇「ぐっ。はっ・・・はぁっ・・・勇者ちゃん、ごめん。もう動けないかも」ヘヘヘ
勇者「いや、十分だよ。早く逃げて」
チャラ勇「俺っち・・・死にたいとか・・・もう思わないからさ」
勇者「自分でそう思ったならもう大丈夫だってば」
嘉緒翠「死ねェッ!」バッ
賢者「・・・」グググ....バシュンッ!
嘉緒翠「ガフッ!?」グサッ
賢者「我に嫉妬をさせるな。貴様の最初の相手は私だろう?」
517 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:25:25
Oay/GSIc
_ ボロ邸 _________
「起きて、起きて!」
僧侶「わあぁっ!!?」バッ
少女「わ、私幽霊なんですよね?あなたなら見えるかも・・・だし・・・」
僧侶「えっ!?幽霊だったの?どうりで騙してくるわけだぁ!」ムカッ
僧侶「けどほし草で寝るの魔女宅で憧れてたから許す」
少女「あの、みんなを起こしてあげて!勇者さんと賢者さんが誰かと戦ってて」
僧侶「えぇっ、なんだかわかんないけどわかった!」
僧侶「ザメハ!みんな起きてー!!」
518 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:27:02
Oay/GSIc
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嘉緒翠「邪魔だ・・・イオラ」
ドゴォンッ!!
勇者「ほげっ」ドスッ!ズササー
勇者(へんちくりんな名前のクセにやりやがる)
嘉緒翠「グッ、ガッ、許さぬ・・・村もろとも破壊してくれよう・・・」ブツブツ
嘉緒翠「ククッ、この技を使うのも久しいな。魔王様と退治した以来・・・・・終わりだ」
嘉緒翠「ドルマドン」グォン
勇者「な、なんだあの馬鹿でかいまっくろくろすけ」
賢者「ゆっ勇者!」ガバッ!
勇者「ぐぇっ、ば、馬鹿!離せッ!!」
519 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:28:01
Oay/GSIc
_ ボロ邸 ___
魔法使い「ザメハというより奇声で目覚めました」
僧侶「あーお前後でな。今それどころじゃ_______
オオオオオオオオオオオオオオオ
奴隷「な、なんだろうこの音・・・・」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオ
盗賊「!? ふ、伏せろ!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!
バキバキバキッ グシャァッ!!
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520 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:29:32
Oay/GSIc
勇者「けほっ、けほっ・・・・・賢者!おい!」
賢者「うぐ・・・良かった・・・」ピクッ
賢者「フフッ、私も・・・・役に立つでしょ・・・?」
勇者「お前まだそんなこと!俺をかばったって株あがんねーぞ。おいっ、おーい」ペシペシッ
勇者「・・・・おい。死んでねーくせに死んだっぽい台詞やめろ」バシバシッ
嘉緒翠「フン、まさか自らの呪文を盾としこのドルマドンの威力を半減するとは中々」
勇者「おい、傷だらけじゃねぇか!吐血だって・・・・・」
賢者「も、問題ない。ベホマさえすれば死にはしない、が・・・骨折はそう早く治らないかな・・・」
賢者「がくっ」ガクン
521 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:30:57
Oay/GSIc
勇者「・・・・・」
嘉緒翠「ハハハ、次は息の根を止めてやろう。もう一度この技を使って」
勇者「世界の女は俺のもの・・・・・女に暴力ふるっていいのは俺だけ・・・」
嘉緒翠「フフ・・・ふ?何を言い出すかと思ったらさすが変態性癖なだけのこともある」
勇者「そしてコイツはその中でも嫁候補だ。コイツの傷。この町の幽霊を無理やり魔界にとどまらせている件」
勇者「色々あって勇者くんは怒っちゃいました」
嘉緒翠「だからなんだ、来い。この嘉緒翠めも全力を出し!貴様の血肉一粒残さん!!」
勇者「ハッ、予告するぜ。テメーは1レスで終わらす」
522 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:33:54
Oay/GSIc
嘉緒翠「1レス?秒数のことだかなんだか知らないが」
勇者「・・・」スタスタ
嘉緒翠「嘉緒翠めは貴様を今から2秒で仕留めてやろう!!」ビュンッ!!
勇者「いーち」ビリッ!ビリリリリッ....バチバチッ
勇者「にィッ!!」ブンッ
嘉緒翠「が ぁ?」
ス パッ
勇者「名付けてギガスラッシュ・・・あ、やばいかっこいい・・・俺///」
賢者「ぐふっ、だ、ださいし。最初から一撃で終わらせろ・・・・・」
勇者「そう言うな。この技、かなり色々なもの消費するんだからよ」
嘉緒翠「か、嘉緒翠めの体が半分に・・・・そんな・・・この力は・・・まさしくまおうs___
523 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:36:17
Oay/GSIc
ヌワーーーッ ドカァンッ!!
僧侶「な、何今の爆発と断末魔!?」ビクッ
勇者「特撮的なアレだよ。怪人倒したら爆発的な。それより僧侶、コイツを」
賢者「今私を投げようとしただろ貴様っ!い、いつつ」
僧侶「え、そしたら戦隊の場合巨大化しちゃうじゃん・・・・・って賢者ちゃん!?」
ドウシタノソノキズ!! フフ、セナカノキズハケンジャノハジ カッコツケテルバアイカ・・・
ミンナデナオソウ! ワタシハヤクソウヲ!
勇者「ふぅ、よっこらせ」
チャラ勇「なんだ。前より人数増えちゃった系?」
勇者「・・・まぁね」
524 :
以下、名無しが深夜にお送りします :2014/03/10(月) 20:37:35
Oay/GSIc
チャラ勇「・・・俺っちさ、やっぱ悲しいわけ。コイツ等と離れるの」
ディーラー「・・・チャラ勇」 バニーAB「・・・」
勇者「離れてんだよ、もうな・・・・・」
チャラ勇「わかってる。魔王倒したらさ、コイツ等天国行けるかな?」
勇者「行かせるよ。絶対、絶対にな」
チャラ勇「ありがとう。俺っちさ、その勇者の隠れ家ってとこ行くわ。なんか体力つけてから行きてーし。魔王んとこ」
チャラ勇「ここにいると迷っちまいそうだしね」
「待ってくれ!」
ディーラー「チャラ勇、じゃあな」ニコリ バニーAB「ばいば〜い」ニコッ
チャラ勇「じゃあな・・・・!それと。勇者ちん!仲間見殺しにすんなよ!」タッタッタ