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勇者「俺に従順になったハーレムパーティと魔王倒す」
Part2


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:07:20 LnB8GIsY
勇者「・・・」
勇者「・・・・そうか・・・魔力という記憶を念写させた写真か・・・」ギュッ
勇者「父さん。俺はまだ立ててないから帰ってこないのか?」
勇者「俺はまだ一人じゃ全く立てもしない・・・腰抜けだよ・・・・」
勇者「母さんに迷惑かけて・・・・なにやってるんだろうな・・・・」スタスタ!
勇者「変わらないと・・・!俺はもっと!」
勇者「ってヒゲやべーな・・・・・これ、思春期の辛いとこね」

34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:08:06 LnB8GIsY
勇者「・・・」ガチャッ
勇者「久しぶり!」
ロブスター「!? ブルルッ!ヒヒーン!!」(勇者!おひさ!!)
勇者「ロブスター・・・・悪い・・・お前も仲間だよな・・・」スッ
勇者「わーしゃしゃしゃしゃ!!」ニコニコ
ロブスター「ヒヒーン!」(くすぐったい!)
母「勇者?」ドサッ
母「どうして家から出て・・・・」
勇者「! 母さん・・・」

35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:10:41 LnB8GIsY
勇者「ごめん・・・母さん・・・!」ギュッ
母「勇者・・・」
勇者「俺はもう大丈夫・・・・今まで・・・今まで本当にありがとう・・・」
勇者「こんな息子でごめんな・・」
母「・・・・ううん。いいのよ、変われるのなら・・・」
勇者「もう、心配しないでいいから。必ず父さんも連れて帰ってくる」
勇者「だから・・・・・泣かないでくれ・・・」
母「うん・・・・うん・・・!」

36 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:11:48 LnB8GIsY
勇者「あとこれ・・・俺にはもう必要ないからさ。マフラーは一つでいいんだ」
母「・・・ふふっ、女の子からもらったの?」
勇者「ああ、一生つけてくよ」ファサッ
勇者「行ってきます。母さん!」
母「行ってらっしゃい。勇者!」
_____________
勇者「さて、お前はもとは騎馬だから走れるんだよな?」
ロブスター「ヒヒーン!」
勇者「連結外したり鞍もつけないとな〜武将風がいいな〜いや、西洋騎士でも〜」
勇者「っとその前に」タッタッタ

37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:13:24 LnB8GIsY
_ 市場 _
勇兄「はい、いらっしゃいませ。どうかなさr・・・・勇者!?」
勇者「リンゴ二つと人参やほし草大量にね。あ、俺が持てる程度にな」
勇者「それと水な。ロブスターに装備つけないといけないから田んぼのじいさんの家にもいかねーとだし」
勇兄「勇者・・・お前もう・・・」
勇者「ああ、大丈夫だ。勇者様ふっかーつ!あっはっは・・・・ほんと」
勇者「兄さんにまで心配かけちまったな。悪い・・・あとありがとう・・・兄さんのおかげだよ」ニコッ
勇兄「・・・っ」
勇者「じゃ、今度は絶対に魔王を倒してから会おうな!」タッタッタ
妻「うわぁ〜ん。寝違えてしまいましたぁ」グスン
妻「あれ?旦那様顔が少し赤い・・・まるでリンゴみたい!」ニコッ
勇兄「うわぁ〜〜〜〜!!!俺は君一筋だから!!君一筋なんだ!!!そうだ!南の島に旅行に行こう!新婚旅行だ!!」ガシッ
妻「? うふふ、今日の旦那様は情熱的っ」

38 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:15:19 LnB8GIsY
_ 教会 _
神父(僧侶父)「・・・きましたか」
 ギィ.....バタン
勇者「・・・おじさん、おばさん。俺は・・・」
神父「何もいうことはありません・・・・ただ、娘の無事を私達は願い・・・願い・・・」ブルブル
神父「娘を助けてくれ!・・・お願いだ・・・・魔力が固まっている・・・君なら救えるんだろう!?」
勇者「・・・・はい、何が起きようと・・・・・俺は必ず」
勇者「必ず僧侶を救います」
神父「うぅっ・・・・うう!よかった・・・・君のその言葉が聞けてよかった・・・・!」
シスター「頼みましたよ・・・・勇者・・・・」
シスター「貴方の旅に幸あれ・・・」

39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:20:02 LnB8GIsY
勇者「・・・」スゥゥゥ...
 _ 今もどこかでアイツが俺を見て楽しんでいる _
勇者「怖い、な・・・・」チラリ
_______________________
__________________
_ 異世界 _
    = 魔王城 =
魔王「へぇ、僕の水晶に気づいたか」
魔王「カメラ目線ってやつかな?はろ〜みってるぅ〜?」

40 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:24:06 LnB8GIsY
姫「今なんですの?」
側近「ツーオールですね。じゃあ私サーブなんでっ」パコンッ!
姫「やっ!」パコンッ!
側近「ほっ!」パコンッ!
魔王「うん。僕をネット代わりにしてバドミントンするのやめてくれないかな」
姫「くっ・・・・やっぱりガットの強度が足りない・・・もしくはグリップを替えたいんですの!」
魔王「専門用語やめてくれないかな」
側近「じゃあ休憩にしましょうか。魔王様、おやつはどうですか?きのこでいいですよね?たけのこはだめです」
魔王「僕もう君達きらーい」
 『おい、魔王』
魔王「おや?」

41 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:26:53 LnB8GIsY
勇者「今も俺のこといやらしく見てんだろ。ヒステリックな俺を見てドラマ性が高いとか言ってんのか?」
勇者「残念なことに俺はお前の思い通りに旅をさせてもらうよ」
_____________________________
魔王「・・・わーヒステリックでドラマ性たかーい」
姫「はいさーっ!」バコォンッ!
側近「ぎゃあ」
 『・・・だがな!』
_____________________________
勇者「俺はもう迷わない。そこで菓子食って見てられんのも今のうちだからな!」
勇者「せいぜい楽しんでるといいさ。俺がお前に近づいていくのをな・・・」ザッザッ...
_____________________________
魔王「よく、わかったね」モグモグ
姫「あ、わたくしのポテト薄切りなんとかが!」

42 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:33:55 LnB8GIsY
マスター「おい、勇者。このお前にゃもったいないお馬さん」
マスター「乗馬用っつーか今度は急ぎの旅みたいだからな。馬車連結も外して装備も整えてやったよ」
マスター「上級のウェスタン鞍。お前にくれてやる!絶対に今度は魔王倒してから帰ってこいよな」
勇者「・・・・・ありがとう」
勇者「ハハッ、ロブスターも興奮してんな」サスサス
勇者「行くぜロブスター。ここからは俺達のターンだ!」ドサッ
ロブスター「ブルルルッ!!」
__ 彼の旅がようやく始まった
       仲間をこよなく愛する勇者の伝説はこうしてまた始まる __
勇者「ほげらっ!?ごぼぉっ・・・かはっ・・・!!」ドテン ゴロゴロ
勇者「ま、マスター・・・・乗馬の仕方教えて・・・・?」ポタポタ

49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:12:36 KHDuFmQQ
 _ 勇者の国 _
賢者「あ、あの・・・・・んん、こほん!」
賢者「我!かの有名な勇者の子孫が生まれるという国に来たり!!」バァーン!
賢者「ククッ、奴の居場所も近いな・・・・・」ニヤリ
 「・・・誰?」 ヒソヒソ
          「痛い子じゃない?」 「うわぁ」 ヒソヒソ
賢者「あ、あの勇者くんって子この国に今いますか?」
 「勇者?」 「ああそれなら」

50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:13:45 KHDuFmQQ
________________
母「あら、いらっしゃい」ニコリ
賢者「む・・・こんにちわ」ペコッ(この人が奴の母親か・・若いな・・・)
母「あの子?あの子なら残念だけど・・・・昨日旅立っちゃって・・・ごめんね?」
賢者「あ、いや!いいんです。追いかけますんで!」フンスッ
母「う〜ん。お馬さんに乗ってっちゃったから足じゃ追いつかないんじゃないかな」
母「あ!でもこれから南の大陸ツアーのおっきな車が来るから追いつけるかもしれないわ!」
賢者「な、なるほ_____チラッ
賢者「あ、あの・・・・こ、こっこれは・・・・あ、あ、あのあ、のあの」
母「あ〜これ?」
母「うふふ、私と夫と勇者の写真。このあとに旅立っちゃったんだけどね。あの人」
賢者「」

51 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:15:00 KHDuFmQQ
 ドドドドドドドドドドドドドドド
                ドドドドドドドドドドドドドド
__ 南の大陸を駆け走る一人の勇者がいた________
勇者(その名も勇者・・・彼は仲間を探すべく・・・なんとなく南へ向かうのだった・・・)
勇者「・・・」(コイツ意外と速く走るからゴーグルしてないとドライアイになっちまう)
勇者「!!!ろ、ロブスター!もっと速く走ってくれ!」
ロブスター「・・・!」ドドドドドッ!!
勇者「こ、この風の感覚!!本物を揉んでいるような・・・感じか・・・?」モミモミ
勇者「じゃあ次は・・・」ジー
勇者「う、うひひ!この風の勢いでオナ・・・・・・・・・・・ん?」

52 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:17:09 KHDuFmQQ
老人「あぁ・・・旅の人止まっておくれ・・・・!」
勇者「はいはい」スタッ
勇者「どうかしたか?おじいちゃ___ キランッ!
老人「ケケケッ!騙されおってニンゲン!!」ぼわんっ
 ようじゅつしA「魔法で焼き切っちまうぞよ!」
 ようじゅつしB「フハハハハハハハ」
勇者「・・・」
______________________________
___________________
勇者「はいヒゲいっぽーん、にほーん、さんぼーん、一気に40本くらい!!!」ブチィッ!!!
ようじゅつしB「ぎゃああああっ!!ヒゲが!!大事なヒゲがぁぁぁ!!」
勇者「ほら、早くごめんなさい言わないと隣のAくんみたいに燃やしちゃうぞぉ☆」
ようじゅつしB「ごめんなさいごめんなさい!!!」
 「す、すごい」

53 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:18:14 KHDuFmQQ
勇者「チッ・・・・モシャスはたぬき以外にも使えるのかい。よっと」スタッ
ロブスター「ヒヒヒーン!」(なんかいるよー)
勇者「ん?どうしたガキ。まさかお前もモンスター・・・!」
 「ち、違います!」
少年「ぼ、僕!この先の砂漠の集落の人間で!え、えっと・・・その・・・」
勇者「取り敢えず後ろ乗れ。ここら辺は地面も熱くてかなわん」
少年「あ、ありがとうございます」

54 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:20:08 KHDuFmQQ
 パカラッパカラッ.....パカラッ!
勇者「はぁ。なるほど、水不足でわざわざ遠くの川まで水汲みにな」
勇者「その後ろの水持って今までモンスターから逃げながら来たのか。すげーな」
少年「は、はい。僕以外の子や大人達はもう元気がなくて・・・・僕が」
勇者「そっか。そうだ、リンゴ食うか?カッコつけて買ってきたのはいいもののよく考えたら
   すりりんごしか食えねーや俺」
少年「り、りんご!」ガツガツッ! ムシャムシャ
勇者「ははっ。さて、お前の村も見えてきたぞ」

55 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:21:15 KHDuFmQQ
 _ 砂漠の集落 _
村長「・・・・あ・・・ぁ」カラカラ
少年「そ、村長!干からびちゃってる・・・・よっと」ボトボト
村長「あ・・・お。おぉ・・・おおおおおおお!!!」
村長「ふぃ〜」ウルオイ
勇者「インスタントラーメンみたいだな」
村長「旅の方、彼を運んできてくれてありがとうございます」
村長「事情は彼から聞いたと思います・・・それとこの集落の人間の有様を見れば・・・・」
勇者「ああ、大丈夫。みんな俺の魔法で潤してやったよ」シュッ カキィンッ!  ドヤァ...
村長「なんと!氷の魔法・・・・ありがとうございます。ありがとうございます!」

56 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:22:31 KHDuFmQQ
村長「実は近頃井戸の水が無くなってしまい・・・家畜や作物、村の人間に水が行き通らなくなってしまったのです」
村長「井戸の水はあのキャニオンの滝から来ているのですが・・・・ここから見てわかる通り水が何故か流れておらず」
村長「調査には行こうと思ったのですが。何より頂上に行くまでの洞窟に魔物がうじゃうじゃと」
勇者「はいはい・・・・」(あーこれ俺が行くパターンだわ。滝流れないの魔物ボスのせいで俺が倒すパターンだわ)
村長「お願いです!どうか調べて行ってはくれませんか!?」
       ニア はい
          いいえ
勇者「・・・・・はーい」
勇者(あまり寄り道はせずに行きたかったんだけど・・・・仕方ないか)
勇者(これも勇者の務め・・・・ん?なんだか俺の務めを忘れているような・・・)

57 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:23:46 KHDuFmQQ
勇者「ハッ!!お、女が足りない・・・・下ネタも女子のツッコミがなければ生きてはいけないぃ・・・・!」カラカラ
少年「旅人さんが干からびてる!!」ボトボト
勇者「ダメだ・・・・水じゃダメだ・・・・」チラッチラッ
村長「もし、調査に行ってきてくれるのなら」
勇者「!」ワクワク
村長「救世主として村のおなごを受け渡します」
勇者「っしゃァオラァっ!!!っシュッシュ!!滝流してやっぜオラァ!」
 「んふふ。待ってるわよ♪」ドスドス
勇者「あ、やっぱ結構です。・・・・・・・・じゃ、行ってきまーす」ダダダダッ!!!
 「うふっ、照れちゃって可愛い子」ドスドス

58 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:25:08 KHDuFmQQ
_ その頃 _
賢者「・・・」
ガイド「この度は砂漠のツアーにお越しいただき誠にありがとうございます」
ガイド「これより南の大陸まで船で参ります。皆様、良きクルージングをお楽しみなさいませ」
老人共「「「「はーい」」」」
おばちゃん「アナタ可愛いわね。梅干食べる?酔わないわよ?」スッ
賢者「梅干嫌だ」
おじちゃん「じゃあおにぎり食べるか?若い子はタンパク質をよぉ食べないとな」スッ
賢者「梅干嫌だ」 おじいちゃん「こんぶじゃよ」 賢者「サケがいい。それかツナマヨがいい」

59 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/24(金) 20:28:06 KHDuFmQQ
_ 砂漠の滝 _
勇者「よっと。ロブスター、頂上までの洞窟の中は険しいと思うが頑張ってくれよ」
ロブスター「ヒヒン」(任せろ)
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勇者「きゃああああぁっ!そ、そんなところ触っちゃい、イk・・・・・ってイクかぁ!!!」ブンッ!!
勇者「チッ、お前がメスなのかオスなのかはっきりすれば好きにさしてやらんでもない」
マドハンド「・・・」クッジョブ
勇者「え、メス?メス?じゃあも、もっと女の子っぽい手になって。こう柔らかい小さな・・・・///」
マドハンド「・・・」
勇者「できねぇのかよっ!!!」ドガァーーーンッ! ゴロゴロッ ピシャァーンッ!
勇者「ったく。お・・・?」
   パァァァァァァ
勇者「まぶしっ・・・やっと頂上か。ロブスター!ちゃんと登れたか?」