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勇者「俺に従順になったハーレムパーティと魔王倒す」
Part16


384 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:27:02 8WbvWrDU
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_ ダーマ神殿・宿屋 ____
タケシ「あては一人ぜよ」チャリンッ
宿屋「お、大きい人ですね。お客さん良かったですね〜さっき1部屋空いたんですよ!」
宿屋「これ、ルームキーです」
タケシ「ん」スタスタ(勇者との戦いの前は寝とかななぁ)
 「ったくなんで洗面所は共同なんだか・・・け、けろれあいもあっかもな」シャコシャコ
タケシ「ん。おまさんこんな時間に歯磨きかよ?」
勇者「んぁ?ブフッ!」ブシャァッ
タケシ「・・・・」ビッショリ
勇者「で、でっけぇ〜〜〜っ・・・・・あ、す、すんません!!」フキフキ

385 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:28:46 8WbvWrDU
勇者「いやぁ。思わず吹き出しちまったよ。・・・・すんません!!お金持ってないんで許してください!!!」ドゲザ
勇者(やっべぇ〜〜ぜって〜カタギだよこの人!なんだかわかんないけどヤクザ的な人だよ!!)ドゲザァ
タケシ「おっこうなこといよら。ごっつい言われるわ」ニカッ
勇者「え、なんて?」
タケシ「ん。えずくことは気にしてねーよ。だがこんな時間にねるにゃ遅いって」(標準語はこれだった)
勇者「えずく?あ、ゆ、許してくれるならそれで」ガタガタ(こえぇ〜〜〜)
タケシ「ん。よくみりゃおまん」(なんかに似とる)
勇者「え、なに?勧誘っすか!?勘弁してくださいよぉ〜」
タケシ「なんでもねぇ」スタスタ
勇者「ん。おやすみなさ〜い」シャコシャコ
タケシ「・・・・」ピタッ 
タケシ「勇者かぁらんぜよ」

386 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:33:07 8WbvWrDU
勇者「・・・!」シャコシャコ(ヤベッ!鼻毛出てる・・?!?、あ違う。ホコリか・・・なんだぁ)
タケシ「・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ
勇者(さっきのおっさんがずっと俺の背後に立って睨んでんだけど怖いなぁ。振り向けないなぁ)ガタガタ
タケシ「勇者か。ほんだら・・・・・・どづくか!!」ブゥンッ!!
勇者「うがいうがい。んごろろろろろろろ」
   ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!
宿屋「な、なんだなんんんん!!?う、ウチの洗面台がブッ壊れてらぁ・・・!!」
タケシ「・・・・・殺ったか」
   ンゴロロロロロロロロロロ
タケシ「________!?」バッ(まだ生きて!)
    プシャァッ
勇者「洗面台が無くなったら・・・・・どこに吐き出せばいいかわからなかったんで・・・・」
タケシ「・・・・」ビショッ

387 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:38:12 8WbvWrDU
タケシ「ンハハハハハハハハハハ!!!」
タケシ「おもろいやつやなぁ!」ブゥンッ!ブゥンブゥンブゥンブゥンッ!!
勇者「・・・!おい宿屋のジジイ!俺の剣パスしろっ」(薙刀。コイツ神殿ごとぶっ壊すつもりか)
宿屋「ぱ、ぱーすっ」ポイッ
勇者「よっしゃ。神殿を移せ。バシルーラ!!」ビュンッ
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       パ        ッ
タケシ「・・・?こんなとこだったか?」
勇者「神殿ごと安全な場所に移したんだよ。じゃ、始めようか」
タケシ「おんどれはあんだか?」
勇者「一々おんどれは方言が変わるやっちゃなぁ!!」バシュンッバシュンッ!!
タケシ「雷かぁ!バチバチくるでぇ!」

388 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:44:11 8WbvWrDU
勇者「お前っ、異世界から来たやろッ!」キィンッ キィンッ 
タケシ「フラー、こっちじゃ『魔界』言うさー」ブゥンブゥンッ!!
  ゴギィンッ!
勇者「あがっ・・・・!?けほっ・・・・」ドサッ
勇者「ホーミー!!あ、間違えたベホイミ!」
タケシ「なぁっ!?」
タケシ「シナサリンドォォォォッ///」ブゥンブゥンブゥンッ!!!
勇者「スンバー?」ニヤリ(下ネタは嫌いなおっさんか)

389 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:45:39 8WbvWrDU
勇者「テメェ・・・・・やっぱ魔王と同じ匂いがするな・・・」
タケシ「きにしぃ〜人やなぁ」ブゥンッッッ!!!
    ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウッ
勇者「ハッ、手で滑っちゃったか?自分の武器飛ばしてっぞ」
タケシ「ほな」ニヤリ
勇者「なッ!?」バッ(まさかブーメランみたいに___
勇者「グギッ!?ぐぎぎぎぎぎ・・・!」ギュイイイイイイイイイイイ!!
タケシ「そんな剣でかないますかい。あらくたい」
勇者「バシ・・・ルーラ!」バシュンッ
タケシ「えっ」
勇者「ほな、武器さいなら〜」

390 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:48:22 8WbvWrDU
勇者「ウチの必殺技。バシルーラや・・・・・ん?」パキッ ボロロッ
タケシ「ン・・・・ンハハハハッ!アンタん武器もなくなっとるやんけ」
タケシ「ってそれ・・・・・銅の剣か・・・?」(もしかして・・・・今まで・・・・)
勇者「そういや。今日の天候は荒れ模様だな。服が濡れて俺の地肌が透けて見えちゃうな」
タケシ「・・・?」
勇者「次は俺のターンだ。方言大好きオヤジ・・・・」バチッ
   ゴロゴロロロロ......
勇者「・・・・・この世界の全ての雷をお前に下す」パチッ...パチパチ...
タケシ「な、なんだこの空・・・・・」
勇者「この世界、人間界の力さ。ギガデイン・・・・」バチィッ!(決まった・・・・)

391 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:49:31 8WbvWrDU
_ 宿屋 ___ダーマ神殿・宿屋
宿屋「あれ?洗面台が直ってら・・・おっかしいなぁ〜・・・夢かぁ?」
宿屋「それはそうと。皆様朝の食事でございます」カタリ
僧侶「ねぇ、昨日すっごい雷しなかった!!?うるさくて起きちゃったよぉ〜」
魔法使い「・・・」モグモグ
武闘家「は、はいぃ。昨日というより・・・えっと今日の3時くらいに・・・・」
武闘家「なんだか西の空に凄い大きな雷が・・・」オドオド
賢者「み、見たかった・・・」

392 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:51:56 8WbvWrDU
奴隷「みんなおはよう。ご主人様ったらまだ眠いみたいでさ。先に食べてていいって」
賢者「のんきな男だな」
僧侶「あ、そうそう。盗賊さんは検診したけどただの気絶だったよ。もしかしたら雷が怖かったりして〜」ニヤニヤ
賢者「フッ、まさか。あそこまで肝が座っている女が雷ごときで驚くはずだないだろう」
僧侶「だよね〜。さてと、いただきまーす」ガツガツ
武闘家(言えない。盗賊さんが可愛い悲鳴を上げたなんて言えない)
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393 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:53:53 8WbvWrDU
_ 魔界 ________________ 魔王城
魔王「ククッ、奴は四天王の中でも最弱」
側近「魔王様。彼は四天王の中で一番最強でございます」
魔王「え、嘘?ほんと?」
姫「確かに、カヲルやハナコや嘉緒翠(かおす)よりタケシのほうが強かったですの」(タケシ・・・・死んでしまったですのね)
魔王「なんで最後だけ最近の子供みたいな名前なの?」
側近「ですが」
側近「カヲルやハナコは彼に全てにおいて劣ってはおりますが。嘉緒翠は魔力、魔法技においては彼より数倍は良いかと」
魔王「じゃあその子は・・・・・・・いや、その件は」
魔王「彼が魔界に来てからにしようか」ニコリ
姫「おこしやす〜。魔王を殺してくれどすどす〜」
魔王「・・・・・」

394 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:54:50 8WbvWrDU
_ 人間界 __________
勇者「みんな。準備はいいか〜?」カキカキ
賢者「あ、ああ。だがこの魔法陣で本当にいいのか?やはり魔法陣はもっとシンメトリーにだな」イライラ
勇者「うっせ!じゃあみんな魔法陣に魔力を注げ!!」
         く ぱ ぁ
勇者「開いた!」ガッツ
魔法使い「あの・・・・擬音が・・・・」
勇者「よっしゃみんな入れ!中はキツいが頑張れ〜!」
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395 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:56:23 8WbvWrDU
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_ 魔界 ______________
賢者「やっと抜け・・・・・た!」にゅるんっ(にゅるんってなんだ・・・・・)
武闘家「ひゃっ!?」にゅるんっ
賢者「ほげっ」ドサッ         武闘家「ギャッ!?」ドサッ   盗賊「・・・」シュタッ
 「遂に来てしまった・・・か。大丈夫かい、君」スッ
賢者「へっ?だ、だれ」
魔法使い「なにか粘液が体に付着して・・・」ヌルヌル
僧侶「なにこれぇ〜〜〜!!」ヌルッ
奴隷「念のためバーハをかけておいて良かった。みんなもこっちにおいで拭き取るからさ」

396 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 01:58:33 8WbvWrDU
勇者「ほっ」にゅるんっ
勇者「ってぎゃああああああっ!」ヒュウウウウ
盗賊「・・・大丈夫か?」 ガシッ
勇者「あ、ありがとう///」(お姫様だっこだなんて・・・濡れちゃう・・・)
 「・・・・・!!」タッタッタ
勇者「ん〜〜っと。やっぱ想像通り魔界の空は黒い、か・・・・」
賢者「ゆ、ゆゆゆゆ勇者!!こ、このっ、この人はぁ!!」ブブブブ
勇者「な、なんだお前振動してっぞ落ち着け」
 「・・・・き、君・・・・・俺のこと、わかる・・・・・か?」スタスタ...
勇者「あ?誰だ?アン・・・タ・・・・」

397 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 02:02:57 8WbvWrDU
魔法使い「あの青年は・・・・?青年というか大人というべきでしょうか?」
奴隷「どうやら賢者お姉ちゃんとご主人様は知っているようだけど・・・」
武闘家「な、なぜか3人とも硬直してますね・・・・」
盗賊「あの青年。見た目は20代前半だろうか・・・・それにしても勇者と少し似ている・・・・」
僧侶「あ、あの人私知ってるよ!!勇くんの家に写真があってそれで・・・・え、えっと勇くんの」
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賢者「あわっ、わわわわ」
勇者「・・・」
 「・・・最初に、何を言っていいのやら・・・・・」
勇者父「挨拶をすべきか、名を名乗るべきか、それとも謝るべきか・・・・」
勇者「・・・・・父さん」

398 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 02:06:38 8WbvWrDU
方言はよくわかりませんね。高知や沖縄、とくに関西にお住まいの人ごめんなさい
そろそろ終わりますね。じゃあまた今度書きます

399 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 02:57:01 S9lC7KI.
おつ、ついにさいかいか

400 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 03:01:18 m4/lEDdI
もう父より強いんじゃねえか勇者

401 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/23(日) 11:19:53 fd6G38kQ
現在のステータスとか書いてくれると嬉しい

405 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/28(金) 18:02:54 s7O5zeaQ
>>401 
現在のステータスってどんな感じですかね?
レベルに反して高いのは種食いまくったからですね
勇者.男.レベル63 E.なし E.なし E.旅人の服 E.まほマフラー
   HP 680  MP 360
ちから 200  すばやさ 150  体力 240 賢さ 120 運の良さ 150
攻撃力 300    守備力 300
魔法使いとかも書いたほうがいいでしょうか

406 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/28(金) 18:07:26 s7O5zeaQ
勇者父「・・・・ははは。最後に見たのが赤ん坊だったから・・・なんというか・・・」
勇者「・・・・・」ジッ
勇者父「済まないっ!」
勇者父「母さんとお前を心配させるどころか・・・・・お前さえもこの戦いに巻き込んでしまった!」ウルッ..!
勇者「お、おぉ。あ、いや、俺が自分の意思で行きたいと思ってたし・・・・母さんに言われたし・・・?」
勇者父「・・・・そうか。母さんは元気か・・・?」
勇者「う、うん。元気元気っ」ガッツ
勇者「あ、い、いやその・・・・・・アンタも生きてるっつーか元気みたいで良かったよ」
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魔法使い「随分ギクシャクしてますね」
武闘家「こ、コミュニュケーション障害ですぅ」

407 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/28(金) 18:08:14 s7O5zeaQ
勇者父「君達も初めまして。俺は・・・・その、勇者の父親なんだ」
 「「「はじめまして」」」
勇者父(勇者の仲間・・・・全員女性のようだが・・・・)
賢者「あっ、いっ、いや我、私はっ」
勇者父「覚えているよ。君は大賢者様のお孫さんだったね」
賢者「あ、あわわわ」 
__ 魔界 ___________ 乾燥地帯
勇者父「乾燥地帯を越えた先に・・・・俺達、勇者の隠れ場所があるんだ。そこに案内するよ」
勇者父「なぜだろう。魔物が寄ってこないな・・・・・人が多過ぎるからか?」
勇者「・・・・・」
勇者父「そ、それにしてもたくさんの仲間を作ったんだな」チラッ
勇者「・・・・・」コクッ

408 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/28(金) 18:09:39 s7O5zeaQ
魔法使い「空は邪悪な感じが・・・・もしかして太陽は?」
勇者父「無いよ。太陽なんて言葉も何年ぶりに聞いたかな・・・・この世界は魔王が闇の力を駆使して作った世界でさ」
勇者父「この世界は言わば、闇の中に存在してるんだ。太陽の光も月の光も届かない世界」
魔法使い「そんな、こんな場所に何年も・・・」
盗賊「光が届かない世界、か・・・・・」(地元を思い出すな・・・)
僧侶「食べ物は!?食べ物が無いとわ、私!」ガクガク
勇者父「大丈夫。この世界には人間界から誘拐された人たちもいてさ、みんなめげずに地下に街を築いててさ」
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勇者「・・・・・・・」スタスタ
勇者父「・・・・・・」チラッ......チラッ....

409 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/28(金) 18:10:50 s7O5zeaQ
僧侶「ちょ、ちょっと勇くんっ」ヒソヒソ
勇者「いつっ、なんだよ」(うぐ、めまいがする。なんだこの感覚・・・ヤクザと戦ってから・・・)
僧侶「感動の再開なんだよ?10何年ぶりの再開なんだよ?もうちょっとお話するべきだよ」ヒソヒソ
奴隷「ご主人様も照れくさいんじゃないかな」
勇者「・・・・そんなこといっても」(何話したらいいか)
勇者(大体、俺はコイツが嫌いだった。会ったら文句言おうかと思ったんだが・・・・)ジロッ
勇者父「・・・」スタスタ
勇者(あんな感じに謝られてもなあ。どう接したらいいのか・・・)ソワソワ
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  「ウオラァッ!!」 ズドゴォーンッ
                 ギャオーーース!!
魔法使い「だ、誰か魔物と激しい戦闘をしてますね」
勇者父「あぁ。外で待っててくれてたのかな」